48 / 105
48話
しおりを挟む
私は山田マリア、フリーライターをしてる。2人の子の母だ。最近何かと話題の麹村を題材にして記事を書いてる
そんな時、大学の先輩の話が出てきた。それが高塚先輩だった、大学時代から豊富な話題を持つ先輩だった、大学のコンテストで賞を取ったのに「え?大賞?私参加してないから」と断ったり。(てか、私の大学エントリーしてない人選ぶとか頭おかしいの?)
何故かどっかの芸能事務所が書類審査を見ただけで、勧誘に来て「え?私は応募してないので……」って、追い返したり(誰かの推薦らしいけど、流石に怖い)
大学教授に口説かれたが断って自殺未遂騒ぎになったり……
【何かの教授が高塚先輩に惚れて、年甲斐もなく口説いたが、無碍なく断られ、研究所の屋上に立ち
「高塚くんが僕と付き合ってくれないなら、ここから飛び降りる!」と、喚いていたら
その後ろを偶々歩いていた高塚先輩が「躊躇なく飛べ! 」と、冷たく言って去って
泣き喚きながら飛び降りたって話や(その後消防署のマットの上に落ちて無事だった)】
とにかく話題の中心には必ず高塚先輩が居た
そんな高塚先輩が大学卒業と同時に結婚し、旦那の仕事を手伝いながら会社を設立して、助手をしていると小耳に挟んだ。そして、噂の麹村の中心に先輩がいる事も突き止めた
あの先輩が中心で広めてる麹村に興味が更に湧いた私、どんな村なのか気になって、アポを取ったらあっさり承諾されたので、この田舎町の駅前で待ち合わせをしている所だ。
そして待ってる最中……私の前に馬車が止まった。いや、比喩とかそんなんじゃなくて。本当に馬が引く馬車なのだ。御者台にはどう見ても10代後半くらいの少年が、アルコールの香りがコチラまで届く様な物をグラスでチビチビ呑みながらドライフルーツみたいな物を食べていた。
飲酒運転にならないのだろうか……
「あのぉ……」と我慢出来なくて声を掛けると
「はい? 何でしょう? 」と声も若々しい少年が応えたなので、叱ることにした。
「君! 駄目じゃないか! 未成年だろ? お酒なんて呑んで良い年じゃないだろ! それに其処で呑んだら飲酒運転に成るだろ? 分かってるのか? 」と、指を突きつけ怒った
すると少年はグラスを傾けながら免許を出して来た、その免許書を受け取り見てみたら……
田辺浩二73年5月28日と誕生日の場所に書いてあった……「は? 」写真を見てもこの少年だった……「え? 55歳? 」どう見ても高校生なその少年……「魔王? 」としか言えなかった。
~少し時を遡る~
達くんに御者を任せ、蜂くんにバカルディの蜂蜜酒割りを作って貰いながら山道を下る……「呑まなきゃやってらんねぇ……」と、ぶつくさ言いながらドライフルーツを齧る
結局代わりの人間を見付けることが出来ずに、送迎行ってくるねーと、ウンディーネに告げてから村を出た。姉と一度電話で話し駅前のロータリーで待ち合わせをした。
因みに達くん専用御者台があり、俺が座ってる席の前側、馬の背中が見える位置の後側に全天候型小部屋を設置し、其処を御者台にした。
なので、俺が座ってる御者台は座席扱いに成っている。(許可は取った。ウンディーネが国に何かしたようで達くん用の免許が発行された。詳しくは知らん)
バカルディの蜂蜜酒割りは、何気に度数は高い物のスッキリ爽やか仕様でカプカプ呑めるし、蜂くん特性蜂蜜酒なので、悪酔いも無い。飲んで数刻すれば酔も消える(浄化)ので、水みたいなものだ。
最近の俺のお気に入りだった。これがドライフルーツと相性が抜群で無茶苦茶お薦めだ。他にチョコレートとも合うが、俺はドライフルーツ推し。
チビチビやりながら駅に付くとロータリーに入って馬車を止めた。姉は時間にルーズなので、決められた時間+1時間を予定として組みその辺りに着くように達くんに支持して置いた。あとは勝手に着て馬車に積んだら(姉)聖人さんに届ければ依頼達成である。(クエスト扱い)
チビチビ呑みながら次は何を呑もうかと考えていたら声を掛けられた
返事を返したら怒られた……(なぜ?)
歳はいくつだと言うので最近更新した免許証を見せてやったら「……魔王?」といわれ、何故バレたのか分からなかったが一応警戒だけした。
俺が警戒体制に入った事を感じとった達くんと蜂くんも臨戦態勢になり、何時でもその子の首を狩れる位置に着いた
殺気は消して何事も無いようにその人を見る
普通の主婦だった、姉より少し下で俺よりは上そうな女性を見る。今、威圧すれば障り巫女に気付かれる恐れもあったので、なるべく普通の振りをした
「……なんで分かったの?」そう聴くと
「何が? 」と聞き返された
「俺が魔王だと、何故わかったの? 」そう答えると「え? 自覚あんの? 」とだけ答え、肩を震わせて笑っているようだ……(何だこの人……)俺は更に警戒を強めていると
「あんたら何してんの? 」と後ろから聞き慣れた声がしたので、見るとアレが立っていた。
「随分早かったな? 」目の前の人から目を逸らさずに聴いた
「そう?何時もこんなもんよ? 」と、白々しくいう。(嘘を付け……学生時代、家族旅行で1日遅れて来たことは忘れない。永遠と待たされて、マックで夜を明かした)
「で? マリア? 久し振り。あんたら知り合いだったの? 」と、訳の分からない事を話しだした。
「汚姉様のお知り合いですか? なる程……」
(なら俺が魔王と知っていてもオカシクないか)
納得したので警戒をといた。すると、蜂くんと達くんもホッとして職務に戻っていった。
「20年?30年ぶりかしらね?会ったの」と、爆弾を投下した姉はとっとと、馬車へと乗り込んだ。
また警戒しだした、俺に気付かずに「先輩待ってくださいよぅ」とか、言いながら馬車に乗り混んだ後輩さん。
仕方ないと達くんに、出してー。と告げて俺も馬車に乗る。ゆっくり動き出した馬車に俺も乗っている事に気付いたマリアさんは
「な、なんで君も乗ってる⁉御者しなくていいの⁉ 」と、焦り出したので、最初から俺は御者ではない事を告げた。それに安心したのか俺がさっきから呑んでる酒に興味があったらしく、「君何飲んでるの?」と聞いてきたので
「バカルディ蜂蜜酒割り、呑むなら作るけど?(蜂くんが)」と、聞いてみたら二人とも呑むという……
「蜂くん宜しくねー」と伝えて御者台付近の椅子に座る。
「蜂くん? 」 と、2人の頭にハテナが浮かんでたので、壁に指を指した。二人が振り向くと壁に作ったバーカウンターから拳大の全体的に丸い蜜蜂が出て来て、グラスに入ったバカルディ割を二つ置いた所だった。
それを見た二人は動くのを止め魅入っていた。
よほど可愛かったのだろう。うん、わかるぞ。実際可愛いんだよ。
「あんた……暫く見ない内に人外に拍車掛かったわね……」そう、言って溜息を吐きながらグラスを取り呑んだら……「なにこれ!美味っ!すご!」とか大絶賛。
未だにあっけに取られてたマリアさんも動き出したが、グラスを取らずに姉に話しかけていた
「せ、先輩? この人何なんですか? ていうか、その巨大な蜂はなに?」
少し震えながら質問していた
姉は「そいつが麹村の村長で人外の弟よ? 」
「人外は余計だろ、クソ姉貴」と言ったら
ボコボコにされた。 そんな姉に蜂くんが地味に引いていた
そんな時、大学の先輩の話が出てきた。それが高塚先輩だった、大学時代から豊富な話題を持つ先輩だった、大学のコンテストで賞を取ったのに「え?大賞?私参加してないから」と断ったり。(てか、私の大学エントリーしてない人選ぶとか頭おかしいの?)
何故かどっかの芸能事務所が書類審査を見ただけで、勧誘に来て「え?私は応募してないので……」って、追い返したり(誰かの推薦らしいけど、流石に怖い)
大学教授に口説かれたが断って自殺未遂騒ぎになったり……
【何かの教授が高塚先輩に惚れて、年甲斐もなく口説いたが、無碍なく断られ、研究所の屋上に立ち
「高塚くんが僕と付き合ってくれないなら、ここから飛び降りる!」と、喚いていたら
その後ろを偶々歩いていた高塚先輩が「躊躇なく飛べ! 」と、冷たく言って去って
泣き喚きながら飛び降りたって話や(その後消防署のマットの上に落ちて無事だった)】
とにかく話題の中心には必ず高塚先輩が居た
そんな高塚先輩が大学卒業と同時に結婚し、旦那の仕事を手伝いながら会社を設立して、助手をしていると小耳に挟んだ。そして、噂の麹村の中心に先輩がいる事も突き止めた
あの先輩が中心で広めてる麹村に興味が更に湧いた私、どんな村なのか気になって、アポを取ったらあっさり承諾されたので、この田舎町の駅前で待ち合わせをしている所だ。
そして待ってる最中……私の前に馬車が止まった。いや、比喩とかそんなんじゃなくて。本当に馬が引く馬車なのだ。御者台にはどう見ても10代後半くらいの少年が、アルコールの香りがコチラまで届く様な物をグラスでチビチビ呑みながらドライフルーツみたいな物を食べていた。
飲酒運転にならないのだろうか……
「あのぉ……」と我慢出来なくて声を掛けると
「はい? 何でしょう? 」と声も若々しい少年が応えたなので、叱ることにした。
「君! 駄目じゃないか! 未成年だろ? お酒なんて呑んで良い年じゃないだろ! それに其処で呑んだら飲酒運転に成るだろ? 分かってるのか? 」と、指を突きつけ怒った
すると少年はグラスを傾けながら免許を出して来た、その免許書を受け取り見てみたら……
田辺浩二73年5月28日と誕生日の場所に書いてあった……「は? 」写真を見てもこの少年だった……「え? 55歳? 」どう見ても高校生なその少年……「魔王? 」としか言えなかった。
~少し時を遡る~
達くんに御者を任せ、蜂くんにバカルディの蜂蜜酒割りを作って貰いながら山道を下る……「呑まなきゃやってらんねぇ……」と、ぶつくさ言いながらドライフルーツを齧る
結局代わりの人間を見付けることが出来ずに、送迎行ってくるねーと、ウンディーネに告げてから村を出た。姉と一度電話で話し駅前のロータリーで待ち合わせをした。
因みに達くん専用御者台があり、俺が座ってる席の前側、馬の背中が見える位置の後側に全天候型小部屋を設置し、其処を御者台にした。
なので、俺が座ってる御者台は座席扱いに成っている。(許可は取った。ウンディーネが国に何かしたようで達くん用の免許が発行された。詳しくは知らん)
バカルディの蜂蜜酒割りは、何気に度数は高い物のスッキリ爽やか仕様でカプカプ呑めるし、蜂くん特性蜂蜜酒なので、悪酔いも無い。飲んで数刻すれば酔も消える(浄化)ので、水みたいなものだ。
最近の俺のお気に入りだった。これがドライフルーツと相性が抜群で無茶苦茶お薦めだ。他にチョコレートとも合うが、俺はドライフルーツ推し。
チビチビやりながら駅に付くとロータリーに入って馬車を止めた。姉は時間にルーズなので、決められた時間+1時間を予定として組みその辺りに着くように達くんに支持して置いた。あとは勝手に着て馬車に積んだら(姉)聖人さんに届ければ依頼達成である。(クエスト扱い)
チビチビ呑みながら次は何を呑もうかと考えていたら声を掛けられた
返事を返したら怒られた……(なぜ?)
歳はいくつだと言うので最近更新した免許証を見せてやったら「……魔王?」といわれ、何故バレたのか分からなかったが一応警戒だけした。
俺が警戒体制に入った事を感じとった達くんと蜂くんも臨戦態勢になり、何時でもその子の首を狩れる位置に着いた
殺気は消して何事も無いようにその人を見る
普通の主婦だった、姉より少し下で俺よりは上そうな女性を見る。今、威圧すれば障り巫女に気付かれる恐れもあったので、なるべく普通の振りをした
「……なんで分かったの?」そう聴くと
「何が? 」と聞き返された
「俺が魔王だと、何故わかったの? 」そう答えると「え? 自覚あんの? 」とだけ答え、肩を震わせて笑っているようだ……(何だこの人……)俺は更に警戒を強めていると
「あんたら何してんの? 」と後ろから聞き慣れた声がしたので、見るとアレが立っていた。
「随分早かったな? 」目の前の人から目を逸らさずに聴いた
「そう?何時もこんなもんよ? 」と、白々しくいう。(嘘を付け……学生時代、家族旅行で1日遅れて来たことは忘れない。永遠と待たされて、マックで夜を明かした)
「で? マリア? 久し振り。あんたら知り合いだったの? 」と、訳の分からない事を話しだした。
「汚姉様のお知り合いですか? なる程……」
(なら俺が魔王と知っていてもオカシクないか)
納得したので警戒をといた。すると、蜂くんと達くんもホッとして職務に戻っていった。
「20年?30年ぶりかしらね?会ったの」と、爆弾を投下した姉はとっとと、馬車へと乗り込んだ。
また警戒しだした、俺に気付かずに「先輩待ってくださいよぅ」とか、言いながら馬車に乗り混んだ後輩さん。
仕方ないと達くんに、出してー。と告げて俺も馬車に乗る。ゆっくり動き出した馬車に俺も乗っている事に気付いたマリアさんは
「な、なんで君も乗ってる⁉御者しなくていいの⁉ 」と、焦り出したので、最初から俺は御者ではない事を告げた。それに安心したのか俺がさっきから呑んでる酒に興味があったらしく、「君何飲んでるの?」と聞いてきたので
「バカルディ蜂蜜酒割り、呑むなら作るけど?(蜂くんが)」と、聞いてみたら二人とも呑むという……
「蜂くん宜しくねー」と伝えて御者台付近の椅子に座る。
「蜂くん? 」 と、2人の頭にハテナが浮かんでたので、壁に指を指した。二人が振り向くと壁に作ったバーカウンターから拳大の全体的に丸い蜜蜂が出て来て、グラスに入ったバカルディ割を二つ置いた所だった。
それを見た二人は動くのを止め魅入っていた。
よほど可愛かったのだろう。うん、わかるぞ。実際可愛いんだよ。
「あんた……暫く見ない内に人外に拍車掛かったわね……」そう、言って溜息を吐きながらグラスを取り呑んだら……「なにこれ!美味っ!すご!」とか大絶賛。
未だにあっけに取られてたマリアさんも動き出したが、グラスを取らずに姉に話しかけていた
「せ、先輩? この人何なんですか? ていうか、その巨大な蜂はなに?」
少し震えながら質問していた
姉は「そいつが麹村の村長で人外の弟よ? 」
「人外は余計だろ、クソ姉貴」と言ったら
ボコボコにされた。 そんな姉に蜂くんが地味に引いていた
0
あなたにおすすめの小説
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる