僕を裏切らないと約束してください。浮気をしたら精算書を突きつけますよ?

ゆずは

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竜司と子猫の長い一日

僕がちょっと忘れていたことを竜司さんが覚えていてしっかり実行してくれていた件

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 腰を押さえていた竜司さんの手が、僕のものを包み込むように触れてきた。
 すっぽり収まってしまうくらいの大きさの、僕のもの。
 今僕の中に入ってるリュウジさんと比べたら、貧相そのものだけど。
 でも、竜司さんが触ってくれて、その大きな手の中に包まれるように触れてもらえると思ったら、その大きさでも全然気にならない。
 でも、奥の奥にいれられてイったばかりの僕には、その刺激はちょっと辛い。

「りゅうじ、さん、て、はなしてぇ」

 体が震えちゃうんだ。
 気持ち良すぎて頭がおかしくなる。

「このまま出せ」

 楽しそうな声。
 その声は好きだけど、こんなにすぐ射精なんてできない。
 ……あ、潮、言ってた……?

「あ、アっ、きちゃ、うっ、くる、くる……っ」

 結腸を竜司さんのいいようにかき回されて、ちょっとだけ硬い僕のものをやっぱり竜司さんの手でいいようにしごかれて。太くてごつごつした指が亀頭をこすって鈴口を押しつぶしてきて――――

「ぃぁああああ!!!」

 プシャァ、って、噴き出た。

「ひ、ひあっ、あ、あっ」

 何度かはじけて、びくんびくんって全身が震えて、弛緩してるのに、中はぎゅうぎゅうに締め付けて。

「あー……あん……」

 一番奥深いところに、また、熱いものが広がった。
 僕は床についてる片足にも力が入らなくて崩れ落ちそうになったけど、竜司さんの手がすぐに僕を支えてくれる。

「上手に噴けたな」
「りゅ……じさん」

 お腹の中が熱い。
 ずっとずっと熱い。

「のぞみ、俺にしがみついて。落とさないから力抜いていていい」
「……な、に…?」
「ベッドに行こう」

 シャワーのお湯が頭の上から降ってきた。
 鏡に飛んだ色んなものが、すぐに洗い流されていく。
 じわっと汗ばんだ僕と竜司さんの体も、お湯がそれを流していく。

「のぞみの体が柔らかくてよかったよ」

 なんでそんな……って、イきすぎてぼうっとする頭で考えてた。
 竜司さんは持ち上げていた僕の片足を、竜司さんの肩に乗せるように開いて、震えながら床についていたもう片方の足も持ち上げてきた。

「ひあぁ!?」

 鏡と、竜司さんのたくましい体に挟まれながら。
 僕のお尻は竜司さんのリュウジさんに貫かれたまま。

「ひぃぃっ」

 ぐるん、って回された。
 僕の中でも、、リュウジさんが半回転。あたるところが変わったどころの話じゃなくて。

「あ、あんんっ」

 イった。
 また、イった。

「ふー……」

 気が付けば、両足をしっかり抱えあげられて、背中は鏡についていた。

「ほら、のぞみ」

 片手が、僕の腕を竜司さんの首に回してきた。
 しがみついて、って言ってた。
 キスは届かなかったけど、今なら首にしがみつく――――抱き着くことはできるけど、でも。

「や……ゃ……、なんで…ぇ、いれた、まま、こんな……っ」

 別に嫌じゃないけど。
 びくんびくんって震えは止まらないし、竜司さんだって、一度抜いてから挿れなおした方が楽なはずなのに。

「のぞみが言っただろ」

 ぐすぐすしてたら、そんなことを言われた。
 僕が言ったって、なに。

「な、に…?」
「抜かず三発、結腸攻め」
「………あ」
「奥まで余裕で届くだろ?お前の希望通りのサイズだろうし、マッチングの条件クリアにはあと一発だ」
「………まっちんぐ」

 まさか、それをこなすために、こんな無茶な体位の入れ替えをしたってこと?

「……さいしょ、から、ベッドにいけば……」
「だから、『しまった』って言っただろ。挿れたくて仕方なかったんだよ。お前に約束破ったって詰られるのも嫌だしな」

 僕を見下ろす竜司さんは、面倒そうな顔も、変な顔もしてない。ただただ、僕のことを甘い目で見てる。
 ……僕の中にいるままのリュウジさんは、まだまだカチカチな気がする。

「……りゅうじ、さん、そんなに、ぼくと、したかった……?」
「ああ、したいな。まだまだ抱きたい。乳首にも噛みつきながら延々と結腸で狂わせておきたい。ああ、心配するなよ。後始末はちゃんとしてやるから。だから後はベッドでやろうな」

 とても、とても、いい笑顔だった。




 僕は竜司さんにしがみついたまま、運ばれた。
 多分これは『駅弁』というやつ。
 お風呂から上がってタオルで拭くことなく、全裸のまま、部屋を横切っていく竜司さん。
 寝室につくまでの間で、僕は何度かイってしまった。
 寝室には大きなベッド。
 間接照明が照らす室内は十分明るいけど、お風呂場の方が明るかったから暗く感じる。

「あん………あー…んんっ」

 ベッドに降ろされるときも、挿れられたまま。
 降ろされた途端、両足を押し広げられて、強くて速いピストンでせめられた。

「あ、ぁ……っ、ゃ、あ、あっ、りゅー……きす、きす、してぇ」
「仰せの通りに」
「んんぁ」

 がぶり

 ……それは、多分、キスじゃない。
 いや、キスだけど。
 僕、竜司さんに口を食べられた。
 ぐちゃぐちゃに口の中をかき回されて、唇も舌も甘噛みされて。
 その間にまた一番奥に熱い飛沫を感じた。
 ……約束の三発目、だ。
 そっか、じゃあこれで終わるんだ……って、胸の奥がひやっとしたら、視界が変わった。

「やああっ」
「いい眺めだな」

 終わりだと思ったのに、体を倒した竜司さんの上に、僕がまたがるように座ってた。……もちろん、萎えないリュウジさんが、しっかりと僕に突き刺さってる。

「動いて、のぞみ」

 手が伸びてきて、頬をなでる。
 たったそれだけで、僕は体がびくびくするのを止められなくて、軽くイってしまった。……頬、で、って。

「可愛いな、のぞみ」
「はぅん」
「ほら、動いて」

 僕を見る、情欲でギラギラした竜司さんの目。
 終わらないことが嬉しくて。
 僕を、竜司さんに見せつけたくて。
 手を後ろについて、足を開いた。
 誰かに教えられた格好。誰だったか覚えてない。
 でも、きっと、竜司さん、喜んでくれる。
 だって、ギラギラした目がずっとずっと僕を見てくれているから。

 この夜、僕は乱れに乱れたと思う。
 竜司さんにされること全部が気持ちよくて、竜司さんを全部体で受け止めたくて。
 記憶にある限り、竜司さんのリュウジさんが、僕から抜かれることはなく。
 溜まったものでほんの少しぽっこりした下腹部を、竜司さんがとても嬉しそうに優しくなでてくれて。
 僕は頭の中を竜司さんでいっぱいにして――――意識を手放した。
 おそらく日付は過ぎていたと思う。

「おやすみ、のぞみ」

 おやすみって言うわりには、まだ僕の体の中をぐちゃぐちゃとかき回しているけれど。
 こめかみと額に優しいキスを感じていた。



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