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戦士の国編
第26話 裏切り者は誰だ!?
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Bチーム500人でゾロゾロと地下トンネルを歩く。
そして、着いた。
トンネルの突端。
僕は見上げた。
この真上がタケルの城の城内だ。
「税金を下げろー!」
「おおー!」
「過重労働反対!」
「おおー!」
「平和な国のために!」
「おおー!」
突端から少し後ろに下がった場所。
その真上から地鳴りと声が聞こえてくる。
Aチームが城門の前でデモをしているのだ。
「ギャー!」
「うわー!」
叫び声が聞こえて来た。
剣がぶつかり合い、矢の飛ぶ音がする。
肉の切れる音と、人が倒れる音がする。
城門の前で戦闘が始まったらしい。
「時間がないな。やるぞ!」
「おお!」
カズシの号令と共に、皆が壁にハシゴを掛けた。
その上に昇り、天井の壁の土を掘って行く。
掘り進んで5分ほどで明りが見えて来た。
ゴボッ!
崩落という感じで土の塊が地面に落ちたかと思うと、大きな穴が開いた。
そこから白い光が降り注いでいる。
皆、その光に吸い寄せられるように、一斉に地上に上がって行った。
まるで天国に向かっているようだよ。
僕もそれに着いて行く。
「これがタケルの城か......」
トンネルは城の中庭に繋がっていた。
綺麗に狩り揃えた芝生が綺麗だ。
城はレンガ造りでしっかり作られている。
10メートルくらいあるタケルの銅像がある。
斧を地面に突き立てて、大股広げて立っている。
国民の税金でこんな無駄なものを作っていたのか。
数名の兵士が倒れていた。
既に、上に昇ったメンバーが倒したのだろう。
皆、城の中に入ろうと門や窓を打ち破っている。
僕も急いでそれに続く。
城内は兵士がほとんどいない。
手薄な状態だった。
きっと、Aチームとの交戦に戦力を使っているからだろう。
「行くぞー!」
カズシの号令で500人が階段を昇って行く。
僕もそれに続く。
タケルがいる王の間に着いた。
「なっ......!」
王の間には500人ほどの屈強な兵士達が控えていた。
その中央にタケルがいる。
「皆! 引くな! 進め!」
カズシの号令も虚しく、皆、後ずさりし始めた。
一般国民の雑軍と鍛えられた兵士軍では勝負にならない。
それにしても、一体何故、タケルはこれだけの兵士を用意出来たんだろう?
「お前らがここに攻めて来ることなどお見通しだ!」
タケルはそう言うと、大声で笑った。
僕らをバカにしたかのように。
「おい、カズシ。俺に歯向かうとは100万年早いぜ!」
タケルは自分の身の丈くらいある斧を持っている。
全身を黄金の鎧に包んで戦う気満々だ。
ズシズシ歩いて、王の間の中央に立った。
両軍、それを取り巻くように輪になった。
「カズシ。俺と勝負しよう。お前が勝てば俺は何でも行くことを聞くぜ」
周りがざわついた。
「カズシ......」
僕の声にカズシは小さく頷いた。
「分かった」
カズシは僕に背を向け、タケルの方に向かった。
だが、数秒後、彼は血まみれになって倒れていた。
つづく
そして、着いた。
トンネルの突端。
僕は見上げた。
この真上がタケルの城の城内だ。
「税金を下げろー!」
「おおー!」
「過重労働反対!」
「おおー!」
「平和な国のために!」
「おおー!」
突端から少し後ろに下がった場所。
その真上から地鳴りと声が聞こえてくる。
Aチームが城門の前でデモをしているのだ。
「ギャー!」
「うわー!」
叫び声が聞こえて来た。
剣がぶつかり合い、矢の飛ぶ音がする。
肉の切れる音と、人が倒れる音がする。
城門の前で戦闘が始まったらしい。
「時間がないな。やるぞ!」
「おお!」
カズシの号令と共に、皆が壁にハシゴを掛けた。
その上に昇り、天井の壁の土を掘って行く。
掘り進んで5分ほどで明りが見えて来た。
ゴボッ!
崩落という感じで土の塊が地面に落ちたかと思うと、大きな穴が開いた。
そこから白い光が降り注いでいる。
皆、その光に吸い寄せられるように、一斉に地上に上がって行った。
まるで天国に向かっているようだよ。
僕もそれに着いて行く。
「これがタケルの城か......」
トンネルは城の中庭に繋がっていた。
綺麗に狩り揃えた芝生が綺麗だ。
城はレンガ造りでしっかり作られている。
10メートルくらいあるタケルの銅像がある。
斧を地面に突き立てて、大股広げて立っている。
国民の税金でこんな無駄なものを作っていたのか。
数名の兵士が倒れていた。
既に、上に昇ったメンバーが倒したのだろう。
皆、城の中に入ろうと門や窓を打ち破っている。
僕も急いでそれに続く。
城内は兵士がほとんどいない。
手薄な状態だった。
きっと、Aチームとの交戦に戦力を使っているからだろう。
「行くぞー!」
カズシの号令で500人が階段を昇って行く。
僕もそれに続く。
タケルがいる王の間に着いた。
「なっ......!」
王の間には500人ほどの屈強な兵士達が控えていた。
その中央にタケルがいる。
「皆! 引くな! 進め!」
カズシの号令も虚しく、皆、後ずさりし始めた。
一般国民の雑軍と鍛えられた兵士軍では勝負にならない。
それにしても、一体何故、タケルはこれだけの兵士を用意出来たんだろう?
「お前らがここに攻めて来ることなどお見通しだ!」
タケルはそう言うと、大声で笑った。
僕らをバカにしたかのように。
「おい、カズシ。俺に歯向かうとは100万年早いぜ!」
タケルは自分の身の丈くらいある斧を持っている。
全身を黄金の鎧に包んで戦う気満々だ。
ズシズシ歩いて、王の間の中央に立った。
両軍、それを取り巻くように輪になった。
「カズシ。俺と勝負しよう。お前が勝てば俺は何でも行くことを聞くぜ」
周りがざわついた。
「カズシ......」
僕の声にカズシは小さく頷いた。
「分かった」
カズシは僕に背を向け、タケルの方に向かった。
だが、数秒後、彼は血まみれになって倒れていた。
つづく
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