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 先走りに濡れた俺の蜜で後孔を解され、膨張した彰成が俺の中に躊躇うことなく一気に挿入されてくる。

「ぁっ、や、やめて、彰成っ」

「うるせぇよ」

 口汚く罵りながら俺の腰を掴んでガクガク揺さぶる。初めて出来た彼氏だった彰成に飼いならされた身体は従順で。

 室内にグチュグチュという音と、俺の精一杯噛み殺した声が漏れる。

「っ、ぅ、あ、やだ、あき、なり……」

「もうイッちゃう?」

 彰成が楽しそうな顔でそんな事を言ってくるのが悔しくて。俺は彰成の腕にぎゅっとしがみついた。込み上げてくる射精感を必死で我慢する。

「い、やだ、イかないっ」

 しかしその言葉を聞いた彰成がチッと舌打ちして俺の昂りの鈴口をグリグリと指で刺激して。

「ぁ、め、出るっ、あきな……んんっ」

 首までまくり上げられていた腹に精が飛び散った。
 同時に中に彰成が放ったものの熱を感じる。
 彰成はティッシュで自身を拭きとって身なりを正した。

「じゃあな、また来るわ、春」
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