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44話
しおりを挟む「あぁ。この方、蓮さんって言うですね。あははは」
ふとっ 悟さんの顔を見るとすごく寂しいそうな顔をしていた。
俺は何故か知らないフリをしてしまっていた。
知らないフリをしてしまうとそのまま突き通す事になってしまうのに…
俺は、後悔していた
すぐその事に気付いた朝日と蒼は…
「かっこいいですね! さすが!No.1ですね」
「なっ?」
「うんうん。かっこいいですね。蓮さん」
すると、恭介は「うちの蓮くんと同じだぁ~。 蓮ってイケメンの人多いんですね!」と話ていた
すると、寂しい顔をしていた悟さんはすぐに顔を変えて蓮さんの顔になっていた
「あ、そうですね。貴方も蓮なんですね、」
「そうですよ」と恭介が言うと
「素敵な名前ですね」
と言われそのまま俺に向けられていた目はすぐに他のメンバーの方へ向かい席に着いていた
~
少しして、何故か恭介がすでにベロベロに酔っ払っていた
「おい!飲み過ぎだぞ」
「え~? 飲んでないよ~ね~?蓮さん」
そう言いながら悟さんに抱きついたりしている恭介が気に入らなかった
最初から、俺の好きな人なんだ。って紹介していればこんな事にならなかったのに…まぁ、そんな事俺には出来ないかっ、考えながら1人で反省していると俺もお酒がどんどん進んでいき…
気づいたら俺もベロベロに酔っていた
朝日が隣で「おい、大丈夫かよ」
「大丈夫大丈夫!!」
「本当かよ…お前さ…」
「トイレ!!!」と俺が大きな声で言うと
朝日は、「びっくりした!大きい声だすな!!
俺が着いていくから。」
「いらない!一人でいくの!!!!」
「はぁ…わかった。」
「いってきます!!!!」
「…大丈夫か。あれ」
悟さんが俺の事を見ているとは気付かなかった
俺は、トイレに着くと用を済ませ手を洗っていると顔が真っ赤になっている自分の頬に手を当てると悟さんが俺に触れてくれる瞬間を思い出していた
「…はぁ」
同じメンバーに嫉妬してるなんて言えないし、何より取材でこさせてもらってるのにこんなに酔っ払って迷惑かけて…自分が情け無くて涙が出てきた
「グスン…」
俺は、涙が止まらなくなりトイレにこもり涙を流していた
すると、トイレの扉が開いた音がして俺はすぐに涙を拭いて出ようとすると外から優しい声が聞こえてきた
「蓮?、、、」
悟さんだ。いつもの悟さんだ。
俺は嬉しいかったけど、さっき自分がした事に対して申し訳なくて出れる勇気なんてなかった
俺が返事をせずにいると悟さんはもう一度俺に話かけた
「蓮…大丈夫?」
「…」
「蓮、、、俺大丈夫だよ」
「…何がですか」
「気にしてないよ」
悟さんは全て分かっていた…。
なんで、こんなに優しいんだろう。
俺はこんななのに…
「なんで…」
「ん?」
「優しくしてくれるの(小声)…」
「蓮…聞こえな…」
俺はバーンと勢いよくトイレの扉を開けて悟さんに、
「なんで、そんなに優しくしてくれるんですか。」
と聞くと悟さんは俺をすぐに抱きしめ言った
「大切な人だからだよ」
まただ。絶対好きなんて言ってくれない
でも、大切な人って言う言葉に嘘はないって事を俺は知ってる
だからこれ以上何も言えない。
好きって言葉も…。
「俺もです。」
と言うと悟さんは俺の両頬をつかみ優しいキスをした
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