短編エロ

黒弧 追兎

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.極上の媚薬【媚薬 発情】淫魔×吸血鬼

「血飲む?大丈夫?」
「……っいらない!誰が飲むかっ!」

 物欲しげに俺の首を見つめるルイズにちらりと見せれば顔を真っ赤にして背けた。最後にルイズが吸血したのは三週間前ぐらいでどう考えてもルイズの喉は渇ききって血を欲しているだろう。他の奴に飲ませてもらってる事は前にあんまりにもいやらしい顔をするから襲われそうになったと言っていたから絶対ないだろうし。家が近くで俺とルイズは幼い頃から一緒に過ごしてきて幼馴染だ。
 べったり俺と一緒に居て吸血鬼であるルイズは吸血本能を覚えた時、俺の血を飲ませてくれないかとキラキラとした目でお願いして俺は了承した。淫魔の体液は媚薬になると知らなかったルイズは血を吸血し発情して俺はそれを治めた。ルイズと違って純粋じゃなかった俺はそうなる事が分かっていたしそうなるように動いた。一回目は抜いてあげて、二回目は愛撫しながら、三回目は後ろを弄って。そうやってどんどんルイズを引きずってもう今では血を飲んで発情したルイズを治めると何回もぐちゃぐちゃに乱れさせて挿れて身体にそう教え込んだ。
 そうしていればルイズの身体は他の奴の血を飲んでも感じてしまって結局俺の元に戻ってくる。それに異常だと気づいたルイズは最近俺の血を限界まで飲もうとしなくなった。

「そろそろ飲まないと餓死しちゃうよ」
「うるさいっ!ヤりたいだけだろっ!」
「まあ発情したルイズを見るのは好きだけど」

 熱に浮かされた瞳でもっとと強請られるように見つめられるのが好きだ。いつもは強気に炎のような瞳が涙で潤み揺れるのがたまらない。淫魔にとってセックスなんてただの食事と同等で対して価値も何もないけれどルイズとは欲情を煽られてひたすらに求めてしまう。

「……んんぅっ、んーっ、んっ!」

 我ながら強引な手段ではあるけれど譲らないと言うように尖っていた唇に口付けた。普通の時でも俺の方が力が強いのに今、血を飲んでいなく力の入らないルイズは俺を突き飛ばす事も出来ず弱々しく胸元を押す。口の中を噛んで無理やり血を飲ませてもよかったけれど痛いのは嫌だから唾液を飲ませてルイズの意思を溶かしてしまおうと考え唾液を流し込む。

「んんーっ、ふっ、んん!まっ、ゃ……んぅ」

 なんだかんだ言って快楽に弱いルイズは口内を舐められ粘膜を擦りあう感触に身を震わせ目をだんだんと蕩けさせる。首に噛みつき吸血したのなんて何回かでそれの作用なのか他の吸血鬼と比べて少しだけ小さい牙を舌でなぞればびくりと肩を震わせた。

「にゃ、にすんだよ……ーっ、は……はっ」

 俺の唾液を飲み発情を表す身体はより一層吸血衝動が高まったのか目は赤く充血し今にも襲いかかりそうに俺を見つめる。それでもまだ意思は溶けていないのか荒く息を繰り返しながら悔しそうに強く血が出そうなほど手に力を込めている。
 なんでそんなに俺が嫌なんだ、ずっとずっと小さい頃から一緒に居たのに、俺が一番ルイズの事好きなのに。

「ねえ、しよう?辛いんでしょ?」
「うる、さいっ!おれ、いがいとっも、やってるくせにっ!!」

 悲しそうにそう叫んだルイズに俺の頭はぽかんと真っ白になるのがわかった。誰かに何かを吹き込まれたか、それとも見られたか。そんな事を考えて頬が緩んでくるのがわかった。

「な、にわらってんっ……!?」
「ごめんね、ルイズ。見ちゃったの?」
「おっれは、おまえだけ、なのにっ」

 ルイズを押し倒して謝ればヒックヒックと泣き出しそうにルイズの目が潤んでいく。
 嬉しい、嫉妬してくれるなんて。

「じゃあ、俺ルイズだけにするよ。ルイズとしかしないよ?」
「おれだけ……?」
「そう、血をあげるのも精を吸うのもルイズだけ」

 そう言えば嬉しそうに一瞬目尻を下げ取り繕うように目を逸らした。

「んっ、んぅ……はっ、んん、ぅあっ」

 舌を絡めて吸ってを繰り返せば目はとろんと蕩けもっとと首に腕を回す。コアラのようなそれに頬を緩ませながらルイズの身体を抱き上げ膝に乗せる。俺の唾液で発情し熱く火照った身体とそそり立ったモノを見られるのが恥ずかしいのかルイズは頬を染める。

「ぁっや!ちょっ、んーーっ!」
「飲みなよ。やってる最中に倒れられても困るし」
「っ!!で、もっ……ぁう、ーっ!」

 ズボンに手を入れて腰を撫でればビクビク身体を跳ねさせる。目の前に首があるというのに血を飲んでもっと発情するのが嫌なのか目をくるくる回しながら迷っている。

「んぁぁっ、あっ、~~っ!!」

 ズボンを脱がせ無防備に晒された後孔に興奮でどろりと粘着質な唾液を手にかけ塗り込んだ。ガクリと俺の首にしがみついたルイズはやっと理性が切れたのかおずおずと首に噛み付く。

「ーっ!ん、ぅ~ぁ、はっ、ぁぅっ」

 唾液の滑りを借りて後孔に指を入れれば夢中になって血を嚥下する身体は堪らなそうに腰を捩り弾ませる。粘膜から淫魔以外には催淫を齎す唾液を刷り込めばたちまち身体を巡りルイズのモノが先走りで腹を濡らすのがわかる。ゆっくりと血を嚥下していたルイズは飲み終わったのかもう血の抜ける感覚はしないが赤子が甘えるように甘噛みを繰り返す。

「ぁあああっ、ーーッ、ひ、ぁあっ、あっひぃっ!」

 ルイズのいいところを指の腹で擦れば血を飲んで唾液を飲んで媚薬漬けのルイズは目を虚ろにさせながら身体に渦巻く快感に耐えるようにしがみつく。

「ッーーっ!!ひっ、あひゃぁっ!!」
「んっ、は……んー」

 勢いよく挿入すれば押し出されるようにルイズのモノから精液が溢れ出す。キュウキュウ収縮するナカを抽挿すればビクビク精液を吐き出しながら身体を震わせる。ルイズが俺に嫉妬していた事や俺だけと言ってくれたのが思った以上に嬉しくて興奮に息があがる。
 これからどうやってルイズに自覚させようかとか考えながら開けっぱなしで閉じれないと言うように舌を投げ出したルイズの舌に絡めてより一層唾液を飲ませる。

「んんっ、も……いらなあっ、はふっ」

 溺れそうなほどの唾液に顔を背けるルイズの顎を掬い口付けた。
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