ちっこい僕は不良の場野くんのどストライクらしい

よつば 綴

文字の大きさ
19 / 433
1章 始まりの高2編

王子の真実

しおりを挟む

 どのくらい眠っていたのだろう。目を覚ますと八千代たちも居た。僕はまだ、朔に抱えられたままだった。

「結人、生きてるか? 大丈夫か? 朔にヤり殺されてねぇか心配だったんだぞ」

「殺すわけないだろ。俺をなんだと思ってるんだ」

「女殺しの巨チン」

 啓吾がボソッと呟いた。僕たちは、聞き流せずに吹き出した。

「チンコで女殺したことなんかないぞ。と言うより、女を抱いた事すらねぇけどな」

「「「「えっ!!!?」」」」

 思わず、全員が驚愕した。

「え、待って待って。それじゃ、ゆいぴ抱いた時、童貞だったってこと?」

「あぁ、そうだ。結人が初めてだ。だから、思うように加減ができなくて、悪かったと思ってる」

 朔は恥ずかしげもなく、至って真面目な顔で言った。

「マジかー····結人、知らない間に筆下ろしちゃったんだ。ウケるー····」

 啓吾の表情は、言葉とは裏腹にウケてなどいない。むしろ、若干引き気味だ。しかし、知らなかったとはいえ、人様の初めてを頂いたのかと思うと、途端に顔も身体も熱くなった。

「お前、彼女とか今までいなかったもんな。噂では色々言われてたみてぇだけど。どうせ、俺みてぇなもんだろ」

「おお、百人殺しの組長だな。それなら、俺も知ってるぞ」

「あ~、あるある。場野だって、隠し子が何人もいるって噂あったな。実際、そんなバケモンとかじゃねぇのにな。お前ら、普通に良い奴だもんなっ」

 啓吾はニカッと笑い、朔と八千代の顔を見た。2人は、はにかんで笑ったが、八千代はどこか暗い表情を隠しているようだった。

「ね、そろそろ戻らない? 暑いし、かき氷食べたいな」

 空気を変えようと思い提案したのだが、僕の身体に問題が起きていた。立てない。脚に力が入らず、生まれたての仔鹿のようにカクカクしてしまう。

「結人、どしたん? ····え? マジで立てねぇの?」

「あ、そうだった。奥、入っちまったんだった」

「はぁっ!? お前、マジか!? そこはゆっくり開発していこうと······莉久にもこないだ説教したのに······クソ童貞上がりがっ! ····じゃねぇ。結人、大丈夫か? どっか痛くねぇか?」

「あはは。八千代もやるつもりだったんだ····。どこも痛くないから大丈夫だよ。でも、ちょっと立てそうにないかな。イキすぎて、相当脚にキてるみたい」

 りっくんはバツが悪そうだが、啓吾は呆れ顔で朔を見て、大きくて深い溜め息をついた。八千代はいつものように、僕をお姫様抱っこをしてくれた。朔は、申し訳なさそうに、しゅんとしている。しゅんとした仔犬っぽい朔は、どうにも放っておけない。

「朔、僕なら大丈夫だよ。あんまり凹まないで」

「おぉ。····お前、天使だったんだな」

「「ブッフォ」」

 りっくんと啓吾が吹き出した。真顔で目を丸くして呟く天然王子には、まったく困ったものだ。

「ははっ。確かにこいつは天使だわ。しっかし、お前マジでぽやっとした事ばっか言ってっと、本気で馬鹿だと思われんぞ」

「ん? 俺は、天使だと思ったから言っただけだぞ。俺、何かおかしな事言ったか?」

「はははっ。マジかお前。そこまでボケた奴だったか?」

(八千代が本気で笑ってる。珍しいな。八千代が楽しそうだと、僕も嬉しくなるな。へへっ)

「お前、何ニヤけてんだよ」

 八千代が、僕を覗き込むように見つめる。少し怒ったようでいて、その実照れたような顔に心臓が高鳴る。

「珍しく八千代が笑ってたからさ、なんか嬉しくなっただけだよ」

 恥ずかしい事を言ってしまったと気づき、えへへと誤魔化し笑うと、擦り寄るようにキスをされた。八千代は少し塩気を帯びた唇を、首筋から頬へ、頬から僕の唇へと這わす。

「んあっ、八千代、落ちちゃうよぉ」

「落とさねぇよ」

「はーい、そこイチャイチャしないで進んでくださーい」

 りっくんが誘導を始める。それに続き、啓吾も「はいはーい、こちらでーす」と先導を切る。

 そして案の定、ビーチに戻ると、良くも悪くも注目の的だった。当然だ。イケメンたちに包囲され、再びお姫様抱っこで現れたのだから。

 チラッと聞こえたのだが、僕の性別を問う声があった。何処からどう見ても男だと思うのだが、それはもうイケメンマジックが起こさせた錯覚である。

「僕····男なのに····」

「はは。こんな可愛い男そうそう居ねぇわ。ま、俺らの姫なんは間違いじゃねぇしな」

「八千代がこんな抱え方するからでしょ····」

「結人よ、男でも女でも抱えられてたら注目されるのだよ」

「啓吾ウザい。けど正論だね。ゆいぴ可愛いし、注目されんのも仕方ないよ」

「何言ってんのさ····皆がイケメン過ぎるからでしょ!?」

「俺、この顔に生まれたこと、俺史上最高に感謝してる。ゆいぴが、俺の事イケメンと思ってくれてたなんて····」

 感激のあまり涙目になっている、りっくんの情緒が心配だ。他はみんな、さも当然と言わん顔でしれっとしている。言われ慣れているのだろう。

「結人、降ろすぞ」

「あ、うん。ありがとう」

 いつの間にか我らが陣に戻っていて、それはそれは慎重に丁寧に降ろされた。僕は、ボトルシップにでもなったのだろうか。些か、過保護過ぎるようにも思う。

「俺、かき氷買ってくる。結人の分は、さっきの詫びに奢らせてくれ。何味がいい?」

 朔が、物凄く気を遣ってくれている。ここは、変に遠慮しない方がいいのだろうか。

「それじゃ、イチゴでお願いします」

「わかった」

「俺らは?」

「ん」

 朔は手を出して、金を渡せと合図した。僕以外はお金を渡し、朔に注文をした。そこで、ハッと気づいた啓吾が名乗り出た。

「俺、一緒に行くわ! 持ちきれねぇだろ」

「ああ、そうだな。頼む」

 啓吾のこういう気の利くところは、凄く素敵な長所だと思う。それに伴った行動力や発言力もある。啓吾の無邪気さ故とも言える魅力だ。
 2人が買いに行って数分、八千代が立ち上がった。

「俺、飲みもん買ってくるわ。金集めんの面倒いから、後でいいわ。全員コーラでいいだろ。莉久、結人の事ちゃんと見とけよ。あと、消えんなよ」

 ビシッと指を差して言った。その男前たるや····。

「お、おう。わかってるよ」

「僕、コーラ苦手なんだけど····」

「お前はカルピスだな。悪ぃ」

「なんで知ってんの····? 言った事ないよね?」

「ゆいぴ、もうそこは気にしない方がいいよ」

 八千代は僕たちに構わず、さっさと行ってしまった。

「八千代の情報は、いつもドコからなんだろうね」

「俺も気になって聞いたことあるけど、はぐらかされたんだよね。まぁ、害はなさそうだし、スルーしとくのが得策だよ」

「あはは。だね。聞くだけ無駄そうだもんね」

 僕も以前、聞いてみたが誤魔化されたのを思い出した。

「····ねぇ、ゆいぴ」

「ん? え、どうしたの? そんな深刻な顔して····」

「俺がゆいぴの事、初めて好きって言った時、俺の事気持ち悪いとか思わなかったの?」

 何を言い出すのかと思えば、りっくんは僕に関わると途端に弱気になる。可愛いところでもあるし、放っておけないところでもある。

「····びっくりはしたけど、気持ち悪いだなんて思わなかったよ。あの時は、あまりの急展開についていけなかったけど、ちょっと嬉しかったくらいだよ」

「そうなの? 俺、てっきりちょっと嫌がられてるのかと思ってた」

「もう、そんな泣きそうな顔しないでよ。大丈夫だよ。僕が、りっくんにそんな事思うわけないでしょ」

「ゆいぴ····」

 りっくんに、こんな繊細な一面があるなんて、付き合うまで知らなかった。17年間も近くに居たのに、知らない事の方が多かった。

「僕、りっくんの事ホントに上辺しか知らなかったんだね」

「そりゃ、俺は必死に隠してカッコ良いトコだけ見せてたつもりだし? こんなカッコ悪いトコなんて、見せるつもり無かったんだけどな····」

「えへへ。僕はね、りっくんの知らなかったトコ見れて嬉しいよ。上辺だけじゃない、本当のりっくんだもんね」

「やば、俺泣きそう」

「僕の胸で泣く?」

「····そんな可愛い胸で泣けない。ムラッちゃう」

「ムラッちゃうって何? 初めて聞いたよ····」

「そういや俺まださ、ゆいぴと2人でヤッた事ないんだよね。場野と朔、狡いよねぇ」

「そんな事····言われても──」

 僕がおどおどしていると、りっくんが頬を寄せ耳元で囁いた。周囲には聞こえないように、低くとびきり甘い声で····。

「今度、俺と2人きりでヤろうね、結人」

「ひあぅっ」

 変な声が出てしまった。突然、“結人”だなんて、あまりにも卑怯だ。僕は、思わず囁かれた方の耳を手で覆い隠し、飛び退いてしまった。

「あははっ。ゆいぴ、耳弱すぎ」

 そう言ったりっくんは、目を細めて薄らと笑い、見た事のないヤラシイ表情を見せた。それに僕の身体は素直に反応してしまう。

「あ、今ちょっとキュンてしたでしょ? お尻のア・ナ」

「し、してないっ!」

「ふーん····。ゆいぴ、さっきから顔真っ赤だよ。大丈夫?」

「誰の所為だと思ってんの!?」

「えー、誰の所為?」

「りっくんでしょ! もうっ」

「ゆいぴが俺で一喜一憂してくれんの、本気で嬉しいしヤバいんだけど。マジでクるわ····」

「本当にりっくんて変態じみてるよね。僕にはわかんない」

「それだけ、ゆいぴの事が好きなんだよ。ねっ?」

 ニコッと優しい笑顔を見せてくれたりっくんは、いつもの甘さを取り戻していた。八千代は、りっくんが話せるように2人きりにしてくれたのだろう。ふと、そんな気がした。
 僕には朔だけじゃなくて、他の3人だって王子に思えて仕方ない。いや、だからって僕は姫じゃないんだけどね。

 思わぬ形でりっくんの胸の内を聞いて、啓吾の事も知りたいと思った。普段はお調子者だけど、まだ知らない一面があるんじゃないかと思う。一応、僕は恋人なのだから、もう少しみんなの事を深く知りたい。それは我侭な事だろうか。
 なんて考えていたら、3人が一緒に帰ってきた。

「おまたせ~。これ食ったら、もうひと泳ぎして帰ろうぜ。さっきから場野が、結人の身体が心配だ~つってうるせぇの」

「てんめぇ、マジで余計な事ばっか言ってんじゃねぇよ!」

「痛ってぇ! 背中真っ赤になってない!?」

「お、綺麗な紅葉ができてるぞ。秋になったら紅葉狩りに行きてぇな」

「紅葉狩りなんかどうでもいいわ! 誰か、朔の天然と場野の暴力止めてぇ! 結人ぉ!」

「なんか僕ね、朔見てると和んじゃうんだよね」

「和んでないで助けて~」

「いつまでもうるっせぇな。さっさと食えよ」

「お前の所為だろぉ!?」

 啓吾は僕らのムードメーカーだ。啓吾が居るだけで、どんなに深刻な状況でも明るくなる。少し煩いのが難点だけど。

 この後、僕たちは啓吾の提案通り、ひと泳ぎして帰路についた。これ以上、八千代に心配をかけないためにも。なんて言うと、また怒られそうだ。


 こうして友達と海に来るのは初めてだった。ハプニングも色々あったけれど、物凄く楽しい思い出ができた。
 夏休みは残り少ないけど、もっと楽しい思い出ができれば嬉しいな。



しおりを挟む
感想 162

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

処理中です...