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魔法少女1-14
しおりを挟む私は佐渡内ほなみ婦人警官としてあの巻き込まれ体質の少女を自宅へと送ってきた所だ。
階段を登る彼女を見ていると案の定携帯を取り出した。
やはりだ! 私の予想は外れていなかった!
彼女はきっとネット配信者だ
そう私は確信した。
変質者はきっと彼女の熱心なリスナーに違いない。
今日だけでも朝からコンビニ強盗で変態だったあの男に服を破かれているのだ、きっと傷付いてるに違いない!
私はそんな彼女が心配になり、車をベランダの方へと走らせる。
もしかしたら彼女の姿が見えるかもと思ったからだ。
すると、彼女が入った部屋の灯りが点いたと思ったら、彼女と似た服を着たオカマがカーテンを閉める姿が目に入る。
「な、何だ今のは……姉……か?」
(どう見ても兄だった……しかし服装は姉だ……)
私が困惑していると、カーテンを閉めた部屋の隣に電気が灯ると、さっきの少女がカーテンを閉めた。
「そうか……やはりさっきのが姉か……」
どうやら複雑な家庭環境はあの人にも原因があるのかも知れない。
そう確信した私は、彼女の部屋を訪ねる為に車から降りて階段を登る。
ちゃんと話が出来ればいいが……
そう願いながら……
変態協会からの謎の会員認証カードを眺めた跡、シャワーでも浴びようかと思いパンツをずらす。
すると何か視線を感じたのでカーテンを閉めた。
着替えを取りに隣の部屋へとパンツを履き直して向かう。
やはりそこでも視線を感じたのでカーテンを閉めた。
誰かが見ているのか?
そんな風にも思ったが、まぁ来ても返り討ちにするし、金にもなるので放っておく。
”ピンポーン!”
湯船にお湯を入れながらパンツをずらさずに変身を解けば良いと思いだした俺は、普段着のまま玄関に出る。
「はーいどちらさ”ガチャ……”ま⁉」
返事をすると玄関が開いた。
鍵を忘れたらしい
何か考え事をしてると疎かになる事が多い様だ、改めなければ!っと、思っていると、婦警さんが敬礼していた。
「おやすみの所申し訳ありません!」
そういうとズイッと一歩進んで俺の顔をマジマジと見始めた。
「あの……なにか?」
美人に耐性のない俺はどぎまぎしながら婦警さんに聞く
「あ!し、失礼しました! やはり兄妹てすね! 顔が似ていましたので! 安心しました!」
そういうと、胸を撫で下ろしていた。
困惑してる俺に説明し始めたので話を聴くと……
妹さんはSNSでネット配信をしている
そのお陰もあって犯罪に巻き込まれやすい
少し前も繁華街に深夜徘徊していた
などだ、推測もある様だが概ね利用させて貰おう。
深夜徘徊していた繁華街の話は自分の店がその辺にあるからと言ったら即納得された。(何故だ……)
SNSは後で問いただすと言うと宜しくお願いしますと何故か頭を下げられた。
いまお嬢さんは?と、聞かれたので風呂にと言うと納得して帰っていった。
鍵を閉めながら思ったのは、これで深夜の繁華街も狩場に出来ることだった。
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