俺の専属精神科医の治療法は身体!?

ちろる

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 後頭部を持ち上げられて強引に口付けられる。
 先生にされたキスが上書きされてしまった。

 それが酷く悲しくて。

 俺はやっと我に返って彰成を無理やり押しのけようとする。
 しかし強い力で押し込められて敵わない。

「彰成っ、止めてっ!」

 彰成の手が俺のセーターの中に入って来て胸の飾りをぎゅっと捻る。
 唇を噛み締めて声を殺した。
 すると彰成が俺の口に無理やり指を挿し込んでくる。

「声、噛み殺すなよ」

「んっ、ふ、やだ……彰成……」

 そんな俺の制止はまるで無視されてジーンズの上から形をなぞるように執拗に撫でられて。反応したくないのに勝手に反応してしまう身体を恨めしく思う。

 彰成が俺のジーンズのボタンを外してジッパーを下げ、下着ごとずり下げる。

「お前だって俺がいなくなったら欲求不満だろ?」

 ニヤニヤしながらそんな事を言ってくる彰成はもう俺の知っている彰成ではなくって。彰成が俺の昂りに触れて扱き始める。

「ぅっ、あ、やめ、あ、きなりっ」

「止めて欲しそうに見えないけど?    こんなにグチュグチュにしてさぁ」

 俺は精一杯、彰成を睨みつけた。
 俺に出来る抵抗なんて、そんなものしかなかったんだ。
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