剣聖じゃありません!!

かんたろう

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プロローグ

出発

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当日の朝 広場には町の住人が集まっていた 。
美冬を伯父に預け、出航準備が始まっていた。
 村の倉庫から引っ張り出してきた1人乗り飛行船"クリアファイアー号"は、
メンテナンスを終え、広場に置かれていた。
「町長!クリアファイアー号は出航可能です。」
「そうかい。ワシが特売で買って来たやつだけど、大丈夫ならそれでいい。」
「そろそろハルトさんを呼んできます。」
「呼びました?」
「うわぁ!びっくりした……」
「ごめんな。」
「いえ、大丈夫です。」
「そろそろ行くよ。」
そう言って、ハルトは船に乗り込む。
「あ、はい!わかりました!」
「じゃ、町長さん、行ってきます」
「おお、頼んだよ。」
ハルトは、レバーのロックを外し、エンジンを起動する。
そして、浮遊レバーを下げると、少しずつ上昇を始める。
「なんかレバーが軽いな……こんなもんか?」
気になる点ではあるが、特に問題では無かったので、ライチ村の方角に旋回し、
スピードを上げていく。
気流が穏やかなので、操縦はほとんどしなくていいので、楽であった。
「ふぅ……早くて3時間ぐらいか……」
ハルトは狭い船内で、回復魔法の練習をすることにした。
医療魔法はとても難しく、習得率が低いが、一度習得してしまえば、応用が効き、
他の術にも応用が出来る。
医療系魔法には4種類あり、体力回復を主な目的とする回復魔法、傷や出血などを緩和する蘇生魔法、そして消毒・殺菌などをする浄化魔法、そして体の一部又は
全てを作り直す錬金系魔法があり、ハルトは回復魔法以外は使用できる。
回復魔法は、難易度が高い割にあまり使わないため、学校卒業の条件に無いので、
自分でコツコツやるしかなった。


その頃……町の工場
「やば……やっちまった………!」
「ん?どした?」
「油圧調整パイプ……付け忘れてた……」
「はあぁぁ!?何してんのぉ!」
「やべぇ…」
「とりあえず、黙っとけよ。」
「わかりました……」
レバーが軽い理由……
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