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51話
しおりを挟む少し静寂が続きそれを破ったのは悟さんだった
俺の腕を少しずつ剥して俺の顔を悟さんの手が俺の顔を包んだ
「なんで、泣いてるの」
と微笑みかけてる悟さんがいた
俺はただただ涙を流しそれを見ていた悟さんは俺を優しく包むように抱きしめてくれた
~
少し落ち着いてから恭介の彼氏が到着し挨拶を済ませ恭介を見送った
「はいはい。じゃーね恭介」
「まったねーーーーー蓮くーーーん」
「うるさい。近所迷惑」
すると、彼氏が「すみません。失礼します。」
と言い去っていった。
「いい子だね。」と悟さんが話すと
「はい。いい子で良かったです」
って俺が答えると悟さんは俺の頭を撫でた
「話…しよっか」
「はい。」
そして、リビングで寝ている2人をとりあえず起こさないように、寝室へ向かった
ベットに座り込むと横に悟さんも座った
「何から話そう…」
と言った悟さんに俺は勇気を振り絞ってあの人の事を聞いた
「あの…」
「うん」
「…」
「なんでも、聞いていいよ」
その言葉にまた戸惑ったけど聞くことにした
「あの…」
「うん」
悟さんはじっと俺の顔を見つめて話すのを待っていてくれた
「女性…」
「うん」
「誰ですか…?」
と聞くと悟さんは話をしてくれた
「元カノでもある。でも、お客様でもある人でね」
俺がこの世界に入る前に付き合ってた人で、この傷もその子につけられたんだけどね。」
「…」
俺はこの話を聞いていいのか戸惑っていると
「聞きたくないよね。こんな話…」
と悟さんが言い俺はすぐに「違います!」
「俺が聞いてもいい話なのかなって思って…」
すると、悟さんは俺のことを優しく見つめていた
「聞いて欲しい。」
と言われ俺はこの真っ直ぐした目に嘘はないって分かっていたから…
「…はい」と答えた
「最初はね、お客様として来た時はビックリしたの。 でも、お客様だし蔑ろに出来なくて。俺が中途半端な関係を続けたのが1番の原因なんだけど、(お金出すから)って言われて、売り上げの事で何度も助けてもらってたから…でも、ここ最近また告白されたのね…好きだって。」
「…はい」
「でもね、俺 今好きな人が居てその人を大事にしたいからって言うと叩かれちゃって…そしたら、家まで来てどんな人なんだって言われて色々誤魔化しているのもあれだし、男が好きって答えたの。そしたら、黙って家出ていったのね」
「?」
「ここ最近、その人の事 考えてる日が多くてさ…他の人にも色々言われてさ…」
「正直、お客様とのセックスもしなきゃ行けなかった時あったんだけど…勃たなくてある人との事思いながら、しようとしてたらバレてさ…」
「ちょっ、ちょっ、待ってください」
「なに?」
「え、それって…」
「ん?蓮のことだよ。
好きだよ。蓮のこと。」
…。
ずっとずっと聞きたかった言葉。
俺は、ボーッとしていると悟さんは
「蓮はずっと俺のこと好きって言いたいって顔に書いてあったよね」
「そんなの、書いてませんよ…って」小さな声で言うと悟さんは笑っていた
そして、「俺ね。最初は蓮の事ただただ体の相性がいい人ぐらいにしか思ってなかったんだけど、だんだん一緒に過ごす時間が増えてたわいない時間が愛おしいって思えたのが初めてだった。」
「悟さん…」
「好きだよ…蓮」
と言い俺のことを抱きしめた
好きな人に好きと言ってもらえるほど嬉しい事はないなって改めて気付いた
「嬉しいです。ぼくも悟さんが好きです。」
「知ってる。」
と言い俺をぎゅっと抱きしめた
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