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追放聖女のもふもふスローライフ
第23話 賑やかな朝と草上の昼食
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チュンチュン
小鳥たちのさえずりと、柔らかな朝の日差しで目を覚ます。
今日も、気持ちのいい朝だ。
「キュゥ」
「おはよう、もふぞー」
まだ寝ているティンカを背に乗せたまま、もふぞーがのそのそとやって来る。
ティンカはすっかり彼のもふもふを気に入って、完全にベッド代わりにしていた。
その姿があまりにも自然で、思わず笑みがこぼれる。
さて、それじゃあ朝の支度を始めますかね。
鍋に切った食材を放り込み、グツグツと煮始める。やがて台所に香ばしい、いい香りが漂いはじめた。
「おはよう、リリアナ」
「おはようございます」
ロゼとミミィも順に起きてきて、それぞれの役割をこなし始める。
「瓶の回収、終わった」
「畑も問題なさそうです」
庭から戻ってきたふたりが、淡々と、そして元気に報告してくれる。
畑の管理は、もうすっかり二人に任せきりだ。
そこへ、寝ぼけ眼のティンカがふよふよと飛んできた。
その瞬間、ミミィがビクリと反応して首をすごい勢いで回す。
「わっ!? びっくりした!」
「ご、ごめんなさい。小さくて動くものを見ると……つい反応しちゃって……」
「あたしは小動物とかじゃないからね!?」
ティンカがぷくっと頬をふくらませ、警戒するように言う。
「わ、わかってますよぉ! 取って食べたりなんてしませんから、安心してください!」
ミミィは両手をぶんぶん振って必死に弁解する。
ふふっ。こんなやり取りに、思わず笑みがこぼれた。
もうすっかりティンカもみんなに溶け込んだね。
「リリアナ、なんだか楽しそう」
「キュキュゥ」
私はロゼの言葉に笑顔で返す。
「ほらほら、席について。朝ごはん始めるよー」
小鳥さんたちにパン屑をあげに行っていたロゼが席に戻り、今日も賑やかで温かな食事が始まった。
* * *
「――ってことがあったんだよ」
「なんだか楽しそうですね。私も見たかったです」
雑貨屋からアリサちゃんを連れて屋敷へと戻る道すがら、私は朝の出来事を話して聞かせる。
アリサちゃんは、少し羨ましそうだった。
さてと、今日は何をしようか。
座学なんかはやらなくてもいいかな。私自身も基本、流し聞きだったからあんまり覚えてないし。
火を扱うのはもう少ししてからのほうがいいかな。
……うん、今日は今までのおさらいをしよう。
そのあと早めに切り上げて泉へと案内してみよう。森への立ち入り許可権はもらってるしね。
「今日は森の泉まで案内するね」
「森の泉?」
「うん、動物たちも集まるきれいな泉だよ」
「わぁ……でも、森に入って大丈夫なんですか?」
「私と一緒なら大丈夫。アリサちゃんは私の弟子だしね」
「すっごく楽しみです!」
アリサちゃんは瞳をキラキラさせ、頬を紅潮させながら声を弾ませた。
その姿に、こちらまで楽しみで胸がワクワクした。
* * *
「それじゃあ、昨日までのおさらい。今まで作ったポーションを、もう一度作ってみようか」
「はい!」
アリサちゃんは、元気よく返事をすると、教えたことを忠実に、そして丁寧にこなしポーションを作っていく。
もうだいぶ、ポーションづくりにも慣れてきたみたいだ。
これなら聖女の力は目覚めなくても、一端の薬師にはなれそう。
「よく頑張ったね」
そう言って頭を撫でると、アリサちゃんは頬を紅くして嬉しそうにはにかんだ。
「よし、それじゃあこれから森の泉に行ってみようか」
「はい!」
「みんな集合! アリサちゃんを泉まで案内するよー」
こうして私たちは連れ立って、森の泉へと出かけた。
昼間でも太陽の光があまり届かない森の中を進む。
小鳥のさえずりや、木々を渡る風の音が静かな森に響き、耳に心地よい。……確か、リラクゼーション効果とかあるんだっけ?
やがて、視界がぱっと開けた。
そこには小さな泉が、森にひっそりと抱かれるように広がっていた。
差し込む光を受けて、水面がきらきらと宝石のように輝く。
「わぁ……きれい……」
アリサちゃんが目を丸くする。
「うん、私たちはいつもこの泉で身体をきれいにしてるんだよ」
そう言うと、ティンカが羽を揺らして付け加える。
「この泉は『精霊の泉』って呼ばれてるんだ。昔はね、精霊王様に謁見する人間は、必ずこの泉で身体を清めたんだよ」
「……そうなんだ」
アリサちゃんが小さく呟く。
……私も初めて知った……この泉、そんな謂れがあったんだ……
「……私もこの泉に入ってみたい! おねーちゃん達は毎日入ってるんでしょ?」
「……うーん、それじゃあ早いけど水浴びしようか」
こんな日中に入るのは初めてだったが、少し汗ばむほどの陽気だ。泉の冷たい水はきっと心地よいだろう。
私はローブを脱ぎ、澄んだ空気の中に素肌をさらす。ロゼとミミィも続き、全裸になって水辺に立った。
「おねーちゃんきれい……」
……そうかな? ロゼとかの方がきれいだと思うけど……
やがてアリサちゃんも、恥ずかしそうに服を脱ぎ裸になると、私たちは一緒に泉へと身を浸した。ひやりとした水が肌を包み、心まで透き通るように澄んでいく。
水面が揺れ、きらめきが頬を照らす。
「うん、冷たくて気持ちいい」
「気持ちいいですね」
私たちがひんやりとした泉の水を楽しんでいるうちに、ロゼとミミィ、もふぞーは既に水遊びを始めていた。
その時――。
ガサガサと木々をかき分ける音がして、小鳥たちが飛び立つ羽音が響いた。
私たちは息を呑み、音の方へ顔を向けた。
そこに姿を現したのは、真っ白な体躯を持つ神秘の獣。
一本角を戴いた、ユニコーンだった。
「あっ……」
アリサちゃんが小さく声を上げる。
次の瞬間、彼女は泉から駆け出していた。
「この前はありがとう!」
両手を胸の前でぎゅっと握り、深々と頭を下げるアリサちゃん。
ユニコーンは静かに近づき、その白い首を彼女にすり寄せ、小さくいなないた。
――まるで、彼女の心に応えるように。
その様子に、胸の奥がほっこりと温かくなる。
ユニコーンはアリサちゃんから身を離し、泉の水を一口飲むとその場に身を横たえた。
アリサちゃんはもう一度一礼し、笑顔で戻ってくると、一緒に水遊びをはじめる。
ふと気づくと、泉の周りには淡い光の玉がいくつも浮かびはじめていた。ゆらゆらと漂いながら、優しい光を瞬かせている。
「あたしの仲間たちも集まって来たみたい」
ティンカがそう言うと、光の玉たちも瞬きで応えた。
その幻想的な光景に、アリサちゃんも息を呑んで見入っていた。
ひとしきり遊んだ後は泉のほとりで用意してきた軽食をとる。
パンの間に野菜や代替肉を挟んだバーガーだ。
「こういうの、初めて食べました」
アリサちゃんは頬をふくらませながら幸せそうにほおばり、みんなも美味しそうに平らげた。
* * *
「またね」
夕方になり、ユニコーンや光の玉へと挨拶をし泉を後にした。
――今日も、いい一日だったね、もふぞー。
私は小さくつぶやき、もふぞーへと微笑みかけた。
小鳥たちのさえずりと、柔らかな朝の日差しで目を覚ます。
今日も、気持ちのいい朝だ。
「キュゥ」
「おはよう、もふぞー」
まだ寝ているティンカを背に乗せたまま、もふぞーがのそのそとやって来る。
ティンカはすっかり彼のもふもふを気に入って、完全にベッド代わりにしていた。
その姿があまりにも自然で、思わず笑みがこぼれる。
さて、それじゃあ朝の支度を始めますかね。
鍋に切った食材を放り込み、グツグツと煮始める。やがて台所に香ばしい、いい香りが漂いはじめた。
「おはよう、リリアナ」
「おはようございます」
ロゼとミミィも順に起きてきて、それぞれの役割をこなし始める。
「瓶の回収、終わった」
「畑も問題なさそうです」
庭から戻ってきたふたりが、淡々と、そして元気に報告してくれる。
畑の管理は、もうすっかり二人に任せきりだ。
そこへ、寝ぼけ眼のティンカがふよふよと飛んできた。
その瞬間、ミミィがビクリと反応して首をすごい勢いで回す。
「わっ!? びっくりした!」
「ご、ごめんなさい。小さくて動くものを見ると……つい反応しちゃって……」
「あたしは小動物とかじゃないからね!?」
ティンカがぷくっと頬をふくらませ、警戒するように言う。
「わ、わかってますよぉ! 取って食べたりなんてしませんから、安心してください!」
ミミィは両手をぶんぶん振って必死に弁解する。
ふふっ。こんなやり取りに、思わず笑みがこぼれた。
もうすっかりティンカもみんなに溶け込んだね。
「リリアナ、なんだか楽しそう」
「キュキュゥ」
私はロゼの言葉に笑顔で返す。
「ほらほら、席について。朝ごはん始めるよー」
小鳥さんたちにパン屑をあげに行っていたロゼが席に戻り、今日も賑やかで温かな食事が始まった。
* * *
「――ってことがあったんだよ」
「なんだか楽しそうですね。私も見たかったです」
雑貨屋からアリサちゃんを連れて屋敷へと戻る道すがら、私は朝の出来事を話して聞かせる。
アリサちゃんは、少し羨ましそうだった。
さてと、今日は何をしようか。
座学なんかはやらなくてもいいかな。私自身も基本、流し聞きだったからあんまり覚えてないし。
火を扱うのはもう少ししてからのほうがいいかな。
……うん、今日は今までのおさらいをしよう。
そのあと早めに切り上げて泉へと案内してみよう。森への立ち入り許可権はもらってるしね。
「今日は森の泉まで案内するね」
「森の泉?」
「うん、動物たちも集まるきれいな泉だよ」
「わぁ……でも、森に入って大丈夫なんですか?」
「私と一緒なら大丈夫。アリサちゃんは私の弟子だしね」
「すっごく楽しみです!」
アリサちゃんは瞳をキラキラさせ、頬を紅潮させながら声を弾ませた。
その姿に、こちらまで楽しみで胸がワクワクした。
* * *
「それじゃあ、昨日までのおさらい。今まで作ったポーションを、もう一度作ってみようか」
「はい!」
アリサちゃんは、元気よく返事をすると、教えたことを忠実に、そして丁寧にこなしポーションを作っていく。
もうだいぶ、ポーションづくりにも慣れてきたみたいだ。
これなら聖女の力は目覚めなくても、一端の薬師にはなれそう。
「よく頑張ったね」
そう言って頭を撫でると、アリサちゃんは頬を紅くして嬉しそうにはにかんだ。
「よし、それじゃあこれから森の泉に行ってみようか」
「はい!」
「みんな集合! アリサちゃんを泉まで案内するよー」
こうして私たちは連れ立って、森の泉へと出かけた。
昼間でも太陽の光があまり届かない森の中を進む。
小鳥のさえずりや、木々を渡る風の音が静かな森に響き、耳に心地よい。……確か、リラクゼーション効果とかあるんだっけ?
やがて、視界がぱっと開けた。
そこには小さな泉が、森にひっそりと抱かれるように広がっていた。
差し込む光を受けて、水面がきらきらと宝石のように輝く。
「わぁ……きれい……」
アリサちゃんが目を丸くする。
「うん、私たちはいつもこの泉で身体をきれいにしてるんだよ」
そう言うと、ティンカが羽を揺らして付け加える。
「この泉は『精霊の泉』って呼ばれてるんだ。昔はね、精霊王様に謁見する人間は、必ずこの泉で身体を清めたんだよ」
「……そうなんだ」
アリサちゃんが小さく呟く。
……私も初めて知った……この泉、そんな謂れがあったんだ……
「……私もこの泉に入ってみたい! おねーちゃん達は毎日入ってるんでしょ?」
「……うーん、それじゃあ早いけど水浴びしようか」
こんな日中に入るのは初めてだったが、少し汗ばむほどの陽気だ。泉の冷たい水はきっと心地よいだろう。
私はローブを脱ぎ、澄んだ空気の中に素肌をさらす。ロゼとミミィも続き、全裸になって水辺に立った。
「おねーちゃんきれい……」
……そうかな? ロゼとかの方がきれいだと思うけど……
やがてアリサちゃんも、恥ずかしそうに服を脱ぎ裸になると、私たちは一緒に泉へと身を浸した。ひやりとした水が肌を包み、心まで透き通るように澄んでいく。
水面が揺れ、きらめきが頬を照らす。
「うん、冷たくて気持ちいい」
「気持ちいいですね」
私たちがひんやりとした泉の水を楽しんでいるうちに、ロゼとミミィ、もふぞーは既に水遊びを始めていた。
その時――。
ガサガサと木々をかき分ける音がして、小鳥たちが飛び立つ羽音が響いた。
私たちは息を呑み、音の方へ顔を向けた。
そこに姿を現したのは、真っ白な体躯を持つ神秘の獣。
一本角を戴いた、ユニコーンだった。
「あっ……」
アリサちゃんが小さく声を上げる。
次の瞬間、彼女は泉から駆け出していた。
「この前はありがとう!」
両手を胸の前でぎゅっと握り、深々と頭を下げるアリサちゃん。
ユニコーンは静かに近づき、その白い首を彼女にすり寄せ、小さくいなないた。
――まるで、彼女の心に応えるように。
その様子に、胸の奥がほっこりと温かくなる。
ユニコーンはアリサちゃんから身を離し、泉の水を一口飲むとその場に身を横たえた。
アリサちゃんはもう一度一礼し、笑顔で戻ってくると、一緒に水遊びをはじめる。
ふと気づくと、泉の周りには淡い光の玉がいくつも浮かびはじめていた。ゆらゆらと漂いながら、優しい光を瞬かせている。
「あたしの仲間たちも集まって来たみたい」
ティンカがそう言うと、光の玉たちも瞬きで応えた。
その幻想的な光景に、アリサちゃんも息を呑んで見入っていた。
ひとしきり遊んだ後は泉のほとりで用意してきた軽食をとる。
パンの間に野菜や代替肉を挟んだバーガーだ。
「こういうの、初めて食べました」
アリサちゃんは頬をふくらませながら幸せそうにほおばり、みんなも美味しそうに平らげた。
* * *
「またね」
夕方になり、ユニコーンや光の玉へと挨拶をし泉を後にした。
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