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第2章
第24話
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戦線離脱した騎士達に状況を説明するため、カイン達は再び町に戻った。
詰所に入ると、衛兵達に横柄な態度で偉そうにしていた騎士達が目に入ったが、サラとソフィを見つけると、途端に慌てふためき、振る舞いを正した。
説明は2人に任せた方がこれまでの経緯もあるから分かりやすいだろうと、カイン達は入口の近くで、衛兵達と世間話をしていた。
しばらくして、2人が戻ってきた。無事説明は終わり、騎士達から領主へと報告してもらえるとのことだった。
ジョセフが命を落としたことについても話したのだが、衛兵達を始め、後から知れ渡った町の商人達の誰一人として悲しむそぶりをする者はいなかった。
その後皆で食事をするため、居酒屋に向かった。普段から人より多く食べるサラとソフィだったが、その時は机に埋め尽くされた料理を片っ端から口へ運んでいた。
ロロやシャルルも人目を気にすることなく目の前の料理を貪り食っていた。今回は御者も同席させたのだが、普段は控えめな彼もまた、大口を開けて、料理にかぶりついてた。
皆のあまりの豪快さに苦笑しながらも、カインは久しぶりに会う娘との食事を楽しんでいた。
町に来る間もほとんどこれから食べる食事の話題しか上らなかったため、まだ色んな話を聞けていない。
焦ることはない。落ち着いてからゆっくりと話せばいいのだから。妻の墓標にも報告しに行かなくては。
そう物思いに耽っていると、突然サラが話しかけてきた。どうやらお腹が満ちて満足したらしい。
「そういえば、どうしてお父さんたちはあんな場所にいたの?」
「話せば長くなるんだがね」
カインは村の納税の話から始め、これまでの経緯を話した。
「なんてこと。でも偶然シャルルが居てくれてほんと助かったわ。それにしてもまさかあのブランドが村のおばさん達が作ったものだったなんて・・・」
聞くと、サラもそのブランドの服を持っているらしい。高いとは思ったが、妙に懐かしい感じがして、一着だけと購入したのだという。
まさかそれが自分の村で作られたものだとは思ってもみなかったらしい。
その後カインとサラは三年間の空白を埋める様に、お互いの近況を語り合った。
カインが話すことは誰が結婚したとか、あの家に子供ができたとか、村の些事だった。一方、サラが話すことはモンスターを討伐するために何処へ行ったとか、どんな危険な目にあったとか、波乱万丈な内容だった。
口にする言葉はあまりにも異なっていたが、お互いが話題を聞く度に我がことのように共感しあった。ロロやソフィは話題に彩りを与え、シャルルは全ての話を興味深そうに聞いていた。
◇
結局、町で一晩を過ごし、翌朝、皆で改めてオティスまで向かった。
村に着くと大勢の村人が駆け寄ってきた。カインの首尾を聞くためだ。
しかし、そのことはサラの登場で何処かへ飛んで行ってしまった。
三年前に故郷を旅立った若者が、Sランクという冒険者の最高峰の称号を携え、凱旋したのだ。村はまるでお祭りのような騒ぎになった。
村の大人達は口々にサラを褒め称えた。村中の人達にもみくちゃにされ、サラはまんざらでもない表情をしていた。
三年間離れていた故郷。しかし、記憶の中の人達は、記憶と変わらずにサラに接してくれた。サラはそれがとてつもなく嬉しかった。
「それで、カイン。サラの帰郷には驚いたが、大事なことを忘れる訳にもいかん。それで。羊毛の方はどうなった?」
「ああ、ウィル。それなんだがね」
カインはウィルにこれまで羊毛が著しく安く買い取られていたこと、シャルルが適正な価格で全量買い取りたいと申し出ていることを伝えた。
「なんだって?!おい!みんな!聞いてくれ!」
サラをもみくちゃにしていた村人たちが何事かとウィルの方を見る。羊毛の話を聞くと村人は一斉に歓声を上げ、今度は驚いているシャルルをもみくちゃにした。
シャルルはどうしていいか分からず、その場で立ち尽くし、為されるがままになっていた。一部始終を見ていたソフィは声を上げて笑った。
◇
村の朝は早い。カインは日が昇ると同時に起き出し、皆の朝食の支度をすると、日課の散歩を始めた。
澄み切った空気が肺を洗う。すでに野良仕事を始めている村人達の姿もちらほらだが見かけた。途中立ち止まり、カインは大きく伸びをした。
昨日のことを思い出す。ごく最近グリズリーに遭遇したばかりだが、あの時はカインは3人の冒険者の背中を押す程度のことをしただけだった。
しかし、昨日は違う。冒険者を辞めてもう20年以上経つ。魔物と戦うのはそれ以来だ。
不思議と落ち着いていた自分を思い苦笑する。そして何より昔と変わらぬ気持ちを持っていたことに驚いた。
もう枯れたはずだった。しかし心の奥底から湧き上がる感情は誤魔化しようがなかった。
深く息を吸い込む。一瞬止め、勢いよく吐き出した。
◇
カインが散歩から戻ると、3人は起きていた。ちなみに、シャルルの御者はウィルの家に泊まっている。
カインの家は元々2人暮らし用だったため、寝室が足りなかったのだ。
シャルルもウィルの家に泊まるといいと言ったものの、サラやソフィと一緒がいいと言い出し、結局3人はウィルの家から寝具を借りて、サラの部屋に泊まった。
「おはようございます。カインさん」
「おはよう。ソフィちゃん。シャルルさんも、おはようございます」
「おはようございます」
挨拶を交わしていると、突然サラがカインに後ろから飛びかかってきた。そのままおぶさる様な格好になる。
「えへへー。お父さん、おはよう」
「おはようサラ。なんだ突然。びっくりするじゃないか。ひとまず降りなさい」
「えー。昔はこうやってよくおんぶしてくれたじゃない」
「昔って何年前のことだと思っているんだ。もう立派な大人だろうに」
「たった3年前ですよー。いいんだー。私はいくつになってもお父さんの子供なんだから。今は子供ー」
無邪気に笑いながらなおもカインにまとわりついた。ソフィとシャルルは笑っている。
カインは困った顔をしながら、身体をひねり、サラを降ろすと、作っておいた朝食を出した。皆席に着き、談笑しながら食事を終えた。
「そういえば、ソフィちゃんは精霊術士なんだってね。話は聞いていたが、精霊術士というのは本当に精霊を身近に伴っているんだね」
「え?カインさん。この子達が見えるんですか?」
「見えるか見えないかでいうと見えないね。視力がないから。しかし、そこに居ることは分かる。右肩にいるのが雷の精霊で、左横に浮かんでいるのが水の精霊だね?」
「わぁ!すごい!私実は未だに自分以外に精霊術士にあったことがないんですよ。だから受肉していない精霊を視ることができる人に初めて会いました!」
ソフィは目を輝かせてそう言った。幼少より精霊の姿が見え、言葉を交わすことが出来たソフィは、孤独だった。
誰も本当の意味で理解してくれる人に出会うことが出来ずにいたから。
しかし、この戦友の父は失った視力の代わりに得た視界で、ソフィと同じものを視ることが出来るのだという。それは初めての本当の理解者を得たと同義だった。
「そういえば、気になっていたんですが、カインさんの懐にあるもの。それはなんですか?」
「うん?これかい?」
そういって、カインはフェニックスに貰った一本の羽根を取り出した。何やら特別な物に違いないが、カインには何の役に立つのか皆目見当が付いていなかった。
「それ、どこで手に入れたんですか?多分、精霊の卵ですよ。すごく珍しい物です。まだ卵なので会話はできませんが、術士の魔力を注ぐと羽化して精霊が誕生します。そうやって生まれた精霊は魔力を注いだ術士の眷属になるんです」
「へー。それは初めて聞いたね。それなら、ソフィちゃんが魔力を注ぐと良い。精霊術士にとって随分貴重なものなんだろう?」
「貴重なんてものじゃないですね。契約による従属化と、卵による眷属では大きな差があります。欲しいのはやまやまなんですが、残念ながらそれは火の精霊のようです。私火の精霊とは相性が悪くて。それにその精霊の卵はすでにカインさんと繋がりが出来ているみたいです。カインさん以外の魔力では羽化しないと思います」
「そうなのかい?えーと、せっかくだから羽化させてみようか。魔力をこれに注げばいいんだね?」
「はい。あ、でもやるなら家の外に出てやった方がいいです。火の精霊は気性が荒いのが多いですから。下手をすると羽化した際に家が燃やされちゃいます。それと羽化には出来るだけ多くの魔力を注いだ方がいいですね」
「分かったよ。それじゃあ外に出てやるとしよう。皆も一緒に見てみるかい?」
全員が頷き、家の外の開けた場所に移動した。
「いいかい?それじゃあやってみるよ?」
そういうとカインはありったけの魔力をフェニックスから貰った羽根に注ぎ込んだ。絞り出すように魔力を使うのはお手の物だった。
いつもの頭痛と吐き気が襲ってきた。少しふらつき、その場にへたり込んでしまった。深く息をする。
「お父さん。なにこれ・・・。なんで私に見えるの?」
サラが素っ頓狂な声を上げた。その目線の先には、燃えるような翼と鶏冠を持つ、小さな鳥がいた。
その鳥は辺りを見渡し、カインを見つけると、満足そうに、ぴよっと鳴いた。
◇◇◇◇◇◇
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詰所に入ると、衛兵達に横柄な態度で偉そうにしていた騎士達が目に入ったが、サラとソフィを見つけると、途端に慌てふためき、振る舞いを正した。
説明は2人に任せた方がこれまでの経緯もあるから分かりやすいだろうと、カイン達は入口の近くで、衛兵達と世間話をしていた。
しばらくして、2人が戻ってきた。無事説明は終わり、騎士達から領主へと報告してもらえるとのことだった。
ジョセフが命を落としたことについても話したのだが、衛兵達を始め、後から知れ渡った町の商人達の誰一人として悲しむそぶりをする者はいなかった。
その後皆で食事をするため、居酒屋に向かった。普段から人より多く食べるサラとソフィだったが、その時は机に埋め尽くされた料理を片っ端から口へ運んでいた。
ロロやシャルルも人目を気にすることなく目の前の料理を貪り食っていた。今回は御者も同席させたのだが、普段は控えめな彼もまた、大口を開けて、料理にかぶりついてた。
皆のあまりの豪快さに苦笑しながらも、カインは久しぶりに会う娘との食事を楽しんでいた。
町に来る間もほとんどこれから食べる食事の話題しか上らなかったため、まだ色んな話を聞けていない。
焦ることはない。落ち着いてからゆっくりと話せばいいのだから。妻の墓標にも報告しに行かなくては。
そう物思いに耽っていると、突然サラが話しかけてきた。どうやらお腹が満ちて満足したらしい。
「そういえば、どうしてお父さんたちはあんな場所にいたの?」
「話せば長くなるんだがね」
カインは村の納税の話から始め、これまでの経緯を話した。
「なんてこと。でも偶然シャルルが居てくれてほんと助かったわ。それにしてもまさかあのブランドが村のおばさん達が作ったものだったなんて・・・」
聞くと、サラもそのブランドの服を持っているらしい。高いとは思ったが、妙に懐かしい感じがして、一着だけと購入したのだという。
まさかそれが自分の村で作られたものだとは思ってもみなかったらしい。
その後カインとサラは三年間の空白を埋める様に、お互いの近況を語り合った。
カインが話すことは誰が結婚したとか、あの家に子供ができたとか、村の些事だった。一方、サラが話すことはモンスターを討伐するために何処へ行ったとか、どんな危険な目にあったとか、波乱万丈な内容だった。
口にする言葉はあまりにも異なっていたが、お互いが話題を聞く度に我がことのように共感しあった。ロロやソフィは話題に彩りを与え、シャルルは全ての話を興味深そうに聞いていた。
◇
結局、町で一晩を過ごし、翌朝、皆で改めてオティスまで向かった。
村に着くと大勢の村人が駆け寄ってきた。カインの首尾を聞くためだ。
しかし、そのことはサラの登場で何処かへ飛んで行ってしまった。
三年前に故郷を旅立った若者が、Sランクという冒険者の最高峰の称号を携え、凱旋したのだ。村はまるでお祭りのような騒ぎになった。
村の大人達は口々にサラを褒め称えた。村中の人達にもみくちゃにされ、サラはまんざらでもない表情をしていた。
三年間離れていた故郷。しかし、記憶の中の人達は、記憶と変わらずにサラに接してくれた。サラはそれがとてつもなく嬉しかった。
「それで、カイン。サラの帰郷には驚いたが、大事なことを忘れる訳にもいかん。それで。羊毛の方はどうなった?」
「ああ、ウィル。それなんだがね」
カインはウィルにこれまで羊毛が著しく安く買い取られていたこと、シャルルが適正な価格で全量買い取りたいと申し出ていることを伝えた。
「なんだって?!おい!みんな!聞いてくれ!」
サラをもみくちゃにしていた村人たちが何事かとウィルの方を見る。羊毛の話を聞くと村人は一斉に歓声を上げ、今度は驚いているシャルルをもみくちゃにした。
シャルルはどうしていいか分からず、その場で立ち尽くし、為されるがままになっていた。一部始終を見ていたソフィは声を上げて笑った。
◇
村の朝は早い。カインは日が昇ると同時に起き出し、皆の朝食の支度をすると、日課の散歩を始めた。
澄み切った空気が肺を洗う。すでに野良仕事を始めている村人達の姿もちらほらだが見かけた。途中立ち止まり、カインは大きく伸びをした。
昨日のことを思い出す。ごく最近グリズリーに遭遇したばかりだが、あの時はカインは3人の冒険者の背中を押す程度のことをしただけだった。
しかし、昨日は違う。冒険者を辞めてもう20年以上経つ。魔物と戦うのはそれ以来だ。
不思議と落ち着いていた自分を思い苦笑する。そして何より昔と変わらぬ気持ちを持っていたことに驚いた。
もう枯れたはずだった。しかし心の奥底から湧き上がる感情は誤魔化しようがなかった。
深く息を吸い込む。一瞬止め、勢いよく吐き出した。
◇
カインが散歩から戻ると、3人は起きていた。ちなみに、シャルルの御者はウィルの家に泊まっている。
カインの家は元々2人暮らし用だったため、寝室が足りなかったのだ。
シャルルもウィルの家に泊まるといいと言ったものの、サラやソフィと一緒がいいと言い出し、結局3人はウィルの家から寝具を借りて、サラの部屋に泊まった。
「おはようございます。カインさん」
「おはよう。ソフィちゃん。シャルルさんも、おはようございます」
「おはようございます」
挨拶を交わしていると、突然サラがカインに後ろから飛びかかってきた。そのままおぶさる様な格好になる。
「えへへー。お父さん、おはよう」
「おはようサラ。なんだ突然。びっくりするじゃないか。ひとまず降りなさい」
「えー。昔はこうやってよくおんぶしてくれたじゃない」
「昔って何年前のことだと思っているんだ。もう立派な大人だろうに」
「たった3年前ですよー。いいんだー。私はいくつになってもお父さんの子供なんだから。今は子供ー」
無邪気に笑いながらなおもカインにまとわりついた。ソフィとシャルルは笑っている。
カインは困った顔をしながら、身体をひねり、サラを降ろすと、作っておいた朝食を出した。皆席に着き、談笑しながら食事を終えた。
「そういえば、ソフィちゃんは精霊術士なんだってね。話は聞いていたが、精霊術士というのは本当に精霊を身近に伴っているんだね」
「え?カインさん。この子達が見えるんですか?」
「見えるか見えないかでいうと見えないね。視力がないから。しかし、そこに居ることは分かる。右肩にいるのが雷の精霊で、左横に浮かんでいるのが水の精霊だね?」
「わぁ!すごい!私実は未だに自分以外に精霊術士にあったことがないんですよ。だから受肉していない精霊を視ることができる人に初めて会いました!」
ソフィは目を輝かせてそう言った。幼少より精霊の姿が見え、言葉を交わすことが出来たソフィは、孤独だった。
誰も本当の意味で理解してくれる人に出会うことが出来ずにいたから。
しかし、この戦友の父は失った視力の代わりに得た視界で、ソフィと同じものを視ることが出来るのだという。それは初めての本当の理解者を得たと同義だった。
「そういえば、気になっていたんですが、カインさんの懐にあるもの。それはなんですか?」
「うん?これかい?」
そういって、カインはフェニックスに貰った一本の羽根を取り出した。何やら特別な物に違いないが、カインには何の役に立つのか皆目見当が付いていなかった。
「それ、どこで手に入れたんですか?多分、精霊の卵ですよ。すごく珍しい物です。まだ卵なので会話はできませんが、術士の魔力を注ぐと羽化して精霊が誕生します。そうやって生まれた精霊は魔力を注いだ術士の眷属になるんです」
「へー。それは初めて聞いたね。それなら、ソフィちゃんが魔力を注ぐと良い。精霊術士にとって随分貴重なものなんだろう?」
「貴重なんてものじゃないですね。契約による従属化と、卵による眷属では大きな差があります。欲しいのはやまやまなんですが、残念ながらそれは火の精霊のようです。私火の精霊とは相性が悪くて。それにその精霊の卵はすでにカインさんと繋がりが出来ているみたいです。カインさん以外の魔力では羽化しないと思います」
「そうなのかい?えーと、せっかくだから羽化させてみようか。魔力をこれに注げばいいんだね?」
「はい。あ、でもやるなら家の外に出てやった方がいいです。火の精霊は気性が荒いのが多いですから。下手をすると羽化した際に家が燃やされちゃいます。それと羽化には出来るだけ多くの魔力を注いだ方がいいですね」
「分かったよ。それじゃあ外に出てやるとしよう。皆も一緒に見てみるかい?」
全員が頷き、家の外の開けた場所に移動した。
「いいかい?それじゃあやってみるよ?」
そういうとカインはありったけの魔力をフェニックスから貰った羽根に注ぎ込んだ。絞り出すように魔力を使うのはお手の物だった。
いつもの頭痛と吐き気が襲ってきた。少しふらつき、その場にへたり込んでしまった。深く息をする。
「お父さん。なにこれ・・・。なんで私に見えるの?」
サラが素っ頓狂な声を上げた。その目線の先には、燃えるような翼と鶏冠を持つ、小さな鳥がいた。
その鳥は辺りを見渡し、カインを見つけると、満足そうに、ぴよっと鳴いた。
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