転生したらBL学園ゲームのモブでチャラい会計に愛されることになった件

【薔薇のパル】になった件

繋がる。R-18

ゆっくりと腰を進めると、ちゅぷりと可愛らしい音を立てて尖端が挿入る。
御形くんの足を肩へ担ぎ上げ、雁首までは挿入れずちゅぷちゅぷと出し入れする。
「…ｯ……んｯ」
解れてきたのを見計らいゆっくりゆっくりと雁首を埋めていく。
「ｯ…はぁ……尖端は挿入ったよ…大丈夫？」
挿入っているのを主張するようにそのまま軽く腰を揺する、くちゅくちゅと音が鳴る。
御形くんが顔を真っ赤にさせながらこくこくと頷く。
「ん…ｯふぅ……んｯ」
「…ゆっくり挿入れるよ。」
御形くんの腰を掴み、ぐぅっと腰を進めていく。
半分程まで挿入れるとぬるぅっと抜いていく、そして再び挿入れるをゆっくり繰り返す。
すると雁首にしこりが触れた、肩に担ぎ上げた足がひくりと跳ねる。
ここだ、唇をペロリと舐め見付けたしこりを雁首でコリコリと引っ掛ける様にして腰を振る。
「あっ！…んぁ…ｯ！あんｯ……あっあっ！」
御形くんの口からポロポロと嬌声が溢れ落ちる、あえかな喘ぎにずんと腰が重くなり腰を止めると自身が更に膨れ上がる。
「ふぁ、……おっきくなった…。」
「ｯ……御形くん煽り過ぎ…！」
腰を掴み直すと腰の動きを再開する、しこりを何度も擦り上げ引っ掛け捏ね回す。
御形くんの下腹はカウパーでぐしょぐしょだ。
一度イかせようと腰の動きを早め、一際強くしこりを亀頭で押し潰す。
「ぁ、ーｯ！…んァ、あっあっ、あっんっ！」
御形くんがビクビクと足と腰を揺らし、下腹を白濁で濡らす。
媚肉がざわざわと陰茎を締め付け撫でるのに吐息を溢し一度腰を止め、伸び上がる。
下腹に溜まった白濁が流れ、胸元までも濡らす。
御形くんの定まらない瞳を覗き込み、唇へちゅっと口付けると誘うように唇が開いた。
誘われるまま唇を割り舌を絡ませる、覚束ない舌が絡み返して来て胸がきゅんとした。
暫く舌を絡ませ合い、頭を撫でる。
舌を絡ませる間も媚肉がきゅんきゅんと締め付けてきて、俺を欲しがっていると感じ充足感に包まれる。
「…御形くん…奥まで挿入れるよ。」
担ぎ上げた内腿へ口付け腰を掴み直し軽く腰を揺する、御形くんは健気に頷きシーツをぎゅうと握る。
ゆるゆると出し入れをし、中の具合を確かめズルりと腰を押し進めていく。
竿の一番張った所までを挿入れると一度腰を止め、御形くんの顔を見遣る。
相変わらず視線は定まっていないが、苦しくは無さそうだ。
再び腰を進め時折揺さぶる、担いだ足がひくひくと震えて快感を感じているのだと伝えてくる。
ゆっくりとそれを繰り返すと、亀頭がコツリと壁に当たった。
全て入りきっていないがこの先はS字結腸だ、初日には辛いだろう。
またの楽しみに取って置くことにする。
伸び上がり、御形くんの頭の両脇に手をつき身体を再び折り畳むようにする。
「御形くん、苦しくない？」
「は、ぁ……ん、ない。」
「じゃあ、腕首に回して。そろそろシーツに嫉妬しそう。」
御形くんがパチパチと瞬きをして久しぶりに視線が合う。
御形くんはくすりと笑うと緩徐に俺の首へ腕を回した。
腕が首へ回った事を確認すると俺は腰を揺さぶり始めた。
「んぁ！…あっあっ、あぅ…ん、ひぅ…ｯ」
中に自身のカタチを覚えさせるようにして、奥をこちゅこちゅと叩く。
痛くないように優しくだ。
時折奥壁に亀頭でキスするように押し付けゆっくりと離す。
嗚呼…奥の奥まで貪り尽くしたい、そんな欲求をなんとか押し止め奥に収めていた陰茎をゆっくりと抜いていく。
媚肉がそれを引き止めるようにきゅうきゅうと締め付ける。
雁首が抜けない所まで抜くと長いストロークで中を隅から隅まで堪能する。
ちゅくちゅくと鳴るのが恥ずかしいのか、御形くんはふるふると首を振る。
「あっあっ…あん…ｯぁ、はぁ…んｯ」
だが快感には勝てないようで嬌声は止まらない。
媚肉が俺を味わうようにうねうねと絡みつく。
眼下に広がる痴態に俺は息を荒らげ、腰を振りたくる。
「はぁ…御形くん気持ちいい？言ってみて、気持ちいいって。もっと気持ちよくなるよ。」
「あっ…ｯん…きもちい…あん…きもちいいよ…あっあっ…」
「ん、えらいね。気持ちいいね。俺も気持ちいいよ…。」
御形くんの言葉に呼応するように中がきゅんきゅんと締め付ける。
腰を引き浅い所、前立腺を雁首でこりゅこりゅといじめる。
「ひぅｯ！あっ、ダメ…なんかくる…あぅ…ｯ」
「ダメじゃないよ、いっぱい気持ちよくなって？」
暫くしこりを可愛がっていると、御形くんの背中が反り足がぴんと突っ張った。
御形くんの陰茎から透明な液体が勢いよく放出された、初めての挿入で潮吹きとは上出来だ。
首元までびしゃびしゃな御形くんの姿に煽られ、長いストロークを再開する。
「ンぁ！らめ…ｯ今らめｯ！はぅ…あっあっ」
「ごめんね…やめらんないやｯ！」
申し訳ないが、俺もそろそろ限界だ。
ひくひくと震える御形くんを宥める様にちゅっちゅと口付ける。
その間も腰は止めない、何度もひくつく媚肉を掻き混ぜ捏ね回し快感を追う。
ぐぅっと射精感が湧き上がる、腰を早める。
「あんｯあっあっ…ひん…メイさん…」
御形くんが喘ぎながらも唇を開け舌を伸ばす、誘われるまま舌を絡ませる。
上からも下からもくちゅくちゅずちゅずちゅと濡れた音が響く。
腰の奥が痺れぐっと奥まで挿入れる。
きゅうきゅうと媚肉が一際強く締め付けてきて直ぐに解放感が襲う、射精しながら腰をゆすゆすと揺する。
唇を離すと御形くんの口から「あっ…」と艶やかな声が溢れる。
射精を終えるとずるずるとゆっくり陰茎を抜き、担いでいた足を降ろしてやる。
どうやら御形くんも同時にイったようで、下腹を更に白濁が濡らしていた。
はぁ…と吐息を溢し前髪を掻き上げる。
後を引く快感に視線を彷徨わせていると、視界に入った銀色にさぁっと血の気が引いていく。
スキンを付け忘れていた。
「ご、ごめん！御形くん！」
「……なに…？」
どうしたの、と言いながら御形くんが緩慢な動きで上体を起こすと「あっ…」と声を溢し濡れた下腹を押さえる。
蕾からこぷりと少量の白濁が漏れ出た。
「…スキンを付け忘れました。」
正座をし頭を下げる、何たる失敗…中々頭が上げられない。
暫く互いに無言だったが、身動ぐ気配がして温かいものに包まれた。
御形くんが俺の頭を抱き締めていた。
「いいよ…気持ちよかったし。メイさんも気持ちよかったでしょ？」
「…うん、凄く。」
「じゃあ、よし。」
「いいの…？」
「いいの。」
御形くんはくすりと笑うと頬へ手をやり、俺の顔を上げさせればちゅっと口付けた。
「…お風呂入ろっか。」
「ん。」
俺はベッドから下りれば、御形くんをシーツで包み抱き上げそのまま風呂場へ向かった。


「…ホントにやるの？」
御形くんを風呂場の床へ下ろすと、膝を立てさせその間に陣取った。
「やらなきゃお腹痛くなっちゃうよ。」
「うぅ…。」
唸る御形くんの頭を撫で片手で持ったシャワーでぐしょぐしょな下腹を綺麗にしていく。
次いで御形くんを立たせ、鏡面に手を付かせ後ろから覆い被さる。
「御形くん触るよ。」
観念したように御形くんが頷けば、蕾へ指先を挿入れる。
ゆっくりと挿入れていくと指一本はすんなりと収まった。
中で指先を曲げ抜いていくと少量の白濁が出て来た。
「指増やすからね？」
御形くんは目を瞑り顔を背けながらもこくこくと頷いた。
俺は指三本を纏め再び蕾へ埋めていく、隙間から白濁が滴る。
根元まで収めれば指先を曲げ掻き出すように抜いていく、こぽこぽと白濁が出てきた。
それを何度か繰り返し、御形くんへ声をかける。
「シャワー当てるけど、我慢してね。」
蕾へ収めた指を出来るだけ開き、中を拡げそこにシャワーを当てる。
「ｯ……ぁ、っう…ｯｯ」
奥まで残っていた白濁がお湯と共に逆流してくる。
薄くなった白濁が床へ落ち排水溝へ流れていく、色が無くなるまで繰り返した。
「うん…もういいよ、御形くん。」
そう言うと御形くんは鏡面から手を離し俺に凭れかかった。
それを抱きとめぎゅうと抱き締める。
「御形くんと繋がれて嬉しい…。」
「ん、俺も…繋がれて嬉しかった。」
御形くんが身を捩り向き合い、自然に口付け合う。
その後は湯冷めをするからと二人で風呂に入り、そこでも唇を求め合った。