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「気になる相手に惚れ薬? その子は随分と大胆なことをするねえ」
「すごい感心してるけど、そこじゃないよ問題は」
「はあ……」
なんだこれ。ロクは困ったように声を漏らした。
カエレスの執務室にティティアと向かうなり、少しばかしムッとされた。まあそれも一瞬で、ティティアからの、カエレスに相談があるんだけど! の鶴の一声ですぐに尾っぽはご機嫌に揺れた。
国王自らの手で入れられたお茶を片手に、カエレスの足の間に収まったティティアと向かい合わせ。番いの前に、一国の国王が背もたれをかって出ている姿を、一体どういう気持ちで見つめればいいのだろう。
しかし、この二人の間に世間一般での常識を当てはめる方が愚かというものだと、ロクは諦めて無理やり納得した。
「だって話を聞く限り、最初はミツからロクが受け取ったんだよね? しかも、今ここで食べないんですかって聞かれたって!」
「まあ、はい」
「カエレス、惚れ薬って飲んだらどうなるの? こう、ドキドキするもんなんだよね?」
「まあ、巷の謳い文句だと一目惚れをさせるとかかな」
カエレスも巷の噂などを耳にするのかと、妙なところで感心した。ロクの考えの及ばないところまで、ティティアは思考を回転させているようだ。ほっぺを赤らめながら、一人でソワソワとしている。
「なんでわかんないんだよ二人とも! 俺だって恋したことないけどわかるのに!」
「まあ、私とティティアは番いだから、もう恋を跨いで夫婦に」
「今そういう話してるんじゃないから! ロク‼︎」
「あ、はい」
いつになく真剣な顔で、ティティアはロクの名前を呼ぶ。その背後ではカエレスの耳が萎れている。ロクはどちらを気に掛ければいいのか視線を彷徨わせるも、天秤はしっかりとティティアへと傾く。今この場で主導権を握っているのは、紛れもなく己の主人である。
「俺、ロクはもっと冷静な判断ができる子だと思ってたんだけど」
「子って呼ばれるようななりじゃないと思うんだけど」
「カエレスはいいこに待てしてて」
「わかった」
背筋を伸ばしたのは、なんとなくそうした方がいいと思ったからだ。ティティアの目の前で、こんなに緊張をすることが未だかつてあっただろうか。ロクは持っていたカップをテーブルに置くと、真っ直ぐにティティアを見つめ返した。
「ミツの様子が変わったのは、どんなタイミングだった」
「それは……俺がクッキーを後で食べると言ってから」
「後でって、いつ」
「……自室に戻って、一人で」
「じゃあもう一度確認するけど、惚れ薬は一目惚れを促す薬なんだよ。ここまで言って、まだわからない?」
ロクの眉間の間に、深い皺が刻まれる。頭を悩ますことがあまりないぶん、これは随分と珍しい表情であった。基本的に、ロクは考えるよりも行動をする方がいつだって得意だ。思考している間に、もしものことがあったら。その時間が隙に繋がって、守れなかったら。そんなことが自然と刷り込まれていて、矢尻が風を切る音だけで方向を当てることができるまでになった。
だから、基本的に考えることが得意ではない。もしかして、までは浮かぶが、理由の先に己がいることを想像することが出来ない。全部そんなわけがあるかで終わってしまう。
要するに、恋の駆け引きに向いていない。好きだなと自覚しても、発展しないのだ。
「ありえません。鬼族はそういった状態異常は無意味です。それを考えると、ミツが惚れ薬を俺に向ける理由がない。意味のないことをするのは商人なら避けて通るでしょう。わざわざ手間をかけて行うことじたい理解ができません。それなら、惚れ薬の効果を与えられる男に向けるべきでしょう」
「カエレス、俺の言いたいことわかる?」
「ああ、今のでロクが恋愛上手ではないことを理解した」
「……俺のことでお二人に気苦労をかけるのは本意ではありません。どうぞ、この話は忘れてください」
お手上げだね。そう言わんばかりのカエレスの表情に、ロクの中では最も正しいと思う答えを出した。しかし、それはティティアにとっては大いに間違いだったようだ。口をへの字にして、ロクを見下ろすように立ち上がる。
「理由がない、理解できない。っていうなら、俺は?」
「ティティア様?」
「ロクの考えに俺を当てはめると、妊娠できる男の体っていう矛盾を抱えた俺は、理解できないってことにならない?」
「な、そんなことは……‼︎」
「でしょ? 俺には俺の、カエレスにはカエレスの考えがある。だから、もちろんミツにもあるんだよ。それを、ロクが枠にあてはめて考えたらいけないってことはわかるよね」
ティティアの言葉を前に、ロクはぎこちなく頷いた。無意識に己の思考を周りの普通に当てはめようとしていたことを自覚したらしい。口元を覆うように顔を青くする。愚直で、誰よりも忠義真が強いロクだからこそ、己の抱く恋心に素直になれないのは勿体無い。ティティアはふん、と息をつくと、ロクの頭をワシワシと撫でた。
「……、ティティア様やめてください」
「子育ての練習、ロクでするとは思わなかったなあ」
「すみません、本当に。あの、カエレス様が怖いのでやめてください」
「そうだなあ、これで俺がカエレスにお仕置きされちゃったら、ぜーーんぶロクのせいにしてやるから」
心なしかティティアの声色に不機嫌が滲んでいる。相変わらずの無表情を珍しく青くさせ、膝をそろえて座る姿をニルが目にすればさぞ大喜びするだろう。
「私の番いは随分と勇ましいね。ロク」
「ええ……本当に……きっと間違いなく、強い母になるでしょうね」
「誉め殺しはいいから、頭のキレるロクは俺の望んでいることが何かわかるでしょ」
夕焼けの瞳が怪しく光る。少しだけ悪役じみたティティアの声色と表情に、背後のカエレスの尾っぽがブワリと膨らんだ。実によくわかる。ロクも初めて目にして、己の中の忠義心が実に刺激されてしまった。
「御意」
「わん」
なんだか聞いてはならないような声を聞いた気がするが、ロクは椅子を鳴らすようにして立ち上がった。当たり前のようにカエレスを椅子にして、足の間に腰掛けるティティアの勇ましさは、妊娠していてなお光っている。
ロクの尽くすべき主であるティティアは、その華奢な体にカエレスの長い腕を絡ませるようにして、部屋を出ていくロクを見送った。よかった、先程よりも随分と顔つきが良くなった。
ロクだって、いつまでもティティアが縛っているわけにはいかないのだ。侍従だからといって、私生活までそうしていろとは微塵も思わない。こうしてロクのおかげで人生を変えたのだ。ティティアが背中を押さないで、いったい誰が押すというのだ。
細い足を艶かしく組む。カエレスの大切は珍しく一人の男としての達成感を味わったようだ。
「男ってなんで鈍感なやつばっかなんだろうなあ」
「ティティアも一応、男の子だよ」
「いいんだ、俺はカエレスの子供孕んでるし。ふふん」
「私はいつか心臓を壊してしまうかもしれないね……」
「やだよ、長生きして」
あぐ、とカエレスの頬を甘噛みする。ティティアの可愛らしい抗議を前に、カエレスは千切れんばかりに尾っぽを振った。
ロクが相談に来なければ、知ることのなかったティティアの勇ましさも見れた。ならばミツとロクがくっついた暁には、何かお礼をしなくてはいけないだろう。
まさか現金にもカエレスがそんなことを考えてるとはついぞ思わない。ロクはというと、律儀にミツの元へ行く理由に頭を悩ませて、まだ城から出ていなかったのであった。
「すごい感心してるけど、そこじゃないよ問題は」
「はあ……」
なんだこれ。ロクは困ったように声を漏らした。
カエレスの執務室にティティアと向かうなり、少しばかしムッとされた。まあそれも一瞬で、ティティアからの、カエレスに相談があるんだけど! の鶴の一声ですぐに尾っぽはご機嫌に揺れた。
国王自らの手で入れられたお茶を片手に、カエレスの足の間に収まったティティアと向かい合わせ。番いの前に、一国の国王が背もたれをかって出ている姿を、一体どういう気持ちで見つめればいいのだろう。
しかし、この二人の間に世間一般での常識を当てはめる方が愚かというものだと、ロクは諦めて無理やり納得した。
「だって話を聞く限り、最初はミツからロクが受け取ったんだよね? しかも、今ここで食べないんですかって聞かれたって!」
「まあ、はい」
「カエレス、惚れ薬って飲んだらどうなるの? こう、ドキドキするもんなんだよね?」
「まあ、巷の謳い文句だと一目惚れをさせるとかかな」
カエレスも巷の噂などを耳にするのかと、妙なところで感心した。ロクの考えの及ばないところまで、ティティアは思考を回転させているようだ。ほっぺを赤らめながら、一人でソワソワとしている。
「なんでわかんないんだよ二人とも! 俺だって恋したことないけどわかるのに!」
「まあ、私とティティアは番いだから、もう恋を跨いで夫婦に」
「今そういう話してるんじゃないから! ロク‼︎」
「あ、はい」
いつになく真剣な顔で、ティティアはロクの名前を呼ぶ。その背後ではカエレスの耳が萎れている。ロクはどちらを気に掛ければいいのか視線を彷徨わせるも、天秤はしっかりとティティアへと傾く。今この場で主導権を握っているのは、紛れもなく己の主人である。
「俺、ロクはもっと冷静な判断ができる子だと思ってたんだけど」
「子って呼ばれるようななりじゃないと思うんだけど」
「カエレスはいいこに待てしてて」
「わかった」
背筋を伸ばしたのは、なんとなくそうした方がいいと思ったからだ。ティティアの目の前で、こんなに緊張をすることが未だかつてあっただろうか。ロクは持っていたカップをテーブルに置くと、真っ直ぐにティティアを見つめ返した。
「ミツの様子が変わったのは、どんなタイミングだった」
「それは……俺がクッキーを後で食べると言ってから」
「後でって、いつ」
「……自室に戻って、一人で」
「じゃあもう一度確認するけど、惚れ薬は一目惚れを促す薬なんだよ。ここまで言って、まだわからない?」
ロクの眉間の間に、深い皺が刻まれる。頭を悩ますことがあまりないぶん、これは随分と珍しい表情であった。基本的に、ロクは考えるよりも行動をする方がいつだって得意だ。思考している間に、もしものことがあったら。その時間が隙に繋がって、守れなかったら。そんなことが自然と刷り込まれていて、矢尻が風を切る音だけで方向を当てることができるまでになった。
だから、基本的に考えることが得意ではない。もしかして、までは浮かぶが、理由の先に己がいることを想像することが出来ない。全部そんなわけがあるかで終わってしまう。
要するに、恋の駆け引きに向いていない。好きだなと自覚しても、発展しないのだ。
「ありえません。鬼族はそういった状態異常は無意味です。それを考えると、ミツが惚れ薬を俺に向ける理由がない。意味のないことをするのは商人なら避けて通るでしょう。わざわざ手間をかけて行うことじたい理解ができません。それなら、惚れ薬の効果を与えられる男に向けるべきでしょう」
「カエレス、俺の言いたいことわかる?」
「ああ、今のでロクが恋愛上手ではないことを理解した」
「……俺のことでお二人に気苦労をかけるのは本意ではありません。どうぞ、この話は忘れてください」
お手上げだね。そう言わんばかりのカエレスの表情に、ロクの中では最も正しいと思う答えを出した。しかし、それはティティアにとっては大いに間違いだったようだ。口をへの字にして、ロクを見下ろすように立ち上がる。
「理由がない、理解できない。っていうなら、俺は?」
「ティティア様?」
「ロクの考えに俺を当てはめると、妊娠できる男の体っていう矛盾を抱えた俺は、理解できないってことにならない?」
「な、そんなことは……‼︎」
「でしょ? 俺には俺の、カエレスにはカエレスの考えがある。だから、もちろんミツにもあるんだよ。それを、ロクが枠にあてはめて考えたらいけないってことはわかるよね」
ティティアの言葉を前に、ロクはぎこちなく頷いた。無意識に己の思考を周りの普通に当てはめようとしていたことを自覚したらしい。口元を覆うように顔を青くする。愚直で、誰よりも忠義真が強いロクだからこそ、己の抱く恋心に素直になれないのは勿体無い。ティティアはふん、と息をつくと、ロクの頭をワシワシと撫でた。
「……、ティティア様やめてください」
「子育ての練習、ロクでするとは思わなかったなあ」
「すみません、本当に。あの、カエレス様が怖いのでやめてください」
「そうだなあ、これで俺がカエレスにお仕置きされちゃったら、ぜーーんぶロクのせいにしてやるから」
心なしかティティアの声色に不機嫌が滲んでいる。相変わらずの無表情を珍しく青くさせ、膝をそろえて座る姿をニルが目にすればさぞ大喜びするだろう。
「私の番いは随分と勇ましいね。ロク」
「ええ……本当に……きっと間違いなく、強い母になるでしょうね」
「誉め殺しはいいから、頭のキレるロクは俺の望んでいることが何かわかるでしょ」
夕焼けの瞳が怪しく光る。少しだけ悪役じみたティティアの声色と表情に、背後のカエレスの尾っぽがブワリと膨らんだ。実によくわかる。ロクも初めて目にして、己の中の忠義心が実に刺激されてしまった。
「御意」
「わん」
なんだか聞いてはならないような声を聞いた気がするが、ロクは椅子を鳴らすようにして立ち上がった。当たり前のようにカエレスを椅子にして、足の間に腰掛けるティティアの勇ましさは、妊娠していてなお光っている。
ロクの尽くすべき主であるティティアは、その華奢な体にカエレスの長い腕を絡ませるようにして、部屋を出ていくロクを見送った。よかった、先程よりも随分と顔つきが良くなった。
ロクだって、いつまでもティティアが縛っているわけにはいかないのだ。侍従だからといって、私生活までそうしていろとは微塵も思わない。こうしてロクのおかげで人生を変えたのだ。ティティアが背中を押さないで、いったい誰が押すというのだ。
細い足を艶かしく組む。カエレスの大切は珍しく一人の男としての達成感を味わったようだ。
「男ってなんで鈍感なやつばっかなんだろうなあ」
「ティティアも一応、男の子だよ」
「いいんだ、俺はカエレスの子供孕んでるし。ふふん」
「私はいつか心臓を壊してしまうかもしれないね……」
「やだよ、長生きして」
あぐ、とカエレスの頬を甘噛みする。ティティアの可愛らしい抗議を前に、カエレスは千切れんばかりに尾っぽを振った。
ロクが相談に来なければ、知ることのなかったティティアの勇ましさも見れた。ならばミツとロクがくっついた暁には、何かお礼をしなくてはいけないだろう。
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