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第18話 胸糞悪い家族との『謁見』
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謁見までの三日間、私はグラジオスを誘って色々な事に手を出した。
まずは私はエマさんを始めとしたメイドさんやコックさん、庭師さんなんかと知り合いになった。
誰も彼もがいい人で、グラジオスにはちょっと同情的みたいだった。グラジオスも、血の繋がった家族よりそんな彼らとの触れ合いの方に温かみを感じて居たかもしれない。
それからグラジオス秘蔵の楽譜などを見せて貰ったり、楽器を弾かせてもらったり、アニソンを一緒に翻訳したり、お忍びで城下町に行って町の人に即効でグラジオスだとバレたりとそこそこに楽しい時間を過ごしたのだった。
そして、謁見の日。私は与えられた自室(グラジオスと隣部屋だった)で胸を高鳴らせながら決戦に備えて準備を整えていた。
私は黒いスッとしたドレスっぽいコスプレ衣装を身に纏い、普段ツインテールにしている髪の毛を何度も何度も櫛で梳きながら,色々と言われるであろうことを予測して脳内シミュレートを進めていく。
グラジオスからは来なくていいと言われていたが、そんなの私が聞き入れるはずがない。一人にすべきじゃないと、私と、それからエマさんも確信していた。
「殿下。謁見の時間にございます」
廊下で兵士の声がする。
それを聞いた私はすぐさま扉を開けてグラジオスの部屋へと向かった。
「分かった」
グラジオスはまだ部屋から出てきていなかったようで、ドア越しにグラジオスの声が聞こえてくる。
私は呼びに来た兵士に向けて、黙っておく様合図を送ると、ドアの前で仁王立ちになった。
「今順番待ちしているのは何人ぐらい……」
正装に身を包んだグラジオスがドアを開け……。
「お待たせ」
私を見て固まった。
そういえばこの衣裳だとか、髪を下ろした私を見せるの初めてだっけ。
ふふん。レディな私に恐れおののいたか。もしくは惚れた?
「……だ、誰だお前は」
「そんな反応っ!?」
正直、分かってはいたけれど、グラジオスの反応にはがっかりした。
せっかくお化粧して、かなり綺麗に着飾ったんだから、もっと褒めてくれたって良くない?
も~、乙女心の分からないヤツっ!
「最っっっ低!」
「……ああ、雲母か」
私の態度を見たグラジオスが、細くて長い吐息を漏らす。
どうやら今の言葉は本当に素で言ってしまった言葉の様だ。
……なら、ちょっと許してあげなくもない……気がする。あくまでも気がするだけだけど。
「誰だと思ったの?」
私はジト目でグラジオスをねめつけながら、変な事言ったら兵士が見ている前だろうと張り倒そうと心に決めていた。
それぐらいお洒落した乙女を傷つける事は重罪なのだ。
「よ……」
「よ?」
「妖精か何かかと思った」
「……ならいいけど」
妖精と言えば可愛いイメージだ。ギリギリセーフにしておこう。
私は一旦咳ばらいをして心を落ち着かせた。
「グラジオスもその恰好素敵ね。カッコよく見える」
「……いつもは良くないという事か?」
「もぉ、またひねくれて……。ほら、レディをエスコートしてよね」
私達が行く場所はパーティー会場でもなんでもないのだから、エスコートなんて必要はない。でもせっかくこんな服を着たのだからちょっとした憧れがあるのだ。
私は手をグラジオスに差し出して要求してみたのだが、グラジオスは私の手に目を向けて居心地悪そうに体を揺すると、プイッとそっぽを向いてしまった。
「……お前がレディという見た目か」
いつもの照れ隠しだろうけど、さすがにちょっと頭にくる。
私はわざとらしい作り笑顔をグラジオスに向けた。
「……ねえ、怒っていい?」
グラジオスは背筋をビクンっと震わせると、
「す、すまなかった」
こちらに向き直って素直に謝罪してくれた。
私のラインを分かってくれているみたいだ。
「ほら」
グラジオスは少し照れ臭そうにしながら、腕を私に差し出した。
「ありがとっ」
私は短くお礼を言って、その腕に手をかける。身長差で少し歪になってしまったのは気にしない。
……両側に黒服来た男の人が居たら、宇宙人が連れていかれるシーンに見えなくもないなとかそういう思考は頭から追い出しておく。
「そ、それでは先導を頼む」
「は、はい」
グラジオスが緊張しながら兵士に命令し、私達は謁見の為の待機室へと向かった。
謁見の間、それと外とを隔てる扉は金や赤で彩色され、とても豪奢であった。
その扉が、音を立てて開く。今度は私達の番という事だ。いや、グラジオスの、か。
私はグラジオスの付き人で、傍に居るだけの部外者だ。何も出来はしないし居る意味もない。
それでも私は傍に居てあげたかった。
ふと、私は振り返る。後ろには謁見を待つ人々が大勢いた。この上待機室にも居るのだから、グラジオスと顔を合わせる時間はかなり少ないだろう。
それが良い事なのか悪い事なのか判断はつかなかったが、私はグラジオスにとっていい結果になる事だけを願っていた。
「行くぞ」
グラジオスが短く声をかけてから歩き出す。私は小さい声で返事をすると、彼の三歩後ろを付いていった。
謁見の間は、テレビで見たことがあるそのままのものだった。玉座が据えられた階《きざはし》を中心に、立ち並ぶ白い石柱が高い天井を支えている。そして扉から玉座まで、赤い鮮やかな絨毯が道のように敷かれており、その左右には恐らく大臣や将軍、宰相に枢機卿といった人が居並んでいた。
王座に座っている王は、白いものが混じる頭の上に金色に輝く冠を戴き、鋭い目つきで私達を睥睨していた。グラジオスの言う通り、威圧的で如何にも厳しそうな人である。
そんな中で私が違和感を覚えたことは、王が座る玉座の後ろに、劣化王子、オカマ野郎ことカシミールが嫌らしい笑みを顔に張り付かせて立っていたことだ。
それを目にしてから、私の心の中では警鐘が鳴り響いていた。
グラジオスが階の手前で膝を折り、臣下の礼を取る。私もそれに倣って同じようにする。
「父上、此度は……」
「殿下。ここは謁見の間ですぞ」
グラジオスが口上を述べようとしたところで、大臣か誰かがグラジオスの態度を諫めた。
グラジオスは一旦言葉を切ると、
「陛下」
そう言い直す。
言われた方の父親、つまり王様も、それを当然と思っているのか大臣を叱ったりはしなかった。
グラジオスの口上が響く中、私は横の人たちの顔を盗み見る。誰も彼もが嫌らしい嗜虐的な笑みを浮かべながら、まるで喜劇の道化者でも見る様な目で、グラジオスを見つめていた。
突然、
「痴れ者がっ!!」
怒鳴り声が響いた。
怒鳴りつけられたのは当然、グラジオスだ。
「貴様には戦場の誉れを与えたのだ。逃げ帰れなどと命じた覚えは断じてないっ!」
「はっ、申し訳ありません」
戦場は必ず勝てるものではない。負ける時だってある。負けた時の誉れとは、死と同義である。
つまりこの王は、今我が子に対して死ねと命じたも同然なのだ。
私はグラジオスの事を想うと、心が引き裂かれる気がした。
「しかも、聞けば貴様はオーギュスト卿ほどの武人を囮に逃げたと言うではないか。あれほどの猛者が、国にとってどれだけの至宝か分かっているのか!」
「申し訳ございませんっ」
「貴様のように愚かで、卑劣で、厚顔無恥な者が余の子どもだと思うと……恥を知れっ!」
王――ヴォルフラム四世王は、金で出来た杯を持ち上げグラジオスに投げつける。
中に注がれていたのはワインか何かだろうか。赤い液体がグラジオスの頭からかかり、グラジオスを染め上げた。
「申し訳、ありませんっ……!」
グラジオスはただただ委縮し、幼子のように震えながら謝罪を繰り返すしかなかった。
まずは私はエマさんを始めとしたメイドさんやコックさん、庭師さんなんかと知り合いになった。
誰も彼もがいい人で、グラジオスにはちょっと同情的みたいだった。グラジオスも、血の繋がった家族よりそんな彼らとの触れ合いの方に温かみを感じて居たかもしれない。
それからグラジオス秘蔵の楽譜などを見せて貰ったり、楽器を弾かせてもらったり、アニソンを一緒に翻訳したり、お忍びで城下町に行って町の人に即効でグラジオスだとバレたりとそこそこに楽しい時間を過ごしたのだった。
そして、謁見の日。私は与えられた自室(グラジオスと隣部屋だった)で胸を高鳴らせながら決戦に備えて準備を整えていた。
私は黒いスッとしたドレスっぽいコスプレ衣装を身に纏い、普段ツインテールにしている髪の毛を何度も何度も櫛で梳きながら,色々と言われるであろうことを予測して脳内シミュレートを進めていく。
グラジオスからは来なくていいと言われていたが、そんなの私が聞き入れるはずがない。一人にすべきじゃないと、私と、それからエマさんも確信していた。
「殿下。謁見の時間にございます」
廊下で兵士の声がする。
それを聞いた私はすぐさま扉を開けてグラジオスの部屋へと向かった。
「分かった」
グラジオスはまだ部屋から出てきていなかったようで、ドア越しにグラジオスの声が聞こえてくる。
私は呼びに来た兵士に向けて、黙っておく様合図を送ると、ドアの前で仁王立ちになった。
「今順番待ちしているのは何人ぐらい……」
正装に身を包んだグラジオスがドアを開け……。
「お待たせ」
私を見て固まった。
そういえばこの衣裳だとか、髪を下ろした私を見せるの初めてだっけ。
ふふん。レディな私に恐れおののいたか。もしくは惚れた?
「……だ、誰だお前は」
「そんな反応っ!?」
正直、分かってはいたけれど、グラジオスの反応にはがっかりした。
せっかくお化粧して、かなり綺麗に着飾ったんだから、もっと褒めてくれたって良くない?
も~、乙女心の分からないヤツっ!
「最っっっ低!」
「……ああ、雲母か」
私の態度を見たグラジオスが、細くて長い吐息を漏らす。
どうやら今の言葉は本当に素で言ってしまった言葉の様だ。
……なら、ちょっと許してあげなくもない……気がする。あくまでも気がするだけだけど。
「誰だと思ったの?」
私はジト目でグラジオスをねめつけながら、変な事言ったら兵士が見ている前だろうと張り倒そうと心に決めていた。
それぐらいお洒落した乙女を傷つける事は重罪なのだ。
「よ……」
「よ?」
「妖精か何かかと思った」
「……ならいいけど」
妖精と言えば可愛いイメージだ。ギリギリセーフにしておこう。
私は一旦咳ばらいをして心を落ち着かせた。
「グラジオスもその恰好素敵ね。カッコよく見える」
「……いつもは良くないという事か?」
「もぉ、またひねくれて……。ほら、レディをエスコートしてよね」
私達が行く場所はパーティー会場でもなんでもないのだから、エスコートなんて必要はない。でもせっかくこんな服を着たのだからちょっとした憧れがあるのだ。
私は手をグラジオスに差し出して要求してみたのだが、グラジオスは私の手に目を向けて居心地悪そうに体を揺すると、プイッとそっぽを向いてしまった。
「……お前がレディという見た目か」
いつもの照れ隠しだろうけど、さすがにちょっと頭にくる。
私はわざとらしい作り笑顔をグラジオスに向けた。
「……ねえ、怒っていい?」
グラジオスは背筋をビクンっと震わせると、
「す、すまなかった」
こちらに向き直って素直に謝罪してくれた。
私のラインを分かってくれているみたいだ。
「ほら」
グラジオスは少し照れ臭そうにしながら、腕を私に差し出した。
「ありがとっ」
私は短くお礼を言って、その腕に手をかける。身長差で少し歪になってしまったのは気にしない。
……両側に黒服来た男の人が居たら、宇宙人が連れていかれるシーンに見えなくもないなとかそういう思考は頭から追い出しておく。
「そ、それでは先導を頼む」
「は、はい」
グラジオスが緊張しながら兵士に命令し、私達は謁見の為の待機室へと向かった。
謁見の間、それと外とを隔てる扉は金や赤で彩色され、とても豪奢であった。
その扉が、音を立てて開く。今度は私達の番という事だ。いや、グラジオスの、か。
私はグラジオスの付き人で、傍に居るだけの部外者だ。何も出来はしないし居る意味もない。
それでも私は傍に居てあげたかった。
ふと、私は振り返る。後ろには謁見を待つ人々が大勢いた。この上待機室にも居るのだから、グラジオスと顔を合わせる時間はかなり少ないだろう。
それが良い事なのか悪い事なのか判断はつかなかったが、私はグラジオスにとっていい結果になる事だけを願っていた。
「行くぞ」
グラジオスが短く声をかけてから歩き出す。私は小さい声で返事をすると、彼の三歩後ろを付いていった。
謁見の間は、テレビで見たことがあるそのままのものだった。玉座が据えられた階《きざはし》を中心に、立ち並ぶ白い石柱が高い天井を支えている。そして扉から玉座まで、赤い鮮やかな絨毯が道のように敷かれており、その左右には恐らく大臣や将軍、宰相に枢機卿といった人が居並んでいた。
王座に座っている王は、白いものが混じる頭の上に金色に輝く冠を戴き、鋭い目つきで私達を睥睨していた。グラジオスの言う通り、威圧的で如何にも厳しそうな人である。
そんな中で私が違和感を覚えたことは、王が座る玉座の後ろに、劣化王子、オカマ野郎ことカシミールが嫌らしい笑みを顔に張り付かせて立っていたことだ。
それを目にしてから、私の心の中では警鐘が鳴り響いていた。
グラジオスが階の手前で膝を折り、臣下の礼を取る。私もそれに倣って同じようにする。
「父上、此度は……」
「殿下。ここは謁見の間ですぞ」
グラジオスが口上を述べようとしたところで、大臣か誰かがグラジオスの態度を諫めた。
グラジオスは一旦言葉を切ると、
「陛下」
そう言い直す。
言われた方の父親、つまり王様も、それを当然と思っているのか大臣を叱ったりはしなかった。
グラジオスの口上が響く中、私は横の人たちの顔を盗み見る。誰も彼もが嫌らしい嗜虐的な笑みを浮かべながら、まるで喜劇の道化者でも見る様な目で、グラジオスを見つめていた。
突然、
「痴れ者がっ!!」
怒鳴り声が響いた。
怒鳴りつけられたのは当然、グラジオスだ。
「貴様には戦場の誉れを与えたのだ。逃げ帰れなどと命じた覚えは断じてないっ!」
「はっ、申し訳ありません」
戦場は必ず勝てるものではない。負ける時だってある。負けた時の誉れとは、死と同義である。
つまりこの王は、今我が子に対して死ねと命じたも同然なのだ。
私はグラジオスの事を想うと、心が引き裂かれる気がした。
「しかも、聞けば貴様はオーギュスト卿ほどの武人を囮に逃げたと言うではないか。あれほどの猛者が、国にとってどれだけの至宝か分かっているのか!」
「申し訳ございませんっ」
「貴様のように愚かで、卑劣で、厚顔無恥な者が余の子どもだと思うと……恥を知れっ!」
王――ヴォルフラム四世王は、金で出来た杯を持ち上げグラジオスに投げつける。
中に注がれていたのはワインか何かだろうか。赤い液体がグラジオスの頭からかかり、グラジオスを染め上げた。
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