4 / 20
先輩と後輩
しおりを挟む
先日のタコパをきっかけに私たちは月一ペースでタコパをするようになっていた。メンバーはだいたい安定。あおちゃんとふみふみがいない回はなかったほどだ。
りのちゃんと軟式野球サークルに入部する前にこんな話をしていた。
軟式野球サークルにとっても笑顔が可愛くて良い子がいるんです!私大好きなんですよ~!今度紹介しますね!とそんなことを言われた。
実はりのちゃんの大好きな子はふみふみだったのだ。
初めてふみふみと会った時、私はこの子の何が可愛いのかわからなかった。たしかに笑ったら可愛いが、第一印象は素朴な子であった。
りのちゃんはこうゆうタイプの子が好きなんだ!とその時思ったのと同時に、りのちゃんは本気でふみふみのこと好きなのかな?と疑問も抱いていた。
しかし、りのちゃんは当時三年生だった先輩と付き合っていたのだ。
ふみふみが大好きと言っていたから本気で好きでもしかしたら付き合ってるのかな?と思っていたのに違ったのだ。
でも恋人に見えるほど仲良しだったのだ。
やっぱり好きというのは難しい。そう思った。
後々お互いから話を聞くと、両思いだった時期はあったらしい。しかし数ミリのズレが原因で2人は結ばれなかったのだ。話を聞いていて悲しくなった。りのちゃんは絶対ふみふみが本気で好きだったに違いない。あんな人と結婚したいと言っていたほどだ。一度想いを伝えた時に断られたからもう無理だと、友達のままでも十分だと決めたらしい。しかし、ふみふみは想いを伝えられてから一度は断ったものの、意識するようになりりのちゃんはいなくてはならない存在になっていたという。りのちゃんに彼氏ができたと告げられた時なにか大切なものを失ったとそう感じたと言っていた。
私の身の回りでそんなことが起こっていたなんて、恋愛は幸せを感じるものであり時には悲しみに溢れることもあるんだと知った。
だんだんと後輩たちのことを知り、遊ぶ回数も増え、気づけば友達のように仲良くなっていた。
今では敬語ではなくタメ語、なんの違和感もなく接している。私はそれがちょうどいい。年上好きと言っていた私は後輩といる時間が多いほど後輩と関わりを持つようになっていた。
後輩ができてから私はより一層学校が楽しいと感じていた。
りのちゃんと軟式野球サークルに入部する前にこんな話をしていた。
軟式野球サークルにとっても笑顔が可愛くて良い子がいるんです!私大好きなんですよ~!今度紹介しますね!とそんなことを言われた。
実はりのちゃんの大好きな子はふみふみだったのだ。
初めてふみふみと会った時、私はこの子の何が可愛いのかわからなかった。たしかに笑ったら可愛いが、第一印象は素朴な子であった。
りのちゃんはこうゆうタイプの子が好きなんだ!とその時思ったのと同時に、りのちゃんは本気でふみふみのこと好きなのかな?と疑問も抱いていた。
しかし、りのちゃんは当時三年生だった先輩と付き合っていたのだ。
ふみふみが大好きと言っていたから本気で好きでもしかしたら付き合ってるのかな?と思っていたのに違ったのだ。
でも恋人に見えるほど仲良しだったのだ。
やっぱり好きというのは難しい。そう思った。
後々お互いから話を聞くと、両思いだった時期はあったらしい。しかし数ミリのズレが原因で2人は結ばれなかったのだ。話を聞いていて悲しくなった。りのちゃんは絶対ふみふみが本気で好きだったに違いない。あんな人と結婚したいと言っていたほどだ。一度想いを伝えた時に断られたからもう無理だと、友達のままでも十分だと決めたらしい。しかし、ふみふみは想いを伝えられてから一度は断ったものの、意識するようになりりのちゃんはいなくてはならない存在になっていたという。りのちゃんに彼氏ができたと告げられた時なにか大切なものを失ったとそう感じたと言っていた。
私の身の回りでそんなことが起こっていたなんて、恋愛は幸せを感じるものであり時には悲しみに溢れることもあるんだと知った。
だんだんと後輩たちのことを知り、遊ぶ回数も増え、気づけば友達のように仲良くなっていた。
今では敬語ではなくタメ語、なんの違和感もなく接している。私はそれがちょうどいい。年上好きと言っていた私は後輩といる時間が多いほど後輩と関わりを持つようになっていた。
後輩ができてから私はより一層学校が楽しいと感じていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる