雷雪ちゃんはTSっ娘〜FTMの雌堕ちえちえち録!〜

たかしクランベリー

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終章・らすとぱーと編

#52・【♡最終回(冬休み)】婚約破棄になるとどうなるのか?

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秋の修学旅行。
とても楽しかった。

……何これ、小学生並みの感想しか出てねぇな俺。
仕方ないだろ。
色々あって一言じゃ表せないんだよ!

まぁ、いいや。
今振り返ったって何か起こる訳じゃねぇし。

そんで、俺は今。
冬休みという長期休暇を利用し
クリスマスパーティを催している。
この世界にクリスマスという文化があるのか
定かではないが、やりたい。

2週間前に俺……いや違うな。
サユキ・オリバーティアの17才誕生日会を
行ったばかりだ。

そう。
結果的に俺は、男で居る時間より
女で居る時間の方が1年長くなってしまった。

といっても、
サユキ・オリバーティアの身体は17を
迎える事がない。
それどころか、18、19、20にもならない。

何故なら。

「私……知っちゃったもんね。
自分が精霊だって。」

自分に言い聞かせるように、呟く。

本当は20代前半のグラマラスでえちえちな
サユキ・オリバーティアの身体が欲しかったが、
そうもいかなくなった。

身体年齢が……容姿が固定されてしまったのだ。

今の身体。16才とは
思えないスタイル抜群の魅惑なナイスボディだが、
その成長を見込めないのはTS愛好家として
苦しい所がある。

「みんなと同じ時間を歩めないのかな。」

精霊は自分の存在を完全に認知した時、
その姿で固定される謎仕様がある。
正にそれが裏目に出た感じだ。

はぁ……楽しいイベントの前にどうして
暗い気持ちにならなきゃいけねーんだ。

さぁさぁ! 気持ちを切り替えて行こーぜ!!

白きテーブルクロスを敷いた長卓を再度見る。
第1班、ファミリー分の皿が等間隔に並び、
その中央には人数分の巨大ケーキが聳え立つ。

他にも、イルミネーションやリボンなどを
壁に飾ったんだ。

デバイスで事前に来るよう一斉メールしたから
来るとは思うが……遅いな。

不思議に思い、時計に目を遣る。
ありゃりゃ、もう15分過ぎてるよ。
みんなどこでドタバタしてんだ?

時を刻むチクタク音だけが、静寂を切り刻む。
この状況で、俺はただ待つ事しか出来ない。

――ガシャッ。

お、今扉が動かなかったか?
おし! 誰か分からんが出迎えよう!

「はぁーいっ! おいでませぇ~。」

「何やってんだサユキ。」

「………………」

「おい無言で閉めようとするな。担任として、
第1班の伝言を届けに来たんだぞ。」

なんだ、そういう事か。
神山先生と始めるクリスマスパーティとか
絶対嫌なので全力で追い出そうと考えたが、
俺の勘違いで良かった。

俺の特製サンタ衣装を目にする最初の相手。
よりにもよって彼であるのは気に食わないけど、
仕方ない。

「まっ、そうならそうと言って下さい。
先生はいつも一言足りないんですよ。」
「いや、俺が喋る前から閉じようとしてたよな。」
「うっさい。さっさとその紙渡して帰んなよ。」
「あいよ。」

俺は神山先生から第1班伝言書を受け取り、
扉を閉じる。

いやはや、これで第1班組がドタバタしてる
理由も分かるってモンだ。
……どれどれ。見てやろう。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

よぉーサユ!

俺ら第1班は少し用事が出来てしちまってこれねぇ。
ファミリーと手ぇ組んで雪掻きの
ボランティアやってんだ。

サユがやりてんなら来てもいいぞ!!
俺らはいつでも待ってるぜ!!!

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

「……はは。私主催のクリパより
ボランティアの雪掻きですか。
アック、見損ないました。」

俺、何の事前情報も受け取ってねぇぞ。
理由としてはどうせ、
俺を苦労させたくないとかそんな感じだろ。
余計なお世話だよ。

みんなと楽しくワイワイ雪掻きする方が
絶対良いじゃんか。

――ガシャッ!

よーし! やっぱ来てくれると信じてたぜ!
誰かな誰かな!!

「はぁーいっ! おいでませぇ~。」

なんか知らない郵便お兄さん来たんだけど。
もうこの際知り合いじゃなくて、
コイツでいいんじゃね?

だって知り合い来ないし。
話してみたら意外と面白い奴かもしれないぞ。

「あのぅ……手紙のお届けです。」
「ありがとうございまーすっ♪」

ご機嫌な様子を演じ、手紙を受け取る。
本物の家族からかな。

まー、そんなのはいいや。
このお兄さんをどう誘うかに頭をシフトしよう。

「では、僕はこれにて……」

俺は去りゆく男の手首を掴んだ。

「何です?」
「アナタ、私と同じクリぼっちですよね。」
「クリぼっち? 何ですかソレ。」

そうだった。
この世界にクリスマスなんていう
イベント無かったな。

はたからみたら俺、
ただの休日に1人パーティしてるヤバいやつじゃん。
サンタコスとか知らない奴だったら、
赤と白のモコモコ着飾った変な奴だよ。

あーあ、やっぱ雪掻きしとくべきだったか。

いやいやそうじゃねぇだろ俺!?

ここまで準備したんだ!! 諦めねーぞ!

「と・り・あ・え・ずっ!!
私と一緒にパーティしましょ!!」
「やっ、やめてくれぇぇえ!!」



俺の怪力に抗えず、
郵便の青年は対面で座る事になった。

ソロパーティは避けられたものの……
さて、どうしたものか?

「あのぅ……
貴女は何故そんな格好をしてるんです?
後これ、パーティですよね。何で一人……」

「一人じゃないもん。」
「僕をここに拉致してる人の言い訳ですか。」

うっわ、バレた。
ついでにカウンターパンチまでくらっちまった。
痛い、心が痛いぜ。

「ぐっ……そうよ。
私は見ての通り、
人望が薄い陰キャぼっち雪女……文句ある?」

「文句なんてないですよ。
僕も郵便してるだけの男なんで。
皿の数を見るに、
結構お友達居るじゃないですか。」

「居ると来るは別物。」
「何か傷つけたようですいません。
僕でよければ祝いましょうか? ……お名前は?」

「サユキ・オリバーティア。」
「僕はユビンって言います! 
宜しくですサユキさん!」

「うん……よろしく。」

互いに挨拶し合ったは良いけど。
あれ、パーティってこの後どう話せば良いんだ?

「さぁ! 切り替えて行きましょうサユキさん!
僕、ダンスには自身が……」

世の中、捨てたモンじゃねぇな。
郵便のお兄さんめちゃくちゃ聖人じゃん。

――バッ。

ユビンが踊りの構えをした途端、
全ての照明が光を消した。

再び部屋の光がついた時、
そこはパーティ会場ではなく……自室だった。
俺は、幻覚に魅せられていたのだ。

目の前でニヤリとするフィエルナ。
鶴の言った通り高度な幻術魔法を使えるようだ。

「さっきの悪趣味な幻、お母様の仕業ですか?」
「如何にもだ。悪いかね馬鹿娘。」
「私は娘じゃない、馬鹿息子です。」

あの夏の夜から、
フィエルナは俺を娘呼ばわりするようになった。
冗談か本気、どちらで呼んでるのか。

わた……俺には分からない。

「春も、夏も、秋も、冬も。
全部見せて貰ったよ。
今まで息子扱いしてすまなかった。サユキ。」

「違う……私は娘じゃな……」

――バッ。

フィエルナの、
母親の温かいハグがを包んだ。
何でだろう。涙が止まらない。

そっか、わたしは。

「もう、もういいんだサユキ。
答えは出たんだ。婚約者なんてやめよう。
家族のみんなが待ってる。」

「ぎっっ。」

っぶねぇ。危うく俺が堕ちる所だった。
咄嗟に舌を噛まなきゃ持ってかれてたぞ。

ふっ、騙されねーぞフィエルナ。

「ほう。自らの舌を犠牲にしてまで
俺を維持するとは、中々に馬鹿娘だな。」
「何とでもいいなさいお母様。
これが、馬鹿息子の意地ですから。」

俺は未だにハグを
続けてくるフィエルナを引き離した。

「意地なんてこちらにはどうでもいい。
結論は出たんだ。だから帰ろうサユキ。
婚約の話は破棄にして、
自分の理想の女と結婚すればいい。」

「その話、本当ですか。」

注意深く探りを入れるが、
フィエルナが返すのは真剣な眼差しだった。

「本当も本当さ。
好きでもない男と同棲なんて辛いだけだ。
オリバーティア家に帰ろう。
吸血君とはお友達でしかないし、問題はない。」

あぁ、その通りだ。

「分かりました!」



そんなやり取りがあった朝食時。

俺はアックスにハキハキと宣言した。

「――という訳で私! 
オリバーティア家に帰れるようになりました!
ばいばーいアックぅー!
これからは形だけの婚約ともおさらばっ!
晴れて相棒ですぞー!!」

「……サユはそれでいいのかよ。」

何だよ、しんみりとした顔しやがって。
あ、分かったぞ。

「あっれ~アックぅ~。
私というエリートTSっ娘と同棲出来なくて
悔しいんですぁ~? 
残念でしたねぇ! ……ぷぷっ。」

「残念なのはどっちだろーな。
ま、いいんじゃね。
俺はサユのしてー事否定するつもりねーし。
相棒ってんなら、ずっとただの相棒で居てやるよ。
そんじゃ、次ここで住む時は俺の嫁な。」

ん? 
アックスにしてはヤケにあっさりだな。
もっとしがみついて来ると思ったんだが。

「ふんっ、後悔するといいわアック。」
「だな。」

「姉たん、家に帰るのは本当つらか?
私もそこで姉たんと住みたいつら!!」
「うん! 鶴ちゃんなら全然オッケー!
遠慮しないでいいよ!」
「やったぁ!」

鶴は席から離脱し、 
ぴょんぴょんと跳ね喜びを表す。……可愛い。

ついでに、マサ兄にも聞いとくか。

「マサ兄もさ、私と一緒に戻ろ?」
「でも僕は。」
「大丈夫、〈その件〉についてはお母様と
話して解決したから。」

「お嬢、それは本当か!?」
「本当も本当さ。イチ君。」

マサ兄の疑問に応えるよう、
フィエルナは颯爽と現れた。神出鬼没である。

「……分かった。帰ろうお嬢。」

フィエルナの協力もあり、マサ兄。
いや、キリイチ兄貴の帰還も決定した。

アックスはこれから、
キュピネやアイリャと共に暮らす事になるだろう。

これで、全てが丸く収まるんだ。
第2の……普通の青春が来る。
婚約者などという仮初の枷を背負わなくていい。

自由な俺の人生が……
TSスローライフが始まるんだ。



アックスやキュピネと同棲しない
ノンストレスな生活も早2週間。

お昼に第1班と集まって
色んな所を周って遊んだりしたし、
アックスとの勉強会はリモートで
行うようになった。

我が家の食卓に当然アックスは居らず、
鶴を含むオリバーティア家全員と
楽しく食事してる。

これまでの寡黙キャラはどこ吹く風。
ヒョウゲンは、面白トークが
得意ないい親父と化していた。

家族が1人増えた事、それに加え
嫁と俺が帰ってきた事で気分が良いのだろう。

ニッカ姉貴と鶴はというと、
隙あらば俺の取り合いでいがみ合ったり、
はたまた、手を組んで
俺にセクハラしたりとやりたい放題だ。

多分、仲良い姉妹だ。

キリイチ兄貴は、
家政夫業から解放され御曹司生活を満喫してる。

俺も、家族水入らずな自由生活が楽しい。
楽しい……けど。

何か足りない。

その不明瞭な何かに、苛まれ続ける俺が居る。

アックスが入院してる訳でもないのに、
あの時のように胸が苦しい。

昨日だって、一昨日だって、
アイツは毎朝ピンピンしてる。

なのに、この気持ちは何だ?

「姉たん。お時間いいつら?」
「う、うん。良いけど。」

勉強会も終え、
プライベートタイムとなった空き時間を狙い。
鶴が呼び出しをかけてきた。

2人きりで話したいと。



俺は、その呼び出しに応え。
現在鶴のお部屋に居る。

「姉たん。来てくれてありがとう。」
「気にしなくていいよ。
妹が困ったら手助けする。
お姉ちゃんとして……当たり前の事。」

「私もそうつら。
姉たんが困ったら手助けしたい。
だから、ここに連れてきた。」

「……へ?」

俺が、困ってる? 
アックスが同居してなくて絶賛ハッピーな俺が?

「姉たんは、本当の家族と居るのとさ。
オノ君といるの。
天秤にかけたらどっちが幸せつら。」

「な、何言ってるの鶴ちゃん。
私はあの変態が一緒に居なくて精々して――」
「俺俺、言うのは構わないつら。
でも私、虚な目をした姉たんを見たくない。」

落ちてた手鏡を浮遊させ、今の俺を映す。
あぁ、確かにどうしようもなく虚な目だ。
どうなってんだ……俺?

「本当の声を、本当の顔を見せて欲しい。
私はどんな姉たんでも……嫌いにならない。
オノ君も、同じつら。
これ以上自分に嘘つくと、
私の好きな姉たんはどっか行っちゃう……
お願い、答えて。」

ストンと落ちる手鏡の先に、
今にも泣きそうな鶴の顔があった。

自分の頬に、涙が伝う感覚がある。
貰い泣きとは違う、何か。

答えなきゃ。
俺は……私は。

「ごめん、鶴ちゃん。
私、アックがどうしようも好きなの。
……女の子として恋しちゃったの!
本当はまた一緒に住みたい。一緒に食事して、
一緒に笑って、それで……!!」

分かっちゃいる。
こんなの変なのに、俺は好きになっちゃったんだ。
この先へ行くと、
俺が俺じゃなくなる気がしてずっと避けてきた。

――でも、

俺は、私は。
サユキ・オリバーティアだから。
生まれた時から、ずっと…………

「やっと、見せてくれたつらね。おねたん。」
「見せたって変わんないよ!!
私、どうしたらいいか分かんないもん!!」

そうだ、俺はどうしたらいいか分からない。
その混乱を見透かしたように、
鶴は優しい顔で答えた。

「答えはオノ君が言ってたつら。
姉たんも、気持ちは同じ。」

そうか。……そういう事か。

「――私、アックのお嫁さんになりたいっ!
いっぱい可愛がって貰いたい!
それでそれで、みんなと一緒に笑いたいっ!」

「……行こう。。」

鶴は朗らかな表情で手を差し伸べる。
俺はその手を取って頷いた。

「準備はいいつらね。
――第七転移魔術式展開〈セーブ〉」

ワープ地点は、アックスの部屋の前。
鶴はそこへ俺を送り届けた後、
リビングへと降りてった。

後は1人で行けって事か。
あぁ、やってやるよ。

覚悟を決めた俺は、ノックした。

扉越しに帰ってきたのは、私が大好きな彼の声。

「こんな時間に誰だ?
キュピネか、アイリャ。どっちだ。」

「サユキ・オリバーティアです。」

「うぇっ!?」

部屋内からドタバタした音が立ち、
その扉は開かれた。

「サユ、何の用だよ。あれか?
TSエロ漫画貸して欲しいのか?」
「……違います。」

うぅ~。緊張するぅ~。
言うんだ私っ! 勇気だせ俺っ!!

「じゃあ何だよ。」
「――好きです。アック。」

「え、えーとそれは。相棒的なアレか。」

むうっ。この鈍感吸血君めっ!

「恋愛的な意味です。
に言わせないで下さいよ。」
「~~っ!」

あれ、今アックス照れなかったか。

「わ、悪ぃサユ。心の準備をさせてくれ。
すーっ。はーっ。おしオッケー。」

深呼吸、両頬叩きで
精神統一し仕切り直すアックス。
くそぉ、不覚にも可愛いと
思えてしまったのが悔しい。

「俺のよ、よよ嫁になりてぇって事でいいのか?」
「そうです……悪いですか。」
「わ、悪くねぇよ。夢みてーだ。」

動揺が治まりきってないらしく、
今度は頬を伸ばして抓った。
確かに以前の私……
俺なら絶対こうは言わないだろう。

でも、今は違う。答えが出たんだ。
だからこそ、アックスの答えも気になる。

そうして、俺の渦巻く気持ちが
口から次々と出てくる。

「前世が男で、気に入らない事があると
すぐ暴力を振るう。赤ちゃんも産めない身体。
アックはそんな私を、嫁にしてくれますか。
川越・佐雪とか、女体化セックスじゃなくて……
サユキ・オリバーティアとして……
女の子として抱いてくれますか。」

「ばっ、バカかよ。するに決まってんだろ。
どんだけ俺が想いを伝えてきたと思ってやがる。」

アックスは照れを隠さぬ紅潮を見せて応える。
その態度に、は欲を抑えきれずにいた。

わたしのおまんこはどうしようもなく疼き、
下半身の思考から言葉が出た。

「だったら、私にキスして下さい。」

我ながら淫乱女だ。
わたしは瞳を閉じ、顎を上にあげた。

アックスは後ろに両手を回し、その唇を重ねた。

……あぁ、わたし、アックスとキスしてる。
全身を包み込む彼の体温、密着する唇の感触。
全てが全て……幸せ。

アックスが舌を絡ませてくるので、
わたしも負けじと絡ませる。
互いに接触する舌の感覚、一体感が心地良い。

顔を離すと。
愛の唾液がゆったり引き伸びて消えてく。
なんか寂しいけど、
次のステップを考えるとそれも吹っ飛ぶ。

「ぷぁっ。」
「今のサユ、めっちゃエロい顔してるぜ。
……可愛い。他の奴に見せんなよ。」

「ほぇ?」

「今は、理解しなくていいや。
扉前でヤるのもつまんねぇ。とりま、来い。
〈下の口〉も気持ちよくしてやんよ。」

アックスは全ての衣服を脱ぎ捨てて
ベットに腰掛ける。
わたしも全ての服を脱ぎ捨てた。

「くぁー、いつ見ても綺麗な身体してんなー。
エロ過ぎかよ。もーちんこビンビンだわ。」
「アックの方こそエロい身体ね。
何その逞しい筋肉ボディとチンコ。
私を誘ってんの?」

言ってわたしは、
アックスの肉棒をおっぱいに挟み込む。
谷間からムクりと顔を出す鬼頭が可愛く見えた。

「へっ、サユも
ようやく男の身体に興奮を覚え始めたか。」
「いいえ、アック以外の男の身体に
興味ありません。前世の影響が大きいですけど。
……そんなの、女体以下です。」

「やっぱ面白ぇーなサユ。」
「面白いのはここからです♡  はぁむっ♡」

わたしはアックスの鬼頭を口に咥えた。
さぁーて♡ 
乳圧とフェラの両攻撃に耐えられるかな♡

早速、頭を上下に動かして始めた。

――じゅぷっ。じゅぽぽっ。じゅぷっ。
ずちちゅっ。じゅぷっ。

舌を器用に舐め回し、吸い。弄る。
口内でびくびくと震えながら膨らみを増す
肉棒に愛らしさと嬉しさを覚え
エスカレートしてく。

「やっ、やめろサユ。
乳の柔らかさと、口まんこ良すぎて我慢が……っ」

――びゅるるるるるぅ。 ごくんっ。

わたしはアックスの白濁液を飲み込んだ。
文句なしの美味、一滴残らず飲み干したいな♡

「あはぁ♡  アックの美味しいなぁ♡」
「サユっ!!」

急に叫び、俺の肩を掴む。
瞬間、視界がグワンとしわたしの身体はベットに。
アックスは上を取り、立ち上がっていた。

んっ、変な技手に入れないでよっ。
ちょっ、わたしの大事なトコっ♡
許可してな……

「~~んんっ!?  んひぃっ♡♡」

手マン上達し過ぎじゃないの!?
こんなやり返し方……ズルいよぉ。

「スゲぇ濡れ濡れじゃん。
見ろよ、こんなに愛液の糸引いてっぜ?」
「ごめんアック。おっぱいデカくて見えない。」
「ハッ! デカすぎるのも
良い事ばかりじゃねぇな。じゃ、こうしよーか。」

アックスはわたしの腰を持ち上げ、
興奮に濡れた雌穴を見せつける。
パイパンの所為で、嫌でもはっきりと見えた。

あまりの恥ずかしさに思わず目が逸れる。

「わ、分かったからさっさと始めなさいよ。」

「んー、それも良いんだがよォ。
前と同じ体位なのもつまんねーだろ。
そんで、今のサユにとっておきの体位を
俺なりに考えてみたんだ。」

「なにそれ。」
「そこの姿見の前に立ってくんね。
で、上半身を90度落として姿見の縁掴んでろ。」

言われるがままポーズを取る。
ん、この姿勢って。

「何これ、後背位?」
「正解。さすが俺の嫁。」
「これに何の意味が――ひゃんっ♡♡」

んっ♡  今わたしの膣内なかに挿ったぁ♡♡
あっ、ダメぇっ、こんなだらしない顔……
アックスに馬鹿にされちゃうよぉ。

「ほら見ろよ。こんな顔、男に出来っか。」
「出来まひぇ……んぁあっ♡♡」

――ずんっ!

自分の回答より先、大きく一発振った。

わたしのおっぱいが反動でぷるんと揺れ。
顔も更に緩んだ。

ようやく意味が分かった。
こうして犯されてるわたしを
映す事で、〈分からせ〉に来てるんだぁ……

わたしがサユキ・オリバーティアだって。
大切なお嫁さんだって。

「行くぞ、サユ。」
「うんっ。」

――パンっ、パンっパンパンパンっ!

「しゅ、しゅごいよぉアック♡
気持ちいい♡  わたし女の子だよぉ♡♡
後ろから突かれてぇんっ……ふわぁんっ♡♡」

あぁ、幸せだ。
膣内を波のように押し寄せる止めどなき快楽。
それと、子宮を突く鋭き快楽。

これまでにない〈愛〉が籠った
圧倒的な快楽のダブルパンチ♡  愛の揺らぎ♡

視覚や感覚だけじゃない。
淫らな音が、わたしの喘ぎ声が、
性の悦びを耳からも教えてくれる。

こんなの……夢中になっちゃう♡♡

「知ってるぜ。ま、それでも俺は好きだがなッ!」

――パンパンパンっパンパンっ。

「わたしも大好きらよぉっ♡ っ凄いよぉアックぅ♡  
私の膣内でどんどん大きく……っひいっ♡♡」

増してく激しさと快楽も、
もうそろそろ底が見えてきた。
この膨張した状態を、
俺……わたしのおまんこは覚えてる。

「ダメだサユ。もう、出ちまう。」
「いいんだよぉアック♡  
いっぱい出してぇ~、私を嫁にしてっ♡♡」

「「――イクっ!!」」

――びゅるるるるるるるるぅぅうう!
ぬぽんっ。

子宮を満たす温かな快楽に、
腕や腰から力が抜けた。
そのまま倒れようとするわたしを
アックスは抱えてくれた。

「こらサユ、イッたばかりで無理すんな。」
「えへへぇ~、それほどでも~♡♡」
「褒めてねーよ。」



アックスと力を合わせ後始末の掃除を頑張った。
その後、
一緒に風呂へ入って身体的な汚れを完全除去。

精子臭い口内の後処理歯磨きには30分を要した。

で、互いに寝間着となったは、
同じ部屋……アックスのベットで寝る事にした。

そして、
仰向けの状態から身体を捻り向き合った。

「にしても凄かったなサユ。
……なぁ、精神の方はどっちになった。」

「んー、よくわかんない。
調和と共存って感じかな。
女の子でもオッケーですよー。みたいな?
――ありがとね。
女の子のわたしを受け入れてくれて。
おかげで私自身も〈受け入れられた〉。」

清々しい気持ちで俺はアックスに笑みを向けた。

「成る程な。それがサユに与えられた暗示権能……〈運命うんめい輪環りんかん〉の能力か。
神山の野郎、最初から分かってやがったな。」

訳の分からない悪態をつくアックスを置いて、
今宵の自分を振り返る。

俺になったり、私になったりしたが。
結局俺に落ち着いた。

ソノハが幻術治療を施した事によって、
快楽でわたしの本能が目覚めても
大きな拒絶反応が起きない。

俺が消える可能性のある危ない綱渡りだったが。

――〈成功〉したのだ。

これは謂わば、二重人格とは異なる
川越・佐雪とサユキ・オリバーティアの共存。
性自認の共存、そして完全調和ッ!

もう自分に〈嘘〉は吐かない。
俺は男であると同時に女の子だったのだ。

簡単な話なのに、
どうして今まで気が付かなかったんだろう。

拒絶するんじゃなくて、
素直に女の子のわたしを受け入れる。
ただそれだけの事に。

まぁ、何はともあれ。
まさに俺自身が望む
完璧たるTSっ娘になりつつあるだろう。

ふっ、そしてわたしはいつの日か……
アックが理想とするTS正妻になるのです!

ならば、まず手始めに。

「それよりぃ~アック。」
「どした?」
「明日、お母様に
嫁入りの話持ってくからついてきなさい。」

アックスは俺の頭を撫で、
さも当然のようにニカッと笑顔を見せ応えた。

「当たり前だ。なんせサユは……
俺の自慢の嫁だからな!!」
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感想 3

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みんなの感想(3件)

スパークノークス

お気に入りに登録しました~

2021.08.20 たかしクランベリー

ありがとうございます!

これからも
投稿頑張っていこうと思いますので
宜しくお願いします! 〜

解除
2021.08.19 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2021.08.19 たかしクランベリー


応援ありがとうございます!

これからも投稿頑張っていこうと
思いますので、
宜しくお願いします!

解除
花雨
2021.08.09 花雨

全ての作品お気に入り登録しました(^^)

2021.08.09 たかしクランベリー

ありがとうございます!

これからも投稿頑張っていこうと
思いますので宜しくお願いします!

解除

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