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巡り巡って俺は妹に看病された
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その日の帰り道、今朝からどんよりとした空模様だったがとうとう雨が降ってきた。しかも、突発的な豪雨……。十分も歩かなかったというのに家に着いた時には濡れ鼠だった。
びしょ濡れのまま玄関の戸を開けるとそこには汐波が立っていた。
「傘を持っていなかったでしょう、びしょ濡れのまま家に入られたら困ります。これで拭いてからにしてくださいね」
汐波から手渡されたのはバスタオルだった。思わず笑みがこぼれる……。やっぱり優しいじゃん。
ふっとこぼれた笑みを勘づかれたのか、
「育ててくれている伯父母と家のためであって、あなたのためではありませんから!」
振り向いてからきっちりお叱りを受けた……。やっぱり俺の妹の勘は鋭い。
そんな妹の気遣いに反して俺は翌日に風邪をひいてしまった……。朝から発熱に吐き気……散々だ……。
幸い、土曜日のため学校を欠席することはないものの、伯父は海外出張にスイスに向かい伯母も同行したため家には俺と汐波しかいない。しかし、それが俺には幸いだった。なんと、汐波が俺の看病をしてくれるようだ!
「病人らしく寝ててくださいね。もし、伝染されたりしたら困りますし」
口では嫌味を言いつつもしっかり看病してくれるから可愛いよな。
「ニヤニヤしないでください。ほら、さっさと寝て治してください」
妹の優しさを噛みしめながら俺は眠りについた。
ふと目を覚ましたら、すぐ目の前に汐波の顔があった。
「おや、起こしてしまいましたか…まぁ丁度いいのでお粥の用意をします」
……ん~今、汐波が俺の髪を撫でていたような…まさか…な。
うぅ、ちょっとトイレっ。
一階にあるトイレに行くために階段を降りると、お粥を作る汐波の姿が見えた。
お気に入りの熊がプリントされたエプロンをして踵を上げ下げしてリズムを刻んでいる様子が筆舌に尽くしがたい程に可愛い……。
「なに無遠慮に見ているのですか? あたしに欲情しているのですか? ツインテールがそんなに萌えますか? 踵をトントンする度に揺れる胸ですか? それとも、エプロン姿からあたしを新妻に見立てているのですか? まさかの裸エプロンですか? 不潔ですっ、とっとと視界から失せてください!」
珍しく声を荒げた罵倒に俺は首をすくめながらトイレに向かうのだった……。
一悶着あったものの、何とかお粥を持って来てくれた。さらに、汐波が食べさせてくれた!
「ふぅふぅ…はい、あーん」
これで語尾にハートが付くくらい優しさに満ちた声なら食べるのだが…こう、事務的にされると……少し……なぁ?
まぁ、妹が俺を想って作ってくれたんだ。甘んじて頂こう。
「ふぅ、ごちそうさまでした」
「はい、お粗末さま」
汐波はお粥の鍋を座卓の上に置いておいた鍋敷きに戻した。
汐波の卵粥が効いたのか元気が出てきた。熱々のお粥に汗だくになっちまったや…この状態で汐波といるのは俺的にヤバイな……。
「なぁ、汐波? そろそろシャワーを浴びたいのだが?」
鍋と蓮華を持って俺の部屋を出ようとした汐波は振り向いて、
「ダメです。まだ安静にしていてください。あたしが拭いてあげますから、服を全部脱いで待っていてください」
そう言って俺の部屋を後にした…ってあれ!? ぜ、全部? 脱いだ方がいいのか?
俺は疑問符を浮かべながら上だけ脱ぐことにした。
汐波はすぐにお湯を張った鍋とタオルを持って戻ってきた。
「なんで上だけ脱いだのですか? 下はあたしの前で脱ぎたいという変態嗜好ですか? むしろあたしに脱がせたいのですか? 不潔です……」
入ってくるなりアクセル全開の汐波の罵倒―既に罵倒なのかすら不確かな気がする―に内心溜め息を吐きつつ返答をした。
「上だけでいいから。下は拭かなくて大丈夫だから」
すると、汐波は何故か俺を疑うような目で見てき。た
「あたしの前で脱げないと言うのですか? もしや、あなたのあなたに白く固まった何かがあるんですね!? 不潔です! 脱いでください! 脱ぎなさい!」
ちょ、ヤバイ! 目が据わっている……。
「な、何か勘違いをしていないか? ちょっと落ち着いて!」
俺の声にハッとしたようすの汐波はいつもの表情に戻り、何回か咳をした
「取り乱してごめんなさい。さっきのあたし…まるで淫乱でブラコンなイヤな女でしたね……。反省しています。それでは、背中を拭きますね」
汐波から香る甘い香りにドギマギしつつも無事に背中を拭いてもらい、また暫く寝ることになった。だがしかし、昼前にかなり寝ているのでもう眠くない……。手持ちぶさた感が深刻な問題と化したため、枕元のスマホを見ると、晃翔からメッセージが何件か来ていた。その中に一通だけ気になるものを発見した。
『しぃちゃんが、心配だってメッセ送ってきたんだよ? いっそ、何で自分を避けるのか聞くチャンスじゃないかなぁ?』
晃翔はいつも人を思って動くからな……。ホントに優しいヤツだよ。それに勇気をくれる……最高の親友だ。決心した俺は晃翔にお礼のメッセージを送ってから、汐波に一通のメッセージを送った。
「何ですか? あたしに聞きたいことって、ブラのサイズと下着の好みだけは教えませんからね」
すぐに汐波は来てくれた……。でも、いきなり俺が変態であることを前提に話さないで欲しい……まぁ気になるけど……。この家の家事は分担制で俺も洗濯もこなすが、汐波が自分の洗い物だけはまとめてやっているからなあ。
それはさておき、俺は一度だけ首を横に振ってから汐波の目をまっすぐ見た。汐波が少し身を退いたのは見なかったことにしよう……。
「そろそろ聞かせてくれないかな、俺を避ける理由を……」
言ってから自分が避けられていることを再認識して、少し悲しくなった。
汐波に意を決して聞いてみたが、汐波は答えようとせず押し黙ってしまった
少し間を置いてから汐波が口を開いた。
「もう二年も経つんだね……。お父さんとお母さんが亡くなってから……ねぇ、"お兄ちゃん"はお父さんかお母さんから手紙を受け取らなかった?」
……ん? 今、お兄ちゃんって呼んだ! 汐波がお兄ちゃんって呼んでくれた!
喜びもつかの間、すぐに汐波の冷めた声が響いた。
「何ですか、もっと騒ぐと思ったのですが……」
大丈夫、心の中は大騒ぎだから。つーか見透かされ過ぎだな……。俺の思考はどれだけ単純なんだよ……。
「それはさておき、来週末にデートに行きましょう。私を満足させられたら教えてあげます」
ん? ……突然のデートへのお誘い…波乱の予感、いや……むしろ楽しみ過ぎて暫く眠れ無さそう。
ひょっとしたら汐波の私服姿が見られるのか! そしたらそれは至福の時間だな。うん俺、今うまいこと言った!
びしょ濡れのまま玄関の戸を開けるとそこには汐波が立っていた。
「傘を持っていなかったでしょう、びしょ濡れのまま家に入られたら困ります。これで拭いてからにしてくださいね」
汐波から手渡されたのはバスタオルだった。思わず笑みがこぼれる……。やっぱり優しいじゃん。
ふっとこぼれた笑みを勘づかれたのか、
「育ててくれている伯父母と家のためであって、あなたのためではありませんから!」
振り向いてからきっちりお叱りを受けた……。やっぱり俺の妹の勘は鋭い。
そんな妹の気遣いに反して俺は翌日に風邪をひいてしまった……。朝から発熱に吐き気……散々だ……。
幸い、土曜日のため学校を欠席することはないものの、伯父は海外出張にスイスに向かい伯母も同行したため家には俺と汐波しかいない。しかし、それが俺には幸いだった。なんと、汐波が俺の看病をしてくれるようだ!
「病人らしく寝ててくださいね。もし、伝染されたりしたら困りますし」
口では嫌味を言いつつもしっかり看病してくれるから可愛いよな。
「ニヤニヤしないでください。ほら、さっさと寝て治してください」
妹の優しさを噛みしめながら俺は眠りについた。
ふと目を覚ましたら、すぐ目の前に汐波の顔があった。
「おや、起こしてしまいましたか…まぁ丁度いいのでお粥の用意をします」
……ん~今、汐波が俺の髪を撫でていたような…まさか…な。
うぅ、ちょっとトイレっ。
一階にあるトイレに行くために階段を降りると、お粥を作る汐波の姿が見えた。
お気に入りの熊がプリントされたエプロンをして踵を上げ下げしてリズムを刻んでいる様子が筆舌に尽くしがたい程に可愛い……。
「なに無遠慮に見ているのですか? あたしに欲情しているのですか? ツインテールがそんなに萌えますか? 踵をトントンする度に揺れる胸ですか? それとも、エプロン姿からあたしを新妻に見立てているのですか? まさかの裸エプロンですか? 不潔ですっ、とっとと視界から失せてください!」
珍しく声を荒げた罵倒に俺は首をすくめながらトイレに向かうのだった……。
一悶着あったものの、何とかお粥を持って来てくれた。さらに、汐波が食べさせてくれた!
「ふぅふぅ…はい、あーん」
これで語尾にハートが付くくらい優しさに満ちた声なら食べるのだが…こう、事務的にされると……少し……なぁ?
まぁ、妹が俺を想って作ってくれたんだ。甘んじて頂こう。
「ふぅ、ごちそうさまでした」
「はい、お粗末さま」
汐波はお粥の鍋を座卓の上に置いておいた鍋敷きに戻した。
汐波の卵粥が効いたのか元気が出てきた。熱々のお粥に汗だくになっちまったや…この状態で汐波といるのは俺的にヤバイな……。
「なぁ、汐波? そろそろシャワーを浴びたいのだが?」
鍋と蓮華を持って俺の部屋を出ようとした汐波は振り向いて、
「ダメです。まだ安静にしていてください。あたしが拭いてあげますから、服を全部脱いで待っていてください」
そう言って俺の部屋を後にした…ってあれ!? ぜ、全部? 脱いだ方がいいのか?
俺は疑問符を浮かべながら上だけ脱ぐことにした。
汐波はすぐにお湯を張った鍋とタオルを持って戻ってきた。
「なんで上だけ脱いだのですか? 下はあたしの前で脱ぎたいという変態嗜好ですか? むしろあたしに脱がせたいのですか? 不潔です……」
入ってくるなりアクセル全開の汐波の罵倒―既に罵倒なのかすら不確かな気がする―に内心溜め息を吐きつつ返答をした。
「上だけでいいから。下は拭かなくて大丈夫だから」
すると、汐波は何故か俺を疑うような目で見てき。た
「あたしの前で脱げないと言うのですか? もしや、あなたのあなたに白く固まった何かがあるんですね!? 不潔です! 脱いでください! 脱ぎなさい!」
ちょ、ヤバイ! 目が据わっている……。
「な、何か勘違いをしていないか? ちょっと落ち着いて!」
俺の声にハッとしたようすの汐波はいつもの表情に戻り、何回か咳をした
「取り乱してごめんなさい。さっきのあたし…まるで淫乱でブラコンなイヤな女でしたね……。反省しています。それでは、背中を拭きますね」
汐波から香る甘い香りにドギマギしつつも無事に背中を拭いてもらい、また暫く寝ることになった。だがしかし、昼前にかなり寝ているのでもう眠くない……。手持ちぶさた感が深刻な問題と化したため、枕元のスマホを見ると、晃翔からメッセージが何件か来ていた。その中に一通だけ気になるものを発見した。
『しぃちゃんが、心配だってメッセ送ってきたんだよ? いっそ、何で自分を避けるのか聞くチャンスじゃないかなぁ?』
晃翔はいつも人を思って動くからな……。ホントに優しいヤツだよ。それに勇気をくれる……最高の親友だ。決心した俺は晃翔にお礼のメッセージを送ってから、汐波に一通のメッセージを送った。
「何ですか? あたしに聞きたいことって、ブラのサイズと下着の好みだけは教えませんからね」
すぐに汐波は来てくれた……。でも、いきなり俺が変態であることを前提に話さないで欲しい……まぁ気になるけど……。この家の家事は分担制で俺も洗濯もこなすが、汐波が自分の洗い物だけはまとめてやっているからなあ。
それはさておき、俺は一度だけ首を横に振ってから汐波の目をまっすぐ見た。汐波が少し身を退いたのは見なかったことにしよう……。
「そろそろ聞かせてくれないかな、俺を避ける理由を……」
言ってから自分が避けられていることを再認識して、少し悲しくなった。
汐波に意を決して聞いてみたが、汐波は答えようとせず押し黙ってしまった
少し間を置いてから汐波が口を開いた。
「もう二年も経つんだね……。お父さんとお母さんが亡くなってから……ねぇ、"お兄ちゃん"はお父さんかお母さんから手紙を受け取らなかった?」
……ん? 今、お兄ちゃんって呼んだ! 汐波がお兄ちゃんって呼んでくれた!
喜びもつかの間、すぐに汐波の冷めた声が響いた。
「何ですか、もっと騒ぐと思ったのですが……」
大丈夫、心の中は大騒ぎだから。つーか見透かされ過ぎだな……。俺の思考はどれだけ単純なんだよ……。
「それはさておき、来週末にデートに行きましょう。私を満足させられたら教えてあげます」
ん? ……突然のデートへのお誘い…波乱の予感、いや……むしろ楽しみ過ぎて暫く眠れ無さそう。
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