私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら早く来い下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。音楽室の物置から脱出した私達は、急いで生徒会室へと向かい、その勢いのまま部屋の扉を開けました。


「アリアちゃん!?」


「良かった…時間になっても戻って来なかったから、探しに行く所だったんだ」


「だが、何故ミハイラも…」


生徒会メンバーが慌てて私達に駆け寄って来てくれました。会長も言っていた通り、探してくれようとしていたみたいですし。有り難いですね。


「会長、これを」


「…!録音機、役に立ったのかい?」


「はい。とても」


会長は頷くと、すぐに耳元で録音機に入っている音声を再生し始めました。


「でも、何処に居たんですか?お話してたって聞いてますけど…」


「音楽室の物置です。お恥ずかしながら、また閉じ込められてしまいまして」


「また?彼女も飽きないね…閉じ込めるの、そんなに好きなのかな…」


否定出来ませんよね。まさかこの短期間で2回も同じ人に閉じ込められるとか思っていませんでした。


「では、どうやって出て来た。壊してでも来たのか?」


「…それがですね、エストレラの生徒会の皆さん…と言うか、彼方の会長さんと副会長さんと議長の方が助けて下さって。何でも、ドードリアさんのお友達から鍵を預かったみたいで」


メモは、住所を書いて貰った時に見ましたが、音楽室までの道順が簡単に書いてありました。本当にあのお2人が…

一方、此方の生徒会の皆さんは目が点になっています。分かります。私も吃驚しましたから。


「…はあ…情報が多くて頭が痛いな」


「それは何だ、カイン」


「アリアが持って来てくれた動かぬ証拠ってやつかな。これでやっと教師を動かせそうだ」


ニコリと曇りの無い笑顔で笑う会長は、顔が良い事に全く変わりは無いのですが…怖いです。晴れやか過ぎて逆に怖いです。


「僕はこれを持って職員室に行く。残りのメンバーは、引き続き後夜祭の準備を進めておいてくれ。始まる頃には戻るから」


皆さんは頷いて、各々生徒会室を出て行きました。会長は、それを見届けると私達の方へと向き直り


「僕は教師を呼んで来る。2人は此処で待っていてくれ。万が一、エリザベス・ドードリアに会ってしまってはいけないからね」


「分かりました。お願いします」


「ありがとうございます!」


会長も急足で生徒会室を出て行き、私とマギィだけがその場に立ち尽くしていました。


「解決するかな…」


「会長ならしてくれますよ。きっと大丈夫…」


半端自分にも言い聞かせる様に、手を握り締めながら、会長と先生の到着を待つ事になりました。


〈〈〈お前ら早く来い下さい!!!〉〉〉
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