異世界召喚されました……断る!

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教国残党狩り特殊精鋭部隊

PARTICIPATION

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 魔王国アディス
 首都サタニア


 俺は首都サタニアの宿屋で目を覚ました。
 どうやら気絶していたようだ………ナニソレコワイ。
 
 辺りを見回したがリディアはもういないようだ。

「クソッ………あのエ□フめっ!ありがとうございました」

 俺はその場にはいないリディアに悪態をつきながらお礼を言い宿屋を跡にした。

 

 お城に戻ろうか、とも考えたが荷物などはアイテムボックスに全部入っているし特に用事があるワケでもない………ふむ。

「トーイチ・ムラセはクールに去るぜ…」

 魔王城の方に向いていた足をくるーりと返『ガシッ』して一歩を踏み出………ガシッ!?

『ミシ…』
「お前、今、このまま黙って出ていこうとしたな?」

「先輩………何故ここに…?あとコメカミが痛いです」

「リディアに聞いた。大丈夫、もっと痛くなるから」ミシミシ

「ちょっ、痛っ、痛だだだだっ!?」ミシミシミシミシ

「ヒートォ………エンドオォッ!!」
『メキィッ!』

 首都サタニアに俺の悲鳴が轟いたのは言うまでもない………。



~~~~~~~~~~~~~~~~


 魔王城 応接室


「………知らない天井だ…」

 どうやら、また気絶していたらしい。
 気絶は状態異常に含まれないのだろうか………スキルさん仕事してっ!?

 そしてお決まりの台詞を呟き辺りを見回す。
 テーブルを囲んでいるのは先輩、ルシファス、マサシ。
 少し離れたソファーにヴィーネさん、リーベラ、女神様、リディアが座っている。

 ………何で俺は床に直に横にされているのだろうか…。
 あと後頭部が痛い。
 先輩め、また足首掴んで引き摺ってきたな…。HP高速自動回復は何処いった…。

「気付いたか………早くこっち座れ」

 先輩が目覚めた俺に目敏く気付き、声をかけてくる。

「気付いたか………じゃないですよ、まったく」

 俺は起き上がり、後頭部を擦りながらテーブルに近付き、空いている椅子にドカッと座る。

「………でマサシもいるし、リディアもいる。何か厄介事か?厄介事だな?」

 誰ともなく話かけ、反応待つ………前に先輩が話始めた。

「誘拐事件、王国と教国、調査部隊、顔バレ、お前、行け」

「………………」

 うん………何か内容は分かっちゃったけれど、最後命令じゃなかったかな?

 ウソだろオイッ!?と言うような顔で先輩を二度見するも…

「(………ん?………………行・け…)」ニッコリ

「………………」

 ………言ってる。完全に目が語っちゃってるよ…。
 ………そして笑顔が怖いです。

 おい、ルシファス、マサシ、助けろっ!
 何故、無言で目を逸らす?
 こっち見ろっ、おいぃっ!?

 ………くっ、こちらのテーブルに味方はいない。なら女性陣なら…
 俺はソファーの方に視線を移す。

 ヴィーネさん………ダメだ。
 リディア………もっとダメそうだ。
 女神様………もっともっとダメそうだ。
 リーベラ………っ!そうだ、リーベラならっ…

「リーベ」「行くよなトーイチ?」

 被せてきやがっただとっ!?
 
 ………くっ、まだだっ!
 某第四部の漫画家さん、俺に力をっ!

「だが断」「俺のこの手が真っ赤に…」「行くに決まっているじゃないですかぁ、やだなぁ、もう…」

 



 こうして俺の…

 調査部隊への参加が決定した。

 


~~~~~~~~~~~~~~~~

 
 魔王城 執務室



「いやぁ、トーイチが参加してくれるなら安心だな」

 ルシファスの言葉にリディアが続く。

「そうねぇ、実力は見たことはないけれど………相当強いでしょ?」

「「………ん?」」
「………そういえば…」
「………ちゃんと戦っているところは…」
「「見たことがないな…」」

「そうなの?でもまあ………大丈夫でしょ?」

「まあ…」
「大丈夫だろうな…」

 そう応えるルシファスとマサシ。
 マサシは自分の言葉に続く。

「ただ…」

「「………ただ?」」

「調査………って言っているのに、そのまま解決しちゃいそうなんだよなぁ…」

 悪い意味で………と付け足した。

「さすがに…」
「それはないでしょ?」

 どうだかなぁ………と苦笑を浮かべながら、マサシの頭の中では…

「(裏取りどころか犯人も、そのバックまで潰しちゃいそうだな…)」

 そんな…

 盛大なフラグを立てたことに気付かずにいた…。



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


VSリディア=負け越し
クールに~=某財団の方
知らない天井=某パイロットの台詞
某第四部の~=某漫画家さん

次回もよろしくお願いします。
 
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