人妻♂の僕が部下にNTRれるはずないだろう!

可成

文字の大きさ
20 / 35
8 旦那の目を盗んで人妻♂上司と甘々NTRセックスチャレンジ♡

2

しおりを挟む
「鹿沼課長、人事部の三笠部長から内線3番にお電話です」
「ありがとう。こちらへ繋いでくれ」

伊萬里屋コラボチョコレートの試作品が何種類か上がってきたのを二人で食べ比べてた時。
三笠部長からの内線に出るため律さんが会議室の電話を取った。
人事部の部長が開発部の課長に何の用だよ? 正直、三笠部長に良いイメージはない。
耳聡い田辺先輩の話じゃ、三笠部長に目付けられたお気に入り社員は、出世させる見返りにセクハラを容認させられてる、なんて噂があるらしい。そういや御子柴に渡された〈 鹿沼律狙いのブラックリスト 〉にも三笠部長の名前あったな……

「はい……はい、承知致しました。10分程お待ち頂けますか。…はい。よろしくお願い致します」

律さんの表情からは何も読み取れない。声も落ち着いてるし、いつも通りのポーカーフェイスだ。
横顔をじっと見つめてると目が合った。律さんは静かに受話器を置いて、「どうした?」と小さく首を傾げる。

「三笠部長のとこ、行くんすか?」
「あぁ。そんなに時間はかからないと思う。私が不在の間、数名に声をかけて試作品について意見を集めておいてくれ」
「了解です。……あの、課長、すみません。これ、胸ポケットに入れて行ってくれませんか?」
「これは?」

俺は御子柴から預かってたボールペンを手渡す。正確に言えばボールペン型のスパイカメラだ。鮮明な映像が記録できるだけじゃなく録音機能も備えた高性能な代物らしい。何でアイツがこんなモン持ってんのか知らねーが、俺だって律さんが心配だ。
律さんは手の中に収まったボールペンを見て小さなレンズに気付いたらしく、眉を顰める。

「新開。こういうのは感心しない。盗撮だなんて……相手との信頼関係を損ねる行為だ。それとも君は、これが番犬の仕事とでも言うのか?」
「そうです。ペンは御子柴課長から預かったものです。けど、俺も持ってて欲しいです。律さんが心配なんです!三笠部長ってあんま良い噂聞かないし……何も記録されなかったらすぐ消しますから!」
「なッ!? し、下の名前で呼ぶんじゃない…! 何故ユキまでそんなことを…? 三笠部長は、部署の違う私の事まで気にかけて下さる部下思いの人格者だ。君たちが疑うような事は何も無い」
「それでも!お願いです……胸ポケットが駄目なら、内ポケットでも構いませんからっ」
「なっ、何を───ッ!」

怒りを露わにする律さんに怯むことなく距離を詰め、思いっきり抱きしめる。突然の抱擁に律さんの肩が大きく揺れた。俺は直ぐにパッと身を離して、ペンを持つ律さんの手を両手で握り締め、哀れっぽい表情を意識しながらじっと目を見た。ここはもう、可愛い部下を全面アピールして押し切るしかない。好意的な強引さに弱い律さんなら、何だかんだ渋っても最終的には折れてくれるだろうって算段だ。

「律さん……お願いします……」
「ッ、だから下の名前は…ッ!」
「鹿沼課長……」
「……ぅ、」

握りしめた手を唇まで近づけて、至近距離でうるうる見つめたら、案の定律さんは困った顔で言葉を詰まらせた。明らかに動揺してんじゃん……部下のおねだりに弱ぇ律さんめっちゃ可愛い…♡
暫く忙しなく目を泳がせる律さんだったが、やがて眼鏡のブリッジをくいと押し上げ、唇をきゅっと引き結んだあと、観念したようにように溜息を吐いた。

「……わ、かった……内ポケット、なら…… 」
「っしゃ!あざすっ!」
「…き、君もユキも、どうかしている。 私なんかを好きになる人間が早々居てたまるか。 君たちが特殊なだけなんだ。君たちの心配は、根本から間違っている…」
「何も無いならないで良いんです。俺は律さんの番犬なんすから、ちゃんと仕事しなきゃ放逐されちゃうでしょ?」
「まだそんな事言ってるのか……」

呆れ顔で「だから下の名前で呼ぶな」とか「ペットの件は鵜呑みにするなと言ったはずだ」なんてブツブツ文句言われるが適度に聞き流す。俺は可愛い律さんの顔を見つめながら、ずっと握りしめたままだった左手の薬指にちゅッ、とキスして見せた。びっくりしたらしい律さんは真っ赤になって、慌てて手を引っ込める。

「しッ、仕事中に何てことを!」
「課長。早く行かないと約束の10分過ぎますよ?」
「っ! はぁ。分かった……行ってくる」

頬をほんのり火照らせたまま眉間に皺を寄せて会議室を出て行く律さんを最後まで見届けた俺は、その足でスマホを手にトイレへ向かった。一番使用頻度の低い男子トイレの奥の個室を陣取り、隠しカメラを遠隔操作できるアプリを立ち上げる。試作品の意見調査は勿論後でちゃんとやる。今はそれより先に番犬としてすべきことをする!
律さんには悪いが、正直言うとペンは囮だ。本命は律さんに抱きついた時スラックスのサイドポケットに仕込んだミニクリップ型のスパイカメラ。律さんが途中で気付いて外さない限りはこれでバッチリ映像も音も確認できるはず。

(それもこれも全部御子柴からの入れ知恵なんだよなぁ……手慣れすぎじゃね? 怖ェよアイツ……)

出張先での俺との不倫だってこんな感じの手口でバッチリ録画されてんじゃねぇの? 全部分かっててこの展開に持って行ってんなら俺より3枚も4枚も上手。勝てる気しねー…

絶望的な気分でアプリの映像を確認する。wifi利用してリアタイで届く映像は超小型とは思えねーくらい鮮明だけど、勢いで適当に付けたせいで画角はあんま良くない。この角度で三笠部長のセクハラ証拠掴めっかな……いざとなったら勿論乗り込むけど、証拠撮るの失敗したら御子柴にネチネチ嫌味言われそ……
イヤホン付ければ煩雑だが音もうまく拾えてる。
律さんは人事部のフロアとは隔てられた、隣の小会議室へ入った。
小会議室は他のフルオープンな会議室と違って外から中が見えない。セクハラするにはもってこいの密室空間だ。

『失礼します』
『おぉ!悪いね鹿沼君。忙しい時に』
『いえ、問題ありません』

豪快でハキハキした声の主が、画面の端に映る。50代にしては高身長でガタイも恰幅も良いロマンスグレーの三笠部長だ。俺は直接話したことねぇけど、とにかく声がでかいからフロアに来るとめっちゃ目立つ存在。
よく笑うし一見人当たりが良いから、田辺先輩に話を聞くまでは気さくでお喋り好きな気の良いおっさんに見えてたんだけど……

『待ってる間手持ち無沙汰でね。コーヒーを淹れておいた。最近凝ってるんだ。さぁ、奥で話そう』
『お心遣いを頂き恐縮です』

(これか!!!)

律さんが部屋のドアを閉めるやいなや大股でこっちへずんずん近づいてきて、いきなり画面が真っ暗に塞がった。うへえ、こいつ律さんの腰抱いてやがる!!!

『相変わらず君は腰が細いなぁ。きちんと三食食べているのかね? この間は体調不良で三日も休んでいたそうじゃないか』
『ご心配お掛けして申し訳ありません。少し無理が祟ってしまいました……折角課長ポストにご推薦頂いたのに、引き継ぎ直前で休暇を頂いてしまって……』

律さん、動じることなく普通に受け答えしてんじゃん、めっちゃケツ撫で回されてる衣擦れ音響いてんだけど!?
マジかよ……まさか部長のこれ、セクハラって認識してない?

『いやいや、そんなことは気にしなくて良い。私は君の事が心配なんだ。営業職で多忙な夫を家庭で支えながら自分の仕事もこなすのは大変だろう? 君は周囲に結婚のことも隠しているし、理解者が近くに居ないのは大きな負担だろうと思ってね』

なるほど。三笠部長は人事だから御子柴と律さんが夫夫だって知ってんのか。てことは人妻♂って知っててセクハラしてんのかよ!? NTRった俺が言うのも何だけど、このおっさんも大概ヤベエな……

『部長……』

は? いやいや、何感動しちゃってんの!? 言ってることは優しいけどケツ撫で回されながら言われてんの分かってる!? チョロすぎて心配だよマジで!

『ありがとうございます……。ですがお恥ずかしながら、私は家事が不得手でして……家庭を支えてくれているのは夫なんです。自己管理が行き届いていないのはひとえに私個人の責任で……』
『鹿沼君。君はいつも自分を卑下しすぎだ。自己評価が低過ぎるのは問題だぞ? 君のような優秀な社員が早期に昇進できるのは当然のことだ。分かるね?』
『は、い……』
『私は君を大いに評価しているんだ。鹿沼君には、私の期待を上回る成果を見せて欲しい』
『部長の……ご、ご期待に見合う働きができるよう、邁進致します……』

奥のソファで横並びにどっかり座った部長に密着されて、がっつり肩抱かれて……さながらエロ親父がキャバ嬢を説教してる図だ。三笠部長の威圧感に完全に気圧されちまってるよ、律さん……

『はは、すまない!気負わせてしまったかな。鹿沼君、悩み事があるなら部署の垣根を越えたって構わないんだぞ。私は入社当初から君に目を掛けてきたんだ。社内では父のようなものだよ。だから遠慮などいらない、大いに私を頼りなさい。悩み事があるならいつでも時間を作ろう』
『部長……いつもお気遣い頂きありがとうございます。』
『はは、そう畏まらないでくれ。おお、そうだ。実は最近マッサージにも凝っていてね。鹿沼君も課長になったからにはデスクワーク中心にならざるを得ないだろう? 腰痛なんかにも悩まされてるんじゃないか?』
『え…? は、はぁ。確かに……前の役職と比較すると、長時間座って作業をする機会が増えました』
『そうかそうか!では特別に、腰痛によく効くツボを教えてあげよう!』
『ツボ……? えっ、ぁっ? ンぅ…っ、』

は?おい……どこのやっすいAVの導入だよ?
マッサージって……こんな古典的な手使うセクハラ親父まだ生き残ってんのか…?
実際にリアタイで行われてる律さんへのセクハラを、信じらんねー思いで唖然と見つめる。沸々と沸き起こる苛立ちと怒りを募らせながら、目と耳は盗撮映像に釘付けだ。

大腸兪だいちょうゆと言ってね。まずはこう……腰を両手で掴むだろう?そして腰骨のいちばん上の辺りを…こんなふうに、二本の親指でゆっくりグーッと押すんだ♡』
『ぁ…… ぅ゛、ぐ……、』
『効果が凄いと家内からも太鼓判を貰ったんだぞ。どうだ? 絶妙な痛気持ち良さだろう♡』
『は、ぃ……、ぃ、痛…気持ちいぃ、で、す……ふ……っ』
「“痛気持ち良いです”じゃねえーーー!!!!」

絵に描いたようなセクハラ!!ふざッけんな!こんなん完全アウトだろーがッ!!律さん喘いじゃってるし!!やべえ。思わず大声で叫んじまった。だ、誰も居ねーよな? てか何で抵抗しねーんだよ律さん? もー限界、行くか!? 助け船出すか!? いやでも画角のせいで決定的な証拠がまだ映ってねえッ!あああ゛!マジでどうするよ俺……だいぶ不穏だぞこの空気!

俺が迷ってる間にも三笠部長のセクハラは続く。部分的にしか見えねえが、画面に映る部長のじっとりした下心丸出しの目線を追う限り、段々下腹部の怪しい部分を狙いにいってるのが分かる。

『それに、こう忙しいと御子柴君との夜の営みもままならないんじゃないかね? ああ、こんな話を振るとセクハラになってしまうか。 君にそう思われてしまうのは、本意ではないんだが……』
『ぶ、部長が……私たちの事をご憂慮下さっているのは、十分承知しております。私はセクハラだなんて、思いません…』
『おお!そうかそうか!ハッハッハ!君は本当によく分かっているなあ!最近の若いのは私の思いやりをすぐにセクハラだなんだと騒ぎ立てるんだよ。社会の荒波に揉まれていない世代は軟弱すぎるんだ。その点君は他の輩とは一線を画しているね♡ 君のように一を聞いて十を知る事ができる優秀な人材こそ課長のポストにふさわしい!将来有望だよ、鹿沼君♡』
『きょ、恐縮で……ぁッ?……』
『話を戻そう。そうだなぁ、役割的には君が奥さんのようだし、夜も女性役を担う事が多いんじゃないか? 男はね、ココを───あまり使っていないと、それだけで体に不調があらわれるものだ』
『ひ…ッ?!』

言いながら、ニヤけ面と、血管の浮き出たずんぐりでかい手が律さんの下腹部へ伸びてくのが画面に映った。律さんの声からして服の上から無遠慮にちんぽを鷲づかんだのは明白だ。
ああああ!!これ以上無理ッ!!俺が我慢の限界だっ!耐えられる訳ねえだろ!!もう台詞とこのがありゃ有罪確定だろ!?
俺は自分の愛する人を慰み者にする部長への爆発しそうな怒りを必死に押さえ込みながら、便所のドアを思いっきり開け、イヤホンを装着したまま足早に会議室を目指した。耳の穴に流れ込んでくんのは三笠部長のセクハラ発言のオンパレードと聞くに堪えねー鼻息。律さん、おっさんのこれホントに初犯すか!?もしかして毎回呼び出される度こんなことされてんの? ありえねーんだけど!?

『夜の営みでいつも女役ばかりやっていてはココが機能しなくなることもあるらしいじゃないか。所謂EDってやつだな。実はそういうのにも効くツボがあるんだぞ。泌尿器系や生殖器系の不調だけでなく冷え性や腹痛にも効果的なツボがこの……』
『あ、?ぅ゛うッ!?』
中極ちゅうきょくだよ♡ 臍から10cmほど下にある。ほら、ココだ♡ おお、少し固いな。不調な場所は固いし痛くなるものだ。鹿沼君はEDなのかな?』
『ち、違、ぃ、ます……っ』
『そうか? では尿道が緩かったりするのかな? ここは尿失禁にも効くツボで───…』
『ァっ、??あ、い、痛、痛いです、部ちょ、』
『うん? 何だ? 別の場所がかたくなっているようだが───』
『ッ!!……す、すみませ、ぁの、こ、これは……』

コンコン!

「お取り込み中失礼します。鹿沼課長!いらっしゃいますでしょうか!」

非常階段を四段飛ばしダッシュで5階まで駆け降り、できる限りの全力競歩で人事部フロアの小会議室前までたどり着く。セーーーーフ!!!じゃねーけど全然!
ゼエゼエ鳴る喉をなんとか押し留めて大声で声をかける。イヤホンは素早く外してポケットに突っ込んだ。
返事を待つ時間さえ惜しくて、無作法と知りつつ俺の方からドアを勢いよく開く。

「なっ、何なんだ君は! 会議中だぞ!」
「し、新、開……」

三笠部長がバッと立ち上がった。さすがの三笠部長も慌ててやがる。そりゃそうだ、どっからどう見てもこの状況、やましい場面以外の何物でもない。ここで律さんがセクハラを訴えて俺に助けでも求めたものなら言い逃れできないだろう。
けど律さんは驚いた顔してただただ俺を凝視するだけ。動く気配は無い。
俺はセクハラ断罪を諦め、事前のシミュレーション通り一芝居打つことにした。

「三笠部長、会議中に大変申し訳ございません!進行中の企画で問題が見つかり、至急課長から判断を仰ぐようにとの指示を受け呼びに参りました……!」
「問題ぃ?」
「部長…、大変申し訳ございません。部下の非礼をお許し下さい。至急との事ですので、退席をお許し頂けるとありがたいのですが……ああ、ですが要件がまだ聞けていませんでした……」
「ふん。仕方ないな。課長業務の負担について君の意見が聞きたかったのだが……私の方は急ぎじゃないからまたの機会で構わない。退席を許そう」
「恐れ入ります。それでは失礼致します───」
「失礼致します!」

何とか怒りを表に出さず引きつった笑顔で深々頭を下げる。三笠部長のあの不機嫌そうな顔。あーあ。俺の社内評価完全にダダ下がったなコレ。でも後悔なんざ微塵もないぜ!律さんのピンチを救えたんだからな!くそっ、セクハラ親父はマジで滅びろ!!!!

「新開、企画で問題があったとはどういうことだ?一体何が───」

は? 俺の嘘本気にしてんのかよ?
あまりの無自覚っぷりと危機管理のなさに苛立ちがピークに達する。俺は返事をせず無言で律さんの腕を引っ張りながら廊下を突き進んだ。人目を避けるように非常階段を登って、開発部フロアの隅にある、滅多に誰も利用しない資料室のドアを開けた。突き飛ばすように律さんを中へ押し込んで、俺も周囲に誰もいないのを確認してから滑り込む。そして後ろ手で施錠。一連の動作に一切無駄はない。いつかはこうしてやろうと思ってたからシミュレーションは完璧だ。防音完備だし、ここのマスターキーは律さんしか持ってない。当分誰も俺たちの居場所には気付かないだろう。

「おい新開!聞いているのか?問題について説明しろ!」
「はぁ。まだそんなこと言ってんの? アンタも大概アホっすね」
「なッ!?」
「律さんがそこまで頭お花畑とは思いませんでしたよ」

部下らしからぬ暴言の数々に、律さんは怒りで唇をわなわなさせてる。
多分意味が分からなくてムカつくけど言葉が出てこないんだろう。
いや分かれよ!どんだけ自覚ないんだよ!?

「そ、それが上司に対する態度か!」
「言いたくもなるよ。誰が人格者だって? 何がセクハラの疑いが無いって? 大ありじゃねえか! 完全にセクハラ親父じゃねーか!あれがセクハラ以外の何だって言うんだよ!?」
「せ、セクハラじゃ、ない……!あれは部長が私とユキのことを慮って───」
「はは……いやセクハラでしょ。バカなの? ケツ撫で回されてちんぽ握られてまだ憂慮とか言っちゃってんの? 何がツボ押しだ、訴えたら100パー勝てるって。冗談キツいよ律さん」
「だから下の名前で呼ぶな!!」
「何で?俺律さんのペットっすよ?犬も家族じゃん。役職で呼ぶなんて寂しすぎ」
「ど……どうしたんだ?新開、何を怒ってる?」

ふーん。怒られると弱いんだね、律さん。急に不安な目ぇしちゃって。今まであんなに散々俺のこと罵倒してきた癖に、俺ごときにキレられて怯えてる。急にオロオロして可愛い。可愛いけどゼッテー許してやんねー。そうやって誰にでも尻尾振ってちゃ、そのうちアンタ破滅するよ?マジで。

「新、開……?」
「リスクマネジメント」
「え…?」
「鹿沼課長は、リスクマネジメントが出来てないんすよ」

ここは俺がちゃんと教育しなきゃ駄目だ。前から思ってたがこの人はちょっと世間知らずがすぎる。
仕事以外であまりにポンコツすぎる。御子柴は律さんのこと甘やかし過ぎてんだよ。
人との適切な距離感ってやつをキチンと教えてあげなきゃ、このままじゃ取り返しがつかなくなる。
俺は資料がびっちり並んだ本棚に律さんの背中を押しつけ、両腕で壁ドンして囲い込んだ。逃げ道なんて用意してやらない。俺は怒ってるんだ。

「ねえ、律さんは人妻なのに、上司にお尻なんか揉ませたら絶対駄目なの、分かるでしょ? 俺じゃなくても不倫NTRセックスOKって思っちゃうよ? 律さんは三笠部長にNTRおまんこ嫁にされちゃってもいいの? リスクマネジメントは大切だって、律さんいつも俺に言ってますよね? アンタが一番出来てねーじゃん。ちゃんと体で覚えなきゃ分かんないんだ。だから律さん。今から俺とリスクマネジメントのシミュレーションしましょ。俺が三笠部長やります。律さんは俺のセクハラから自分の力で逃げてみて?」
「な、なに、を言ってる……?」

全然状況理解できてない律さんの震える薄い唇めがけて、俺はゆっくり顔を近づけた。

しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

処理中です...