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ある日突然能力をもらったので自分の学校の人にくすぐりプレイをやらせようと思います
第0話【神との契約】
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「あ~…なんか面白いことないかな~…。」
学生生活のある日、俺は家でスマホを弄りながら呟く。
学生生活は、大体の人が青春を謳歌するため、毎日何かしら楽しいことが起こる充実した日々を過ごすだろう。
だけど俺は、毎日同じように1人で過ごしているため、毎日何も面白いことが起きない。
それはそれで、社会人から見ればいいのかも知れないが、はっきり言って退屈なのだ。
どうせ学生生活を過ごすなら、せっかくなら充実していた方がよりいいというのもまた思うことだろう。
「あ~…なんか面白いことないかな~…。」
全く同じことを呟きながら、変わらずスマホをいじり続ける。
その時。
「その願い、僕が叶えてあげよう。」
「…え?」
急に脳内に語りかけるような声が聞こえた。
そしてそれと同時に、俺の目の前に1人の羽を生やした短髪の人が現れた。
「…天使?」
「ふむ…あんまり驚かないんだね、君は。大体の人はびっくりするんだけど。」
「いやまあ、そういう気力もないので…。というか誰ですか?」
「今さっき君が言った通りさ。僕は天使。暇だから天界から君も含めて人間のことを見ていたのさ。」
「暇だから?」
天界って暇なんだ?
いやまあ、天界が何をするところかなんて全く知らないんだけど。
「ああでも、いつもはめっちゃくちゃ忙しいからね。なんで忙しいかは言わないけど、こっちに来ることなんてほとんどないんだから。」
「あぁ…。」
「あと、僕は一応神だからね。」
饒舌だなこの神。
「…さて、僕がここにきた理由だが、さっき言った通り、君の願いを叶えるためさ。」
「願いって…さっき言ってた、『なんか面白いことないかな』、のことですか?」
「そうさ。僕が君に面白い能力を授けてあげよう。」
「能力?」
能力って、あの異世界系でよく見るあれだよな。
「どうやら、君は面白いものを持っているようだからね。なんと言えばいいか…。特徴?性質?いや、性癖と言えばいいのかな?」
「…あぁ、確かにそうですね。」
おそらく、アレのことだろう。
「『誰かがくすぐられるのを見るのが好き』らしいね。それをいつでも見れるような能力をあげようじゃないか。」
「おぉ…それは…普通に嬉しいかもしれない…。」
「…なんだか、1つ1つの反応が薄いね。それも君の特徴かい?」
「余計なお世話です。」
こういうのに大げさに喜ぶのは、なんとなく恥ずかしい。
「さて、能力を譲渡するわけだが、まずはその能力について理解しないといけないね。テレパシーで君の脳内に直接送るから、頑張って理解してね。」
「あ、はい。」
能力『 くすぐりプレイを行わないと出られない部屋』
・選択した2人を別の空間へ飛ばし、条件を達成しない限り拘束し続ける魔法
・選択した2人には自分を選ぶこともできる
・その空間に人がいる間は、現世で時間経過やそれによる現象が一切起こらない
・空間の設定は、能力発動者本人が行うことができ、死、怪我、空腹、病気など、あらゆる事象を無効化したり、無くしたりすることができる
・この空間は、基本的に条件を達成しないと出られないが、その条件は能力発動者本人が決めることができる
・ただし、その条件は、くすぐりに関連するものでなければならず、必ずくすぐる側とくすぐられる側を設定しなければならない
・この空間内で起こったことは、基本的に当人の記憶に保持されるが、空間内で起こったことが現世での何かしらの影響につながることはない
「う~ん…?うん…。なるほど…。」
意外としっかりした能力がきたものだ。
能力の説明だけでなく、条件や周囲への影響まで情報があるのはありがたい。
それとも、能力とは普通こういうものなのだろうか。
「どう?気に入った?」
「はい、ありがとうございます。」
「それはよかった。じゃあ最後に1つ聞くけど、この能力を君に授けた場合、君は毎日僕に祈りを捧げなければならないのだけど、それは大丈夫かい?」
「え?」
「あぁ、まだ能力を授けたわけじゃないから、安心していいよ。ただ、能力を授けるというのは、いわゆる契約みたいなものでね。授かった者は授けた者の条件を受け入れなければならないんだよ。」
「あぁ…なるほど…。」
まあ、確かに、これだけだと神様にメリットがない。
「とは言っても、そんな厳しい条件をつけるつもりはないから、そうだな…1日1回、僕に祈りを捧げるだけでいいかな。」
「祈り?」
「簡単さ。要は、僕を信仰すればいいだけ。」
抽象的な内容だが、なんとなくは分かる。
「分かりました。ちなみに、それを破った場合はどうなりますか?」
「ん~…そうだな…これもまあ、設定しなくてもいいんだけど…せっかくだし、破った場合は君の『運』をもらうことにしようかな。」
「運…?」
「簡単に言えば、破れば破るほど君は不幸になるということさ。」
「あぁ…。」
地味に嫌だな…。
「分かりました。条件を受け入れます。」
「よし。契約成立だ。じゃあ、早速君に能力を授けよう。」
こんな感じで、俺は能力を貰い受けた。
「うーん…。」
授業中を何となくで先生の話を聞きながら、手元にあるメモ紙をじっと見つめる。
先日神様からもらった、俺の性癖の欲求不満解消に特化した能力。
その能力を使う対象を決めるために、俺は覚えている範囲で同学年の生徒、部活のメンバーの名前、そして同じ委員会の委員のメンバーを書きだしてみた。
自分で言うのも何だが、意外と名前と顔を覚えれているものだなと感じた。
正直なところ、くすぐられてる姿を見たい人物は何人かいる。
なので、ノータイムで発動できるのであれば、今すぐにでも発動したいぐらいだ。
けれど問題はそこではなく、能力発動の条件だ。
俺が作り出した空間での記憶は、当人たちにも残る。
つまり、組み合わせ次第では天国にも地獄にもなりうる。
なので俺は、どの組み合わせならいいだろうかと、一生懸命考えているわけだ。
「…今日中には決めるか。」
名前と顔を覚えている生徒が想像以上に多く、ある程度区切りをつけないときりがない気がしたので、俺は家で考えることにした。
学生生活のある日、俺は家でスマホを弄りながら呟く。
学生生活は、大体の人が青春を謳歌するため、毎日何かしら楽しいことが起こる充実した日々を過ごすだろう。
だけど俺は、毎日同じように1人で過ごしているため、毎日何も面白いことが起きない。
それはそれで、社会人から見ればいいのかも知れないが、はっきり言って退屈なのだ。
どうせ学生生活を過ごすなら、せっかくなら充実していた方がよりいいというのもまた思うことだろう。
「あ~…なんか面白いことないかな~…。」
全く同じことを呟きながら、変わらずスマホをいじり続ける。
その時。
「その願い、僕が叶えてあげよう。」
「…え?」
急に脳内に語りかけるような声が聞こえた。
そしてそれと同時に、俺の目の前に1人の羽を生やした短髪の人が現れた。
「…天使?」
「ふむ…あんまり驚かないんだね、君は。大体の人はびっくりするんだけど。」
「いやまあ、そういう気力もないので…。というか誰ですか?」
「今さっき君が言った通りさ。僕は天使。暇だから天界から君も含めて人間のことを見ていたのさ。」
「暇だから?」
天界って暇なんだ?
いやまあ、天界が何をするところかなんて全く知らないんだけど。
「ああでも、いつもはめっちゃくちゃ忙しいからね。なんで忙しいかは言わないけど、こっちに来ることなんてほとんどないんだから。」
「あぁ…。」
「あと、僕は一応神だからね。」
饒舌だなこの神。
「…さて、僕がここにきた理由だが、さっき言った通り、君の願いを叶えるためさ。」
「願いって…さっき言ってた、『なんか面白いことないかな』、のことですか?」
「そうさ。僕が君に面白い能力を授けてあげよう。」
「能力?」
能力って、あの異世界系でよく見るあれだよな。
「どうやら、君は面白いものを持っているようだからね。なんと言えばいいか…。特徴?性質?いや、性癖と言えばいいのかな?」
「…あぁ、確かにそうですね。」
おそらく、アレのことだろう。
「『誰かがくすぐられるのを見るのが好き』らしいね。それをいつでも見れるような能力をあげようじゃないか。」
「おぉ…それは…普通に嬉しいかもしれない…。」
「…なんだか、1つ1つの反応が薄いね。それも君の特徴かい?」
「余計なお世話です。」
こういうのに大げさに喜ぶのは、なんとなく恥ずかしい。
「さて、能力を譲渡するわけだが、まずはその能力について理解しないといけないね。テレパシーで君の脳内に直接送るから、頑張って理解してね。」
「あ、はい。」
能力『 くすぐりプレイを行わないと出られない部屋』
・選択した2人を別の空間へ飛ばし、条件を達成しない限り拘束し続ける魔法
・選択した2人には自分を選ぶこともできる
・その空間に人がいる間は、現世で時間経過やそれによる現象が一切起こらない
・空間の設定は、能力発動者本人が行うことができ、死、怪我、空腹、病気など、あらゆる事象を無効化したり、無くしたりすることができる
・この空間は、基本的に条件を達成しないと出られないが、その条件は能力発動者本人が決めることができる
・ただし、その条件は、くすぐりに関連するものでなければならず、必ずくすぐる側とくすぐられる側を設定しなければならない
・この空間内で起こったことは、基本的に当人の記憶に保持されるが、空間内で起こったことが現世での何かしらの影響につながることはない
「う~ん…?うん…。なるほど…。」
意外としっかりした能力がきたものだ。
能力の説明だけでなく、条件や周囲への影響まで情報があるのはありがたい。
それとも、能力とは普通こういうものなのだろうか。
「どう?気に入った?」
「はい、ありがとうございます。」
「それはよかった。じゃあ最後に1つ聞くけど、この能力を君に授けた場合、君は毎日僕に祈りを捧げなければならないのだけど、それは大丈夫かい?」
「え?」
「あぁ、まだ能力を授けたわけじゃないから、安心していいよ。ただ、能力を授けるというのは、いわゆる契約みたいなものでね。授かった者は授けた者の条件を受け入れなければならないんだよ。」
「あぁ…なるほど…。」
まあ、確かに、これだけだと神様にメリットがない。
「とは言っても、そんな厳しい条件をつけるつもりはないから、そうだな…1日1回、僕に祈りを捧げるだけでいいかな。」
「祈り?」
「簡単さ。要は、僕を信仰すればいいだけ。」
抽象的な内容だが、なんとなくは分かる。
「分かりました。ちなみに、それを破った場合はどうなりますか?」
「ん~…そうだな…これもまあ、設定しなくてもいいんだけど…せっかくだし、破った場合は君の『運』をもらうことにしようかな。」
「運…?」
「簡単に言えば、破れば破るほど君は不幸になるということさ。」
「あぁ…。」
地味に嫌だな…。
「分かりました。条件を受け入れます。」
「よし。契約成立だ。じゃあ、早速君に能力を授けよう。」
こんな感じで、俺は能力を貰い受けた。
「うーん…。」
授業中を何となくで先生の話を聞きながら、手元にあるメモ紙をじっと見つめる。
先日神様からもらった、俺の性癖の欲求不満解消に特化した能力。
その能力を使う対象を決めるために、俺は覚えている範囲で同学年の生徒、部活のメンバーの名前、そして同じ委員会の委員のメンバーを書きだしてみた。
自分で言うのも何だが、意外と名前と顔を覚えれているものだなと感じた。
正直なところ、くすぐられてる姿を見たい人物は何人かいる。
なので、ノータイムで発動できるのであれば、今すぐにでも発動したいぐらいだ。
けれど問題はそこではなく、能力発動の条件だ。
俺が作り出した空間での記憶は、当人たちにも残る。
つまり、組み合わせ次第では天国にも地獄にもなりうる。
なので俺は、どの組み合わせならいいだろうかと、一生懸命考えているわけだ。
「…今日中には決めるか。」
名前と顔を覚えている生徒が想像以上に多く、ある程度区切りをつけないときりがない気がしたので、俺は家で考えることにした。
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