62 / 72
前略、名前と学園と…………と
しおりを挟む
「ストーム……いや、インフィニティ……?」
「…………」
ここ何日か、ずっと武器やらなんやらの事で散々騒いだので、リリアンはもはやあたしの呟きに何の反応も返さない。
「あえてのフィニッシュ……?」
はぁ……、少し大きめのため息。
意地でも振り返る気はないのか、足を止めないままにリリアンは聞いてくる。
「何だって言うんですか、さっきから、そろそろ怒り……へし折りますよ」
「なんで言い直したの!?」
なぜ怒るのままじゃダメだったのか、どこを、どうやって。
聞きたいことはいっぱいだが、墓穴を掘りそうなのでこのぐらいにしておく。
「いやね、必殺技の名前をちょっとね」
そう、忘れかけていたが、あたしには必殺技がある。
『疾風のブーツまーくすりー』による、とんでも跳躍により飛び、斬る。
この刹那の斬撃、名を『セツナドライブ』という、ダジャレじゃない、偶然だ。
さらに今では最速の踏み込みを経て、『セツナドライブ・改』に進化した、最強である。
「アニキさんを倒した超ラッシュ、これはもう必殺技ではないかと」
『テンカ』の街でなんか勢いのままに繰り出した、最速、連続の装備変更によるラッシュ。
あれは今のあたしにできる、最強の攻撃手段だろう、ならば必殺技と呼ぶのがふさわしい。
「なるほど、あなたにしてはまともな悩みですね」
あたしの悩みが真剣なものだと分かったからか、リリアンはこちらを向く。
意外な話だが、リリアンは必殺技に名前を付けることに肯定的だ、むしろ推奨まである。
「でしたらストーム、嵐はなかなかいい表現なのでは?」
しばらく考えた後、リリアンはあたしの案の中から1つをチョイスした、静かだったけどしっかりと聞いてたみたい。
「じゃあ『セツナストーム』で決定しちゃおうかな!」
うん、いい名前だ、やはり必殺技は叫ぶものだろう。
「……止まりなさい」
ピタッ、とリリアンは立ち止まり、あたしにも呼びかける。
嫌な予感がする、恒例の、よく当たる。
「なぜつけたんですか、わざわざ、この世界にある数ある言葉の中から、その……セ……」
おかしい、同意は得たはずなのにリリアンが今更苦情を言い出した。
それに。
そうですか、そんなに恥ずかしいですか、あたしの必殺技は。
アニキさんといい、リリアンといい、頑なにあたしの必殺技を認めない。
おそらく、言い淀んだ、セ、は技名に入ってるセツナだ。
アニキさんと一緒だ、ダサいから言いたくない、納得がいかない。
「もしかして、最近言葉に詰まるのはあたしの必殺技に文句があると……?」
「…………そうです」
やっぱりか!
何か間があったのは気になるけど、今大事なのはそこじゃない!
「いい?『セツナドライブ』のセツナは、あたしの名前じゃないんだよ」
「そうなんですか?」
そうなんだ、刹那には極めて短い時間という意味があり、そのぐらい速く、というイメージでつけた。
つまり正確には『刹那ドライブ』だ。
あたしの名前と被っているのは偶然だと伝えた、リリアンは刹那という単語自体知らなかった。
「だからそんなにダサくないと思うんだけど…」
いやどうだ?リリアンの事だ、ここでバッサリと……
「刹那……刹那……セツナ……」
なんだろう?ぶつぶつと必殺技の名前を呟いている、審議中かな?
「いい名前ですね」
ゆっくりと顔を上げて、意外な答えが返ってきた
「あなたの……あなたの必殺技はいい名前です」
「やっと分かってくれたね」
長かったここまで……本当に長かった……
この安堵は顔に出さない、代わりに当然!といった自信ありげな顔を作る。
「目的地はすぐです、行きましょう、セツナ、ドライブ」
「名前みたいに言わないでもらっていいかな!?」
いくらなんでもそれはダサい、というよりヤバイ。
リリアンの楽しげな表情を見ながらついていく、否定と訂正をしながら。
「うわーお……」
なるほど、人は本当に驚くとこんな声がでるのか、覚えておこう。
森を抜け、光が見える、その光の中には……
「学園というか、お城だね」
周りを澄んだ水に囲われたお城があった。
おそらくここが目的地、『アロロア』だろう。
「キレイですね、私も来るのは初めてです」
リリアンも見とれているのか、あたしではなくお城を見て言う。
いや、あたしを見てるな、目があった、なんの用だろうか。
「見てよリリアン、魔法陣」
あたしはお城の上、空を指差す。
流石の魔法学園、幾何学的とでも言うのだろうか、とにかくあたしが想像する魔法陣がお城の……いや、学園の空にあった。
「……見たことのない魔法陣ですね」
んん?珍しい、リリアンは事戦闘においてとても詳しい。
そのリリアンが知らない魔法陣が、学園の空に浮かぶだろうか?
「なんだか嫌な予感がしますね」
あたしも同感だ、そしてそれはよく当たる。
「行ってみようか」
リリアンに伝え、歩き出そうとした時。
揺れた、地面が。
震えた、大気が。
感じた、崩壊を。
「ドラゴン……」
魔法陣からはドラゴンが現れた。
まさに、ドラゴンと聞けば誰もが想像する漆黒の鱗をもったドラゴンが。
そりゃあ異世界だ、ドラゴンぐらいいる。
でも、今はマズい、この状況はダメだ。
急げ!急げ!走れ!走れ!間に合わなくなるぞ!
「いた!おーい!」
何を言ったらいいのか分からなくて、とりあえず呼びかける。
生徒だろうか、白いローブの人たちはあたしに気が付かない、みんな空を見上げて何かを言ってる。
あたしが行ってもできる事はないかもしれない、でも手が届く!その足があるから!
「セツナドラ……」
「ッ!」
間に合わせる、その一心で飛ぼうとした時、首を引かれる、リリアンが引っ張ったんだ。
その事を糾弾すべく振り返る前に、空から落ちてきた炎はあたしの目に映る全てを焼き尽くした。
学園も命も、なにもかも。
「嘘でしょ……」
「…………」
会いたかったけど会いたくなかった、こんな状況で。
「ラルム君……」
ゆっくりと、あたしが視認できる距離までドラゴンは降りてくる。
久しぶり、なんて言えなかった、言いたくなかった。
その背には、かつて共に戦い、同じ夢を追うと約束した戦友が乗っていた。
どうやら彼は夢を叶えたらしい、最悪の形で。
「…………」
ここ何日か、ずっと武器やらなんやらの事で散々騒いだので、リリアンはもはやあたしの呟きに何の反応も返さない。
「あえてのフィニッシュ……?」
はぁ……、少し大きめのため息。
意地でも振り返る気はないのか、足を止めないままにリリアンは聞いてくる。
「何だって言うんですか、さっきから、そろそろ怒り……へし折りますよ」
「なんで言い直したの!?」
なぜ怒るのままじゃダメだったのか、どこを、どうやって。
聞きたいことはいっぱいだが、墓穴を掘りそうなのでこのぐらいにしておく。
「いやね、必殺技の名前をちょっとね」
そう、忘れかけていたが、あたしには必殺技がある。
『疾風のブーツまーくすりー』による、とんでも跳躍により飛び、斬る。
この刹那の斬撃、名を『セツナドライブ』という、ダジャレじゃない、偶然だ。
さらに今では最速の踏み込みを経て、『セツナドライブ・改』に進化した、最強である。
「アニキさんを倒した超ラッシュ、これはもう必殺技ではないかと」
『テンカ』の街でなんか勢いのままに繰り出した、最速、連続の装備変更によるラッシュ。
あれは今のあたしにできる、最強の攻撃手段だろう、ならば必殺技と呼ぶのがふさわしい。
「なるほど、あなたにしてはまともな悩みですね」
あたしの悩みが真剣なものだと分かったからか、リリアンはこちらを向く。
意外な話だが、リリアンは必殺技に名前を付けることに肯定的だ、むしろ推奨まである。
「でしたらストーム、嵐はなかなかいい表現なのでは?」
しばらく考えた後、リリアンはあたしの案の中から1つをチョイスした、静かだったけどしっかりと聞いてたみたい。
「じゃあ『セツナストーム』で決定しちゃおうかな!」
うん、いい名前だ、やはり必殺技は叫ぶものだろう。
「……止まりなさい」
ピタッ、とリリアンは立ち止まり、あたしにも呼びかける。
嫌な予感がする、恒例の、よく当たる。
「なぜつけたんですか、わざわざ、この世界にある数ある言葉の中から、その……セ……」
おかしい、同意は得たはずなのにリリアンが今更苦情を言い出した。
それに。
そうですか、そんなに恥ずかしいですか、あたしの必殺技は。
アニキさんといい、リリアンといい、頑なにあたしの必殺技を認めない。
おそらく、言い淀んだ、セ、は技名に入ってるセツナだ。
アニキさんと一緒だ、ダサいから言いたくない、納得がいかない。
「もしかして、最近言葉に詰まるのはあたしの必殺技に文句があると……?」
「…………そうです」
やっぱりか!
何か間があったのは気になるけど、今大事なのはそこじゃない!
「いい?『セツナドライブ』のセツナは、あたしの名前じゃないんだよ」
「そうなんですか?」
そうなんだ、刹那には極めて短い時間という意味があり、そのぐらい速く、というイメージでつけた。
つまり正確には『刹那ドライブ』だ。
あたしの名前と被っているのは偶然だと伝えた、リリアンは刹那という単語自体知らなかった。
「だからそんなにダサくないと思うんだけど…」
いやどうだ?リリアンの事だ、ここでバッサリと……
「刹那……刹那……セツナ……」
なんだろう?ぶつぶつと必殺技の名前を呟いている、審議中かな?
「いい名前ですね」
ゆっくりと顔を上げて、意外な答えが返ってきた
「あなたの……あなたの必殺技はいい名前です」
「やっと分かってくれたね」
長かったここまで……本当に長かった……
この安堵は顔に出さない、代わりに当然!といった自信ありげな顔を作る。
「目的地はすぐです、行きましょう、セツナ、ドライブ」
「名前みたいに言わないでもらっていいかな!?」
いくらなんでもそれはダサい、というよりヤバイ。
リリアンの楽しげな表情を見ながらついていく、否定と訂正をしながら。
「うわーお……」
なるほど、人は本当に驚くとこんな声がでるのか、覚えておこう。
森を抜け、光が見える、その光の中には……
「学園というか、お城だね」
周りを澄んだ水に囲われたお城があった。
おそらくここが目的地、『アロロア』だろう。
「キレイですね、私も来るのは初めてです」
リリアンも見とれているのか、あたしではなくお城を見て言う。
いや、あたしを見てるな、目があった、なんの用だろうか。
「見てよリリアン、魔法陣」
あたしはお城の上、空を指差す。
流石の魔法学園、幾何学的とでも言うのだろうか、とにかくあたしが想像する魔法陣がお城の……いや、学園の空にあった。
「……見たことのない魔法陣ですね」
んん?珍しい、リリアンは事戦闘においてとても詳しい。
そのリリアンが知らない魔法陣が、学園の空に浮かぶだろうか?
「なんだか嫌な予感がしますね」
あたしも同感だ、そしてそれはよく当たる。
「行ってみようか」
リリアンに伝え、歩き出そうとした時。
揺れた、地面が。
震えた、大気が。
感じた、崩壊を。
「ドラゴン……」
魔法陣からはドラゴンが現れた。
まさに、ドラゴンと聞けば誰もが想像する漆黒の鱗をもったドラゴンが。
そりゃあ異世界だ、ドラゴンぐらいいる。
でも、今はマズい、この状況はダメだ。
急げ!急げ!走れ!走れ!間に合わなくなるぞ!
「いた!おーい!」
何を言ったらいいのか分からなくて、とりあえず呼びかける。
生徒だろうか、白いローブの人たちはあたしに気が付かない、みんな空を見上げて何かを言ってる。
あたしが行ってもできる事はないかもしれない、でも手が届く!その足があるから!
「セツナドラ……」
「ッ!」
間に合わせる、その一心で飛ぼうとした時、首を引かれる、リリアンが引っ張ったんだ。
その事を糾弾すべく振り返る前に、空から落ちてきた炎はあたしの目に映る全てを焼き尽くした。
学園も命も、なにもかも。
「嘘でしょ……」
「…………」
会いたかったけど会いたくなかった、こんな状況で。
「ラルム君……」
ゆっくりと、あたしが視認できる距離までドラゴンは降りてくる。
久しぶり、なんて言えなかった、言いたくなかった。
その背には、かつて共に戦い、同じ夢を追うと約束した戦友が乗っていた。
どうやら彼は夢を叶えたらしい、最悪の形で。
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで
ひーにゃん
ファンタジー
誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。
運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……
与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。
だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。
これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。
冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。
よろしくお願いします。
この作品は小説家になろう様にも掲載しています。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる