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第一部 地球編
9 空白の過去 (トリックスター目線)
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G7襲撃事件が終わって、戦士達は本部に戻ってきた。襲撃事件はG7各国の近くで任務にあたっていた、他の戦士達も、マスターウェザーが一番近い所の応援に行け。と言っていたので、戦士達はそれぞれに応援に行き、どこの国も勝利を掴んだ。ただしパリはロンドン、ベルリン、ローマに囲まれているのでパリには僕が空間移動するまで誰も応援が居らず、マスターウェザーが一人で戦っていた。それぞれの首都は甚大な被害を受けた。兵士隊や一般人に多くの犠牲者を出し、様々な建造物が倒壊した。しかし、戦士隊には一人も死者を出さなかった。世界中の人々は何も真実を知らないので、不満が募ってた。この後、国連が事件の詳細を世界に伝えることになっていた
本部に着くと、すぐさま緊急会議が行われることになった。会議の出席者は戦士達28人(僕らが入ったときより減った)に訓練生1人、兵士隊隊長エドガー、勇戦班のガンドルド、新機軸開発班のアルレット。という知り合いの他に、初めて会う医班のウィリー、隠蔽班のボトムズ、情報処理班のチョウの計35人だった。このメンバーによる円卓での会議が始まった
「この度の襲撃事件は戦士隊と兵士隊が協力できたおかげで、世界を救うことができました。これこそがA.C.T 本来の力なんだと思います」
マスターウェザーがそう言った
「報告の通りG7の国々は半壊。A.C.T も痛手を負いました」
今度はエドガーがそう言った。すると僕の隣に座ってたレッドマジシャンが
「失礼ですけど、そんな事ここにいる全員が知ってるわ。国連の会見まで時間あるでしょ?約束通りこの組織について話してもらいたいんですけど」
戦士達が何人か頷いた
「そうですね、お話ししましょう。では私とエドガーが軍人だった頃の話から。1960年代前半、軍に入って間もない頃、私達は触ったことも見たこともない武器を渡されました。それが今のブラスターですが。そしてある人物を奇襲し殺害する任務を受けました。おかしなことに世界中の軍がその時動いたのです。そして命令のまま対象に奇襲をしかけました。それがエイリアンと知らないまま。エイリアンは私に重症を負わせましたが、殺されました。その後、たまたまエイリアンの血が私に入ってしまい適合しました」
その時
「エイリアンはどうやって地球に来たんですか?ブラスターはどうやって開発されたのですか?」
そう言ったのは、戦士のアフィネという女性だった
「アフィネ。私もエイリアンがどうやって来たのか、何しに来たのかわかりません。ブラスターについてはアルレットさんが」
僕は少し、違和感を覚えた。嘘をついてる気がしたから
「ブラスターは設計図通りに作っているので、誰が作ったのかは確かではありませんが、恐らくエイリアン自身が作ったのではないかと」
また誰かが
「エイリアン自身が自分達を殺す道具を作ったと?」
次に質問したのは、センスという戦士だった
「すいません。私もよく分からないのです。先に進めますね。その後、世界中でエイリアンを奇襲したのを知りました。エイリアン達の多くは死にましたが、何人か生き延びたらしいです。奇襲作戦の時に能力を持ってしまったのは私含め3人。今は私以外は死んでしまいましたが・・・。そして残ったエイリアンを倒す為、この組織が1965年にできました」
今度は、エスプーマという女性が
「生き残ったエイリアンはどうなったのですか?全員殺してしまったの?」
「現在までの約50年でほぼ倒したかと」
「どういうこと?だってまだ10代20代らしきエイリアンもいたのよ、情報処理班からは宇宙空間に宇宙船は見つかってないと、50年間姿変わらず生きてたの?」
今度は誰だと思ったがカーナさんだった。だがそんなことより、カーナの隣に座ってたビーストソウルが一点を見つめて固まってるのが見えた。あいつ、まさか目を開けて寝てるのか?
「私も疑問に思っていましたが、今回の襲撃事件ではっきりしました。恐らく寿命が違く成長が遅いのでしょう。多分ですが地球人の1/5の成長速度くらいかと。さてさっきの話が組織の設立秘話です。ですがそれからが問題でした。暗黒の時代でした。多くの罪無き尊き若い命が失われていくことに・・・」
声のトーンが急におかしくなったのでマスターウェザーを見ると目に涙があった
「なぜ能力を使えるようになったのか分からなかった国連は、兵士隊を創り、能力持ちを監視させました。そしてどうしたらみんなが能力が使えるのか調べるため、世界中から孤児や貧困者を集め、衣食住を与えるという建前の元、人体実験を行っていました。勿論訓練で教わった通り、能力が適合する最低条件は子供で瀕死状態であること。そこにさらに運が重なるので何千人何万人が適合出来ず死んでいきました。心当たりがある者もいるでしょう?」
マスターウェザーからこんな話聞きたくなかった。僕は今すぐ出ていきたいと思ってしまったが、次の光景をみて震えて動けなくなった。マスターウェザーの言葉にサンストーンが
「俺は孤児だった。居場所をくれるというからここに来た。当時俺と共に来た人達は新しい家族が見つかったと聞かされた」
サンストーンの他にも、カーナやケイナン、ガントン、フィートの他にもワイルドエコーやディスガイズ、タンク、ゴース、ハンドジェット、プチューン達が、自分達もこころ当たりがあると言い出して11人が手を挙げた。手を挙げた人達は皆、三十代後半から五十代前半のベテランの戦士達だった
「あなた達11人の他にも、死んでしまった18人を合わせて、計29人が実験によって能力を得ました。何万人という人間で実験をして、たった29人しか能力を持たず、その他の方々は死んでいきました」
11人は昔のことを思い出したのか、目から涙が溢れたり、歯を食い縛っていた
「あなたもそっち側だったの?」
「違う!君達も、救えなかった者達にも見て見ぬふりをして悪かったと今でも思ってます。一生償っていかないといけないと。申し訳なかった」
重い空気になった。その時ガンドルドが
「申し訳ないのですが、そろそろ国連の発表が始まります」
「そうだな。チョウ頼む」
「了解。エドガー」
チョウが情報機器を操作し、スクリーンに映像が映った
沢山のカメラ、沢山の記者に視線を向けられた一人の年老いた男が喋ってる
「この度のG7各国で起きた事件の概要についてお話しします。ですが先にお話しすることがあります。驚かないで欲しいのですが、地球外生命体いわゆるエイリアンは存在しています」
記者にざわめきが走る
「エイリアンは人間の見た目をしていますが特殊能力を持っており、日々地球征服を企んでおります。そこで我々は世界各国と協力し、エイリアンに対抗する組織A.C.T を設立しました。またこの組織ではエイリアン同様、特殊能力を使うもの達が存在しています。G7での事件はエイリアンと我々の組織が戦闘した結果です。また被害が拡大したのは、特殊能力を使うA.C.T の者達が過剰に攻撃したのが要因であることが判明しました。今後は能力を持つ者共を裁判にかけ、それぞれの能力用の独房を作成して収監しようと考えております。それではこれから詳しい出来事について説明したいと思います」
年老いた男が詳しく事件について説明し始めた。内容は虚言が多く含まれていた
会見を聞いていた僕達は、皆何かを考えてるらしく誰も口を開かなかった。だが沈黙を破った男がいた。ビーストソウルだ
「あー痛い、目開けて寝てたら、乾いちゃた」
ビーストソウルが周りを見渡す。雰囲気を察し
「何かあった?」
ビーストソウルを見かねた、ガントンが
「隊長。俺は・・・いえ、俺達は何のために、誰のために命を賭けてきたのか教えてくれ」
「それは弱き者と秩序を守るためだ」
次にガントンの怒鳴り声を聞いて、僕はビビった
「A.C.T が俺達を実験台にしてたことだけだと許すことができた。だがな、エイリアンも俺達も組織の事もばらされた。挙げ句被害が拡大したのは俺達のせいだと?ふざけんな!何が裁判にかける?何が独房に入れる?全部命令に従っただけだろ!」
「貴方の気持ちはよく分かる」
「いいえ分からない。貴方は優しすぎる。・・・もうこの組織にはついていけない。俺は脱隊する。一緒に来るものは?」
ガントンが他の戦士達に問う
「僕も抜ける」
最初に言ったのは、クイックだった。その後アフィネ、フィート、ディスガイズ、ゴース、プチューンが立ち上がった。僕は真っ先にレッドマジシャンを見た。彼女の意向にそう、そう決めた。その後も、バルドル、テュールが立ち上がり。最後には訓練生のコールドアイが
「こんな組織の犬になる前で良かった」
と言いながら立ち上がった
「組織を抜けるのは、掟に反するので拘束又は処分する」
マスターウェザーがそう言うと、立っていなかった者も立ち上がって構えた
「だが今回は私にも責任があるので3日の猶予を与える。1時間以内にここを出なさい。残る戦士隊は1時間後にここに集合してくれ。解散!」
1時間後にまた集まると。マスターウェザー、サンストーン、カーナ、レッドマジシャン、ビーストソウル、スノーメロディー、ケイナン、ヒラン、ワイルドエコー、タンク、ソーン、センス、エスプーマ、ブルズアイ、ヘドロ、ハンドジェット、ジャンヌしかいなかった。オールロードは消えていた
「メロディー。彼は?」
「私と話して出ていった」
本部に着くと、すぐさま緊急会議が行われることになった。会議の出席者は戦士達28人(僕らが入ったときより減った)に訓練生1人、兵士隊隊長エドガー、勇戦班のガンドルド、新機軸開発班のアルレット。という知り合いの他に、初めて会う医班のウィリー、隠蔽班のボトムズ、情報処理班のチョウの計35人だった。このメンバーによる円卓での会議が始まった
「この度の襲撃事件は戦士隊と兵士隊が協力できたおかげで、世界を救うことができました。これこそがA.C.T 本来の力なんだと思います」
マスターウェザーがそう言った
「報告の通りG7の国々は半壊。A.C.T も痛手を負いました」
今度はエドガーがそう言った。すると僕の隣に座ってたレッドマジシャンが
「失礼ですけど、そんな事ここにいる全員が知ってるわ。国連の会見まで時間あるでしょ?約束通りこの組織について話してもらいたいんですけど」
戦士達が何人か頷いた
「そうですね、お話ししましょう。では私とエドガーが軍人だった頃の話から。1960年代前半、軍に入って間もない頃、私達は触ったことも見たこともない武器を渡されました。それが今のブラスターですが。そしてある人物を奇襲し殺害する任務を受けました。おかしなことに世界中の軍がその時動いたのです。そして命令のまま対象に奇襲をしかけました。それがエイリアンと知らないまま。エイリアンは私に重症を負わせましたが、殺されました。その後、たまたまエイリアンの血が私に入ってしまい適合しました」
その時
「エイリアンはどうやって地球に来たんですか?ブラスターはどうやって開発されたのですか?」
そう言ったのは、戦士のアフィネという女性だった
「アフィネ。私もエイリアンがどうやって来たのか、何しに来たのかわかりません。ブラスターについてはアルレットさんが」
僕は少し、違和感を覚えた。嘘をついてる気がしたから
「ブラスターは設計図通りに作っているので、誰が作ったのかは確かではありませんが、恐らくエイリアン自身が作ったのではないかと」
また誰かが
「エイリアン自身が自分達を殺す道具を作ったと?」
次に質問したのは、センスという戦士だった
「すいません。私もよく分からないのです。先に進めますね。その後、世界中でエイリアンを奇襲したのを知りました。エイリアン達の多くは死にましたが、何人か生き延びたらしいです。奇襲作戦の時に能力を持ってしまったのは私含め3人。今は私以外は死んでしまいましたが・・・。そして残ったエイリアンを倒す為、この組織が1965年にできました」
今度は、エスプーマという女性が
「生き残ったエイリアンはどうなったのですか?全員殺してしまったの?」
「現在までの約50年でほぼ倒したかと」
「どういうこと?だってまだ10代20代らしきエイリアンもいたのよ、情報処理班からは宇宙空間に宇宙船は見つかってないと、50年間姿変わらず生きてたの?」
今度は誰だと思ったがカーナさんだった。だがそんなことより、カーナの隣に座ってたビーストソウルが一点を見つめて固まってるのが見えた。あいつ、まさか目を開けて寝てるのか?
「私も疑問に思っていましたが、今回の襲撃事件ではっきりしました。恐らく寿命が違く成長が遅いのでしょう。多分ですが地球人の1/5の成長速度くらいかと。さてさっきの話が組織の設立秘話です。ですがそれからが問題でした。暗黒の時代でした。多くの罪無き尊き若い命が失われていくことに・・・」
声のトーンが急におかしくなったのでマスターウェザーを見ると目に涙があった
「なぜ能力を使えるようになったのか分からなかった国連は、兵士隊を創り、能力持ちを監視させました。そしてどうしたらみんなが能力が使えるのか調べるため、世界中から孤児や貧困者を集め、衣食住を与えるという建前の元、人体実験を行っていました。勿論訓練で教わった通り、能力が適合する最低条件は子供で瀕死状態であること。そこにさらに運が重なるので何千人何万人が適合出来ず死んでいきました。心当たりがある者もいるでしょう?」
マスターウェザーからこんな話聞きたくなかった。僕は今すぐ出ていきたいと思ってしまったが、次の光景をみて震えて動けなくなった。マスターウェザーの言葉にサンストーンが
「俺は孤児だった。居場所をくれるというからここに来た。当時俺と共に来た人達は新しい家族が見つかったと聞かされた」
サンストーンの他にも、カーナやケイナン、ガントン、フィートの他にもワイルドエコーやディスガイズ、タンク、ゴース、ハンドジェット、プチューン達が、自分達もこころ当たりがあると言い出して11人が手を挙げた。手を挙げた人達は皆、三十代後半から五十代前半のベテランの戦士達だった
「あなた達11人の他にも、死んでしまった18人を合わせて、計29人が実験によって能力を得ました。何万人という人間で実験をして、たった29人しか能力を持たず、その他の方々は死んでいきました」
11人は昔のことを思い出したのか、目から涙が溢れたり、歯を食い縛っていた
「あなたもそっち側だったの?」
「違う!君達も、救えなかった者達にも見て見ぬふりをして悪かったと今でも思ってます。一生償っていかないといけないと。申し訳なかった」
重い空気になった。その時ガンドルドが
「申し訳ないのですが、そろそろ国連の発表が始まります」
「そうだな。チョウ頼む」
「了解。エドガー」
チョウが情報機器を操作し、スクリーンに映像が映った
沢山のカメラ、沢山の記者に視線を向けられた一人の年老いた男が喋ってる
「この度のG7各国で起きた事件の概要についてお話しします。ですが先にお話しすることがあります。驚かないで欲しいのですが、地球外生命体いわゆるエイリアンは存在しています」
記者にざわめきが走る
「エイリアンは人間の見た目をしていますが特殊能力を持っており、日々地球征服を企んでおります。そこで我々は世界各国と協力し、エイリアンに対抗する組織A.C.T を設立しました。またこの組織ではエイリアン同様、特殊能力を使うもの達が存在しています。G7での事件はエイリアンと我々の組織が戦闘した結果です。また被害が拡大したのは、特殊能力を使うA.C.T の者達が過剰に攻撃したのが要因であることが判明しました。今後は能力を持つ者共を裁判にかけ、それぞれの能力用の独房を作成して収監しようと考えております。それではこれから詳しい出来事について説明したいと思います」
年老いた男が詳しく事件について説明し始めた。内容は虚言が多く含まれていた
会見を聞いていた僕達は、皆何かを考えてるらしく誰も口を開かなかった。だが沈黙を破った男がいた。ビーストソウルだ
「あー痛い、目開けて寝てたら、乾いちゃた」
ビーストソウルが周りを見渡す。雰囲気を察し
「何かあった?」
ビーストソウルを見かねた、ガントンが
「隊長。俺は・・・いえ、俺達は何のために、誰のために命を賭けてきたのか教えてくれ」
「それは弱き者と秩序を守るためだ」
次にガントンの怒鳴り声を聞いて、僕はビビった
「A.C.T が俺達を実験台にしてたことだけだと許すことができた。だがな、エイリアンも俺達も組織の事もばらされた。挙げ句被害が拡大したのは俺達のせいだと?ふざけんな!何が裁判にかける?何が独房に入れる?全部命令に従っただけだろ!」
「貴方の気持ちはよく分かる」
「いいえ分からない。貴方は優しすぎる。・・・もうこの組織にはついていけない。俺は脱隊する。一緒に来るものは?」
ガントンが他の戦士達に問う
「僕も抜ける」
最初に言ったのは、クイックだった。その後アフィネ、フィート、ディスガイズ、ゴース、プチューンが立ち上がった。僕は真っ先にレッドマジシャンを見た。彼女の意向にそう、そう決めた。その後も、バルドル、テュールが立ち上がり。最後には訓練生のコールドアイが
「こんな組織の犬になる前で良かった」
と言いながら立ち上がった
「組織を抜けるのは、掟に反するので拘束又は処分する」
マスターウェザーがそう言うと、立っていなかった者も立ち上がって構えた
「だが今回は私にも責任があるので3日の猶予を与える。1時間以内にここを出なさい。残る戦士隊は1時間後にここに集合してくれ。解散!」
1時間後にまた集まると。マスターウェザー、サンストーン、カーナ、レッドマジシャン、ビーストソウル、スノーメロディー、ケイナン、ヒラン、ワイルドエコー、タンク、ソーン、センス、エスプーマ、ブルズアイ、ヘドロ、ハンドジェット、ジャンヌしかいなかった。オールロードは消えていた
「メロディー。彼は?」
「私と話して出ていった」
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