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第2章 森の守り手
Ep7:氷狼の襲撃
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「奪いすぎるな」――ヴァルから教わった森の掟は、アシェルの心に深く刻み込まれた。
それは、生と死が常に隣り合わせのこの森で、すべての命が共存していくための、厳かで絶対的なルール。アシェルはその教えを胸に、ヴァルの後を追い、森の言葉に耳を澄ませる日々を送った。
季節はゆっくりながらも、確実に移ろいでいた。
太陽が顔を出す時間が少しずつ長くなり、雪解け水が岩肌を伝って滴る音が、洞窟の中にまで聞こえるようになった。しかし、春の訪れは、新たな試練の始まりでもあった。
雪解けの時期は、森の獣たちが最も飢え、そして気性の荒くなる季節だ。冬眠から覚めた肉食獣や、長い冬を生き延びた草食獣たちが、わずかな食料を巡って縄張りを争う。
ヴァルが狩りから戻る時間も、以前より遅くなることが増えた。彼の身体には、新しいものか古いものか分からない、生々しい傷が絶えなかった。
アシェルは、そんなヴァルの姿を見るたびに、胸が締め付けられるような思いだった。自分はまだ、ヴァルに食わせてもらっているだけの存在だ。彼が傷だらけになって獲ってきたものを、ただ待っているだけ。その無力感が、焦りとなってアシェルの心を蝕んでいった。
(何か、俺にもできることはないか。ヴァルの負担を、少しでも軽くしたい)
その思いが、彼に森の掟を忘れさせた。
ある日、アシェルは一人で食料を探しに森へ入った。ヴァルからは、決して一人で遠くへ行くなと固く言われていたが、ヴァルがいつも採ってくる薬草がもうすぐ切れそうなことに気づいていたのだ。あの薬草があれば、彼の傷の治りも少しは早くなるかもしれない。
幸いにも、薬草は洞窟からそう遠くない場所で見つかった。安堵したアシェルが帰り道を急いでいると、彼の目に信じられない光景が飛び込んできた。
茂みの向こうに、罠にかかった雪鹿がいたのだ。それも、怪我をしているのか、ぐったりと雪の上に横たわっている。大きさからして、まだ若いが、子鹿というほど小さくはない。一頭で、ヴァルと二人、数日は十分に食べていけるだけの肉が取れるだろう。
アシェルの心に、葛藤が生まれる。
ヴァルなら、この鹿を獲るだろうか?いや、弱った個体だ。掟には反しないかもしれない。それに、これを持ち帰れば、ヴァルは危険を冒して狩りに出なくても済む。彼の傷を、少しでも癒す時間ができる。
その思考は、もはやアシェルの行動を正当化するための言い訳でしかなかった。ヴァルを助けたいという純粋な善意が、彼の視野を狭くしていた。掟を破る、という意識はなかった。ただ、目の前の「恵み」に目がくらんでいたのだ。
アシェルは、村から持ってきた唯一の持ち物である、小さなナイフを握りしめた。震える手で、鹿の首筋にそれを当てる。
ごめん、と心の中で呟き、一気に力を込めた。
鹿の亡骸を洞窟まで運ぶのは、想像を絶する重労働だった。それでも、アシェルの心は高揚していた。これで、ヴァルを驚かせることができる。初めて、自分が彼の役に立てるのだ。
「ヴァル!見てくれ!」
洞窟に戻ると、ちょうどヴァルも狩りから戻ってきたところだった。彼はアシェルが引きずってきた鹿の亡骸に目を留め、そして、その黄金の瞳を危険なほどに細めた。
「……何をした」
地を這うような低い声だった。アシェルが期待していた反応とは、あまりにも違う。
「獲物を……。これで、ヴァルも少しは休めるだろ?」
「どこでだ」
「そこの、茂みの……罠にかかっていたんだ。怪我もしていたみたいで」
その瞬間、ヴァルの顔から血の気が引いた。彼が浮かべたのは、怒りではなかった。恐怖。そして、絶望。
「馬鹿者が……!それは、氷狼(ひょうろう)の獲物だ!」
「え……?」
「あのあたりは、奴らの縄張りだ!奴らが弱らせて、後で喰らうために置いておいた獲物を、お前は横取りしたんだぞ!」
氷狼。森で最も獰猛で、執念深いとされる狼の群れ。ヴァルでさえ、彼らの縄張りには決して近づこうとはしなかった。
ヴァルの言葉の意味を理解した瞬間、アシェルの全身から力が抜けた。善意の行動が、最悪の事態を引き起こしてしまった。掟を破った――それも、森の暗黙のルールだけでなく、獣たちの間の掟までも。
「……っ、ごめ、なさ……」
謝罪の言葉は、しかし、森の奥から響いてきた咆哮にかき消された。
一つではない。いくつもの咆哮が、共鳴し合いながら、確実にこちらへ近づいてくる。
「来い!」
ヴァルはアシェルの腕を掴むと、洞窟の奥へと引きずった。そして、入り口を巨大な岩で塞ぐ。岩の隙間から外を覗うと、すでに洞窟の前には、五頭の氷狼が集まっていた。その名の通り、全身が氷のような青白い毛皮で覆われ、その目は飢えた赤い光をたたえている。
「グルルルル……!」
リーダーと思しき一頭が、ヴァルが塞いだ岩に体当たりを繰り返す。凄まじい衝撃に、洞窟全体が揺れた。
「俺の、せいで……」
アシェルは恐怖と後悔で、その場にへたり込んだ。ヴァルは、そんなアシェルを一瞥すると、静かに言った。
「黙っていろ。お前は、俺が守る」
その声には、不思議なほどの落ち着きがあった。ヴァルはゆっくりと立ち上がると、その身体から、黒い靄のようなものが立ち上り始めた。彼の身体が、ぎしぎしと骨の軋む音を立てて膨張していく。黒曜石のようだった髪は、硬質な獣の毛に変わり、整っていた顔立ちは、鋭い牙を持つ狼のそれへと変貌していく。
月夜に見た、あの巨大な黒い獣の姿。
ヴァルは完全に獣の姿になると、アシェルにだけ聞こえるような、低い声で言った。
『――絶対に、ここから出るな』
そして、咆哮と共に、入り口を塞いでいた岩を内側から弾き飛ばした。
轟音。砂埃。そして、血の匂い。
三頭の氷狼が、ヴァルの巨体に一斉に襲いかかる。ヴァルはそれをものともせず、一頭の首筋に牙を立て、凄まじい力で投げ飛ばした。静かな森が、瞬く間に、牙と爪が肉を裂く、地獄のような戦場へと変わった。
アシェルは、ただ震えながらその光景を見つめることしかできなかった。
自分の愚かな行いが、あの孤高の獣を、命懸けの戦いに引きずり込んでしまった。
守られている。
生贄として見捨てられた自分が、今、命を懸けて守られている。
その事実が、後悔と罪悪感にまみれたアシェルの心に、熱い何かを注ぎ込んだ。それは、恐怖とは違う、もっと原始的で、強い感情だった。
信頼。そして、この人のそばにいたい。
この人を、一人にしたくない。
生まれて初めて抱いたその切実な願いは、まだあまりにも一方的で、独りよがりな想いの芽生えに過ぎなかったかもしれない。
だが、それは他でもないアシェル自身の心を根底から変える、確かな一歩となったのだった。
それは、生と死が常に隣り合わせのこの森で、すべての命が共存していくための、厳かで絶対的なルール。アシェルはその教えを胸に、ヴァルの後を追い、森の言葉に耳を澄ませる日々を送った。
季節はゆっくりながらも、確実に移ろいでいた。
太陽が顔を出す時間が少しずつ長くなり、雪解け水が岩肌を伝って滴る音が、洞窟の中にまで聞こえるようになった。しかし、春の訪れは、新たな試練の始まりでもあった。
雪解けの時期は、森の獣たちが最も飢え、そして気性の荒くなる季節だ。冬眠から覚めた肉食獣や、長い冬を生き延びた草食獣たちが、わずかな食料を巡って縄張りを争う。
ヴァルが狩りから戻る時間も、以前より遅くなることが増えた。彼の身体には、新しいものか古いものか分からない、生々しい傷が絶えなかった。
アシェルは、そんなヴァルの姿を見るたびに、胸が締め付けられるような思いだった。自分はまだ、ヴァルに食わせてもらっているだけの存在だ。彼が傷だらけになって獲ってきたものを、ただ待っているだけ。その無力感が、焦りとなってアシェルの心を蝕んでいった。
(何か、俺にもできることはないか。ヴァルの負担を、少しでも軽くしたい)
その思いが、彼に森の掟を忘れさせた。
ある日、アシェルは一人で食料を探しに森へ入った。ヴァルからは、決して一人で遠くへ行くなと固く言われていたが、ヴァルがいつも採ってくる薬草がもうすぐ切れそうなことに気づいていたのだ。あの薬草があれば、彼の傷の治りも少しは早くなるかもしれない。
幸いにも、薬草は洞窟からそう遠くない場所で見つかった。安堵したアシェルが帰り道を急いでいると、彼の目に信じられない光景が飛び込んできた。
茂みの向こうに、罠にかかった雪鹿がいたのだ。それも、怪我をしているのか、ぐったりと雪の上に横たわっている。大きさからして、まだ若いが、子鹿というほど小さくはない。一頭で、ヴァルと二人、数日は十分に食べていけるだけの肉が取れるだろう。
アシェルの心に、葛藤が生まれる。
ヴァルなら、この鹿を獲るだろうか?いや、弱った個体だ。掟には反しないかもしれない。それに、これを持ち帰れば、ヴァルは危険を冒して狩りに出なくても済む。彼の傷を、少しでも癒す時間ができる。
その思考は、もはやアシェルの行動を正当化するための言い訳でしかなかった。ヴァルを助けたいという純粋な善意が、彼の視野を狭くしていた。掟を破る、という意識はなかった。ただ、目の前の「恵み」に目がくらんでいたのだ。
アシェルは、村から持ってきた唯一の持ち物である、小さなナイフを握りしめた。震える手で、鹿の首筋にそれを当てる。
ごめん、と心の中で呟き、一気に力を込めた。
鹿の亡骸を洞窟まで運ぶのは、想像を絶する重労働だった。それでも、アシェルの心は高揚していた。これで、ヴァルを驚かせることができる。初めて、自分が彼の役に立てるのだ。
「ヴァル!見てくれ!」
洞窟に戻ると、ちょうどヴァルも狩りから戻ってきたところだった。彼はアシェルが引きずってきた鹿の亡骸に目を留め、そして、その黄金の瞳を危険なほどに細めた。
「……何をした」
地を這うような低い声だった。アシェルが期待していた反応とは、あまりにも違う。
「獲物を……。これで、ヴァルも少しは休めるだろ?」
「どこでだ」
「そこの、茂みの……罠にかかっていたんだ。怪我もしていたみたいで」
その瞬間、ヴァルの顔から血の気が引いた。彼が浮かべたのは、怒りではなかった。恐怖。そして、絶望。
「馬鹿者が……!それは、氷狼(ひょうろう)の獲物だ!」
「え……?」
「あのあたりは、奴らの縄張りだ!奴らが弱らせて、後で喰らうために置いておいた獲物を、お前は横取りしたんだぞ!」
氷狼。森で最も獰猛で、執念深いとされる狼の群れ。ヴァルでさえ、彼らの縄張りには決して近づこうとはしなかった。
ヴァルの言葉の意味を理解した瞬間、アシェルの全身から力が抜けた。善意の行動が、最悪の事態を引き起こしてしまった。掟を破った――それも、森の暗黙のルールだけでなく、獣たちの間の掟までも。
「……っ、ごめ、なさ……」
謝罪の言葉は、しかし、森の奥から響いてきた咆哮にかき消された。
一つではない。いくつもの咆哮が、共鳴し合いながら、確実にこちらへ近づいてくる。
「来い!」
ヴァルはアシェルの腕を掴むと、洞窟の奥へと引きずった。そして、入り口を巨大な岩で塞ぐ。岩の隙間から外を覗うと、すでに洞窟の前には、五頭の氷狼が集まっていた。その名の通り、全身が氷のような青白い毛皮で覆われ、その目は飢えた赤い光をたたえている。
「グルルルル……!」
リーダーと思しき一頭が、ヴァルが塞いだ岩に体当たりを繰り返す。凄まじい衝撃に、洞窟全体が揺れた。
「俺の、せいで……」
アシェルは恐怖と後悔で、その場にへたり込んだ。ヴァルは、そんなアシェルを一瞥すると、静かに言った。
「黙っていろ。お前は、俺が守る」
その声には、不思議なほどの落ち着きがあった。ヴァルはゆっくりと立ち上がると、その身体から、黒い靄のようなものが立ち上り始めた。彼の身体が、ぎしぎしと骨の軋む音を立てて膨張していく。黒曜石のようだった髪は、硬質な獣の毛に変わり、整っていた顔立ちは、鋭い牙を持つ狼のそれへと変貌していく。
月夜に見た、あの巨大な黒い獣の姿。
ヴァルは完全に獣の姿になると、アシェルにだけ聞こえるような、低い声で言った。
『――絶対に、ここから出るな』
そして、咆哮と共に、入り口を塞いでいた岩を内側から弾き飛ばした。
轟音。砂埃。そして、血の匂い。
三頭の氷狼が、ヴァルの巨体に一斉に襲いかかる。ヴァルはそれをものともせず、一頭の首筋に牙を立て、凄まじい力で投げ飛ばした。静かな森が、瞬く間に、牙と爪が肉を裂く、地獄のような戦場へと変わった。
アシェルは、ただ震えながらその光景を見つめることしかできなかった。
自分の愚かな行いが、あの孤高の獣を、命懸けの戦いに引きずり込んでしまった。
守られている。
生贄として見捨てられた自分が、今、命を懸けて守られている。
その事実が、後悔と罪悪感にまみれたアシェルの心に、熱い何かを注ぎ込んだ。それは、恐怖とは違う、もっと原始的で、強い感情だった。
信頼。そして、この人のそばにいたい。
この人を、一人にしたくない。
生まれて初めて抱いたその切実な願いは、まだあまりにも一方的で、独りよがりな想いの芽生えに過ぎなかったかもしれない。
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