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第2章
22唐揚げ
『せっかくですから、お二人もご一緒にどうですか?』
凍り付いたこの場をなんとかするのは、私ですわよね。安心しなさい、ブリス様。貸し1ですわよ。
『や、やったあ。あ、ありがとう、アイリーン嬢』
いろんな意味のありがとうですわね。
『あなた、先ほどあんなに食べたのに、もうおなかが?はぁ、しょうがない人ですね。それにしても、侯爵家のお弁当興味あります。私も一口よろしいのでしょうか?』
お弁当に興味津々と言った様子のオレリア様。怒りが落ち着いたようね。
『侯爵家のお弁当と期待しているところ悪いんだけど、作ったのは、私なの。』
『え?侯爵令嬢なのに?厨房に入るだな、ん、テ…』
ブリス様、あなた学習しませんわね。ほら、ノエル様とオレリア様がまた…。
『…ブリス様は、食べなきゃよろしいわ。アイリーン様、私は常々、貴族とは女とはと言う世の中にうんざりしておりましたの。先駆者、時代を切り開くためには自分が動かないと!尊敬いたしますわ。』
「そんな立派なものではないのですが、嬉しいですわ。さあ、食べましょう。今日のメインは唐揚げですの。」
ノエル様の目がきらりんとしましたわ。好物ですものね。
********************
『!!!!唐揚げなるもの初めて頂きましたが、何ておいしいの!?』
オレリア様の言葉に、ノエル様が、何度もうなずきながら食べ進めている。吸い込まれるようになくなっていくわ。
『塩とニンニクが絡むことで、食欲を高める絶妙なバランスの味になっていますわ。鶏肉の脂が口の中で溶け、ジューシーです。あら、なんですのブリス様?』
令息ともあろうものが、よだれを垂らしながら涙目だ。
「ひ、ひどいよ。そんないい匂いをさせているのに、お預けだなんてー」
『し!!あなた、声が大きいですわ。侯爵令嬢なのに?なんていう人がアイリーン様の作ったものを口に入れるだなんて贅沢よ。貴族令息なのですから、シェフが作ったものだけ食べていればよいのです。』
『この竜田揚げ。唐揚げに似ているけど触感が違うね。しょうが醤油ベースかな?初めて食べたけど、味が染みていてとってもおいしい。唐揚げと甲乙つけがたいね。』
幸せそうな顔をしているノエル様。気に入っていただけて良かったわ。
あら、ブリス様がとうとう泣き出した。あなた、攻略対象者ですのに。なんだか、可愛そうになってきましたわ。
『ブリス様、お嫌でなければどうぞ』
ぱあああああ、っと顔を輝かせ、受け取りすぐ口に入れる。貸し2ですわよ。
『!!!!うわぁー、お、おいしいー!肉に含まれる脂は、その種類によって溶ける温度が異なるから、鶏肉を揚げると、そうか、こんなにおいしいのだな。外はカリッと!中はジューシー!、何個でもいける!!』
食レポの視点が人と違いますわね。豚唐もおいしいのですよ。
凍り付いたこの場をなんとかするのは、私ですわよね。安心しなさい、ブリス様。貸し1ですわよ。
『や、やったあ。あ、ありがとう、アイリーン嬢』
いろんな意味のありがとうですわね。
『あなた、先ほどあんなに食べたのに、もうおなかが?はぁ、しょうがない人ですね。それにしても、侯爵家のお弁当興味あります。私も一口よろしいのでしょうか?』
お弁当に興味津々と言った様子のオレリア様。怒りが落ち着いたようね。
『侯爵家のお弁当と期待しているところ悪いんだけど、作ったのは、私なの。』
『え?侯爵令嬢なのに?厨房に入るだな、ん、テ…』
ブリス様、あなた学習しませんわね。ほら、ノエル様とオレリア様がまた…。
『…ブリス様は、食べなきゃよろしいわ。アイリーン様、私は常々、貴族とは女とはと言う世の中にうんざりしておりましたの。先駆者、時代を切り開くためには自分が動かないと!尊敬いたしますわ。』
「そんな立派なものではないのですが、嬉しいですわ。さあ、食べましょう。今日のメインは唐揚げですの。」
ノエル様の目がきらりんとしましたわ。好物ですものね。
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『!!!!唐揚げなるもの初めて頂きましたが、何ておいしいの!?』
オレリア様の言葉に、ノエル様が、何度もうなずきながら食べ進めている。吸い込まれるようになくなっていくわ。
『塩とニンニクが絡むことで、食欲を高める絶妙なバランスの味になっていますわ。鶏肉の脂が口の中で溶け、ジューシーです。あら、なんですのブリス様?』
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「ひ、ひどいよ。そんないい匂いをさせているのに、お預けだなんてー」
『し!!あなた、声が大きいですわ。侯爵令嬢なのに?なんていう人がアイリーン様の作ったものを口に入れるだなんて贅沢よ。貴族令息なのですから、シェフが作ったものだけ食べていればよいのです。』
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