71 / 105
妖槍の小太郎異世界海賊記①
しおりを挟む
あっしは今迷っていた。左に行けば帝国、右に行けばダンボル村。このダンボルという名前がどうしても抗えない響きをしていて、左に行きながら右に曲がるという器用な事をしていた。
それを見たスケさんは、「旅を始めたばかりなら、回り道しても良いのでは?」
目からウロコと、抗うのを止めたあっしは素直に右に曲がってダンボル村を目指しやす。
街道の周りは松の木の様な木がちらほら生えているだけで、他は短めの下草が生えてるだけの道で、とても見晴らしの良い通りでした
あっしは鼻をひくひくしながら空気の匂いを嗅ぐと、「潮の香りがしやすね?海でも近いんでやすかね」
そう言うと、潮の香りを運んで来た方向へと首を向けやす、順調な街道で安全な道も行くのも旅ですが、どうせなら思う場所を思う通りに歩いてみよう!そう思ったあっしは、潮の香りを求めて方向を変え、路無き道を歩み始めやした。
暫くゆくと、峠があったので登っていくと海岸線に出やした。そこから周りを見渡すと、とても気持ちの良い風が吹いてきやした。
こっち側を選んだかいがあったと、軽やかな足取りで砂浜へと向かうと、透明で透き通る様な海面と岩場が見えてきたので、向かいました。そこには海の幸のタコやら貝やら蟹やら海老やらが沢山おりやしたので、見える範囲ですべて回収しました。
どうせならと、砂浜に簡易竈を誂え火を付けると、網を乗っけてそこに先程拾った海の幸を乗っけて浜焼きを始めやした。ぽんっと日本酒を開けてぐい呑に注ぐと、まずは焼ける前に潮の香りを肴に一献傾けやす。
一人で呑むのも寂しいからと、スケさんを誘って、お猪口に注ぎコンッと盃で乾杯してから一口。
美味いですねぇ……。沢山持たせてくれた魔王さんに感謝ですな。
その後焼けた貝やら海老やらを解して、スケさんと分け合って食べてはぐい呑みを傾け、お昼のひと時を楽しみやした。
昼も食べたので海岸線を横に見ながら浜辺を歩きやす。ザザーンザザーッと波音をBGMに歩く旅路というのも、楽しいものです。昔若かりし頃に旅の美空で聴いた長唄なんてのも、歌っちゃったりしやしてね?
そもそも船の始まりは 唐土皇帝に仕へし 貨狄といへる臣下あり
秋吹く風に庭の池へ 散り浮く柳の一と葉の上に 蜘蛛の乗りてささがにの 糸引きはへし姿より
匠み出だせし船とかや
船の始まりは中国の何とかって人が作ったのが始まりで、池に落ちた葉の上に蜘蛛が乗って糸を伸ばしてくっつけて、その糸を引いて葉の船を動かしていたのを見てひらめいたそうだ。
皇帝が新しい船を作った時に必ず歌って聴かせた詩だった……て言うようなのを唄った長唄でさ
まぁ何が言いたいのかと申しやすと、昔の人は凄かったんだなぁって話でやして……感謝を忘れるなって事なんじゃないですかね?
多分、いやあっしは学は無いんで何とも言えないんでやすがね?
まぁ忘れておくんなせぇ
だいぶ海岸線を歩いていくと、古ぼけた板をくっつけた様な簡素な柵が見えてきたんでさ
で、その先からは村になってたんですが、打ち捨てられた村だったようで、人っ子一人おりやせんでした
村は特に争ったとかっていう跡はなく、綺麗なもんでした。まぁ、そこら辺朽ちてカサカサになってやすけどね。
その村を抜けると山になってやして、磯があったんですが、流石に波が高くってですね……あっし猫なんで、カナヅチなんでさ。船でもありゃあ乗るんですがね?
仕方なく山側を歩いていくとまた海岸線に戻る場所まででやしたんで歩いていきやした。
どうやら其処がダンボルの村だったみたいです
村の入り口には兵も誰も居らず、常に誰でもウェルカム状態でした。悪いやつか入って来ても大丈夫っていう自信の現れですかね?
あっしはギルドを探したんですが、ありやせんでした。そのまま、港へと向かうと船が停泊してたんでさ。実はあっし船を間近で見るのは初めてでして、漁船は何度かあったんですがこの様な大きな遊覧船?みたいなのは、遠目でしか見た事なかたんですよ。
そしたら、つい燥いじゃいましてね?勝手に中を覗いては少年の様にキラキラした目で色々見て回ってたんですよ。船が動いてる事も知らずにね。
あ~楽しかった!と帰ろうとしたら陸地が無かったんで……
「ん?何だこの猫どっから出てきたんだ?まぁいっか、チチチこっちゃコーイ?腹減ってネーが?おいちゃん達コレから飯だからよ?一緒に食わねが?」
ボサボサ頭で少し汚れた船頭服だが、優しそうな目をした兄さんが、唖然と立ち尽くすあっしに声を掛けてくださったんです。
「あっしですかい?よろしいので?」
少し涙目になったあっしを少し驚きながら見たあと
「こいつは珍しいケットシーかい?まぁ、この船に乗っちまったのは仕方ねーやな、飯にするからオメェ様も来るといいよ!」
その男の好意でご相伴に預からせて貰うことにした、小太郎はその男のあとを付いて行って、食堂付近に来た時でした。
「おう、何だそのケットシー。ドルヌの知り合いかい?」
「あ!船長、さっきの街から乗っちまった様なんで、飯でもと思ってよぅ」
「相変わらずアンタは優しいねぇ、全く海賊としてやっていけるか心配になるよ……」
「って事だよ。ケットシーの兄さん。ここは海賊の船であたしゃこの船の船長で……
海賊︰闇付き喰鬼畏ったぁあたしの事だよ!」
それを見たスケさんは、「旅を始めたばかりなら、回り道しても良いのでは?」
目からウロコと、抗うのを止めたあっしは素直に右に曲がってダンボル村を目指しやす。
街道の周りは松の木の様な木がちらほら生えているだけで、他は短めの下草が生えてるだけの道で、とても見晴らしの良い通りでした
あっしは鼻をひくひくしながら空気の匂いを嗅ぐと、「潮の香りがしやすね?海でも近いんでやすかね」
そう言うと、潮の香りを運んで来た方向へと首を向けやす、順調な街道で安全な道も行くのも旅ですが、どうせなら思う場所を思う通りに歩いてみよう!そう思ったあっしは、潮の香りを求めて方向を変え、路無き道を歩み始めやした。
暫くゆくと、峠があったので登っていくと海岸線に出やした。そこから周りを見渡すと、とても気持ちの良い風が吹いてきやした。
こっち側を選んだかいがあったと、軽やかな足取りで砂浜へと向かうと、透明で透き通る様な海面と岩場が見えてきたので、向かいました。そこには海の幸のタコやら貝やら蟹やら海老やらが沢山おりやしたので、見える範囲ですべて回収しました。
どうせならと、砂浜に簡易竈を誂え火を付けると、網を乗っけてそこに先程拾った海の幸を乗っけて浜焼きを始めやした。ぽんっと日本酒を開けてぐい呑に注ぐと、まずは焼ける前に潮の香りを肴に一献傾けやす。
一人で呑むのも寂しいからと、スケさんを誘って、お猪口に注ぎコンッと盃で乾杯してから一口。
美味いですねぇ……。沢山持たせてくれた魔王さんに感謝ですな。
その後焼けた貝やら海老やらを解して、スケさんと分け合って食べてはぐい呑みを傾け、お昼のひと時を楽しみやした。
昼も食べたので海岸線を横に見ながら浜辺を歩きやす。ザザーンザザーッと波音をBGMに歩く旅路というのも、楽しいものです。昔若かりし頃に旅の美空で聴いた長唄なんてのも、歌っちゃったりしやしてね?
そもそも船の始まりは 唐土皇帝に仕へし 貨狄といへる臣下あり
秋吹く風に庭の池へ 散り浮く柳の一と葉の上に 蜘蛛の乗りてささがにの 糸引きはへし姿より
匠み出だせし船とかや
船の始まりは中国の何とかって人が作ったのが始まりで、池に落ちた葉の上に蜘蛛が乗って糸を伸ばしてくっつけて、その糸を引いて葉の船を動かしていたのを見てひらめいたそうだ。
皇帝が新しい船を作った時に必ず歌って聴かせた詩だった……て言うようなのを唄った長唄でさ
まぁ何が言いたいのかと申しやすと、昔の人は凄かったんだなぁって話でやして……感謝を忘れるなって事なんじゃないですかね?
多分、いやあっしは学は無いんで何とも言えないんでやすがね?
まぁ忘れておくんなせぇ
だいぶ海岸線を歩いていくと、古ぼけた板をくっつけた様な簡素な柵が見えてきたんでさ
で、その先からは村になってたんですが、打ち捨てられた村だったようで、人っ子一人おりやせんでした
村は特に争ったとかっていう跡はなく、綺麗なもんでした。まぁ、そこら辺朽ちてカサカサになってやすけどね。
その村を抜けると山になってやして、磯があったんですが、流石に波が高くってですね……あっし猫なんで、カナヅチなんでさ。船でもありゃあ乗るんですがね?
仕方なく山側を歩いていくとまた海岸線に戻る場所まででやしたんで歩いていきやした。
どうやら其処がダンボルの村だったみたいです
村の入り口には兵も誰も居らず、常に誰でもウェルカム状態でした。悪いやつか入って来ても大丈夫っていう自信の現れですかね?
あっしはギルドを探したんですが、ありやせんでした。そのまま、港へと向かうと船が停泊してたんでさ。実はあっし船を間近で見るのは初めてでして、漁船は何度かあったんですがこの様な大きな遊覧船?みたいなのは、遠目でしか見た事なかたんですよ。
そしたら、つい燥いじゃいましてね?勝手に中を覗いては少年の様にキラキラした目で色々見て回ってたんですよ。船が動いてる事も知らずにね。
あ~楽しかった!と帰ろうとしたら陸地が無かったんで……
「ん?何だこの猫どっから出てきたんだ?まぁいっか、チチチこっちゃコーイ?腹減ってネーが?おいちゃん達コレから飯だからよ?一緒に食わねが?」
ボサボサ頭で少し汚れた船頭服だが、優しそうな目をした兄さんが、唖然と立ち尽くすあっしに声を掛けてくださったんです。
「あっしですかい?よろしいので?」
少し涙目になったあっしを少し驚きながら見たあと
「こいつは珍しいケットシーかい?まぁ、この船に乗っちまったのは仕方ねーやな、飯にするからオメェ様も来るといいよ!」
その男の好意でご相伴に預からせて貰うことにした、小太郎はその男のあとを付いて行って、食堂付近に来た時でした。
「おう、何だそのケットシー。ドルヌの知り合いかい?」
「あ!船長、さっきの街から乗っちまった様なんで、飯でもと思ってよぅ」
「相変わらずアンタは優しいねぇ、全く海賊としてやっていけるか心配になるよ……」
「って事だよ。ケットシーの兄さん。ここは海賊の船であたしゃこの船の船長で……
海賊︰闇付き喰鬼畏ったぁあたしの事だよ!」
0
あなたにおすすめの小説
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる