この恋は恋なんて言わない

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30話

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「ごちそうさまでした」







食べ終わると、悟さんは寝室までお姫様抱っこで運んでくれた








「自分で歩きます」って言う前にすでに抱き上げられている状態だったから甘えることにした。









ベットに寝転びお互いキスをしたり





「マッサージしてあげる」




「いいですよ、」





「いいから。」





と言われ腰辺りをマッサージしてくれた。



そして、いい時間を過ごしているとスマホが鳴った










また、悟さんのかな。って思っていると…







「蓮のスマホじゃない?」





「あ、俺か。」






そして、俺はベットの下に落ちていた自分のスマホを拾い画面を見ると" 朝日" と書いてあった








なんだ、朝日か。と思いとりあえず電話に出た









「もしもし」






「もしもし? 体調どう?」





「体調? まぁ、大丈夫かな」
(実際は体調とかより、腰が痛いなんて朝日に言える訳ない)





「そっか、一応マネージャーが連絡したんだけど、返事がないから電話した」





「あぁ。ごめんスマホみてなかったから。」





「まぁ、元気ならいいわ、 切るぞ」





「おぉ。 ありがとう。  」





「じゃあな」





「うん。」








電話を切って悟さんを見てみると優しい顔をしていた







「メンバー?」






「はい。」





「仲良いんだね」





「はい。俺たちずっと一緒に頑張ってきたんで」





「そっか。」





と言うと悟さんは少し寂しいそうな顔をしていた





俺は、それに気付き適当にマネージャーに返信しすぐに悟さんに抱きついた








お互い何も言わずただ体温を感じこの時間を大切にしたい。なんて思っているといつの間に眠りについていた







~
















目が覚めてみると外はすでに真っ暗だった








そして、隣にいる悟さんの体温が…





「あれ?」







寝ぼけていた俺は隣に悟さんがいない事に少し遅れて気付いた







そして、部屋を出るとテーブルにご飯とメモが置かれていた











「蓮へ

仕事に行ってきます。 味噌汁温めてからご飯食べてね。      悟」













そこから、俺はキッチンへ立ち悟さんのメモ通りに味噌汁を温めて夜ご飯を食べた。






「いただきます」




…美味しい。







でも、1人で食べるご飯は本当に寂しくて美味しいけど、美味しいと感じれなくなっていた






ご飯をすぐ食べ終えた。
食欲もあるわけでも無く…少量食べてすぐに





「ごちそうさまでした」






そして、洗い物も済ませスマホを見ると悟さんから連絡が来ていた











悟さん: 「3時半には帰れると思うから待ってて」






とメッセージが来ていた









俺は、すぐに返事をした









「待ってます。」









って言ったもののまだ夜の11時だった。





それまで、何をするか悩んでいた。
















あれ、今日何日だっけ…
















10月30日…
















「明日、ハロウィンじゃん」
















俺は、思いついた事をすぐに行動に移すタイプだった。













すぐに、スマホで「コスプレ」と検索をした。














悟さん…何が好きなんだろう。







ナースとか?










いやいや、俺男だしな。









でも、好きかもしれないし。








いやいや、ないかな。








メイド?   アリかな?










いやいや、何がいいだろう…。

















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