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【第2章】公爵令嬢の巨峰
第09話:揉み込み
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「おお……」
「うわあ、こうして見るとますます凄いですね」
「まったくだ」
「お願い、お願いです! そんなに見ないでください!」
半泣きの懇願が向けられるが、俺とアリアーヌはそんなものに取り合う余裕すらなく、ただ只管に目の前の圧巻される光景に見入っていた。
木板の枷から突き出した肉塊、白く透き通った絹のような滑らかさが触れずとも分かる、極上の双球だ。
元より重力に負けずに突き出したその山脈は、根元を枷で絞られることで更にハリを増して張り詰めている。
山脈の頂上には薄桃色の突起が可愛らしく突き出ている。
まだ快楽を感じてはいないのだろうが、視線を感じて反応したのか既にその身を固くしつつあるのが見て取れた。
「は、恥ずかしいです……お願い、見ないで」
俺達の視線を意識してか、白い肌が薄っすらと赤く染まった。
元より散々に男達の欲望の視線を浴びてきたディアーナ嬢……いや、ディアーナは、視線に敏感に育ってしまったようだ。
しかも、その視線を苦手としてなるべく人前に出ないようにしていたせいか、免疫も出来ておらず羞恥を抑え切れていない。
木枷で胸を固定されたディアーナは、後ろ手に拘束されているせいで手で胸を隠すことは出来ないが、足などは自由に動かすことが出来る。
先程纏っていたドレスは既に剥ぎ取られており、今は股間だけを頼りない布切れでなんとか隠せているといった塩梅だ。
その下着はまだ濡れてはいないものの、内股になりもじもじと擦り合わせている辺り性的に興奮してしまっているのは間違いない。
尤も、かといってディアーナが淫蕩というわけではなく、彼女の意志に反して身体が準備を始めてしまっていると言った方が正しい。
彼女は長年羞恥調教を受けてきたのと同じような身体と見るべきなのだろう。
「……ダメですよ?」
「分かってる」
彼女の下半身に視線を向けていた俺に、アリアーヌが注意を促してきた。
どうも彼女は女王と何か取引をしたらしく、俺が任務時に必要以上に性的な思いを抱いてしまわないように監視しているようなのだ。
ハッキリ言って、無理難題だ。このような行為をしていて興奮しない程、俺は枯れてはいない。
「おつらいなら、後で私が応じます」
「それも、挿入は駄目なのだろう?」
「私としては歓迎なのですが、約束ですので……」
「まぁいい。取り敢えずは任務の方を片付けよう」
彼女が女王とどんな約束をしたのか知らないが、今は考えないようにする。
「ひん!?」
ディアーナが唐突に引き攣ったような声を上げた。
原因は明確で、俺が人差し指で木枷越しに突き出た彼女の乳肌を突いたためだ。
針で刺したら破裂しそうに思えるほど張り詰めた彼女の胸だったが、指で突いたら破裂しない代わりに素晴らしい弾力を返してきた。
俺は何となく面白くなって二度三度と突き回してみた。
「ひゃ! や、やめて! 突かないでください!」
「素晴らしい反応だな。お前もやってみろ、アリアーヌ」
「はい! うわあ、凄いです!」
「お願い、やめてぇ!?」
ディアーナの懇願を無視して俺が声を掛けると、アリアーヌは嬉々としてもう一つの肉塊に手を伸ばした。
俺達の指が突くたびに、木枷の向こうのディアーナの身体がピクンピクンと跳ねる。散々視線に中てられたせいもあるかも知れないが、感度も良好なようで何よりだ。
胸の大きさと感度は反比例するなんて話を聞いたこともあるが、少なくとも彼女に関しては当て嵌まらないようだ。
「はぁ、はぁ、はぁ」
しばらく突き回して遊んでいたところ、ディアーナは荒い息を吐いてぐったりしてしまった。
おそらく木枷で胸を拘束されていなければ、床にへたり込んでいたことだろう。しかし、今膝から力を抜けば全体重が胸に掛かることになる。引き千切れるようなことはないだろうが、凄まじい激痛を味わうことになるのは間違いない。
彼女自身もそれは分かっているようで、両膝を合わせて倒れないように必死に耐えていた。
「さて、遊びはこれくらいにするか」
「あ、はい。分かりました」
「ああ、やっと終わるのですね」
俺の言葉に安堵の溜息を吐くディアーナ。
とんだ勘違いだった。むしろ、これからが本番だと言うのに。
しかし、俺は敢えてそれを指摘せず、彼女の胸を包むように上下から掌で覆った。
「え?」
俺の行動に、ディアーナはわけが分からないと言う視線と共に疑問の声を上げた。
「あ、あの……終わったのではないのですか?」
「アリアーヌ、そちらは任せた」
「はい、分かりました」
怖々と聞いてきたディアーナの問い掛けを無視して、俺はアリアーヌに指示を出した。
彼女はそれを受けて、ディアーナの反対側の胸を俺と同じように手で覆う。
「な、何をなさるのですか?」
愚問だな。
目の前にこれだけ大きな胸があれば、答えは一つだろうに。
「勿論、揉むに決まっている」
「も!? や、やめてください! そんなこと!」
「問答無用だ」
元よりこれは拷問、責めなのだ。彼女がやめてと言われてもやめるわけにはいかない。
むしろ、彼女がやめてほしいと願うからこそやる意味がある。
故に、彼女の申し出は却下だ。
俺はそれを思い知らせるべく、両掌に力を籠めて肉塊をギュッと押し込む。勿論、痛みを与える程の強さではないが、弾力に負けないくらいには力を入れている。
「あくぅ!?」
俺とタイミングを合わせてアリアーヌも同じように彼女の左胸を両手で握った。
木枷に絞り出された胸を更に圧迫され、ディアーナが悲鳴と共に身を固くする。
そして俺達が手から力を抜くとがくりと脱力した。勿論、その瞬間に再度胸を揉み込んだのは言うまでもない。
「ひあっ! ああ! や、やめ!? ああああぁぁ!」
断続的にぎゅっぎゅっと力を籠めると、その度に悲鳴が上がる。
元より羞恥で赤く染まっていた肌は更に赤みを増し、全身に薄っすらと汗が滲む。
乳肌もしっとりと濡れ、これはこれで良い感触だった。
「ひぃ! うああ! あぅ! くううぅ!」
重力に負けずに突き出ていたことから分かってはいたが、ディアーナの胸の張りは素晴らしく、揉み込む度に俺の掌にその弾力を返してきた。
まるで、揉んでいる筈のこちらの手を逆に揉まれているような、そんな感触だった。
どれだけ揉んでいても飽きが来ない。
おそらく、それは反対側の胸を揉んでいるアリアーヌも同じだったのだろう。
俺と同様、無言になって彼女の胸を揉むことに集中していた。
「やめて! おね、おねがい! もうやめてぇ!」
かなり強めに揉んでいるが、ディアーナが感じているのは痛みではなく悦楽のようだ。
声はかなり甘くなっているし、わざと残したショーツを見ても一目瞭然だった。
そして何よりも、俺の視界にはディアーナの胸の横辺りに数字が映っている。それは最初に見た時よりもその値を減らしており、彼女がどれだけ感じているかを物語っていた。
俺は揉み込む手を止め、アリアーヌにも視線で手を止めるように告げると、ディアーナに対して話し掛けた。
「気付いているか?」
「な、何をですか?」
「ショーツが湿っているぞ。どうやら、牛のように胸を絞られるのがお気に召したようだな」
「なぁ!? ち、違います! 私は断じてそのようなこと!」
胸を木枷で拘束されているディアーナからは自身の穿いているショーツは死角になっていて見えないだろう。
それでも、意識を向ければ感触で濡れているのが分かる筈だ。
勿論、俺達からは彼女の穿いているショーツの中心部に楕円形の染みが出来ているのがよく見えた。
「どれ、嘘吐きな上の口が素直になれるよう、もう少し揉んでやるとしよう。
アリアーヌ、もっと力を籠めて構わんぞ」
「あ、はい! 分かりました」
「いやあああぁぁぁぁーーーー!」
絶望の悲鳴を上げるディアーナだったが、俺とアリアーヌが手に力を籠めるとそれもすぐに切れ切れの喘ぎへと変わっていった。
「うわあ、こうして見るとますます凄いですね」
「まったくだ」
「お願い、お願いです! そんなに見ないでください!」
半泣きの懇願が向けられるが、俺とアリアーヌはそんなものに取り合う余裕すらなく、ただ只管に目の前の圧巻される光景に見入っていた。
木板の枷から突き出した肉塊、白く透き通った絹のような滑らかさが触れずとも分かる、極上の双球だ。
元より重力に負けずに突き出したその山脈は、根元を枷で絞られることで更にハリを増して張り詰めている。
山脈の頂上には薄桃色の突起が可愛らしく突き出ている。
まだ快楽を感じてはいないのだろうが、視線を感じて反応したのか既にその身を固くしつつあるのが見て取れた。
「は、恥ずかしいです……お願い、見ないで」
俺達の視線を意識してか、白い肌が薄っすらと赤く染まった。
元より散々に男達の欲望の視線を浴びてきたディアーナ嬢……いや、ディアーナは、視線に敏感に育ってしまったようだ。
しかも、その視線を苦手としてなるべく人前に出ないようにしていたせいか、免疫も出来ておらず羞恥を抑え切れていない。
木枷で胸を固定されたディアーナは、後ろ手に拘束されているせいで手で胸を隠すことは出来ないが、足などは自由に動かすことが出来る。
先程纏っていたドレスは既に剥ぎ取られており、今は股間だけを頼りない布切れでなんとか隠せているといった塩梅だ。
その下着はまだ濡れてはいないものの、内股になりもじもじと擦り合わせている辺り性的に興奮してしまっているのは間違いない。
尤も、かといってディアーナが淫蕩というわけではなく、彼女の意志に反して身体が準備を始めてしまっていると言った方が正しい。
彼女は長年羞恥調教を受けてきたのと同じような身体と見るべきなのだろう。
「……ダメですよ?」
「分かってる」
彼女の下半身に視線を向けていた俺に、アリアーヌが注意を促してきた。
どうも彼女は女王と何か取引をしたらしく、俺が任務時に必要以上に性的な思いを抱いてしまわないように監視しているようなのだ。
ハッキリ言って、無理難題だ。このような行為をしていて興奮しない程、俺は枯れてはいない。
「おつらいなら、後で私が応じます」
「それも、挿入は駄目なのだろう?」
「私としては歓迎なのですが、約束ですので……」
「まぁいい。取り敢えずは任務の方を片付けよう」
彼女が女王とどんな約束をしたのか知らないが、今は考えないようにする。
「ひん!?」
ディアーナが唐突に引き攣ったような声を上げた。
原因は明確で、俺が人差し指で木枷越しに突き出た彼女の乳肌を突いたためだ。
針で刺したら破裂しそうに思えるほど張り詰めた彼女の胸だったが、指で突いたら破裂しない代わりに素晴らしい弾力を返してきた。
俺は何となく面白くなって二度三度と突き回してみた。
「ひゃ! や、やめて! 突かないでください!」
「素晴らしい反応だな。お前もやってみろ、アリアーヌ」
「はい! うわあ、凄いです!」
「お願い、やめてぇ!?」
ディアーナの懇願を無視して俺が声を掛けると、アリアーヌは嬉々としてもう一つの肉塊に手を伸ばした。
俺達の指が突くたびに、木枷の向こうのディアーナの身体がピクンピクンと跳ねる。散々視線に中てられたせいもあるかも知れないが、感度も良好なようで何よりだ。
胸の大きさと感度は反比例するなんて話を聞いたこともあるが、少なくとも彼女に関しては当て嵌まらないようだ。
「はぁ、はぁ、はぁ」
しばらく突き回して遊んでいたところ、ディアーナは荒い息を吐いてぐったりしてしまった。
おそらく木枷で胸を拘束されていなければ、床にへたり込んでいたことだろう。しかし、今膝から力を抜けば全体重が胸に掛かることになる。引き千切れるようなことはないだろうが、凄まじい激痛を味わうことになるのは間違いない。
彼女自身もそれは分かっているようで、両膝を合わせて倒れないように必死に耐えていた。
「さて、遊びはこれくらいにするか」
「あ、はい。分かりました」
「ああ、やっと終わるのですね」
俺の言葉に安堵の溜息を吐くディアーナ。
とんだ勘違いだった。むしろ、これからが本番だと言うのに。
しかし、俺は敢えてそれを指摘せず、彼女の胸を包むように上下から掌で覆った。
「え?」
俺の行動に、ディアーナはわけが分からないと言う視線と共に疑問の声を上げた。
「あ、あの……終わったのではないのですか?」
「アリアーヌ、そちらは任せた」
「はい、分かりました」
怖々と聞いてきたディアーナの問い掛けを無視して、俺はアリアーヌに指示を出した。
彼女はそれを受けて、ディアーナの反対側の胸を俺と同じように手で覆う。
「な、何をなさるのですか?」
愚問だな。
目の前にこれだけ大きな胸があれば、答えは一つだろうに。
「勿論、揉むに決まっている」
「も!? や、やめてください! そんなこと!」
「問答無用だ」
元よりこれは拷問、責めなのだ。彼女がやめてと言われてもやめるわけにはいかない。
むしろ、彼女がやめてほしいと願うからこそやる意味がある。
故に、彼女の申し出は却下だ。
俺はそれを思い知らせるべく、両掌に力を籠めて肉塊をギュッと押し込む。勿論、痛みを与える程の強さではないが、弾力に負けないくらいには力を入れている。
「あくぅ!?」
俺とタイミングを合わせてアリアーヌも同じように彼女の左胸を両手で握った。
木枷に絞り出された胸を更に圧迫され、ディアーナが悲鳴と共に身を固くする。
そして俺達が手から力を抜くとがくりと脱力した。勿論、その瞬間に再度胸を揉み込んだのは言うまでもない。
「ひあっ! ああ! や、やめ!? ああああぁぁ!」
断続的にぎゅっぎゅっと力を籠めると、その度に悲鳴が上がる。
元より羞恥で赤く染まっていた肌は更に赤みを増し、全身に薄っすらと汗が滲む。
乳肌もしっとりと濡れ、これはこれで良い感触だった。
「ひぃ! うああ! あぅ! くううぅ!」
重力に負けずに突き出ていたことから分かってはいたが、ディアーナの胸の張りは素晴らしく、揉み込む度に俺の掌にその弾力を返してきた。
まるで、揉んでいる筈のこちらの手を逆に揉まれているような、そんな感触だった。
どれだけ揉んでいても飽きが来ない。
おそらく、それは反対側の胸を揉んでいるアリアーヌも同じだったのだろう。
俺と同様、無言になって彼女の胸を揉むことに集中していた。
「やめて! おね、おねがい! もうやめてぇ!」
かなり強めに揉んでいるが、ディアーナが感じているのは痛みではなく悦楽のようだ。
声はかなり甘くなっているし、わざと残したショーツを見ても一目瞭然だった。
そして何よりも、俺の視界にはディアーナの胸の横辺りに数字が映っている。それは最初に見た時よりもその値を減らしており、彼女がどれだけ感じているかを物語っていた。
俺は揉み込む手を止め、アリアーヌにも視線で手を止めるように告げると、ディアーナに対して話し掛けた。
「気付いているか?」
「な、何をですか?」
「ショーツが湿っているぞ。どうやら、牛のように胸を絞られるのがお気に召したようだな」
「なぁ!? ち、違います! 私は断じてそのようなこと!」
胸を木枷で拘束されているディアーナからは自身の穿いているショーツは死角になっていて見えないだろう。
それでも、意識を向ければ感触で濡れているのが分かる筈だ。
勿論、俺達からは彼女の穿いているショーツの中心部に楕円形の染みが出来ているのがよく見えた。
「どれ、嘘吐きな上の口が素直になれるよう、もう少し揉んでやるとしよう。
アリアーヌ、もっと力を籠めて構わんぞ」
「あ、はい! 分かりました」
「いやあああぁぁぁぁーーーー!」
絶望の悲鳴を上げるディアーナだったが、俺とアリアーヌが手に力を籠めるとそれもすぐに切れ切れの喘ぎへと変わっていった。
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