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第七章
03
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こうして僅かな期間で、ピアディは巨万の富の礎を築き上げた。
その成果は個人にとどまらず、カーナ神国全体の財政を潤わせ、少なくとも百年は安泰とすら言われるようになった。
「ぷぅ!(これで、さいあいやねえやたちを娶るに不足なし! 金庫番よ、金貨をよういせよ! ゆいのうきんだ!)」
よちよちと前進しながら、短い手を天に突き上げるピアディ。
だがその声に、冷静なひと言が重なった。
「え? ピアピア金融は公営だよ? 利益はピアディの自由にはならないからね?」
さらりとそう言ったのは、聖女アイシャの恋人トオンだった。
「ぷぅ!?(どゆこと!?)」
ぴたりと動きが止まり、ぐるんとトオンを振り返る。
「だから、公営。カーナ神国のね。こんな巨額が動くんだもん。ピアディ一人の勝手になんかさせられないよ」
「ぷぅ!(おのれ、勝手はきさまだー!)」
「ははっ、ちゃんとお小遣いはあげるから。な?」
「ぷぅうう!(ちがう、ちがうー! そうじゃないのだー!)」
たしっ、たしっと小さな四肢で地面を叩くが、トオンは肩をすくめて笑うばかりだった。
「トオン君って地味だけど、間違いのない仕事しますよね。有能っていうか、ツボを外さないっていうか」
そう言ったのは、幸運値高めの秘書ユキレラだ。
当選率に幸運値は無関係と公表されてるにも関わらず、宝くじの一等こそ逃していたが、三等や四等をちょこちょこと当てて、周囲から〝地味に運がいい人〟として密かに一目置かれていた。
まだピアディとトオンの会話は続いている。
「あと、アイシャは俺の彼女だからね。あげないよ?」
「ぷぅ!(ちがうもん。われのねえやだもん!)」
「はは、あげないって」
「ぷぅ!」
「駄目だって」
「ぷぅぅぅ!」
――それなりに、仲の良い二人だった。
ともあれ、ピアピア金融の設立と稼働、そして爆発的成功の一連の流れから、重要な事実が判明した。
「ピアディちゃん、〝福の神〟属性の持ち主だったんです」
ピアディをぷにっと両手に持ってそう言ったのは、ピアディの姉と自負する聖女アイシャだ。
「素朴な……福徳をその場に呼び込む体質のことです。なんていうか、歩く招福袋かな?」
「ぷぅ?(それはほめことばなのだ?)」
ピアディがきょとんと見上げると、アイシャはやさしく頷いた。
実はこの属性、旧カーナ王国が昔から〝妙に金回りがいい〟と評判だった理由と関係があるらしい。
ピアディが長らく封印されていたのは、カーナ姫の息子の腹の中。
いわくつきの邪悪な古代生物と化していた化石のお腹の中で、ピアディはひたすら周囲に祝福を放っていたという。
「本人が贅沢できるというより、周囲に与える祝福の恩恵が、そのまま福徳になるみたいです」
「初めて聞きました、そんな効果……」
真顔で鮭の人がメモを取っている。宰相として財政や国政の裏付けは常に気になるらしい。
「すごいレアスキルだな……」
ぼそっとユーグレンもつぶやいた。彼も自国に戻れば次期国王として、喉から手が出るほど欲しいスキルだろう。
「ぷぅ(もとはおさかなさんの豊漁祈願に、ポセイドニア王族がだいだいうけついできたスキルなのだ)」
どや顔でピアディが語った。
今ではオリジン保持はピアディのみなのだ。
「下位スキルや派生スキルはあるんだがな。確変や豪運だったか」
ありとあらゆるスキルを記録する無欠スキル持ちのルシウスも、記録だけは可能だが、他者に授けることは不可能とのことだった。
スキル〝福の神〟効果によって、カーナ神国近海の漁業は今日も好調だ。
捕れる魚介類はどれも新鮮で充実し、味も香りも絶品のものばかり。
近隣の国の市場では「ピアディ印」の魚と呼ばれて高値で取引されている。
ところで、このピアピア金融システムは、ある意味で国民管理システムでもあった。
「……確か、僕の前世の世界では、大半の国が導入を断念したんだ。管理社会になって国民のプライバシーが侵されるからって」
そう語ったのはカズン。
前世の記憶を持つ彼は、似たような制度が存在していた世界を思い出していた。
だがそんな心配を、ピアディはぷぅっと一鳴きして一笑に伏した。
「ぷぅ!(只人がやるからそうなるのだ。われ神人ぞ? この神人ピアディに管理されるよろこびを大いにたんのうするがよいのだ!)」
その場にいた誰もが、どこまで本気かわからない顔で笑った。
だが後に、このピアピア金融は――地球の言葉と概念で言えば〝ベーシックインカム〟とも呼ばれる制度へと進化していく。
それは「すべての国民に、無条件で最低限の生活資金を定期的に給付する制度」のことだ。
働ける者も、働けない者も。
富める者も、そうでない者も。
皆が等しく、生きるための最低限を受け取ることで、自由に生き方を選べる社会。
ピアディの考える理想は単純だった。
「ぷぅぷぅ(みんなお腹いっぱい美味しいものが食べれて、すやすや安心しておうちで眠れること)」
これを鮭の人が「飢えや不安をなくし、すべての人に幸福の出発点を与えること」と衣食住の保証を絡めて制度化するまで、十年とかからなかった。
もちろん、魔導具を駆使した生活データの可視化や、福徳属性による財源の安定化という神人の奇跡も重なって、円環大陸ではそれが現実のものとなった。
愛らしきウパルパを守護者に戴くカーナ神国は、飢えも貧困も知らぬ、円環大陸随一の財政円満国家となるのである。
ぷぅっと笑い、歌うウパルパの声が、今日も海辺の小さな国に響いていた。
続く
※ここで一区切り
この辺のシーン、ある意味で御米田編の前日譚の前日譚に相当……(ビンゴプレオープン時、試しに遊ばせてもらった中でユーグレンだけが深読みしすぎて虹色ウパルパを選ばなかったりする。そしてマジ顔でダメ出しされる)
虹色はピアディたんの優しさ🌈
その成果は個人にとどまらず、カーナ神国全体の財政を潤わせ、少なくとも百年は安泰とすら言われるようになった。
「ぷぅ!(これで、さいあいやねえやたちを娶るに不足なし! 金庫番よ、金貨をよういせよ! ゆいのうきんだ!)」
よちよちと前進しながら、短い手を天に突き上げるピアディ。
だがその声に、冷静なひと言が重なった。
「え? ピアピア金融は公営だよ? 利益はピアディの自由にはならないからね?」
さらりとそう言ったのは、聖女アイシャの恋人トオンだった。
「ぷぅ!?(どゆこと!?)」
ぴたりと動きが止まり、ぐるんとトオンを振り返る。
「だから、公営。カーナ神国のね。こんな巨額が動くんだもん。ピアディ一人の勝手になんかさせられないよ」
「ぷぅ!(おのれ、勝手はきさまだー!)」
「ははっ、ちゃんとお小遣いはあげるから。な?」
「ぷぅうう!(ちがう、ちがうー! そうじゃないのだー!)」
たしっ、たしっと小さな四肢で地面を叩くが、トオンは肩をすくめて笑うばかりだった。
「トオン君って地味だけど、間違いのない仕事しますよね。有能っていうか、ツボを外さないっていうか」
そう言ったのは、幸運値高めの秘書ユキレラだ。
当選率に幸運値は無関係と公表されてるにも関わらず、宝くじの一等こそ逃していたが、三等や四等をちょこちょこと当てて、周囲から〝地味に運がいい人〟として密かに一目置かれていた。
まだピアディとトオンの会話は続いている。
「あと、アイシャは俺の彼女だからね。あげないよ?」
「ぷぅ!(ちがうもん。われのねえやだもん!)」
「はは、あげないって」
「ぷぅ!」
「駄目だって」
「ぷぅぅぅ!」
――それなりに、仲の良い二人だった。
ともあれ、ピアピア金融の設立と稼働、そして爆発的成功の一連の流れから、重要な事実が判明した。
「ピアディちゃん、〝福の神〟属性の持ち主だったんです」
ピアディをぷにっと両手に持ってそう言ったのは、ピアディの姉と自負する聖女アイシャだ。
「素朴な……福徳をその場に呼び込む体質のことです。なんていうか、歩く招福袋かな?」
「ぷぅ?(それはほめことばなのだ?)」
ピアディがきょとんと見上げると、アイシャはやさしく頷いた。
実はこの属性、旧カーナ王国が昔から〝妙に金回りがいい〟と評判だった理由と関係があるらしい。
ピアディが長らく封印されていたのは、カーナ姫の息子の腹の中。
いわくつきの邪悪な古代生物と化していた化石のお腹の中で、ピアディはひたすら周囲に祝福を放っていたという。
「本人が贅沢できるというより、周囲に与える祝福の恩恵が、そのまま福徳になるみたいです」
「初めて聞きました、そんな効果……」
真顔で鮭の人がメモを取っている。宰相として財政や国政の裏付けは常に気になるらしい。
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どや顔でピアディが語った。
今ではオリジン保持はピアディのみなのだ。
「下位スキルや派生スキルはあるんだがな。確変や豪運だったか」
ありとあらゆるスキルを記録する無欠スキル持ちのルシウスも、記録だけは可能だが、他者に授けることは不可能とのことだった。
スキル〝福の神〟効果によって、カーナ神国近海の漁業は今日も好調だ。
捕れる魚介類はどれも新鮮で充実し、味も香りも絶品のものばかり。
近隣の国の市場では「ピアディ印」の魚と呼ばれて高値で取引されている。
ところで、このピアピア金融システムは、ある意味で国民管理システムでもあった。
「……確か、僕の前世の世界では、大半の国が導入を断念したんだ。管理社会になって国民のプライバシーが侵されるからって」
そう語ったのはカズン。
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だがそんな心配を、ピアディはぷぅっと一鳴きして一笑に伏した。
「ぷぅ!(只人がやるからそうなるのだ。われ神人ぞ? この神人ピアディに管理されるよろこびを大いにたんのうするがよいのだ!)」
その場にいた誰もが、どこまで本気かわからない顔で笑った。
だが後に、このピアピア金融は――地球の言葉と概念で言えば〝ベーシックインカム〟とも呼ばれる制度へと進化していく。
それは「すべての国民に、無条件で最低限の生活資金を定期的に給付する制度」のことだ。
働ける者も、働けない者も。
富める者も、そうでない者も。
皆が等しく、生きるための最低限を受け取ることで、自由に生き方を選べる社会。
ピアディの考える理想は単純だった。
「ぷぅぷぅ(みんなお腹いっぱい美味しいものが食べれて、すやすや安心しておうちで眠れること)」
これを鮭の人が「飢えや不安をなくし、すべての人に幸福の出発点を与えること」と衣食住の保証を絡めて制度化するまで、十年とかからなかった。
もちろん、魔導具を駆使した生活データの可視化や、福徳属性による財源の安定化という神人の奇跡も重なって、円環大陸ではそれが現実のものとなった。
愛らしきウパルパを守護者に戴くカーナ神国は、飢えも貧困も知らぬ、円環大陸随一の財政円満国家となるのである。
ぷぅっと笑い、歌うウパルパの声が、今日も海辺の小さな国に響いていた。
続く
※ここで一区切り
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