121 / 160
第二部 エリミア編
61 古代遺跡
しおりを挟む
アイリンは数本のスティックを取り出して、洞窟内に投げた。すると、スティックが光って、洞窟内が照らされた。少し奥が崖のようになっている
「これで、いいだろ?ネオルノ先生はテマニーに下に運んでもらうか・・・」
アイリンがガルクを見た
「アクト。この人を運んでくれ」
アイリンが崖下に飛び降りた。続けて、アクトがネオルノ先生を下に連れていった
「僕らも、行こう!」
「飛び降りるの?!」
「安心して、そんなに深くない。行くよ」
「3・2・1で飛ぼう!」
「オケ。いくよ、3!」
ガルクはドードルを下に突き落とし、自分も飛び降りた。落下してるときに、ガルクはドードルの負の感情を吸収して肉体を強化し、ドードルのことを地面スレスレでキャッチし盾になった
「ガルク。大丈夫か?」
アイリンが落ちてきた二人に駆け寄った
「えぇ。ドードル、怪我ないか?」
「何で3で突き落とすんだよ!普通、2だろ!?」
「なんとなく・・・」
「お前ら、あれ見ろ」
アイリンは二人の頭を掴み、洞窟内の奥を見せた。洞窟内の奥には、棺が一つとその前に石版らしきものが埋められている
「あれ?」
「遺跡感なかったな」
「いや、そんなことないぞ。壁や床は土埃がかぶっているが、金属でできているようだ。人工の洞窟になってるんだ。今、飛び降りたところもよく見ると、壊れてるが足場があった」
飛び降りたところの端に、壊れた梯子があった
「三人とも行きますよ」
「いや、何か仕掛けがあるかもしれない」
アイリンはポーチから、円盤を取り出した。それを、棺に向かって投げた。投げられた円盤は、棺近くまでいくと、戻ってきた
「空中に仕掛けはないな。次に床か・・・。フェルムスの道具あれば、楽なのに!」
アイリンは円盤をポーチにしまい、小さいボールを数個取り出して投げた。ボールは、自由自在に床を転がりだして、やかでアイリンのところに戻ってきた
「よし!床には問題ない」
「慎重すぎない?」
「慎重にならないと命落とすこともあるからな。まぁ、職業病だな」
アイリンは一人歩きだし、棺に向かった。アイリンの後ろをぴったりと三人が歩く。やがて、棺と石版の前に来た
「ネオルノ先生。読める?僕らには、字が分からないよ」
石版を見ながら、ガルクが言った
「これは、少し古い言語ですね・・・」
ネオルノ先生はぶつぶつ言いながら読み出した
「書いてあることは、ザルウィン・クルトナが眠ってますよ。ということと、ザルウィンの息子がここに来たということですね」
「ドードル。ガルク。そっち持て」
アイリンが棺の蓋に手をかけて言った。言われた通りにドードルとガルクは動いた
「いくぞ」
三人で蓋を動かした。すると、中から骨化してる死体が出てきた
「これで、いいだろ?ネオルノ先生はテマニーに下に運んでもらうか・・・」
アイリンがガルクを見た
「アクト。この人を運んでくれ」
アイリンが崖下に飛び降りた。続けて、アクトがネオルノ先生を下に連れていった
「僕らも、行こう!」
「飛び降りるの?!」
「安心して、そんなに深くない。行くよ」
「3・2・1で飛ぼう!」
「オケ。いくよ、3!」
ガルクはドードルを下に突き落とし、自分も飛び降りた。落下してるときに、ガルクはドードルの負の感情を吸収して肉体を強化し、ドードルのことを地面スレスレでキャッチし盾になった
「ガルク。大丈夫か?」
アイリンが落ちてきた二人に駆け寄った
「えぇ。ドードル、怪我ないか?」
「何で3で突き落とすんだよ!普通、2だろ!?」
「なんとなく・・・」
「お前ら、あれ見ろ」
アイリンは二人の頭を掴み、洞窟内の奥を見せた。洞窟内の奥には、棺が一つとその前に石版らしきものが埋められている
「あれ?」
「遺跡感なかったな」
「いや、そんなことないぞ。壁や床は土埃がかぶっているが、金属でできているようだ。人工の洞窟になってるんだ。今、飛び降りたところもよく見ると、壊れてるが足場があった」
飛び降りたところの端に、壊れた梯子があった
「三人とも行きますよ」
「いや、何か仕掛けがあるかもしれない」
アイリンはポーチから、円盤を取り出した。それを、棺に向かって投げた。投げられた円盤は、棺近くまでいくと、戻ってきた
「空中に仕掛けはないな。次に床か・・・。フェルムスの道具あれば、楽なのに!」
アイリンは円盤をポーチにしまい、小さいボールを数個取り出して投げた。ボールは、自由自在に床を転がりだして、やかでアイリンのところに戻ってきた
「よし!床には問題ない」
「慎重すぎない?」
「慎重にならないと命落とすこともあるからな。まぁ、職業病だな」
アイリンは一人歩きだし、棺に向かった。アイリンの後ろをぴったりと三人が歩く。やがて、棺と石版の前に来た
「ネオルノ先生。読める?僕らには、字が分からないよ」
石版を見ながら、ガルクが言った
「これは、少し古い言語ですね・・・」
ネオルノ先生はぶつぶつ言いながら読み出した
「書いてあることは、ザルウィン・クルトナが眠ってますよ。ということと、ザルウィンの息子がここに来たということですね」
「ドードル。ガルク。そっち持て」
アイリンが棺の蓋に手をかけて言った。言われた通りにドードルとガルクは動いた
「いくぞ」
三人で蓋を動かした。すると、中から骨化してる死体が出てきた
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
34
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる