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好きという気持ち
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ふみふみが好き。でもこれがどういう好きなのか自分でもわからない、側にいてほしい友達としての好きなのか、それとも恋愛としての好きなのか。
どのような好きなのかはわからないが私の中ではふみふみが好きだ!そう言い切れる想いがあった。
だから、あの子可愛いよねとか明日飲み行ってくるとか言われると心が痛んだ。これが嫉妬だろう。
実は私には一年生に推しメンの子がいた。その子はバカがつくほど真面目でちょっと変わった子だったが、野球が上手で礼儀正しくて人に気遣いができる子だった。その子を大変可愛がっていたのだ。ご飯も行ったし動物園にも遊びに行った。さすがにデートではないが一緒に遊ぶことに幸せを感じていた。その子をりょうくんと呼んでいる。
ふみふみにはりょうくんと明日遊ぶんだ~というと好きなんだね、浮気だねとよく言われた。
違う。私はふみふみが好きだ。でもそんなことを正直に言えない。
でも、なぜかお酒が入ると私はかなり素直になるのだ。
友達の家で飲み会をしている時ふみふみから返信が返ってきた。そこで私はふみふみに会いたいと打った。
その日は向こうにも飲み会の予定が入っているのは知っていた。だが言いたくなったのだ。
次の返信に、今日は無理。りょうくんと飲みな。ときた。
りょうくんは一年生。お酒はまだ飲めない。だから私はりょうくんじゃなくて私はふみふみが好きと打ってしまった。
ふみふみの次の返信は戸惑っていた。付き合ってくださいとは言ってないけど、今は気持ちに答えられないと言われた。振られたのだ。
私は調子に乗って大丈夫。今すぐ答えてくれるなんて思ってないからと言った。
次の日自分が言ってたことに後悔をした。会うのが恥ずかしすぎる。無理だ。と。
それから気まづくなりスタンプで会話を終わらせた。
しかし、次の日あおちゃんから電話が来た。出てみると今暇?遊ぼ!という連絡だった。誰がいるのと聞くとふみふみと言われた。’’会いたい’’。そう思ったが昨日のことを思い出し恥ずかしくなっていたところあおちゃんは続けた。
ふみふみが会いたいって言ってるから誘ったという。
ちゃんと考えてくれていることに涙が出そうだった。嬉しかった。好きが増した。ふみふみを大切にしたいと思った。いろんな感情が込み上げて結局一緒に遊ぶことにした。昨日の恥ずかしはすっかり消えていた。
あおちゃんの家ではタコパしてゲームするのが習慣だった。その日はもう1人の友達のバイトが終わるのを待つまでの暇つぶしだったらしい。暇つぶしに付き合うのも嫌じゃない。ふみふみと一緒にいれるのなら。そう思っていた。
友達のバイトが終わりその日は飲むことになった。私は先輩だ。別にお酒を飲みたい気分でもなかったので私が運転手になることにした。
後輩たちはかなりお酒を飲み、酔っていた。
恋愛話をした。みんなの恋愛事情や私の話もした。すると、ふみふみが突然先輩は俺が好きだからと言い始めたのだ。余計なことを言うんじゃない。
かなり焦った。
しかし周りはそんなの前から知ってるというように、そうだよね~ふみふみには優しいもんね~とうまく流してくれた。
一安心だ。
帰り送り届ける時にあおちゃんの家に車置いてあるからとふみふみから言われたのでとりあえずあおちゃんの家に行った。
それから私は車を乗り換え友達の家に行き送った。さあ、ここからどうしましょう。私は自分の車がなかったため、ふみふみが友達の家に泊まるか私がふみふみの家に泊まるかしか選択肢がなかった。
ふみふみは自分の家で寝たいと言い出したのだ。
ふみふみの家に泊まるのは…と遠慮してみたら、別に良いけど。嫌だったらもう俺運転できるからと言い始めた。それはダメだ。飲酒運転になってしまう。
別に良いけどという一言に私はドキッとした。泊まりたい。そう言いたかったがそれはキモいので、飲酒運転はダメ、明日の朝家まで送ってとお願いしてふみふみの家に泊まることにした。
どのような好きなのかはわからないが私の中ではふみふみが好きだ!そう言い切れる想いがあった。
だから、あの子可愛いよねとか明日飲み行ってくるとか言われると心が痛んだ。これが嫉妬だろう。
実は私には一年生に推しメンの子がいた。その子はバカがつくほど真面目でちょっと変わった子だったが、野球が上手で礼儀正しくて人に気遣いができる子だった。その子を大変可愛がっていたのだ。ご飯も行ったし動物園にも遊びに行った。さすがにデートではないが一緒に遊ぶことに幸せを感じていた。その子をりょうくんと呼んでいる。
ふみふみにはりょうくんと明日遊ぶんだ~というと好きなんだね、浮気だねとよく言われた。
違う。私はふみふみが好きだ。でもそんなことを正直に言えない。
でも、なぜかお酒が入ると私はかなり素直になるのだ。
友達の家で飲み会をしている時ふみふみから返信が返ってきた。そこで私はふみふみに会いたいと打った。
その日は向こうにも飲み会の予定が入っているのは知っていた。だが言いたくなったのだ。
次の返信に、今日は無理。りょうくんと飲みな。ときた。
りょうくんは一年生。お酒はまだ飲めない。だから私はりょうくんじゃなくて私はふみふみが好きと打ってしまった。
ふみふみの次の返信は戸惑っていた。付き合ってくださいとは言ってないけど、今は気持ちに答えられないと言われた。振られたのだ。
私は調子に乗って大丈夫。今すぐ答えてくれるなんて思ってないからと言った。
次の日自分が言ってたことに後悔をした。会うのが恥ずかしすぎる。無理だ。と。
それから気まづくなりスタンプで会話を終わらせた。
しかし、次の日あおちゃんから電話が来た。出てみると今暇?遊ぼ!という連絡だった。誰がいるのと聞くとふみふみと言われた。’’会いたい’’。そう思ったが昨日のことを思い出し恥ずかしくなっていたところあおちゃんは続けた。
ふみふみが会いたいって言ってるから誘ったという。
ちゃんと考えてくれていることに涙が出そうだった。嬉しかった。好きが増した。ふみふみを大切にしたいと思った。いろんな感情が込み上げて結局一緒に遊ぶことにした。昨日の恥ずかしはすっかり消えていた。
あおちゃんの家ではタコパしてゲームするのが習慣だった。その日はもう1人の友達のバイトが終わるのを待つまでの暇つぶしだったらしい。暇つぶしに付き合うのも嫌じゃない。ふみふみと一緒にいれるのなら。そう思っていた。
友達のバイトが終わりその日は飲むことになった。私は先輩だ。別にお酒を飲みたい気分でもなかったので私が運転手になることにした。
後輩たちはかなりお酒を飲み、酔っていた。
恋愛話をした。みんなの恋愛事情や私の話もした。すると、ふみふみが突然先輩は俺が好きだからと言い始めたのだ。余計なことを言うんじゃない。
かなり焦った。
しかし周りはそんなの前から知ってるというように、そうだよね~ふみふみには優しいもんね~とうまく流してくれた。
一安心だ。
帰り送り届ける時にあおちゃんの家に車置いてあるからとふみふみから言われたのでとりあえずあおちゃんの家に行った。
それから私は車を乗り換え友達の家に行き送った。さあ、ここからどうしましょう。私は自分の車がなかったため、ふみふみが友達の家に泊まるか私がふみふみの家に泊まるかしか選択肢がなかった。
ふみふみは自分の家で寝たいと言い出したのだ。
ふみふみの家に泊まるのは…と遠慮してみたら、別に良いけど。嫌だったらもう俺運転できるからと言い始めた。それはダメだ。飲酒運転になってしまう。
別に良いけどという一言に私はドキッとした。泊まりたい。そう言いたかったがそれはキモいので、飲酒運転はダメ、明日の朝家まで送ってとお願いしてふみふみの家に泊まることにした。
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