大雪の中咲く一輪華

 戦から早数カ月。氷柱と暁光の住む国に冬が訪れた。
 雪景色の中冬にのみ氷柱達の下へ訪れるのは鶴と言う女性である。
 平和な中ゆっくりと流れる時間の中、氷柱と鶴は出掛けた。その際鶴は猟師に腕を撃たれた。
 怪我はすぐに治るので問題は無いが、吹雪で帰る事が出来なかった。
 吹雪が止むまでの間、暇潰しと称して鶴は自身の過去を氷柱に話す事にした。

 これは一人の女性の恋の話である。

※こちらは「朝餉添えの贄」「黎明の天泣」「泡沫の如く儚い平和」の続編となっています。そちらをご覧になってからの方が話しがよく分かると思います。そして今作は友人のキャラクターが出演します。
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