くすぐり小説【想像したことを書き綴るだけ】

ホロン

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短編小説【メイド、奴隷】

子供メイドへのお仕置きと誤解

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「メルさん?これを任せてもよろしいですか?私、ほかに仕事がありまして。」
「…わ、わかりました…。」
「ふふ…ありがとうございます。」

昼食とそれの片付けを済ませた後、屋敷のメイドとして掃除をしていた時に、いつもの人に手助けを求められる。
私はこの人に嫌がらせをされているのだ。
だけど屋敷での争いごとをなるべく避けたい私は、何も言わずにただただを言うことを聞くだけになっていた。
なぜ嫌がらせをされているかというと、実は私はご主人様のお気に入りとなっている。
ご主人様曰く、私は誰よりも真面目でお人好しで頭の回転が早いのだとか。
この「お気に入り」というのは単なる好感度の意味ではなく、いわばメイド全体としての成績のようなもので、もちろんご主人様の主観で決められる。
真面目なメイドもいれば、何とかして楽をしようとするメイドもいる。
けれどご主人様の情報収集能力は高く、どこで何をしてもバレると言われるほどだった。
だが唯一、私への嫌がらせだけはまだ気づかれていない。
ご主人様に相談をしようと一度は考えたが、言い換えればそれはご主人様に迷惑をかけることにもなり、私は状況を打開できずにいた。



ある日、私は大失態を犯してしまった。
正確にはそのように仕向けられたのだが、ご主人様に聞こえるような場所で堂々と悪口を言ってしまったのだ。
この館は今までに多くのメイドさんを雇ってきているそうだが、はっきりと悪口を言ってしまったのはおそらく私が初めてだろう。
私は状況を理解した後青ざめ、その後の仕事にも集中できず時間がかかってしまった。
その結果いつもの時間に寝ることができず、翌日に疲れが取れないと言った日々が続いた。



「あ、あの…ご、ご主人…様…。」
「なんだ?」
「え、えっと…。そ、その…こ、今回の件は…その…なしに…して、もらえない…でしょうか…?」
「だめだ。」
「は、はい…。」

今日は私がご主人様からお仕置きを受ける日。
私は目で見て分かるほどに体を震えさせている。
今はご主人様の部屋にあった地下道への入り口に入り、牢獄がたくさん並んだ道を歩き、ひたすら奥に進んでいる。
牢獄の中にはいくつかの拷問器具はあり、明らかに痛そうなものがいくつかあった。



「…ここだな。」
「!?」

ご主人様が立ち止まった部屋には「更生部屋」と書いてあった。
他の牢獄はすべて鉄格子で中が見えるようになっているのに、ここだけ何故か中が見えないようになっていた。

「入れ。」
「は、はい…。」

私は恐る恐る中に入った。
だが中は意外に殺風景で、正面の壁にバツ印が書いてあるだけだった。

「そこのバツ印に合わせて手を上げ、足を開けろ。」
「は、はい…。」

言われた通りに私は手を上げて足を開く。
すると急に四肢が拘束され、私は動けなくなった。

(…やっぱり…痛いことをするのかな…。)

そう思った私は目を瞑って覚悟を決めた。

「ひゃ!?あひゃ!?あは!?はははははははははは!?」

身構えてる私に対して、壁から出てきたマジックハンドが突然私の腋と腋腹をくすぐってきた。
私は訳がわからなくて、すぐに笑ってしまった。
その様子をご主人様は表情を変えずに見ていた。

(…こんなの…こんなの…見られたくない…!)

くすぐったいという感覚が襲う中、私は自分の無様な笑い方をご主人様に見られ、羞恥心を覚えた。
くすぐりは一向に収まる気配がなく、無理矢理笑わせているせいで私の呼吸はどんどん荒くなっていく。

「あははははははははは!はあ…はあ…!あははははははははは!?」

それでもご主人様は何もただ私を無言で見ているだけ。
理由が分からずともとにかく苦しいこの状況から離れたい一心で、私は必死にご主人様に声をかける。

「あはははははははは!ご主人様ぁぁぁああ!許してくだざいぃぃいい!」

言葉も乱れ始め、私の体力も少なくなってきていた。
すると私の言葉が届いたのか、ご主人様は私に近づき、しゃがんで目線を合わせてきた。
その瞬間マジックハンドが止まった。

「はあ…はあ…はあ…はあ…。」

私は体力の少なさと羞恥心から、ご主人様を直視出来なかった。

「反省しているか?」

私はその言葉にしがみつくように涙で濡れた顔を上げて懇願した。

「は、はい…!反省しています…!だから…だから…!」
「…。」

ご主人様は何かを考えるように少しの間黙り、そして立ち上がった。

「その機械にはある特定のプログラムが組み込まれている。しばらく罰を受けてろ。」
「そ、そんな…ご主人様…ご主人様…!ひゃあ!?あははははははははははは!?」

ご主人様が出て行こうとするのと同時に、マジックハンドがくすぐりを再開する。

「許してくださいぃぃ!ご主人様ぁぁぁああ!あはははははははははは!?」

その言葉を無視するようにご主人様は部屋を去った。
その瞬間私の心は絶望で満たされた。
理由も説明されず、ただただ苦しい状況に一人放置され、何を考えればいいかもわからない。
私はご主人様の意図を読み取ろうと一生懸命考えた。

「はあ…はあ…。にゃあ~///あははははははははは!?」

くすぐりが止んだと思いきや、今度は下から複数の触手が出てきて、私の服の中に侵入して、胴体を舐め回すようにくすぐり始めた。
もちろん腕はずっと上がった状態で、四肢の拘束のせいで胴体も広くは動かせない。
さっきよりも数倍くすぐったく感じ、私の思考はオーバーフローしそうだった。
それでも私は必死に理性を保ちながら考えた。

(ご主人様はどうして…このような罰を…。)

考えてみれば、そもそもどうしてこの罰にしたのかも疑問だ。
ここに来る途中にも罰を与えれるような牢獄はたくさんあった。
にもかかわらず、ご主人様はあえてこの罰にした。
私はご主人様の行動を思い出せるだけ思い出す。

(ああ…!くすぐったい…!くすぐったい…!もう…いやだ…!なんで…私が…こんな…!)

服の中を這いずり回る触手は鬱陶しいぐらいに弱点を突いてきていて、私の思考回路を阻害する。
腋、腋腹、お腹、おへそ、胸、乳首、あまりの触手で内股、性器まわりをくすぐられている。
さらに触手独特の滑りと最初のマジックハンドで感度は上がりに上がっている。
私の顔は笑わされていることにより涙でぐしゃぐしゃになり、拭うこともできず目がうまく開けられない。
そして…一度くすぐりの方に意識を移してしまったのが私の最後だった。
その後の思考が全てくすぐりに侵食され、まともにはいられなかった。

(ああ…くすぐったい…もう…限界…許して…ください…。)

声が出なくなるほどくすぐられ、意識が途切れる直前に微かに聞こえた足音に、私は最後にこう言った。

「ご主人…様…。」



「んん…は!?」
「メル、そのままじっとしておけ。これは命令だ。」
「は、はい…ご主人様…。」

これはどういう状況だろうか。
今現在私は何かにもたれかかるように座っているのだが、その何かとはご主人様であり、私はご主人様に自身の体を預けて座っている。
まだ子供である私から見たご主人様の体はとても大きく、私の体全てを包容していた。
じっとしておけという命令を受け、緊張しながらもそのまま座っていると、ご主人様が話し始めた。

「メル、すまなかった。今回は全て俺の失態だ。」
「え?えっと…あの…ご、ご主人様…?」
「他のメイドから聞いたのさ。お前が複数のメイドに嫌がらせされていると。」
「!?」

私は全て理解するのと同時に、私も喋る。

「そ、そんなことは…!そ、それに…ご主人様の悪口言ってしまったのは…じ、事実ですから…。」
「言わされたのだろう?」
「え?」
「証拠は見つけたさ。他のメイドの中でその嫌がらせの一部始終を録画している者がいたからな。そのような証拠があるのにお前を責めたりしないさ。」
「ご主人様…。」
「むしろ、謝るのは俺の方だ。俺が早とちりをしたからメルが罪なく制裁を受けてしまった。メルがそんなことをするはずがないのに…。」
「!」

やっと意味がわかった。
ご主人様が痛みでなくくすぐりを罰にした理由。
ご主人様は私を優秀だと認めてくださった。
だからできるだけ傷つけないようにしていたんだ。

「わ、私は大丈夫です…大丈夫ですから…。」
「大丈夫ならいいが…。メル、お前の望みを一つ聞こう。」
「え?」
「普段なら色々制約がかかっているが、今回は別だ。俺の失態だからな。遠慮はしなくていいぞ。」
「し、しかし…ご主人様…。」
「こんな時まで上から目線で悪いが、俺の慈悲なのだ。受け取ってほしい。」
「…。」

いい意味で強引なご主人様に私は推され、もはやご主人様の願いのようにも聞こえてきてしまったため、私はご主人様のご慈悲を受けることにした。

「それで、何をしてほしい。」
「えっと…。」

実は雇われた初期から願いはあった。

「ご主人様、この後はご予定などはありませんか?」
「予定…いや、今日はもうないな。予定のない日にお仕置きをしようというのが今日の予定のようなものだったからな。」
「そうですか…。では…。」

恥ずかしいが私は言った。

「もう少しだけ…このまま私を抱きしめていてくれませんか?」
「…いいぞ。」

その後、夕食の時間になるまでご主人様は私を抱きしめてくださった。
私はご主人様が大好きだ。

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