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1 〜桜河side〜
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やっちまった…
まさか後輩に手を出してしまうとは…。
左脇を見ると、少し長いサラサラした黒髪が目にはいる。
少し丸くなり、あどけない顔で寝ているのは、後輩、瀬途一 心だ。
すぅすぅと気持ちよさそうに寝ているこの後輩を、俺、桜河 成糸は昨夜、無理矢理抱いてしまった。
昨夜は、部内での忘年会を二次まで参加したが、好きな奴…瀬途一が隣に座り、話せる事が嬉しいやら緊張やらで、かなりのハイペースで飲みすぎ、自分で言うのもあれだが、珍しく酔ってしまった。
優しい瀬途一は酔った俺を一人で帰すのは心配だと、付いてきてくれた。
だが、足元のおぼつかない俺を、俺より背が低く、細っそりした瀬途一に背負えるはずもなく、夜11時ということもあり、ビジネスホテルに入った。
それに、これまた優しい事に瀬途一は
「先輩一人で何かあったらいけないので、俺も一緒に泊まりますね。」
なんて言って、一緒に泊まってくれた。
部屋に入ると、俺は汗が気持ち悪くて、すぐに軽くシャワーを浴びて、ベットでボーとしていた。
すると、シャワーを浴びて濡れた髪と、温まりほんのり色づいた瀬途一は、色気を漂わせている。
そんな瀬途一に
「先輩?」
なんて声をかけられ、俺は理性が吹っ飛んだ。
困惑する瀬途一を押し倒し、拒絶されるのが嫌で、噛み付くようにキスをし、組み敷いた。
最初は
「先輩、やめましょ?こんな事…きっと後で、後悔しますよ…。」
と拒絶し泣いていたが、止めることなどできず、次第に甘くなる瀬途一の声にまるで獣のように腰を振った。
それこそ、お互いが気を失うまで。
なまじ記憶があるからタチが悪い。
何を言ったかまで覚えてるから、罪悪感がより半端なくなる。
ただ、どうしても気になる事があった。
無理矢理であったから、ほとんど(てか全然)解してない(今思うと下手したら裂けてた可能性が大きい。俺、最低過ぎるな…)のに、瀬途一の後ろは、ほとんど抵抗なく(でもスゲェーキツくて、やばかった。)俺を受け入れた。
つまり…瀬途一は男が初めてじゃない可能性がすごく高い。
瀬途一が俺以外の男を知ってる…そう思うと、自分でも驚くくらいドス黒い感情が渦巻いた。
まさか後輩に手を出してしまうとは…。
左脇を見ると、少し長いサラサラした黒髪が目にはいる。
少し丸くなり、あどけない顔で寝ているのは、後輩、瀬途一 心だ。
すぅすぅと気持ちよさそうに寝ているこの後輩を、俺、桜河 成糸は昨夜、無理矢理抱いてしまった。
昨夜は、部内での忘年会を二次まで参加したが、好きな奴…瀬途一が隣に座り、話せる事が嬉しいやら緊張やらで、かなりのハイペースで飲みすぎ、自分で言うのもあれだが、珍しく酔ってしまった。
優しい瀬途一は酔った俺を一人で帰すのは心配だと、付いてきてくれた。
だが、足元のおぼつかない俺を、俺より背が低く、細っそりした瀬途一に背負えるはずもなく、夜11時ということもあり、ビジネスホテルに入った。
それに、これまた優しい事に瀬途一は
「先輩一人で何かあったらいけないので、俺も一緒に泊まりますね。」
なんて言って、一緒に泊まってくれた。
部屋に入ると、俺は汗が気持ち悪くて、すぐに軽くシャワーを浴びて、ベットでボーとしていた。
すると、シャワーを浴びて濡れた髪と、温まりほんのり色づいた瀬途一は、色気を漂わせている。
そんな瀬途一に
「先輩?」
なんて声をかけられ、俺は理性が吹っ飛んだ。
困惑する瀬途一を押し倒し、拒絶されるのが嫌で、噛み付くようにキスをし、組み敷いた。
最初は
「先輩、やめましょ?こんな事…きっと後で、後悔しますよ…。」
と拒絶し泣いていたが、止めることなどできず、次第に甘くなる瀬途一の声にまるで獣のように腰を振った。
それこそ、お互いが気を失うまで。
なまじ記憶があるからタチが悪い。
何を言ったかまで覚えてるから、罪悪感がより半端なくなる。
ただ、どうしても気になる事があった。
無理矢理であったから、ほとんど(てか全然)解してない(今思うと下手したら裂けてた可能性が大きい。俺、最低過ぎるな…)のに、瀬途一の後ろは、ほとんど抵抗なく(でもスゲェーキツくて、やばかった。)俺を受け入れた。
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