17 / 80
17話
しおりを挟むまさか出るなんて思わず俺は慌ててしまい電話を切ってしまった
「なんで、出るんだ」
普通に考えたら当たり前の事だ。
悟さんは仕事上 スマホをずっと持ってる職業だって言うのを俺は忘れていた
そんな事考えてるともう一度電話がかかってきた
出るべきなのか。自分からかけておいて出ないのは失礼かと思い出てみる事にした
「…。」
無言でいると
「… 蓮?」
と電話越しから聞こえる悟さんの声にドキドキしている自分がいた
「… 。 はい」
すると、悟さんは 「うぁ。 どうしよう」と焦ってるような声が聞こえた
俺は、「あ、忙しい時間に電話してすみません。 切ります」
と言うと悟さんは「違う違う。 まさか、連絡くれるって思わなかったから…」
「あぁ…」
まぁ、俺も電話するつもりはなかったんですけど…退院出来るって事でテンションが上がってしまって…なんて言い訳はしなかった
悟さんはいつもメモに書かれてある事を声に出して言った
「… 会いたい」
実際その言葉を聞いて俺はきっと顔を真っ赤にしていただろう
俺もただ。ただ。会いたいって思った。
「… 俺もです」
って答えると電話越しからは「んふふ」と笑っていた
俺は、あまり悟さんの時間を奪っては行けないと思い…
「切りますね。」と言うと
「もう少しだけ…
ダメ?」
と言われ俺は「分かりました。」と答え
近況を話して、お弁当も美味しいって事を伝えた。
すると、悟さんは「本当に? 嬉しい。」と喜んでいた
でも、入院していた事は話さなかった
結局、明日…ってか今日退院するわけだし。そんな事を思っていると電話越しからは…
「蓮さん、ご指名入りました」
と聞こえてきた。 すると悟さんは…
「ごめん。行かないと…」
「はい。」
「… じゃ。 連絡してくれてありがとう」
「はい。」
「仕事終わったら連絡する」
「…はい。」
「じゃあ。 」
「… おっ、お仕事頑張って下さい」
って言うと悟さんの笑い声が聞こえてきて
「ありがとう。 頑張る、 おやすみ、蓮」
と言われ 「おやすみなさい」と言い電話切った
「おやすみなさい」でこんなにときめくのか?
と一人で考えていた
そして、おやすみなんて言われても眠れるわけなかった
俺は、すぐに布団にもぐり 「うーーーー」と訳わからない声を小さく出していた
「好きなんだな。 俺」
この感情が確信に変わってきている事に俺もそろそろ気がついていた
そんな事を考えながらスマホわ片手に寝落ちしていた
朝になると看護師さんが入って来る音に目を覚ました
「桜庭さん。 マネージャーさん来ましたよ」
俺は、目を擦るとそこにはマネージャーと朝日がいた
「まだ、寝てたのか お前」と朝日に言われ
スマホを確認すると、昼に11時過ぎていた
俺は、すぐにベットから出て用意を済ませた
荷物を持とうとすると、 朝日が無言で俺の荷物を持ってくれた
「ありがとう」
朝日は何も言わずにそのまま病室を出て行った
俺は、お世話になった病室に、お世話になりました。と一礼し、ここにはなるべく来ないようにします。と約束を告げその場を去った
先生達にも挨拶を済ませ車に乗り込んだ
そして、何週間振りの家に着いた
「うぁ、 久しぶりな感じ」
「そりゃな 1週間振りだからな」
と当たり前の事をつっこまれ俺はつい笑ってしまった
「確かに。笑 」
マネージャーと朝日が上までって言ってくれたけど、スケジュールがある事を知っているから行って下さい。と告げ2人とは車の中で別れ俺は、2人を見送った
久しぶりにマンションのエレベーターを待っていた
エレベーターが開くと…
「…蓮」
0
あなたにおすすめの小説
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
白花の檻(はっかのおり)
AzureHaru
BL
その世界には、生まれながらに祝福を受けた者がいる。その祝福は人ならざるほどの美貌を与えられる。
その祝福によって、交わるはずのなかった2人の運命が交わり狂っていく。
この出会いは祝福か、或いは呪いか。
受け――リュシアン。
祝福を授かりながらも、決して傲慢ではなく、いつも穏やかに笑っている青年。
柔らかな白銀の髪、淡い光を湛えた瞳。人々が息を呑むほどの美しさを持つ。
攻め――アーヴィス。
リュシアンと同じく祝福を授かる。リュシアン以上に人の域を逸脱した容姿。
黒曜石のような瞳、彫刻のように整った顔立ち。
王国に名を轟かせる貴族であり、数々の功績を誇る英雄。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる