短編エロ

黒弧 追兎

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おねだりして【筆責め 目隠し】

「んっ、ぁ……は、ッぁ、~っ……ふ、ぅっんぁあッ、~ッはぅ、!」

 真っ暗な視界の中、織里は身体を震わせる。聞こえるのは布が擦れる音と予測できない刺激に悶える織里の声。甘くも耐え難い刺激を生み出す人物は一言も喋らず織里の肌に筆を滑らせる。
 織里を苛む筆は、乳輪に這わせ焦らす様にゆっくり回り、期待に勃ち上がり真っ赤に震える乳頭を鋭く突いたかと思えば下から撫で上げ、悪戯に離れていく。
 かれこれ一時間はこうして焦らされ高められ続けている織里は脳を蕩かす甘く苦しい快感に絶頂を求め肌を粟立てる。

「ぁッ、ンっ……~っ、!!ひッぁあ!~~ッ、……んぅうッ、あ!あっ、ッ~~、!」

 摺動する穂先に翻弄されひくり、ひくりと肩を震わせ嬌声を溢す織里を見下ろす人物、令は論悦に喉を鳴らし笑みを押し殺す。
 一切触られない陰茎はローションを垂らしたように先走りが亀頭を濡らし竿まで淫靡に染め上げる。

「……、ふ~っ」
「ぁッんぅ!?、ぃうッ、あぁッ!……はっ、ぅ!ぁ……ッ!んうっ、っー!ふ……ぅん、んっ、はあっ」

 与えられない陰茎への快楽を求め震える陰茎を生暖かい息が掻き撫でていく。些細な息の振動さえも快楽に変換され先走りがとぷりと溢れる。

「ひ、ッい……っ~、あぁ、あ!んぅ、ッ~!!はっ、はぅう……ッ、」

 期待と興奮に汗ばむ肌を滑る細やかな筆先に翻弄され、甘やかな嬌声を止め処なく弾ませる。ゆっくりと太腿を撫で上げ内腿を擽っては止め処なく与えられる快楽に震える脇腹を柔らかな筆先が円を描く。焦れるような快楽と擽感を伴ったその刺激は織里の意識を蕩し攪拌していく。

「……ッあ!ねっ、ぇもうぅっあ……はっ、ぁん、!ね、ぇッあ!ッ~!ぃっ、いきたぃ、ッ~!はうっ、ぁっあ……それ、やぁッ!」

「おねだりは?」

「、~~~ッ!っあ!さわって……!っおれの……ちんちんさわっれ、!こしょこしょっれしてぇ、」

 お預けされ続けた絶頂の前に理性など存在しない。閉ざされた視界の中、快楽を求め腰を揺らし艶やかに懇願を繰り返す。だらりと快楽に弛緩した口から溢れた涎を舌で拭い、欲情に色付いた桃色の唇を一舐めし、喰らい塞ぐ。

「んッ、ちゅっ……ちゅ、っ!」
「あ!んぅう!?ん、!ぅうっ、~!」

 織里の痴態に煽られた令自身の限界も相まり、熱い舌同士の交わりに淫靡な水音が響く。
 突然の口付けに驚き逃げ惑う織里の舌を引き摺り出し、捕まえ咎めるように舌を絡め甘噛みを繰り返す。唾液を流し込んでは口蓋を細かく擽る舌淫は織里を苛み、甘い絶頂を誘発させる。

「いい子にはご褒美あげなきゃ」
「はっ、は、ぁあ……!ひゃッあ、き!きてっ、!」

 先走りでししどに濡れた裏筋に穂先が触れる。陰茎の刺激への期待に痛いほど脈打つ心臓の鼓動が耳元で酷く煩く響く。

「ッ!!、~~!ひぅ、!っ~、ぅあぁぁひッ!ん!ぁあっ~~ッ!!」
「はは、イっちゃった」

 ぐちゅぐちゅと粘着質な音を立てながら裏筋を容赦なく擽る筆先に身悶え、白濁とした精液が勢いよく筆を汚していく。身体中を暴れ回る逃げ場のない強烈な射精の快楽にビクンっと織里の背中が浮きあがった。

「こしょこしょするの気持ちいいねぇ?」
「っ~!はッひ!ぁああッ!やら、ッ~~!まら、ッ!っ~~!!いっひゃぅ!いぅ、ッ~!!」

 達しても尚、令の筆遣いは止まない。陰茎の輪郭をなぞり、時折亀頭を突いてはとろとろと溢れる先走りと精液の混じった乳濁液を穂先で掬い裏筋に塗りつける。
 それでもまだ足りないと言う様に身体を寄せた令は耳元で熱の孕んだ甘言で快感を煽り、震えた愛しい身体に口角をあげ吐息を流し込む。
 視覚を奪われた状態で聴覚までもが支配され蕩けた頭は快楽を感受することしかできない。絶頂後の鋭敏な陰茎を筆が這いずる度に織里の身体は跳ね上がり呂律の乱れた嬌声を発し続ける。

「ッ~、んあっあ、……は、ッ~~!ひゃ、ぁう……んんッ!あっ、っ!」
「いい子、かわいいね」
「あぁッ~!、んん……ひ、ぃうっ!……れぃ、れいッ、~~ッ!!あ、……!」

 激しい絶頂の余韻で腰が抜けた織里は抵抗すらもできず容量の超えた苦痛とも呼べる程の快感を与えられ続け、恍惚と快楽に溺れて見悶える。
 己の声一つで仰け反り、己の指先一つで乱れる織里の姿に一人ほくそ笑む令は織里の淫らに踊る身体に筆先を滑らせる。

「ッは、ひぅ……っ~~!!ぁっ、ああぁ!れいぃッ、れい、っ~……れっぇんぅ~っ!ん!ぅんン、んぐっ……んぅ、ッ~~!!」
「んっ、ちゅッは……ん、んぅ、ふふ……かわいいねえ?」

 いじらしく令の名を呼び続ける織里に堪らなく興奮を隠しきれなくなった令は荒々しく唇を塞ぐ。
 感度の高まった身体は舌が口腔を蹂躙し尽くす刺激だけで精液をとろとろと溢す。ぐちゅりと淫らな音がお互いの息遣いと相まって部屋に響いていく。

「はっ、んは……ぁっ、あは……~っあ、れぃれいっ、ぁんッあ、や……まっれまっ、ぁあッ、~~ッッ!!」

 二人を繋ぐ銀糸が切れ、織里の目隠しが外される。淡い光に目を瞬かせる織里は目に情欲を灯らせた令に終わらない快楽を注がれ続けた。
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