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本編
エピローグと言う名の物語の帰結
しおりを挟む「ま……って、二人とも……っ、ぼく、むり、むり…っ」
「無理じゃない。ほら、いつもみたいに素直になって」
何度もイかされてくたくたになっているのに、レイは全然やめてくれない。
「ひぁ、あー……!!」
ぼくの身体の一番奥深いその場所に、レイの硬くて太い肉茎が、遠慮なく入り込んでくる。
なくならない快感。
びくんびくん震えて、声も出ないくらいの絶頂を味わっているのに、ぼくの陰茎は、へなっとしてさらさらの液体を漏らすだけ。
「ひ、ひうっ、あ、あっ」
「セレス……いい子だ」
「あー…もう。セレス可愛すぎる。レイのペニス、そんなに美味しい?ほら、僕のも食べて?」
アベルはぼくの顔を跨いで、短い声しか出ない口の中に、やっぱり太くて硬い肉茎を入れてきた。
「ん、んむっ、んんぅっっ」
遠慮なくいれられて、苦しいはずなのに、ぼくの身体は悦んでいた。
「セレス……っ、孕め……っ、孕め……っ」
ぼくの足を押し広げて、レイが腰を振る。
ばちゅばちゅ音をさせながら、ぼくが気持ちよくなる場所を、何度も肉茎で擦り上げてくる。
「喉開いてね。わかるでしょ?ちゃんと飲ませてあげるからね?」
アベルの声は優しい。
けど、肉茎は優しくない。
最初はえづいて大変だったけど、何度も繰り返してるうちに、やり方がわかった。
息が苦しくなるのは仕方ないけど、力を抜いて喉を開けば、アベルの肉茎が深いところまで入り込んできた。
「ん、いいね。上手。可愛い、セレス」
口の中も気持ちがいい。
もう、ぼくの身体は、気持ちよくない場所がないくらいに、二人に慣らされてる。
ぼくが二人の肉茎に慣れたのを感じ取ったのか、二人の腰使いが激しくなった。
「……っ、ふ…っ、う……っ、出すぞ……っ、セレスっ、溢すなよ……っ、全部飲み込め……っ」
「僕も出すよ?僕達の精液で上からも下からも満たしてあげるからね…っ」
喉の奥に叩きつけられるように出されたものは、抵抗もなくぼくの身体の中に流れ落ちていく。
お腹の奥深くに吐き出された熱い飛沫は、ぼくのその場所を満たしていく。
「ん………んんぅ」
ちゅぽん…って、口の中からアベルの肉茎が抜けていった。
レイも腰を何度か揺らしてから、ぼくの中から肉茎を引き抜いた。
「……れい、あべる、ぼく、もう、むり……」
「そんなこと言わないで。僕ももっとセレスに種付けしたいんだから」
耳に息を吹きかけられながら言われると、ぼくの身体は震えて言うことを聞かなくなる。
アベルはぼくを抱き起こして、その場に座った。
後ろから両足を抱えられた状態で、ぼくの喉の奥にたくさん出したのに萎えた様子のない、アベルの肉茎の上に、ぼくをおろしていく。
「あ、あ、ま、って、あ、あー…!!」
ぐぷんと入ってしまう。
待ってほしいのに。
しかも、この姿勢はぼくの重みだけで、アベルの肉茎を最奥まで飲み込んでしまう。
「あ…………ぁ………」
目の前にはレイがいる。
アベルの肉茎を飲み込んでるぼくのお尻を、すぐ近くからまじまじとみている。
……恥ずかしいから、やめてほしいのに。
でも、逆に、見られていることに興奮してるぼくもいる。
「花籠の色が変わった。着床する。アベル、遠慮なくいけ」
「ん、りょーかい……!!」
「やぁぁぁんんん!!!」
「二人目は、どんな子かな……!!」
こんな体位なのに、アベルは激しくぼくを突き上げてきた。
レイはガクンガクン震えるぼくの身体にお構いなしに、ぼくの陰茎を手で扱いて、乳首に歯を立ててくる。
「だめぇ…っ、イっちゃう、イっちゃう……!!」
「イっていいんだよっ!セレスがイけば口が開くんだから……っ!!ほら、ほら!!僕達の子供、孕んで…!!」
「あああーー!!!」
ぼくの陰茎から、飛沫が飛び散った。
レイが精液を流し込んだところに、アベルの精液も流れ込んでくる。
……あったかい。
きもちいい。
お腹が、満たされてく。
「あと二日くらい籠もるか」
「ん。なら、後で果物と果実水は運んでもらって」
アベルの足の上で、まだお尻にはアベルの肉茎が入っていて、でもぼくは動く気力も体力もなくて。
ぼんやりしながら、二人の会話を聞いて、そのまま眠りに落ちてしまった。
その後もぼくは、寝室でずっと二人に抱かれ続けて、花籠がすっかり赤く熟した色になっても離してくれなかった。
二人からの愛情も魔力もたっぷり注がれたぼくたちの二人目の子供は、成長も早くて五ヶ月後には産声を上げた。
長男のエリアスは、紫と緑のオッドアイに綺麗な金髪だったけれど、次男のイサークは、瞳は空色、髪は輝く銀髪だった。
兄弟なのに全然色が違って、でも、すごく可愛らしい。
ぼくは相変わらず、部屋と、庭を行き来するくらいの生活だけれど、どんなことも許せてしまう大好きな二人と、可愛い息子たちに囲まれて、ぼくはとてもとても幸せな時を過ごしたんだ。
これは、そんなぼくが、幸せな時を過ごすまでの物語。
物語の終わりは、「めでたし、めでたし」。
ハッピーエンドに辿り着くまでの、ぼくの物語。
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