親友は勇者 オレはケモ耳男子校で保健室の先生はじめます

花果唯

文字の大きさ
31 / 32

第31話 風呂、からの

しおりを挟む
 水浴び場にもくもくと湯気が広がる。
 まるで銭湯にいるみたいだ。

 お湯がひざ丈くらいまで溜まったので、できるだけ体を倒してお湯に浸かる。
 体を洗いたいと思ったのだが、このお湯には体を綺麗にする効果があるらしい。
 お湯自体もすぐに綺麗になるから、湯船の中でゴシゴシしても大丈夫なのだそうだ。
 日本人としてはマナー違反をしているようで抵抗があるが、泡立ててゴシゴシせずに済むのは楽でいい。
 あー生き返る~。

 湯船に入ったのは久しぶりというほどでもないのに、一年ぶりくらいに感じる。
 気持ちよくて、思わずはーっと声がでた。
 隣に座り、同じく気持ちよさそうに息を吐いているシュロ先生を見ていると、一緒にお風呂に入るなんてイケナイことをしているような気分になってきた。
 体に入っている模様も綺麗だなあ。

「これが気になる?」

 チラチラと見ていると、オレの視線に気づいたシュロ先生が自分の体の模様を指さした。

「あ、はい。ジロジロ見てすみません。綺麗ですね!」
「これはね、毒とか麻痺を無効化するためのものなんだ。薬師だから、自分で試すことも多いからね。分析するための魔法も兼ねてるんだよ」
「へえ……すごいなあ……」

 説明して貰ったことで思わずガン見してしまっていたら、「見過ぎ」と言われてしまった。すみません、つい!

「それで……何があったの? どうせリッカかスノウのことでしょ?」
「え、何で分かるんですか!?」
「いや、見てれば大体の人は分かってるでしょ」

 呆れるように笑うシュロ先生に、オレって分かりやすいのかな? と軽くショックを受けながら話し始めた。

「実は——」

 オレはリッカに言われたことや、自分が戸惑っていることを話した。

「へー。思ったより展開が早いね」

 シュロ先生は少し熱くなったのか段に腰掛けた。
 足だけお湯につけて軽くバタバタしている様子が可愛くて思わずぼーっとしてしまったが、ハッとして話を続ける。

「こうなるって予想していたんですか?」
「肉食系の獣人が執着するんだもん。そういうことでしょ」

 なるほど、オレが分かりやすい人間だから状況が分かったのではなく、獣人の行動の傾向が分かっているから察することができたのか。

「チハヤ先生はスノウとリッカ、どっちがいい?」
「え、『どっちがいい』とかないですよ! っていうか、もしかして……スノウも番にしたいって意味で、オレのことを気に入ってるんですか?」
「そりゃあそうでしょ」
「えー……?」

 何のモテ期だ?
 二人のしっぽは魅力的だけど、どちらもオレより体格がいい男なんだよなあ。
 好きか嫌いかで言えば、好きだけどさあ。

「オレは可愛い子が好きなので、シュロ先生の方がトキメキます」

 正直にそう言うとシュロ先生は目を丸くした。

「あはは! ありがとう」
「シュロ先生は恋人はいるんですか?」
「……もしかして、ぼくのこと狙ってる?」
「あ、今のはシンプルに気になっただけです! すみません……!」

 慌ててそう言うと、シュロ先生は「分かってるよ」と笑った。

「恋人はいないよ。この環境で恋人を作るのも難しくない?」
「オレの世界では生徒と教師が交際するのって倫理的に問題がある感じなんですけど、ここではどうですか?」
「倫理的に問題? そういう感じはないなあ。人間の学校ならあるのかもしれないけど。ここは基本獣人しかいないし、学校といっても堅苦しいところじゃないしね。まあ、僕は生徒には親心が湧くというか、みんな子どものように思えるから、恋愛対象にはならないけど」
「なるほど……」
「あ、でも、これはぼくの考えだから、チハヤ先生が生徒と付き合い始めても『子どもに手を出して』とか、『先生なのに』なんて思わないよ? チハヤ先生も生徒たちと同年代だしね」

 シュロ先生に軽蔑されたら凹むどころでは済みそうにないので、そう言って貰えると嬉しい。
 ……って、リッカかスノウ――生徒と付き合うことになるパターンの心配はいらない……よな?

 とにかく! オレのことはいったん置いて……!
 生徒が恋愛対象にならないのなら、先生はどうだろう?

「シュロ先生は、シオン先生やキオウ先生とどうこうなった、とかないんですか?」
「あはは、それもナイナイ! 二人にはとても感謝してるけどね。そういう感情はないよ……今のところは」

 ……今のところ?
 シュロ先生の恋愛事情を根掘り葉掘り聞きたくなってきたが……怒られるかな?
 どんな人がタイプなのかくらいは聞いてもいいだろうか。
 そんなことを考えていたら熱くなってきたので、オレも段のところに腰かけようと移動した。

「まあ、リッカやスノウについては難しく考えずに応えたいと思ったら応えて、嫌なら拒むでいいと思うよ」
「そうですかねえ……」
「急ぐ必要もないしね。決めるまではあしらっておけばいいよ」

 おお……慣れている感じがかっこいい。
 キラキラした目でシュロ先生を見ていると、水浴び場の扉が開いた。
 誰か来た? とそちらを見ると、全裸のキオウ先生が立っていた。

 か……体がすごい! ムキムキだー!
 筋肉やら何やらもう全部たくましくてかっこいい!
 いつも被っている帽子がないとワイルドな印象がしてそれもいい。
 オレは目をキラキラさせたまま見惚れてしまった。
 一方、キオウ先生の方は、オレたちを見て固まっている。

「あ、キオウ先生、いらっしゃい。すみません、お湯溜めてます。一緒にどうぞ」
「…………」

 シュロ先生に話しかけられたキオウ先生だったが、無言のままそっと扉を閉めて消えた。

「あ、遠慮しないで~」

 慌てたシュロ先生が、水を滴らせたまま走って迎えに行く。
 オレは座ったまま、加勢して行くべきか迷っていたら、すぐに二人は戻ってきた。
 キオウ先生は大人しくなすがままになっているが、太い腕をシュロ先生にぎゅっと捕まれて顔は強張っている。
 極度の緊張、という感じに思わずオレは笑ってしまった。

「捕まえてきたよ~」
「おかえりなさい。キオウ先生も一緒にお話ししましょう!」
「…………」

 オレたちに促され、間に座らされたキオウ先生は硬直したままだ。
 バジリスクにでも石化されました?
 少し可哀想になってきたけど、おもしろいで話を進める。

「オレたち、恋バナしてたんですよ。キオウ先生って恋人はいらっしゃるんですか?」
「ぼくも聞きたーい」

 両側から「話して」という期待の目を向けられて、キオウ先生はしぶしぶ口を開いた。

「……そういうことに興味ありません」
「硬派~」
「まあ、長年一緒に先生をしているけど、浮ついた話は一切聞かないねえ。小動物系の獣人たちには人気があるのにね?」
「へえ~!」

 たしかに体が大きくて強いから、アリスたちみたいな可愛い子にモテそうだ。……うん?

「…………」

 また無言になったキオウ先生の様子を見ていたら、オレよりもシュロ先生と距離を開けようとしていることに気がついた。
 顔を覗き込んで話しかけてくるシュロ先生から必死に顔をそらして、じわじわ離れている。
 
 もしかするとキオウ先生がシュロ先生のことが好き、とかある?
 好きな人の裸を見ると大変なことになるというか……。
 あれ、もしかしてオレって今、めちゃくちゃお邪魔虫なのでは?
 二人だけにするため、先に出た方がいい?
 でも、今シュロ先生はオレの面倒をみてくれているから、出たら一緒に来ちゃうかもしれない。
 だから、もう少し話をしようかな。

 オレはキオウ先生のことをあまり知らないし、こうして三人でゆっくり話す機会は初めてなので色々聞いてみたいという気持ちもある。

「お二人とも、どうしてここの先生をすることになったんですか?」
「きっかけ、かあ。ぼくはシオン先生に誘われてだよ」
「俺もそうだ。昔助けて貰った恩があるから引き受けた」

 キオウ先生にはスルーされるかもしれないと思ったのだが、ちゃんと答えてくれた。
 恋バナじゃないから答えやすいのかもしれない。

「ねえ、その話してよ」
「知っているじゃないか……」

 先生モードが解けているのか、いつもよりも親し気な二人のやり取りが新鮮だ。

「チハヤ先生は知らないでしょ。聞きたいよね?」

 シュロ先生に聞かれたのでこくこくと頷くと、キオウ先生は仕方なさそうに話し始めた。

「冒険者をしながら護衛の依頼を受けていたときに、運悪く強い魔物が率いる群れに遭遇してしまって死にかけた。そのとき、たまたま通りがかったシオン先生が加勢してくれて生き延びることができたんだ」
「へえ!」

 オレは正体を聞いているから強いということは何となく分かるけど、見た目だけなら物腰が柔らかくて『強い』というより『優しそう』だ。

「ちなみに、そのときぼくもいたんだよ」
「え、偶然三人が同時に出会ったってことですか?」
「ううん。ぼくはたまたま、シオン先生と一緒に行動していたときだったんだよね」
「あ、なるほど」

 魔物と遭ったのは運が悪いけど、シオン先生とシュロ先生に出会えたと思うと運がよかったのかもしれない。

「薬師なのに誰よりも多く魔物を多く倒していて恐ろしかった」
「え」
「何か言ったー? ちょうど色々試したいものがあったから、ここぞとばかりに使わせて貰っただけだよ」
「魔物が倒れて行く様子を見て、とても楽しそうだった」
「人を変人みたいに言わないでくれる?」

 ちょっとサイコパス? なシュロ先生の話も気になるけど、二人の様子の方が気になる。
 やっぱり、オレが思っているより気軽に話す間柄のようだ。
 キオウ先生も抱いていた印象よりも話しやすそうだし……。
 裸で話すとより親しくなれるのかもしれない。
 これから毎日このお風呂会をして欲しい。

「うん? 外が騒がしいね」
「?」

 突然、シュロ先生とキオウ先生が同時に入り口の方を見た。
 オレは何も聞こえなかった。
 エルフと獣人は耳がいいのか?

「……生徒が来ているようだな。俺が見てこよう」

 キオウ先生はそういうと先にあがっていった。

「ぼくたちも出ようか」
「そうですね」

 少ししてからキオウ先生を追って脱衣所に入ると、入り口の方で揉める声がした。
 キオウ先生が扉の向こうで対応しているようだ。

「お前たち、全員帰れ」
「いやー、肉食寮の水浴び場が壊れちゃって、ここで入らせてくださいよ」
「お願いしまーす」
「……大人しく帰った方がいいと思うけど」

 注意するキオウ先生に口答えしているのはバリーで、ハウルはそれに乗っかり、ロンガンは申し訳なさそうにしている。

「あいつら、チハヤ先生が水浴びするのを見にきたのか?」

 シュロ先生が呆れていると、新たな声が聞こえてきた。

「壊れてなんてないからな。すぐに肉食寮に戻れ!」
「チハヤに近づくな。絶対にここを通さないから」

 リッカとスノウまで来ているのか、とオレとシュロ先生は思わず顔を見合わせて苦笑いだ。

「チハヤ先生と一緒に入ろうとしてバリーたちと、守ろうとした二人か。みんな馬鹿だねー」
「はは……」

 バリーは嫌がらせするつもりでやってきたのだろうか。
 シュロ先生の裸を見に来た確率の方が高い気がするが。
 とにかく、オレたちは早く服を着ることにした。
 シュロ先生に貰った部屋着に身に着ける。
 オレは水色、シュロ先生は黄緑で色違いの上下だ。
 ちょっと病院服っぽさはあるけれどシンプルでさわやかだし、着心地がよくていい。

 脱いだ服もまとめて持つと、オレたちも水浴び場を出た。

「バリー、入りたかったらどうぞ」
「あーあ、シュロ先生もチハヤ先生も出てきちゃったじゃん」

 シュロ先生がにこにこしながら話しかけると、バリーは残念そうにつぶやいた。

「あ、お湯を溜めてた? 体温上がって火照った肌と濡れた髪が色っぽいね」
「キモすぎる」
「ぶはっ」

 バリーのセクハラおやじのようなセリフに速攻で率直な意見を言うと、シュロ先生がふきだした。
 気のせいか、キオウ先生も笑いをこらえているように見える。
 バリーは先生たちに笑われておもしろくなさそうな顔をしているが、お前の子分のハウルも後ろでこっそり笑ってるぞ。

「そんなに水浴びしたいなら、明日俺が川に連れて行ってやろう」
「あー……遠慮します。おやすみなさい」
「え!? ちょっと、置いて行くなんてひどいっす! 先生方、おやすみなさい!」
「お騒がせしました!」

 先頭をきって逃走するバリーにハウルとトンガンがついて行った。
 廊下を走っちゃだめだぞ。

「チハヤ、髪から見ずが垂れているよ」

 バリーたちがいなくなって静かになったと思ったら、スッと隣にやってきたリッカがオレの髪に触った。
 服の上にぽたぽたと水の雫が落ちる。
 急いで出てきたのでちゃんと拭けていなかったようだ。

「触るな。俺が先生を部屋に送っていく、お前は帰ろ」
「それは僕の役目だ。お前が帰れ」
「お前たちも寮に戻って寝ろ」

 キオウ先生が容赦なく二人の背中をぐんぐん押して、職員寮から追い出す。

「チハヤ!」
「先生!」

 二人がオレに助けを求めているが、「守ってくれてありがとな、おやすみー」と手を振っておいた。
 さすがに裸のときにバリーにちょっかいだされると困ったことになりそうだから助かったよ。
 キオウ先生に追い出されながらも、お礼を言われて嬉しそうだった二人を見てちょっと可愛いと思ってしまった。

「ほだされてしまいそうな自分がちょっと怖いなあ」



 それからシュロ先生たちとも別れ、自分の部屋に戻った。
 机の上の鉢植えを見ると、双葉が少し大きくなっていた。

「お、この短時間で成長した?」

 たまごちゃんの方は、『見た目の変化はないな』と見ていたら……。

——ゴトン

「おうっ、動いた」

 しばらく見ていたら動きは止まったが、鉢植えもたまごちゃんも変化を見せている。
 なんだか落ち着かない印象だ。
 明日になったら、もっと変化があるかもしれない。

「またスキルをかけておくか」

『いたいのいたいの とんでいけ』と『みんなの いたいのいたいの とんでいけ』、そして『大きくなあれ 大きくなあれ』のフルセットをかけたあと、オレはベッドに入った。
 




 翌朝。

——ズシン

「!?」

 オレは頭を揺さぶられたような、大きな振動を感じて飛び起きた。
 地震か!? と思ったのだが……部屋を見たらその気配はない。
 でも、地震だったのなら、たまごちゃんが割れているかもしれない。
 慌ててベッドを出て、机の上を確認したら……。

「え!?」

 たまごちゃんに上から大きなヒビが入っていた。
 これだけ大きなヒビだと近々割れそうだ。
 本当に地震があった? それとも、普通に孵っているだけ!?

「チハヤ先生!」

 混乱していると、ドアをノックする音とシュロ先生の声がした。
 ちょうどいいところに……!
 すぐに鍵を開けて招き入れると、真剣な顔のシュロ先生が聞いてきた。

「今の感じた!? 塔が出現したみたいだね」
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件

表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。 病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。 この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。 しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。 ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。 強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。 これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。 甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。 本編完結しました。 続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください

帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。

志子
BL
ノリと勢いで書いたBL転生中華ファンタジー。 美形×平凡。 乱文失礼します。誤字脱字あったらすみません。 崖から落ちて顔に大傷を負い高熱で三日三晩魘された俺は前世を思い出した。どうやら農村の子どもに転生したようだ。 転生小説のようにチート能力で無双したり、前世の知識を使ってバンバン改革を起こしたり……なんてことはない。 そんな平々凡々の俺は今、帝の花園と呼ばれる後宮で下っ端として働いてる。 え? 男の俺が後宮に? って思ったろ? 実はこの後宮、ちょーーと変わっていて…‥。

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

獣人将軍のヒモ

kouta
BL
巻き込まれて異世界移転した高校生が異世界でお金持ちの獣人に飼われて幸せになるお話 ※ムーンライトノベルにも投稿しています

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

最強賢者のスローライフ 〜転生先は獣人だらけの辺境村でした〜

なの
BL
社畜として働き詰め、過労死した結城智也。次に目覚めたのは、獣人だらけの辺境村だった。 藁葺き屋根、素朴な食事、狼獣人のイケメンに介抱されて、気づけば賢者としてのチート能力まで付与済み!? 「静かに暮らしたいだけなんですけど!?」 ……そんな願いも虚しく、井戸掘り、畑改良、魔法インフラ整備に巻き込まれていく。 スローライフ(のはず)なのに、なぜか労働が止まらない。 それでも、優しい獣人たちとの日々に、心が少しずつほどけていく……。 チート×獣耳×ほの甘BL。 転生先、意外と住み心地いいかもしれない。

僕はただの妖精だから執着しないで

ふわりんしず。
BL
BLゲームの世界に迷い込んだ桜 役割は…ストーリーにもあまり出てこないただの妖精。主人公、攻略対象者の恋をこっそり応援するはずが…気付いたら皆に執着されてました。 お願いそっとしてて下さい。 ♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎ 多分短編予定

転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした

リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。  仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!  原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!  だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。 「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」  死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?  原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に! 見どころ ・転生 ・主従  ・推しである原作悪役に溺愛される ・前世の経験と知識を活かす ・政治的な駆け引きとバトル要素(少し) ・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程) ・黒猫もふもふ 番外編では。 ・もふもふ獣人化 ・切ない裏側 ・少年時代 などなど 最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。

処理中です...