ちっこい僕は不良の場野くんのどストライクらしい

よつば 綴

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2章 覚悟の高3編

お誕生日様の啓吾

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 凜人さんの狂気などなかったかのように、皆の頭の中は僕を犯す事でいっぱいのようだ。
 お尻を指3本で弄りたおした啓吾は、意気軒昂と僕のナカに収まった。その表情ったら、真っ昼間だと言うのに朝方のハイになっている時のやらしさを彷彿とさせる。
 ようやく一巡して、僕は既にバテてきている。だが、皆はまだまだ余裕たっぷりでおっかない。

「結人もうヘロヘロじゃん。そんなんで朝まで大丈夫?」

「んぁ、朝まで!?」

「うん。どうせ日付変わるまでヤッてたら、そのまんま朝までヤんだろ」

 そんな“当たり前だろ、何言ってんだよ”みたいな、あどけない顔で見られてもだよ。

「ま、待って····。そんなの、僕のお尻死んじゃうよぉ····」

「大丈夫だよ。休憩しながらするから♡」

 血の気の引いた僕の事なんてそっちのけで、啓吾はズンズンと奥の少し手前を満喫する。僕を貪るようなキスが気持ち良くて、本当に溶けちゃいそうなくらい蕩けてしまう。首は捻じ切れそうだけど。
 こうやって気持ち良くされる度、もっともっとと強請ってしまう僕もいけないんだ。

「啓吾ぉ、ちゃんと順番守れよ? 夢中になったらいっつも順番ムシすんだから」

「大丈夫だってぇ。今日はいーっぱい時間あるもんな。ゆっくりた~っぷり抱くから余裕」

「んな事言って、こないだも割り込んで口に突っ込みっぱなしだっただろうが」

「そうだっけ? まぁ、ほら、皆で結人ぐでっぐでにできてんだったらいいじゃん?」

「お前そんな事言って、最終的にいつも1人で楽しんでんじゃねぇか。結人壊しそうな勢いで抱き潰してんだろ」

「え~、朔には言われたくないんだけどぉ。夢中ンなったら誰よりもキッツい事すんじゃん?」

「俺のはデカイから仕方ないだけで····そうだ、不可抗力だ」

「お前もアホか。自分のサイズ考えて使えや」

 皆してバカな話で盛り上がっているけれど、僕はそれどころではない。りっくんが口を使い始め、2巡目から早くもガッツリ串刺しにされているのだ。
 これが朝まで······。

「んぅっ····がはっ、ん゙····」

「そろそろゴックンできるかな? ゆいぴ、喉開けてね。あと、ちゃんと俺の目見てて」

 口で奉仕する時は、皆の顔を見ていないといけないらしい。と言うより、皆にしゃぶっている僕の顔を見せているって感じだろうか。八千代によく『顔見せろ』と、前髪を掴んで言われるのだ。

「はひ····んぐっ、あ゙っ、んぶっ····んぇ゙····」

「あ~、めっちゃ締まる。けど、そっち突っ込んだらこっち入んないじゃん」

「そっちまだ奥解したげないとでしょ。ゆいぴに痛い思いさせんなよ」

「わかってるっつぅの。当たり前だろ」

「んぅ゙っ、へぁ····ぁ····ぅ゙····」

「莉久、結人苦しそうだぞ。いい加減イッてやれよ」

「そだねぇ。ゆいぴ、奥ぐぽぐぽするよ。流し込まれたい? 味わいたい?」

 この状況で答えられるワケがないじゃないか。

「んん、んぅーっ」

 僕は『流し込んで』と伝えたかったのだが、その前に頭をガシッと押さえつけられ喉奥に直に流し込まれた。聞くまでもなく、やる気だったんじゃないか。本当に意地悪なんだから。

「げほっげほっ·····りっくんの、まだ濃い····」

「水飲ましたげるねぇ」

 りっくんは僕の上体を持ち上げると、口移しで水を飲ませてくれた。

「んんっ、ふぅっ····んぁ····」

 上体を起こすと、啓吾の長いソレが前を刺激する。りっくんに水を飲ませてもらいながら、後ろから啓吾がゆっくり突き上げてくる。どちらに集中すればいいのか分からず、ふわふわするが止まらないので考えるのをやめた。
 思考を停止してしまえば、ただ快楽を拾うだけになる。啓吾の誕生日という事もあって、いつもよりも素直に求めてみようと思えた。

「啓吾、奥····もっと、ぐぽぐぽしてぇ」

「おっけ。今日は言える日? シてほしい事何でも言えよ」

「な、に··言ってんの····。今日は、啓吾のシてほしい事、僕がシて、あげるんだよ?」

「んはっ。んな事言ったらめっちゃくちゃにすんぞ?」

「ひあぁっ!! 奥゙っ、しゅごっ、イあ゙ぁ゙ぁ!! 待っ、啓吾の、おっきぃっ····抉りゅのちゅおぃぃ····」

「んー? おっきぃ? 結人が可愛い事ばっかしてくれるからおっきくなんだよ。しょうがねぇだろ」

「ぼ、僕? なんにもしてない··んぅぅっ」

 啓吾が奥を貫こうとしている。お尻の掴み方や、押し込む角度でわかるんだ。

「結人がやるコト全部かぁいーの。けどそっかぁ····何でもしてくれんだ」

「んにゃぁっ!!? け··ご····奥、入ってぅ····グリグリしちゃ····らめぇ····」

 奥を貫いたまま、腰をグッグッと押し付ける。おちんちんが奥へ、さらに奥へとねじ込まれ噴くのが止まらない。

「にゃんれもすぅからぁ! それもぉっ、やらぁ····お潮、止まんにゃぃ····ん゙ぅ゙ぅ」

「ヤじゃねぇよな。めっちゃ気持ちぃんだろ? ナカやべぇ····うねって締まって、うぁ··マジで搾り取られる····んぁ、出るっ」

「ふあぁぁ····奥、あっちゅぃ····ドクドクしてぅ····」

「んはっ、めっちゃ出る····すーっげぇ気持ちぃ」

 啓吾は満足そうに、後ろから僕を抱き締めた。そのまま抜かずに、一緒にベッドに倒れ込む。そして、耳元でお強請りされた。

「俺さぁ····」

「ひんっ····」

「結人の歯磨きしたい。させて?」

「······え?」

 歯磨きって、あの歯磨き?

「俺ねぇ、結人のちっせぇ口めっちゃ好きなんだよね。ずっとしたいと思ってたんだけど、流石に嫌がるかなぁって思って言わなかったの」

「えっと、歯磨き····って、何かのプレイなの?」

「あっはは! 違う違う。普通に結人の歯磨きしたいだけ。えっちじゃねぇよ」

 普通に人に歯磨きをしてもらうって何だ。それにしても、啓吾がえっちな事ではないお願いをするなんて、正直予想が外れた。絶対に、えっちでとんでもないお強請りをされると思って、かなり覚悟をしていたのに。
 まさかの歯磨きだなんて、正直拍子抜けだ。けれど、皆の視線が痛いのは何故だろう。

「歯磨きくらい別にいいけど、そんなのでいいの?」

「いいの。俺、基本的に結人と一緒に居れたら充分だし」

 啓吾はあまり欲深くはない。だからきっと、これは本音なのだろう。あれこれさせたがるが、僕が嫌がると引くのも早くてあっさりしている。
 啓吾自身、初めて恋人という関係になって知ったらしいのだが、いつだったか『とことんハマるタイプらしいわ』と言っていた。

「えへへ、僕もだよぉ。えっと····それじゃ、今からする? それとも寝る前にする?」

「今! 今やりてぇ」

「え····俺らゆいぴ抱きたいんだけど」

「お前、ふざけんなよ。長ぇと思っても待っててやったのにかよ。マジでふざけやがって····」

 りっくんと八千代が、とっても苛々している。

「お前らも見てたらわかるって。ちょっと待ってて~」

 啓吾はバカみたいに勢い良くおちんちんを抜くと、ウキウキしながら歯ブラシを取りに行った。皆はムスッとしている。

「ねぇ、今日は許してあげようよ。後でいっぱい抱いてくれるんでしょ?」

「おま····今煽んなよな」

 そう言って、朔が毛布で包んでくれた。目に毒だと言われたのは意味がわからないが。
 啓吾が全裸で歯ブラシセットを持って来た。せめて、何か羽織ればいいのに。未だに目のやり場に困るんだよ。

「よし、始めんぞ。結人、おいで」

 胡座をかいた啓吾の脚の上に頭を乗せ、めいっぱい口を開けて待つ。

「ははっ、このアングルも可愛いなぁ。んじゃ、いれるよ」

 初めは、なんだか懐かしい感覚だなぁなんて思っていた。けれど、段々そうも言っていられなくなる。
 奥歯を磨き始めた啓吾は、何故だか恍惚な表情を見せた。磨くのが少し荒くて、時々嗚咽を漏らしてしまう。目を瞑ると『開けて』と言われるので泣く泣く開ける。

「涙目えっろ。ほら、見てみ?」

 皆が啓吾の後ろから覗き込む。これは一体、何の時間なんだ。途端に恥ずかしくなってきた。

「ふぇ····啓吾へぇほもういいよほぉひぃほ

「ん? なに? もっと奥?」

 絶対わかってやっている。意地悪な啓吾だ。やっぱり、これって何かのプレイなんだ。啓吾がえっちしている時の顔になっているのだから間違いない。

「おい、なんかエロいけど可哀想になってきたぞ。そろそろやめてやれよ」

 朔が救世主に思えた。エロいけどっていうのは、聞こえなかったことにしよう。

「うっし、いいよ。うがいしといで」

「ふぅ····へーほほははぁー!」

 僕は口を覆ってできる限り叫んだ。恥ずかしいやら腹が立つやら、うがいをするまで待てずに暴言を吐いてやった。

「今の『啓吾のばか~』だよな? ん~っとに可愛いなぁ」

「可哀想に····啓吾が意地悪するからだろ。可愛いけどさ。涙目で一生懸命さ、悪口置いてくとか何なの。可愛すぎだよ」

「おぉ、今のすげぇ可愛かったな。ありゃやべぇわ。次、俺が抱き潰すからな。大畠はしばらく、大人しくしとけや」

「えー、やだよ。隙あらば参戦する~」

「お前が参戦する隙なんか作んねぇ。場野と俺がヤッてたら、お前ら入ってこねぇもんな」

「いやだって、お前ら2人がかりで結人の相手してんの見てたらさぁ、流石に混じんの可哀想になんだもん」

「そんな事言って、結局いつも皆いっぺんにシてくるでしょ」

 うがいを終えた僕は、ムスッとして啓吾に言葉を投げた。なんだか、身体が熱くなっていることは絶対に教えてあげないんだ。

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