この恋は恋なんて言わない

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15話

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そんな事を思いながら逃げるかのように、家の中へ入りすぐに風呂へ入った




そして、シャワーの音がかき消せないぐらい声を出しながら泣いた


















その日から、俺達は会わなくなった
















正確に言うと俺が悟さんを避けるようになった















俺は、元々不規則な仕事だから時間も決まってなければ急な休みの時もある






悟さんは仕事上 朝に帰ってくる事が多い

それさえ、分かっていれば その時間帯さえ避ければ会う事なんてないのだ
















それでも、玄関には毎日のようにお弁当が置かれていた














メモには、毎日同じ様な事が書かれていた






俺が泣いたあの日は"ごめん" とだけ書かれてあり




次の日から、"会いたい" とだけ書いてあった

















その事を、朝日に伝えると




「お前、どうしたいの?」






「今は会いたくない。」






「ふーん、で死ぬみたい仕事だけしてんの?倒れるよ? そんな状態だったら。

しかも今 お前風邪気味だろ? 」






「そうだけど、仕事あるし。」





「お前、それ仕事のせいにするなよ。休むのも俺達の仕事だろ」





と言われたしかにと思っているとマネージャーに呼ばれて話をしているとクラクラし初めて俺は意識が遠のいて行って目が覚めると、横にはマネージャーが俺の事を心配そうに見つめていた








「よかった。先生呼んでくる」





そう言われて俺は回りを見てようやく自分が病院って事に気付いた





少ししてから先生とマネージャーが一緒に入ってきた





「桜庭さん 大丈夫ですか?」



「はい」



「風邪と過労ですね。」



「はい」



「お忙しいのはわかりますが、体の為にも1ヶ月は休んでください」




「1ヶ月もですか?」



「芸能人の方はいつもそうおっしゃられます。」




「それでも、体の為にはそれぐらいの休みが必要です」





と言われマネージャーの顔を見ると


「大丈夫。すでに、スケジュールも調節しといたし、社長もゆっくり休めと言ってた。ずっと、忙しいかったからこの機会に思いっきり休め」






「分かりました」





こうして、俺は長い休みを取る事になった








最初は不安でいっぱいだったが
SNSを見るとファンの子が「待ってるよ」「ゆっくり休んでね」「美味し物いっぱい食べてね蓮くん」と沢山のつぶやきに俺は感動した     「ありがとう。皆。」と小さな声で言うとメンバー達が「何しんみりしてんだよ!!」



とお見舞いに来てくれた





「蓮くん ゆっくり休んでよ」と恭介が言うと




「そうだよ。お前こんな時ぐらいゆっくりしろ」って蒼が言ってくれて




「お前には俺らがいるからな。」朝日が笑っていた






そんなメンバーを見ているとこいつらの優しさに涙が溢れた








すると、恭介が「なんで、蓮くん泣くのーーーー」と言い俺を抱きしめた





蒼は、「朝日が泣かした」





「は?!なんで、俺なんだよ お前らもだろ」





と言い合ってる俺達はこれからも大丈夫だなって思えた瞬間だった
















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