猫日記

レイティア

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俺は自由気ままに街を歩いていた。

母さん達に3日間
街を散策する許可をもらった!

母さんはすごく心配そうだったけど、父さんが、
・必ず3日で帰ってくること。
・怪我や無茶をしない事
・母さんにお土産話でも持ってくる事
を約束に許可をくれた。

母さんは心配性だから、ご飯を入れた袋を首にかけてくれた。

今は春の始め、夜は少し寒いがなんて事ない。


散策2日目
随分遠くまで来た。

いろんなお土産話を見つけた。

鳥が飛ぼうとして木に頭をぶつけていたとか、雛鳥と目が合って、こっちに来ようとして親に咥えられてたとか、金色の鯉が跳ねるのを見たとか、下らないけど、体験したことを母さんに話してやろうと思ってた。


意気揚々と歩いてる時、その声は聞こえた。

ニ~、…ニ~

とてもか細く、今にも消えてしまいそうな声

急いで探すと店の少し奥に行った裏路地からしていた

見に行くと、まだ小さい汚れた子猫がいた

震えている

『大丈夫か?』

俺は抱き締めるようにして、少しでも温めようとした

子猫はもう鳴く力も無いのか、無言で俺の胸にすり寄ってきた。

俺は母さんが持たしてくれたご飯を噛み、食べやすいように唾液でほぐしてから、子猫に食わせた。

最初は全然食べてくれなかったが、次第にゆっくりだが、食べてくれるようになった。


その日は子猫を抱き締めるように眠った。


翌日
本当は今日の夕飯前に帰らなくては行けないが、帰るつもりは無い。

こいつをほっとくわけにはいかない。

咥えて進んでも、こいつの負担を考えると、多分3日くらいかかる。

きっとすごく怒られるし、しばらくは外出禁止になるだろうが、まぁ、甘んじてその罰を受ける受けるつもりだ。


4日目
大分進んだし、母さんが多めに持たせてくれたご飯のお陰で、俺も子猫も飢えずに済んでる。

子猫はまだ頼りなく、スピードを上げることはできないが、少しずつ回復している。

俺は少しでも歩くと言う子猫に合わせて歩いていると

『兄さん‼︎』

前から弟のライドがきた
子猫はライドに怯えて俺の後ろに隠れる

『兄さん!こんなとこで何してるの⁈
母さん達すごく心配してるよ!』
『すまん…だが、まだ帰れない』
『どうして⁈』

二~

『?』
『あぁ、大丈夫だぞ。こいつはライド、俺の弟だ』

子猫が少し顔を出す

『⁈…に、兄さん…この子…まさか誘拐じゃないよね⁈』
『な訳あるか!死にかけてたのを助けたんだ。そのまま置いてくるのは忍びなくて連れてきた。元気になって帰りたいようなら、送ってくつもりだ。』
『なら…いいけど…』
『悪いが、こいつはまだ早く移動できない。明日には帰れると思うから、母さん達にそう伝えてもらえるか?』
『分かった。じゃぁ、気をつけて帰ってきてね。』
『あぁ』

ライドは走り去って行った。

『じゃぁ、俺達も行こうか。』

二~

俺達も歩き出した
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