桃太郎のエロ旅道中記

角野総和

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桃太郎、遂に!

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犬・猿   「う~~ん。桃(ちゃん)、フェラテクあげたなぁ」

桃太郎   「はむっ、あむあむ…(蜂蜜とか塗ってくれたらもっと頑張れるんだけどなぁ)」

猿川    「偉い子には褒美をあげなあかんなぁ(上だけでなく下の口にもハメたげる)」

桃太郎   「あうぅぅ~~。(やたぁ!蜂蜜ゲット?)」


************************************************



「ええ子やな、桃ちゃんは。上手にできとるさかい今度は桃ちゃんに褒美、あげるわな」


猿川が桃太郎の後ろに回り、腰を掴んで持ち上げた。頭は犬山の股間に埋めたままなので、ちょうど体をくの字に折った格好だ。
後ろに向いて尻を突き出す姿勢の桃太郎は、猿川に割れ目の全てを覗かれているのに気づいているのかいないのか。ただひたすら犬山のチ〇歩に吸い付いていた。


「あ~ぁあ。桃ちゃんのここ、もうトッロトロやな。指なんか何本でも入りそうやわ」

言うなりグジュッと突き込まれる。いきなり2本、根本まで押し込まれた指にグチュグチュと蜜口を掻き混ぜ、広げられ、桃太郎は腰を震わせた。解れた柔襞が勝手に猿川の指を引き込むように蠢いて、それが堪らない快感を生み出してくる。


「凄いなぁ。わいの指、きゅうきゅうに締めてくるわ。ったく、これで処女や言うんやから堪らんな」

猿川の指はぐちゅぐちゅと出入りしたり、中に入ったままⅤ字に広げたり、回ったりと色々な方法で桃太郎を責め立てる。その攻撃は蜜穴だけにとどまらない。媚肉の奥に隠れている肉豆にも伸びていく。
犬山の手ですっかり育てられた小さな豆は器用な指でこしょこしょ擽られるだけでぷっくり膨らんで、桃太郎に快感を送り込む。
猿川は指に滴る蜜をたっぷり掬うと、指の腹で包皮を擦り、剥き出しにした敏感な肉豆をくりりと転がしながら撫で擦る。2本の指で挟んで引っ張って、プルプルと振動させたりもする。


「ふっ、ふ、んぐふぅぅぅ………」

爆ぜるような快感が背筋を走り抜け、知らず桃太郎は尻を振りたくっていた。物欲しげにひくひく蠢く媚肉からは愛液が溢れ、地面に水溜まりを作る程滴っている。




ひたすらに犬山の肉棒に奉仕していた桃太郎が不意に体を跳ねさせた。猿川に弄られている割れ目から快感とは違う、疼痛に似た強烈な違和感が襲い掛かったのだ。

「な、あぐっ…ぅうむ、おぐっぅ……んぶうぁ、ぐっ……」

自分の身に何が起こったのかわからず慌てる桃太郎だが、確認しようにも犬山の大きな手が後頭部を押さえつけているからどうにもならない。口の中いっぱいの肉棒は吐き出す事もできず、喉奥を突っついている。

割れ目から広がる痒みは治まる事無く、みるみる内に下腹全体に広がっていく。
何とか軽減したくて尻を揺すってみるものの、動けば一層ひどくなり、堪らない痒さに更に激しく尻を揺する。


これこそが、猿川の提案だった。
犬山が痛がる桃太郎に無理強いできず、未だに合体していないと聞いた猿川は 「んなら、痛みよりもっと強烈な感覚を桃ちゃんにやったらえ~んやん」と言い出した。


痛みを凌ぐ強烈な感覚。それは、痒み。



ヒーガという多年生の植物がある。日本全国どこにでも生息し、白く小さな花を咲かせるその草はお浸しやみそ汁の具として庶民の間で親しまれている。
が、根は別だ。
葉や花の利用法と違い、ヒーガの根は乾燥させると強烈な掻痒剤となる。一般にはあまり知られていないし、使い道のなさそうな薬だが、一部の好事家や娼館で重宝されている。



今、ヒーガの粉末を秘所に塗り込まれた桃太郎も尋常でない痒みを感じて身悶えしている。耐え切れない喘ぎを零し、尻だけでなく体全体を揺らしている。肌は噴き出した汗で滑光り、釣り鐘型に垂れたおっぱいはゆさゆさ揺れて弾んでいる。そして、直にヒーガを塗られた秘裂は、栓が壊れた水道のように熱湯を噴きこぼしている。


「犬やんもこっち来ぃや。桃ちゃんの濡れ濡れ尻踊り、じっくり鑑賞しようやないか」

結構、というかかなり鬼畜な猿川だった。桃太郎の口を楽しんでいた犬山も、その姿を眺めようと誘われるまま桃太郎から離れた。


フェラチオから解放された桃太郎は草の上にへたり込むやいなや、大股開きで秘所に指を突き立てた。なりふりなんぞ構ってられない。とにかくとにかく、気が狂う程痒いのだ。

「あっ、ああっ、あ、あんっ、ああん、んぎゅぅぅ~~……ひっぐは、んはっ」

見守る2人の前で桃太郎の秘裂は粘着質な音を響かせる。指が出入りする度に両足が引き付けでも起こしたかのように激しく痙攣し、腰がクネクネ淫らに動き踊る。指で秘裂を掻き混ぜる度に割れ目から夥しい量の蜜が溢れ出て、穴がヒクヒク蠢いている。

「やっ、いやいやいやっ……あ、たすけ、たす……にはああぁぁぁっ」

どれだけ掻きむしっても体の奥から湧き上がってくる痒みが止まらない。ニヤニヤ笑いながら自分を見る犬山と猿川に助けを求めても、2人とも何の動きも見せてくれない。

「あっ……やだ、もぅ……お願いぃ……こ、ここ、ここ掻いてぇぇっ」

桃太郎は自分から両手で割れ目を引っ張り、引き裂いた。快感で濃いピンクに色づいた媚肉が、ツンと尖った肉豆が剥き出しで晒される。


「痒い?掻いて欲しいんかいな。でもなぁ、桃ちゃんの指で届かへんトコ、わいらの指でも届かん思うよ」

丸出しになった秘所を覗き込んだ猿川が、濡れた肉にフウゥッと息を吹きかけた。
ただでさえギリギリで耐えているのに、そんな事をされて桃太郎の痒みは一層強くなる。

「桃ちゃんがど~しても言うんやったらできん事もないけどなぁ」

もったいぶられて、桃太郎は気が狂いそうだった。この痒みを止めてくれるなら何でもする。言う事をきく。涙ながらに叫んでいた。


「ほなら、桃ちゃん。これはどうや?これやったら痒い所の奥まで届くと思うで」

突き出されたのは、さっきまで舐めていた犬山のチ〇ポ。まだ桃太郎の唾液に濡れてテラテラと光る、太くて長い勃起チ〇歩。

確かにあれなら届きそうだ。
以前あれを入れられかけた時に味わった痛みなど、頭の隅にも残ってない。ただただただただ、あれなら指よりずっと奥まで届いて、この痒みを取ってくれそうだとしか思えない。

桃太郎に迷いはない。

ゴクリと唾を飲み込んで、血走った目で懇願した。

「い、入れてっ!それを入れてぇぇ。あぁっ、早く。痒いの、はぁやくうぅぅぅ……」



犬山は締まった足首を掴むと、思い切り高く思上げて両腕幅いっぱいに割り広げる。
一直線に狙いを定めた肉槍は手を添えなくてもそそり立ち、蠢く媚肉にピッタリと吸い付いた。溢れる愛液と滴る先走りの液がヌチュヌチュと絡み合い、互いを引き合っているように見えてしまう。


「い、いくぞっ」
「早くっ、早くきてぇっ!」

2人の声のどちらがより切羽詰まっているのか。我慢に我慢を重ねた犬山か、ヒーガに侵された桃太郎か。比べられない。


犬山の太槍がずぶ濡れになっている秘口に侵入していく。

「ああっ、あ、あ…ひぃぃぎぃぃぃぃぃっ」

その瞬間、桃太郎は小さな顎を跳ね上げ、髪を振り乱して悲鳴をあげた。
巨大な肉の塊がズブズブ突き刺さってくる感触と共に、自分の奥で何かが裂ける音を聞いたから。


強烈な痛みが襲い掛かり、瞼の裏が真っ赤に染まる。


「くはああぁぁぁ……い、痛い、いたぁいぃぃぃ。やめてっ!あっ、ひっ」

溜まらず泣き喚いたが犬山の肉槍はすでに処女膜を破っており、今更やめる事などできない。そのままグイッと腰を押し出し、根元まで侵入を果たすしかなかった。


「うぅぅ……抜いてぇ…」
「泣くな。痛みはあっても痒みは治まっただろう」

確かに、ざらついた蟲に引っかかれているような痒みにさいなまれていた膣筒が、張り出したカリで擦られて少し落ち着いた気がする桃太郎だった。
だが、やはり気がするだけで―――――
痛みに気を取られている間は紛れていたが、思い出すと途端に痒みがぶり返してきた。

「はぐっ…やっ、また……また痒い。お願い、掻いて。動いて、掻いてぇぇ」
「桃にねだってもらえる日がくるとはなぁ」

頼まれたらいやとは言えん、と犬山は桃太郎の中を勢いよく掻き回し始めた。カリのでっぱりを膣壁に押し付けながら入り口ギリギリまで引き抜き、弾みをつけて押し戻す。
引いて押して、引いて押す。
何度も繰り返される抽送に、いつしか桃太郎も蕩けていった。


「くくっ。桃は覚えが良くて助かる。ほら、こんなにグチュグチュだ」
「あっ……あ、そ…そんなにしたら、んあっ……ひぁんっ」

ねっとり腰をローリングされて、ぞくりとした快感が背筋を走り抜ける。
犬山の極太は狭い桃太郎の秘穴にぴったり隙間なく収まっていて、動く度に壁をこそげるように擦りたてる。筒全体が刺激されるせいで、感じるポイントを探す魔でもなく快感が生み出されていく。

「ん、んぁっ…あ、気持ちい……、あっ、ダメェ…・・そこっ。そこ突いちゃだめぇぇぇ……」

自然と自分から腰を揺すって強請る桃太郎だった。


「あ、あ……んひああぁぁぁぁっ」

ピストンの速度を上げると桃太郎の口から甲高い悲鳴があがる。同時に女筒もキュッと締まって、逸物に肉壁が絡みついてくる。
犬山も我慢の限界だ。

「くっ、もう、出るぞ」
「ひぃあっ、っく……あ、ああぁぁあぁぁぁああぁぁぁっ」

犬山は強直を根元まで叩き込むと尻の筋肉をキュッと締め、暫く溜め込んでいたザーメンを一気に噴き出した。

「くひゃああぁぁぁぁっ」


ヒクつく子宮口に熱い体液をぶちまけられて、桃太郎は白目を剥いて痙攣する。


子種の詰まった体液を体の中に初めて受けた衝撃はすさまじいものだった。



「くうぅぅぅ。まだ出るぞ。全部だ、桃。全部呑み込めよ」

犬山の射精は長々続き、あまりに多い白濁は子壺からあふれ出て逆流し始める。結合部からじわりと漏れ出した体液が2人の陰毛を濡らしていった。







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