12 / 65
切り取られた青空
操り人形
私は亮平の操り糸に引かれるように、その日彼が宿泊するホテルへ。
入った途端目に飛び込んできたのはダブルベッド。それを見て固まっている私を見た亮平は照れながら、
「ああ、太っていた頃はシングルでは窮屈だったから、出張の時も自腹切ってでもダブルの部屋をとっていたもんで、ついね……考えてみたら今はこんなに広いベッドは必要ないのにね」
と言ったので、私も、
「そうね、私も自分が運転するのはともかく、助手席は今でも結構一番後ろまで下げてしまうわ。前はそうじゃないとシートベルトがやりにくかったから」
と言って笑った。
「でも、こうやって君が来てくれたんだから、ムダじゃなかった。逢いたかった」
すると、亮平はそう言って私を抱きしめると、唇を重ねる。私が薄く口を開くとするりと彼の舌が滑り込んできて、歯列をなぞり始め、私も彼の舌を追いかける。瞬く間に息が上がり、全身の力が抜けて彼にしなだりかかった。彼はそんな私をベッドの縁に座らせると、
「ずっと、君の顔が見たかった。君の声がききたかった。それがかなった今は君の全てが知りたい。僕は欲張りだ」
と、ワンピースのファスナーに手をかけた。
「イヤ、見ないで」
だけどここまで来たというのに、いざ裸を見られると思うと恥ずかしくて、私は身をよじってそう答えた。
「僕じゃダメ?」
亮平の目が自信なさ気に揺れる。
「違うの、痩せられたけど……お肉だってぶよぶよだし、皮は余ってるし、ぜんぜんきれいじゃないもの、だから……」
「そんなの僕だって同じさ」
亮平はそう言うと、自分でシャツを脱ぎ、上半身を顕わにした。そこには鍛えられてちっともぶよぶよではない、厚い胸板が現れた。
「ほらね」
「同じじゃないわ、エイプリルさんはこんなにちゃんとひきしまってる」
「そんなことないさ。そう、上は何とかごまかしてるけど、お腹の皮はまだ垂れ下がっているよ。」
そして、彼はコットンパンツも脱ぎ捨て、パンツ一枚の姿になって、私をまた立たせると、
「ねえ、それは君の手で確かめてみて」
と、私のワンピースのファスナーを最後まで下げて、肩の部分をはらった。マーメイドラインのワンピースは、それだけではらりと床に落ちてしまい、初夏の装いは私を一気に下着姿にする。そして、
「やっぱり、思った通り君はきれいだ」
「ウソ!」
と言った。
「ウソじゃないよ」
亮平はそう言って私のブラを外さずにずらせて、片方の頂きを口に含み、もう片方を指で摘み、
「ほらね、やっぱりこんなにきれいでやわらかい」
と言った後、頂きを甘噛みした。噛まれたところから脳天まで電気ショックが走り、
「あ……あん、ダメっ」
と声が出る。無意識に逃げようとするけれど、ブラの肩紐がまるで手枷のようにまとわりついて、私は身動きるらできない。亮平はそのまま私をベッドに押し倒す。亮平はそのまま私のパンストに手をかけ、引き下ろした。
「ゴメン、電線はいったかもしれない」
と、申し訳なさそうに言った彼に私は、
「いいわよ、パンストなら予備があるから」
と返した。独身時代のように一足でお札が必要な位の物は買えなくて、通販で10足いくらのしか穿かない分、破れても良いようにいつでも予備は入れてある。
「そうなんだ」
亮平は私の返事を聞くとそのパンストをベッドの下に放り投げ、はむき出しになった私の足の間に自分の身体を滑り込ませ、腿を撫でた。
「いやん、そこがいちばんひどいの、見ないで」
「どこがどうひどいの? こんなにきれいなのに」
「きれいじゃないわよ。皮が完全にたぶっちゃってるでしょ?お風呂にはいると浮き上がるし」
と私が言うと、彼はその部分をたゆたゆと揺らしながら
「まるで、プチホラー? でも、これは君の努力の勲章だよ。こんなに頑張っている君だから僕は惹かれた。コメントにもそう書いたじゃない」
と言って、私の両足をがっちり捕まえてそこに指と舌を這わせた。
「ひゃん……ダメ」
逃げようとしてもびくとも動かない。それに、弄られているのは足なのに、疼くのは別の所……
「ダメって本当にダメなのかな、確かめるよ……嘘つきだね、君は」
亮平はそう言って、下着を少しずらせて私の疼きの元をゆっくりとかき回すとそう言った。それから
「これの替えはないよね。着て帰れなくなる前に取ってしまうよ」
と言って私の“最後の砦”まで剥ぎ取ると完全に力が抜けてしまった私の中心に顔を埋めた。
「ああん、あっ、あっ」
亮平の愛撫に私ははしたない声を上げ続ける。そのことに私自身が一番ビックリしていた。
修司とのそれには声なんて出たことがなかった。
大体修司は独りよがりで、自分のモノが入るかどうかが基準。あと少しのところで自己完結されることも多い。
そのまま私は亮平の海の中で溶けていく……
人はそれを傷の嘗め合いというかもしれない。だけど、私は亮平の中でどんなときより自由に呼吸している自分を見つけていた。
入った途端目に飛び込んできたのはダブルベッド。それを見て固まっている私を見た亮平は照れながら、
「ああ、太っていた頃はシングルでは窮屈だったから、出張の時も自腹切ってでもダブルの部屋をとっていたもんで、ついね……考えてみたら今はこんなに広いベッドは必要ないのにね」
と言ったので、私も、
「そうね、私も自分が運転するのはともかく、助手席は今でも結構一番後ろまで下げてしまうわ。前はそうじゃないとシートベルトがやりにくかったから」
と言って笑った。
「でも、こうやって君が来てくれたんだから、ムダじゃなかった。逢いたかった」
すると、亮平はそう言って私を抱きしめると、唇を重ねる。私が薄く口を開くとするりと彼の舌が滑り込んできて、歯列をなぞり始め、私も彼の舌を追いかける。瞬く間に息が上がり、全身の力が抜けて彼にしなだりかかった。彼はそんな私をベッドの縁に座らせると、
「ずっと、君の顔が見たかった。君の声がききたかった。それがかなった今は君の全てが知りたい。僕は欲張りだ」
と、ワンピースのファスナーに手をかけた。
「イヤ、見ないで」
だけどここまで来たというのに、いざ裸を見られると思うと恥ずかしくて、私は身をよじってそう答えた。
「僕じゃダメ?」
亮平の目が自信なさ気に揺れる。
「違うの、痩せられたけど……お肉だってぶよぶよだし、皮は余ってるし、ぜんぜんきれいじゃないもの、だから……」
「そんなの僕だって同じさ」
亮平はそう言うと、自分でシャツを脱ぎ、上半身を顕わにした。そこには鍛えられてちっともぶよぶよではない、厚い胸板が現れた。
「ほらね」
「同じじゃないわ、エイプリルさんはこんなにちゃんとひきしまってる」
「そんなことないさ。そう、上は何とかごまかしてるけど、お腹の皮はまだ垂れ下がっているよ。」
そして、彼はコットンパンツも脱ぎ捨て、パンツ一枚の姿になって、私をまた立たせると、
「ねえ、それは君の手で確かめてみて」
と、私のワンピースのファスナーを最後まで下げて、肩の部分をはらった。マーメイドラインのワンピースは、それだけではらりと床に落ちてしまい、初夏の装いは私を一気に下着姿にする。そして、
「やっぱり、思った通り君はきれいだ」
「ウソ!」
と言った。
「ウソじゃないよ」
亮平はそう言って私のブラを外さずにずらせて、片方の頂きを口に含み、もう片方を指で摘み、
「ほらね、やっぱりこんなにきれいでやわらかい」
と言った後、頂きを甘噛みした。噛まれたところから脳天まで電気ショックが走り、
「あ……あん、ダメっ」
と声が出る。無意識に逃げようとするけれど、ブラの肩紐がまるで手枷のようにまとわりついて、私は身動きるらできない。亮平はそのまま私をベッドに押し倒す。亮平はそのまま私のパンストに手をかけ、引き下ろした。
「ゴメン、電線はいったかもしれない」
と、申し訳なさそうに言った彼に私は、
「いいわよ、パンストなら予備があるから」
と返した。独身時代のように一足でお札が必要な位の物は買えなくて、通販で10足いくらのしか穿かない分、破れても良いようにいつでも予備は入れてある。
「そうなんだ」
亮平は私の返事を聞くとそのパンストをベッドの下に放り投げ、はむき出しになった私の足の間に自分の身体を滑り込ませ、腿を撫でた。
「いやん、そこがいちばんひどいの、見ないで」
「どこがどうひどいの? こんなにきれいなのに」
「きれいじゃないわよ。皮が完全にたぶっちゃってるでしょ?お風呂にはいると浮き上がるし」
と私が言うと、彼はその部分をたゆたゆと揺らしながら
「まるで、プチホラー? でも、これは君の努力の勲章だよ。こんなに頑張っている君だから僕は惹かれた。コメントにもそう書いたじゃない」
と言って、私の両足をがっちり捕まえてそこに指と舌を這わせた。
「ひゃん……ダメ」
逃げようとしてもびくとも動かない。それに、弄られているのは足なのに、疼くのは別の所……
「ダメって本当にダメなのかな、確かめるよ……嘘つきだね、君は」
亮平はそう言って、下着を少しずらせて私の疼きの元をゆっくりとかき回すとそう言った。それから
「これの替えはないよね。着て帰れなくなる前に取ってしまうよ」
と言って私の“最後の砦”まで剥ぎ取ると完全に力が抜けてしまった私の中心に顔を埋めた。
「ああん、あっ、あっ」
亮平の愛撫に私ははしたない声を上げ続ける。そのことに私自身が一番ビックリしていた。
修司とのそれには声なんて出たことがなかった。
大体修司は独りよがりで、自分のモノが入るかどうかが基準。あと少しのところで自己完結されることも多い。
そのまま私は亮平の海の中で溶けていく……
人はそれを傷の嘗め合いというかもしれない。だけど、私は亮平の中でどんなときより自由に呼吸している自分を見つけていた。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
義姉と押し入れに隠れたら、止まれなくなった
くろがねや
恋愛
父の再婚で、義姉ができた。
血は繋がっていない。でも——家族だ。そう言い聞かせながら、涼介はずっと沙耶から距離を取ってきた。
夏休み。田舎への帰省。甥っ子にせがまれて始まったかくれんぼ。急いで飛び込んだ押し入れの中に、先客がいた。
「……涼介くん」
薄い水色の浴衣。下ろした髪。橙色の光に染まった、沙耶の顔。
逃げ場のない暗闇の中で、二人分の体温が混ざり合う。
夜、来て。
その一言が——涼介の、全部を壊した。
甘くて、苦しくて、止まれない。
これは、ある夏の、秘密の話。
絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。
孤独な蛇
恋愛
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。
その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。
そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。
同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。
春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。
昔から志穂が近くにいてくれるから……。
しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。
登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。
志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。
彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。
志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。
そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。
その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
藤白ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。