生ける概念《ホムンクルス》

きままなじんせい

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第一章 命ある概念達

第1話 正義《ユースティティア》

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 サンサンと照りつける太陽。

 窓から聞こえる蝉の鳴き声。

 心地よくサラサラとしたエアコンと扇風機の風。

 そして・・・・・・。

「ハァ・・・・・・全っ然終わらねぇ」

 目の前には夏休みの課題の山。

 思わず声が出てしまった。

 僕の名前は関ヶせきがシム。自分で言うのもなんだが、どこの学校にも必ずいる、ごく普通の高校生だ。
 ちなみに言っておくが、うちの家系はかの有名な天下分け目の決戦とは全く関係ない。

 そして見ての通り、窮地に立たされている。

「うーん・・・・・・うぅ、むむ」

 シャーペンを握りしめ、机の上の宿題に向かって無い知恵を絞り、ひたすら、ただひたすらに考える。
 いつもなら、父さんか母さんに泣きついて付き合ってもらっているのだが、今日はたまたま急用が入って2人とも家を留守にしていた。

 なんだよ、夏休みなのに急用って。

「むぅ、ダァァ! クソッ! だめだ! 全っ然わかんない! そもそも自分じゃわかんない所をどうやってやればいいんだよ!?」

 僕が頭を抱えヤケクソになって叫んでいると、後ろのドアからノックの音と一緒に生意気そうな声が聞こえてきた。

「お兄ちゃん? 今ヒマー?」

 妹のサヨリの声だった。聞いた感じ、何か頼みごとを言いたげなようすだ。
 正直断りたい、絶対何か面倒ごとを押し付けられるに決まってる。

「――ヤダ、今僕は忙しいんだ」

 なので、ここはキッパリと断る事にした。

「えぇ~、なんでぇ? どうせ宿題一人でやるのしんどくて止まってるだけなんでしょ?」

 妙に鋭い上、よく刺さるなぁ。

「ちょっとコンビニ行って、アイス買って来てくれるだけでいいからぁ~!」

 尚更行きたくない・・・・・・。

「ヤダ、アイスなら自分で買いに行けば良いじゃんか」

 なんとか流そう、そうしよう。前もそうやってなにかと僕に面倒頼んできてるのに、

「むぅ。じゃあこうしよ? もし買いに行ってくれたら、お兄ちゃんの分のお金も出してあげる!」

 フッ、甘いなサヨリ! そんな程度じゃ――。

「それに、お兄ちゃんの好きな『カラメルプリン&ナッツ』、今期間限定で新作が発売されてるよ?」

「うっ・・・・・・い、いかないぞ」

 一瞬誘惑に負けそうになったが、窓の外のギラギラ光る太陽を見て、正気に戻った。

「とにかく! 僕は今忙しいんだ、後にしてくれ」

 何がなんでも、この暑い外には出たくないのでなんとか追い返そうとする。

「ぶぅぅ~、もういい! 聞いてくれないなら、お兄ちゃんの貯め撮り日朝、全部消すから!」

「行かせていただきます」

 それはガチめにやめてくれ、あの番組とアニメまだ全部見終わってないんだやめてくれ。

「ニチャァ」

 な、なんだよその『フッ、お兄ちゃんチョロいな!』みたいな見下しスマイル!?


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆


「ああ・・・・・・暑いぃ~、溶けるぅ」

 僕は照りつける太陽の下、近くのコンビニを目指して歩いている。

 近くのコンビニで言われたアイスを買ってくるだけの簡単な頼みごと、いわば小間使い。

 気分転換にはなるかもしれないが、流石に暑い。

 道路のアスファルトはジリジリと熱く。

 蝉の声が周りから騒がしいぐらい聞こえてくる。

 気のせいか、何かが焼ける様なニオイも。

 出かける直前、サヨリがテレビのチャンネルをポチポチ変えてる時に流れたニュースで、今日は猛暑日だとか言っていた気がしたが、まさかここまでとは。

 なんだか、サヨリに良い様に使われた気がする。

「ハァ、サヨリのやつ・・・・・・こんなの、アイス一つじゃあ割に合わないぞ。というか、暑すぎる! コンビニまで持たない、どっか暑さを凌げる所ないのか?」

 そんなことを言いながら道を歩いていると、ふと角に目を引く建物が見え僕は釘付けになった。
 特に意味はない、ただ目を引いただけだ。

「ん? こんな所にこんなお店あったっけ? 最近できたのかな?」

 看板を見る限り、日本語では無いようだ、アルファベットのようなレタリング文字で『EndinitiuM』と書かれているから英語だろうか。
 英語はあまり得意な教科ではないので、なんて書いてあるのか正しくはわからないが『エンドなんとか』と書いてあるように見える。

 合ってるかどうかわからないけど。

 店全体の雰囲気を一言で表すなら“怪しげ”という感じだ。
 
 入り口のすぐ横のショーウィンドウには置物やら、人形やらがたくさん置いてある。
 どこかレトロというか、アンティークというか、どちらも詳しくは知らないが、そんな感じだった。

 入り口には『OPEN』の掛け看板がかけてあった。

「うーん」

 ちょ、ちょっと避難するぐらい、別に良いよな?

 僕は恐る恐る入ってみた。特に深い理由はない、ただただ興味と、暑さから逃げたい欲がわいただけだ。

「お、お邪魔します」

 店の中は、エアコンが効いているのか、涼しくて生き返るほど快適だった。
 しかし、外観に負けじと怪しげな感じだった。

 あちこちに置かれた置物や人形。

 天井にはシャンデリアやファンみたいな家具や、吊るされた飾り。

 鍵の付いた木でできた箱。

 壁には掛け時計がずらりと並んでいて、それぞれ違う時間を指していた。

 もはや、怪しげというより奇妙で、まるで海外のちょっと変わったお土産屋にいる気分だった。

「うわぁ・・・・・・」

 どれもこれも、初めて見る様なものばかりでちょっと新鮮だった。

 それにしても、全く人の気配を感じない。店員さんの一人ぐらい居ても不思議じゃないのに。

 ん? それじゃあ、なんで『OPEN』の看板が掛かってたんだ? しかも鍵開いてたし。

 というか、いつの間にかアイスを買ってすぐ帰るつもりが、かなり寄り道をしてしまった。

 もう充分涼んだし、早く帰らないとサヨリが何を言い出すか分からない。

 僕は出口の方に歩いて行った。

 “歩いて行ったはずだった”。

 無意識だった。不思議なことに僕は、無意識のうちに出口とは違う方向に歩いていた。

 違和感に気がついたのは僕が店の奥に着いた頃だった。

「あれ? 僕、なんでこんな所にいるんだ? ちゃんと出口に向かって行ったはずじゃ・・・・・・?」

 なぜ自分が、出口と違う方向に行ってしまったのか、なぜ無意識だったのか全くわからなかった。

 しかし、その疑問は次の瞬間、ほうきで払ったほこりみたいに消え去った。

「ん? フラスコ?」

 目の前の机に、古そうなフラスコがあった。

 ただのフラスコなら気づきはしなかっただろう、なぜならそのフラスコには“小さな少女の姿をした人形のような何か”があったからだ。

 瓶の中に船の模型を入れて作るボトルシップは知っているが。
 このフラスコに入っているいわば『フラスコドール』は、とても人が作ったとは思えないぐらいのものだ。

 人形にしっかりと服が着せられているし、まつ毛や服のボタンなども、ちゃんと作られている。

 それに、なんというか、人形にしてはリアルすぎる。

 もう少しよく見てみようと、手に取ろうとしたその時。

 フラスコが突然光り輝いたのだ。

「うわっ!?」

 眩しさに目がくらんだ。

 しばらくして、真っ白な視界から視力が戻る。

「うーん・・・・・・ん? あれ!? おかしいな? さっきまで中に人形が――」

 すると、そこには信じられない光景があった。

「――って、えっ!? なんで、どうして!?」

 フラスコが光って、中の人形が消えたと思ったら。

 先ほどフラスコの中にいた人形が、フラスコの外に、しかも大きくなって近くの床に倒れていた。

 背筋がゾッとして怖くなった。

 明らかにさっきの人形だ。
 でも、大きさがぱっと見100~120cmぐらいまで大きくなっている。

「人形・・・・・・だよな?」

 恐る恐る、手に取り見てみた。

 良い香りのするロングヘアの綺麗な白い髪。

 肌はハリがあって柔らかく純白みたいな白。

 身体は、脈も体温も感じ取れないが、非常に人間っぽい。

 目は閉じているが、優しそうで整った顔をしている。

 服装は、なんといか、ゴスロリ? みたいな白を基調とした可愛らしいドレスのような服で、所々にフリルやリボンなどの装飾があり。

 思わず魅入ってしまう程、かなり精巧に作られている。

 あと一応、何とは言わないがちゃんとはいていた。

「結構可愛いな、って僕は何を考えてるんだ!?」

 しかし、こうして見ると、やはり“人形”では無く、どちらかと言えば“人”に見える。
 だが、人にしてはどこか違和感を感じる。

 そんな不思議な感じがする。

 というか、白色多すぎだろ・・・・・・。

 それ以前に、これが元の大きさなら、どうやってこのフラスコの中に入ってたのかの方が不思議だ。

「うーん」

 どこからか声が聞こえた。

「えッ!? 声? まさか!」

 いや、違う、“人形から声が聞こえたのだ”。

「う、うわぁぁぁ!?」

「おっとと!」

 思わず投げてしまったが、人形は空中で器用に体勢を直し着地すると。
 
 まるで長い眠りから覚めたかの様に、ゆっくりと静かに目を開け。何ごともなかったかのように服を払った。

 さっきまでは目をつむっていたので見えなかったが、瞳の色がかなり特徴的に見えた。
 とても澄んだ青空のようにキレイな水色だった。

「・・・・・・貴方ですか?」

「えっ?」

「私を起こしたのは」

 そして、優しそうな声で僕に“話しかけてきた”。

「え、えっと・・・・・・あの、その・・・・・・」

「見たり、触ったりしましたよね? 私のボディ」

「えっと、その・・・・・・」

 混乱して思うように言葉が出ない。

「しかも、割と長めに」

「・・・・・・はい、ごめんなさい、つい」

 というか、半ばパニック状態だ。

「まぁ、いいです。うーん! もう慣れましたから」

 少女の姿をした人形は少し背筋を伸ばした後。

「コホン、初めまして。私は『生ける概念《ホムンクルス》』製造第三世代、第五番、『正義《ユースティティア》』です。製作年は1839年、好きなものは良い事とカップケーキ、苦手なものは悪い事、好きな言葉は『一日一善』です」

 自己紹介を始めた。

「えっ、あの、その・・・・・・へ?」

「だーかーら! 私は『生ける概念《ホムンクルス》』製造第三――」

「ちょ、ちょっと待って! 一旦整理させて!」

 もう何がなんだかさっぱりわからない。

 サヨリの頼みでアイスを買いに出かけて。たまたま寄った怪しげなお店で人形が入ったフラスコに触ったら、その人形が出てきて動いたり僕に話しかけてきてる。

「夢でも見てるのか? それとも幻覚か? そもそも、人形が動いたり喋ったり――」

「人形じゃありません! 『生ける概念《ホムンクルス》』です! ホムンクルス!!」

 僕がそう言い切る前に、彼女は素早く訂正してきた。

「・・・・・・ホ、ホムンクルス?」

「ホムンクルス。ハイ復唱!」

「ホ、ホムンクルス」

 僕に復唱させた。

 そして、彼女は続けて。

「そして、私は『正義《ユースティティア》』ユースティティア。ハイ復唱!」

「ユ、ユースティティア」

 また僕に復唱させた。

「あ、でもちょっと長いので、気軽に『ユスティ』でどうぞ」

 じゃあ、なんで復唱させたんだ?

 意外とマイペースな性格なのか? しかし、相変わらず、何から何までちんぷんかんぷんだ。
 
 今のところ分かるのは、彼女は人形では無くホムンクルスというらしく、名前はユースティティアというらしい。

 それ以前に僕はこのあまりにも現実離れした光景に、頭が追いつかないでいた。
 例えるなら、難しい謎解きをヒントなしで解こうとしてる。もしくは、さっきまでやっていた宿題をやっている気分だった。

「あ、そうそう! ここからが大事な話なんですが、私と――って、ちゃんと聞いてますか?」

「えっ? あ、その、ごめん。ちょっとボッーとしてた・・・・・・あまりにも、その、非日常的で」

 彼女が声をかけてきたので、放心状態から戻った。

「もう、ちゃんと聞いててくださいよ? 大事な話なんですから。コホン! 簡潔に言いますけど、私達ホムンクルスは特定の“概念の媒介”が無いと、長時間活動出来ないんです」

「ば、媒介!?」

「なので、私の媒介になって欲しいのですが、良いでしょうか?」

「え? えぇ!?」

 何を言い出すのかと思ったら、『媒介になって欲しい』だって?

 やっぱり、呪いの人形の類なのか!?

「大丈夫です、魂とか取ったりしませんから。あと、無理強いもしません、あくまで出来たらの――」

 彼女がそう言い切る前に、辺りに何かイヤな気配がした。まるで、狼がこちらを狙っているような気配だ。

 すると、突然どこからか“何か鋭いもの”が飛んできた。

「うわぁ!?」

「ハッ!」

 僕は驚いて身を縮めた。しかし、彼女が手をかざすとその鋭い何かは音を立てて弾かれた。

 飛んできたのは、ナイフだった。

「なんでまた貴方に会うんですか? マロム」

 彼女が、ナイフの飛んできた方を睨みながら言った。

 彼女の視線の先をよく見てみると、暗闇の中に“誰かがいた”。

「フン! まぁ、一応は言ってやるよ、お前を仕留めるために決まってるだろ? ユースティティア!」

 怒ったような口調でその誰かは言った。

 黒髪の癖っ毛で、目はどこか深みを感じる紫色の瞳がギロリと鋭く光っている。

 服装はユスティみたいにゴシックな感じだが、黒色を基調としているし、身体の左側に真っ黒の布を付けていて。

 右手には、日本刀みたいな形をした剣を握っていた。

 見た感じの大きさも、なんら彼女と変わらないが。

 何より彼女と違って、そいつは声も姿もいわば“少年”のようなやつだった。

 声の感じは、なんかゲームのライバルキャラみたいな感じに聞こえた。

 そして、こいつは彼女のことを知っていて、彼女もこいつのことを知っている様子だった。

「し、知り合いなのか?」

 僕が彼女に聞くと、数秒の沈黙の後答えてくれた。

「えぇ。そんなとこです」

 すると、目の前のやつが言った。

「お前、人間か?」

 僕に向かって言っているのか。

「俺は『生ける概念《ホムンクルス》』製造第三世代、第六番、『悪《マロム》』! 一応言ってやるが、傷付きたくなきゃ引っ込んでろ!」

 そして、自分をホムンクルスだと名乗った。こいつもホムンクルスなのか?

「いけない!」

「うわっ!?」

 彼女は咄嗟に僕を突き飛ばして、やつが振り上げた剣から守ってくれた。

「チッ! 相変わらずのお人好しだな!」

「貴方だって! 相変わらず乱暴な個体ですよ! ほら、ボーっとしてないで逃げますよ!」

「え? あっ、ちょっと!?」

 僕は彼女に手を引かれ一緒に逃げていた。

「んな!? オイコラ逃げんなッ!」

 やつは追ってくる。とても怖かった。

 2人とも無我夢中で逃げた。

「ちょっと涼もうと寄り道しただけなのに! どうして僕がこんな目にあうんだァァーー!?」

 思わず嘆きの声が出た。

 しばらく逃げ回った後、不幸にも行き止まりにたどり着いてしまった。
 目の前が真っ暗になった気持ちだった。

「も、もうだめだ」

 最悪の展開だ。

「いいえ、まだ諦めてはだめです!」

 彼女が言った。

「――さっきの話、覚えてますか?」

「確かに、このままじゃ2人とも終わりです! でも、貴方がまだ生きていたいなら・・・・・・覚悟があるのなら!」

 彼女はそう言うと、小指を突き出してきた。

「“約束”を・・・・・・」

「え?」

「私と、なんでもいいから約束を交わしてください。この際なんでも構いませんから!」

「えっ、約束っていわれても――」

「時間がありません!」

 そうだ迷ってる時間は今は無いっことはわかってる。でもいきなり約束だなんて。

「逃がさないぞ! ユースティティア!」

 やつが追いついてきた。

「わ、分かった! と、とりあえず『僕を守って』!」

「分かりました、それでは――」

 僕がそう言うと、彼女は僕の小指に自分の小指を重ねてきた。

「約束します、『貴方のことを守る』と」

 何か起きると思ったが、何も起きなかった。

「・・・・・・ん?」

「ほら! あとは一緒に“指切った”って言えば完了です!」

 何が起きるのかわからないが、助かるためにはやるしか無い。

「指切った!」

「ゆ、指切った!」

 2人でそう言った瞬間、お互いの小指から光り輝く糸のようなものが小指に絡み付いてきた。

「何!? まさか、約束を!?」

 あいつは驚愕した様子だった。

 その後彼女は語るように言った。

「私達は『生ける概念《ホムンクルス》』私達は、大昔“ある人間”によって作られました――」

 彼女はそのまま続ける。

「私達は、己に与えられた概念を完成させ、その行き着く終着点を目指しています――そして、私達ホムンクルスと約束を交わした人間『約束者《プロミスト》』は私達の概念の媒介となり、共に生きるということ」

 そして、僕の方に振り向き彼女が僕に聞いてくる。

「――約束完了です。そう言えば、まだ名前を聞いていませんでしたね。今更申し訳ありませんが、貴方の名前は?」

「な、名前? 関ヶ、関ヶシム」

「関ヶシム・・・・・・いい名前ですね。今日からよろしくです。シム」

 彼女は僕がそう答えると、少し笑って返した。そして、やつに向かってこう問いた。

「我が“対”『悪《マロム》』! 私は貴方にゲームを申し込む! 受けるか! 受けぬか!」

「・・・・・・っ! いいだろう! 『約束者《プロミスト》』ごときで臆する俺じゃねぇぞ! ユースティティア!!」

 周りに緊張が走った。

「シム! 私達からなるべく離れて! 巻き込まれますよ!」

「あ、う、うんわかった!」

 僕は巻き込まれないように、なるべく2人から離れた。
 一体・・・・・・何が始まるんだ。

「覚悟しなさい! マロムッ!!」

「上等だ! ユースティティアッ!!」
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