短編エロ

黒弧 追兎

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エロトラ1F【触手 寸止め】

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 貧乏勇者のユウは挑むだけで金が貰えて討伐に成功すれば、勇者なんてやらなくたって一生生きていける程の報奨金が出るダンジョンの前に来ていた。見た目は普通のダンジョンと変わらない。
 もう装備を買う金すら無いユウはそのまま覚悟を決め入っていく。命からがら抜け出した勇者が立てた看板すらも故意に隠されそのダンジョンの正体を知らぬまま歩いていった。

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 歩いて数十分、ダンジョンだというのにモンスターが現れない。微かな風が髪を揺らす空間で欠伸すら噛み殺す。

「っ、はッ!?、っ」

 壁に沿う視界の端にすら映らなかった植物がユウの二の腕に巻きついた。油断しきっていた身体はその俊敏な動きに反応できない。呆気なく床に転がされた身体が枝に拘束されていく。

「ッ、はなせっ、くっそ……ッ」

 四肢をピンと張るように軽々と宙に浮かされたユウに更なる枝が絡みつく。なんとか脱出を求めて踠き乱れた服は素肌を晒し、無防備な隙を生んでしまう。

「ひっ!?……ッ~、!ゃ、まっんぁああっ!?」

 冷たいその感触は粟立つ肌にむず痒さを与え、揺動する身体に構わず、下降した枝は敏感に震える陰茎に辿り着くと容赦なく上下に扱き始めた。ぬめりのある粘液を分泌した枝の見かけの触手はユウを快楽の渦に落とし込もうとグチュグチュと音を立てる。抵抗すれば咎めるように動きを速め、亀頭や睾丸を撫であげる触手に身体が強張っていく。

「やっ、ンッん!!ふ、ぅあ……イッ!!~~ッな、んでぇッ!!」

 ユウの絶頂を予感した途端、陰茎をいたずらに高めていた枝はすぐさま離れてしまった。寸止めをされた陰茎は周りに囲む枝に向かってあと少しの快楽を強請るようにビクビク震える。けれど、意地悪にゆらゆらと宙で空振りをする触手は先程のように快楽を与えてくれない。

「んんっ、イきたッ……んぅっ~、!」

 空中で大の字に拘束されているユウには枝が与えてくれない快楽を得ようと踠いた身体はぐるぐる巻きに触手が絡みつくだけだった。解放は愚かみっともなく扱く事さえ許されず、内に解放したいと煮詰まる熱に身悶える。

「ひあ、!?まっそこはぁ、やめッ!!ぁああ、!?」

 やっと動き出した触手に思わず期待するが触手が触れるのは張り詰めた陰茎ではなく、その下にある後孔であった。ここを弄るぞとツンツンとつついた、触手にせめてもの抵抗で力を込めた後孔はカリカリと周りを擽られればすぐに陥落し、呆気なくスルリと入り込まれる。細いそれでゆっくりとナカを探られ奇妙な感覚に腰を揺らした途端、電流のようなビリビリした快楽が脳天を突き抜けた。

「やぁ、ああっ!ひぅ、んっひゃぁあああ!?や!だめぇッ、~~!!」

 ビクンッと跳ねたユウに枝が気付かないはずがない。集中的に痼を突き、カリカリと掻き、徹底的にユウを虐め抜く。逃げられないと分かっていても初めて感じる未知の快楽に腰を振り乱すユウにまだ足りないと言わんばかりに枝は先走りを溢れさせる陰茎に絡みつき、扱き始めた。

「あ、あ……イ、ぅッ~!!いきたぃい、もっ、やだぁ……あっぁ!!」

 今度こそイけると思ったユウに触手は快楽を没収した。またしても止まった触手に快楽を強請るが陰茎の触手は離れ、ナカの触手は動くのにイイトコロを触ってくれない。そして、熱が少し覚めた所でまた繰り返される陵辱に快楽に浮かんだ涙を零しながら喘ぎ声を響かせた。





「ぁ、あッあぅ、ぅうッ……ひ、ぁああっ」

 両手の指の数を超えるほど快楽を高められては寸止めを繰り返されやっと触手から解放されたユウは限界まで張り詰めた陰茎を握り自慰とも言えないほど弱い手つきでドロドロにゼリー状になった精液を零し、身体中に巡る快楽に腰を浮かせ甘く啼き悶えた。
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