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アークデーモン
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精霊の祠の最奥には、巨大な石碑が建てられていた。
石碑には見た事のない複雑な文字が無数に刻み込まれており、知識にそれなりの自信がある俺でも読むことができない。
実は俺はこの洞窟、もとい精霊の祠の奥には進んだことがないので、こんなものが最奥に控えていた事実に驚愕していた。
「これは?」
「千年前、人間が取り逃した上級悪魔がエルフの里に侵入し、そこで数百人のエルフが犠牲になりました。これは犠牲になった勇敢なエルフたちの名前が刻み込まれた石碑です。ちなみに、精霊というのは当時の人間から見た私たちエルフのことだそうです」
「そういうことか。千年前ということはこの文字は当時のものだな。どうりで読めないわけだ」
文字が読めない理由と精霊という言葉の意味をここにきてようやく理解した。
確かにエルフは容姿端麗でツンとした耳やシュッとした体躯が特徴的なので、何も知らない人間が見たら精霊なのかと思ってしまう。
空想上の精霊という存在に間違えられるほど美しいということだ。
「単なる旅人を装う貴方がご存知かわかりませんが、上級悪魔はエルフにとって最大のトラウマであり、人間を恨む要因の一つでもあります。だから私は月に何度か里を代表してお祈りを捧げているのです」
上級悪魔が相手となれば、その犠牲の多さも納得がいく。
数百人の被害が出たということは、多分Aランク上位相当、もしくはSランクにも届きうる実力だったのかもしれないな。
上級悪魔と生きているうちに出会うなんて不幸以外の何者でもない。
「……立派だな」
「いえ、当たり前のことです。と言っても、不規則的かつ何の予兆もなく現れる上級悪魔への対策はできていないんですけどね。このお祈りは亡くなった勇敢なエルフたちに捧げます」
いつどこにどんな風にどのくらいの強さの悪魔が現れるかは誰もわからない。
Eランク相当の下級悪魔が現れることもあれば、Cランク相当の中級悪魔が現れることもある。千年前のこの地のように運が悪ければ、突如として上級悪魔が現れることもあるのだ。
全ては時の運。悪魔は厄災。突如として降りかかり、人々を不幸の渦に陥れる。
「……俺も一緒にお祈りしてもいいか?」
「もちろん」
「こんなもんしか手向けられないがな」
俺は石碑の前にしゃがみ込み、魔法収納の中から一輪の花を取り出すと、静かに花を置いて手を合わせた。
緑色の花の名前はミントレリーフ。
ここからほど近い開けた地に群生していた花だ。
「ミントレリーフは精霊の森の代名詞とも言えるお花です。善意で手向けてくれたみたいなので、勝手に採取していたことには目を瞑ります」
「綺麗な花弁だし、側に置いておくと妙に落ち着くんだよな」
「ミントレリーフにはリラックス効果がありますから、そのおかげでしょうね」
「そうなのか」
「はい」
「……」
エルフの女性が端的に返事をしたことで会話が途切れてしまい、ここにきて妙に気まずくなった。
流れでここまで一緒に来たが、今思えば普通に初対面である。
これまで会話が続いていたのが奇跡だ。
「名前、聞いてもいいか?」
そういえば名前を知らなかった。
「……レオーネ。レオーネ・フィルフィンです。貴方は?」
淡い緑髪のエルフの女性——レオーネ・フィルフィンは、どこか気恥ずかしそうにしつつも、名前を教えてくれた。
彼女のそれはおそらく本名だろうが、今の俺に名乗る名前などないので教えることはできない。
「俺の名前……名乗るほどのものでもない」
「なんなんですか、貴方は。不躾で意地悪ですね」
「ふんっ……俺に負けたくせに生意気だぞ?」
「なっ!? こ、今度は本気出しますから……また会った時は覚えておいてくださいっ」
レオーネは不満げな様子で眉間に皺を寄せていた。
そんな姿ですら様になるんだから、やはりエルフは凄い。
「はいはい。それじゃあもう時間も遅いし解散しようか」
俺はレオーネを一瞥して踵を返した。
感覚的にもう夜になる頃だ。
「いつまでここにいるおつもりですか?」
レオーネは早歩きで俺のことを追いかけてくる。
「決まってない」
「本当に留まるつもりだったのですね……?」
「もちろん、勝負に勝ったから堂々と留まるつもりだぞ」
一メートルほど離れて隣を歩きながら下からこちらを睨みつけてきているが、何がそんなに不満なのだろうか。
確かにエルフのテリトリーに侵入したのは悪いと思うが、俺は何もする気がないから問題は起きないと思う。
「単なる旅人を自称する貴方は、魔法が得意なのですか?」
「ぼちぼちだな」
「何かご予定は?」
「ない」
「暇なんですね?」
「まあ、そうだな」
これは何のための質疑応答だろうか。
よくわからないが難しい質問ではないため適当に答えていく。
「……それなら、私が暇で暇で仕方ない貴方に少しだけ付き合ってあげます。特別です」
レオーネは少しの沈黙の後に、俺から視線を逸らしてぶっきらぼうな言い方をした。
「え?」
俺は即座に聞き返す。
確かに暇だ。食料が尽きるまで、一日中何もせずにくつろぐつもりだった。
これはいきなり何の誘いだろうか。
ちょっとだけ照れ恥ずかしそうにしてるし……いや待て、変な勘違いを起こすな、
これは罠だ。ハニートラップというやつだ。
「悪いな、レオーネとは付き合えない。他を当たってくれ」
俺は何か言いたげな様子だったレオーネに伝えた。
種族の違いについては問題ないが、出会ってすぐにそういう関係になるのは憚られる。
暇だからと言って、俺だって何でもするわけじゃない。
「何を気持ちの悪い勘違いをしているんですか! わ、私はただ強くなりたいだけです! 上級悪魔に負けないくらいの力が欲しい! もし、またエルフの里に脅威が差し迫った時、皆さんを守れるような力が欲しいんです!」
レオーネは両手の人差し指をつんつん合わせながら言った。乙女みたいな言い方だが、言葉を内容を聞く限りは本気のようだった。
どうやら強くなりたいらしい。
「……端的に言うと、魔法を教えてほしいってことだな? 全く、最初から素直にそう言えばよかったのに」
なんだそういうことか。
てっきり告白かと思ったが、単純に不器用で遠回りな言い方をしていただけだったのか。
失敬失敬。
「負けた相手に素直に懇願するなんて恥ずかしい真似、私にはできません」
思わず微笑んだ俺のことをレオーネは鋭く瞳を細めて睨みつけてきた。
「別にそんなことないと思うけどな。強くなりたい理由があるならがむしゃらに努力してもいいんじゃないか? 誰も馬鹿にしないし、それは恥ずかしいことじゃないぞ?」
俺は生まれつき魔力が高く、魔法に関する才能もあった。おかげで死に物狂いの努力なんて経験したことはない。
だからこそ、見知らぬ冒険者が必死にモンスターに挑む姿はカッコよく見える。
苦戦を強いられつつも勝利する彼らこそ、民を守る冒険者のあるべき姿だろう。
「……っ、良いことを言いますね。怪しい不法侵入者のくせに!」
レオーネは目を剥いて驚いていたが、最後にはボソッと付け加えるように馬鹿にしてきた。
間違ってないから聞かなかったことにする。
「よし、じゃた暇な時に魔法を教えてやる。その代わり、この森に留まっても許してくれるってことでいいな?」
「はい」
交渉成立だが俺も知りたいことがあった。図々しいが、こちらからも条件をつけることにした。
「俺からももう一ついいか」
「何かありましたか?」
「空いた時間がある時だけでもいいから、エルフの里の話とかエルフについての話を聞かせてほしい。あまり人間の文献にエルフに関する情報が載ってないもんだから気になってな」
「……なんでもない世間話くらいでしたら問題ないですが、貴方みたいな人間が聞いても面白くないと思いますよ? 人間のように多様的な暮らしをしているわけではありませんから……それでもいいですか?」
レオーネはほんの少し悩ましげな様子だったが、特に懸念材料はないと判断したのかすぐに頷いてくれた。
「それで構わない……っと、外はもう真っ暗だな」
そんな話をしている間に、気がついたら外の景色が目の前に広がっていた。
夜は夜で星がよく見えるし綺麗だな。
「また今度来ますのでその時はよろしくお願いします。不埒なことをしたら絶対に殺すので覚悟しておいてください。ではまた」
「ああ、またな」
「ええ」
レオーネは無表情で挨拶を返すと、夜風でケープを揺らしながら立ち去った。
よくわからないが、一瞬の戦いを制した結果、エルフと少しだけ知り合うことができた。
近いうちに帰ろうかと考えていたが、思いの外レオーネと過ごす時間が心地よいことに気がついたので、もうしばらくは滞在することにした。
石碑には見た事のない複雑な文字が無数に刻み込まれており、知識にそれなりの自信がある俺でも読むことができない。
実は俺はこの洞窟、もとい精霊の祠の奥には進んだことがないので、こんなものが最奥に控えていた事実に驚愕していた。
「これは?」
「千年前、人間が取り逃した上級悪魔がエルフの里に侵入し、そこで数百人のエルフが犠牲になりました。これは犠牲になった勇敢なエルフたちの名前が刻み込まれた石碑です。ちなみに、精霊というのは当時の人間から見た私たちエルフのことだそうです」
「そういうことか。千年前ということはこの文字は当時のものだな。どうりで読めないわけだ」
文字が読めない理由と精霊という言葉の意味をここにきてようやく理解した。
確かにエルフは容姿端麗でツンとした耳やシュッとした体躯が特徴的なので、何も知らない人間が見たら精霊なのかと思ってしまう。
空想上の精霊という存在に間違えられるほど美しいということだ。
「単なる旅人を装う貴方がご存知かわかりませんが、上級悪魔はエルフにとって最大のトラウマであり、人間を恨む要因の一つでもあります。だから私は月に何度か里を代表してお祈りを捧げているのです」
上級悪魔が相手となれば、その犠牲の多さも納得がいく。
数百人の被害が出たということは、多分Aランク上位相当、もしくはSランクにも届きうる実力だったのかもしれないな。
上級悪魔と生きているうちに出会うなんて不幸以外の何者でもない。
「……立派だな」
「いえ、当たり前のことです。と言っても、不規則的かつ何の予兆もなく現れる上級悪魔への対策はできていないんですけどね。このお祈りは亡くなった勇敢なエルフたちに捧げます」
いつどこにどんな風にどのくらいの強さの悪魔が現れるかは誰もわからない。
Eランク相当の下級悪魔が現れることもあれば、Cランク相当の中級悪魔が現れることもある。千年前のこの地のように運が悪ければ、突如として上級悪魔が現れることもあるのだ。
全ては時の運。悪魔は厄災。突如として降りかかり、人々を不幸の渦に陥れる。
「……俺も一緒にお祈りしてもいいか?」
「もちろん」
「こんなもんしか手向けられないがな」
俺は石碑の前にしゃがみ込み、魔法収納の中から一輪の花を取り出すと、静かに花を置いて手を合わせた。
緑色の花の名前はミントレリーフ。
ここからほど近い開けた地に群生していた花だ。
「ミントレリーフは精霊の森の代名詞とも言えるお花です。善意で手向けてくれたみたいなので、勝手に採取していたことには目を瞑ります」
「綺麗な花弁だし、側に置いておくと妙に落ち着くんだよな」
「ミントレリーフにはリラックス効果がありますから、そのおかげでしょうね」
「そうなのか」
「はい」
「……」
エルフの女性が端的に返事をしたことで会話が途切れてしまい、ここにきて妙に気まずくなった。
流れでここまで一緒に来たが、今思えば普通に初対面である。
これまで会話が続いていたのが奇跡だ。
「名前、聞いてもいいか?」
そういえば名前を知らなかった。
「……レオーネ。レオーネ・フィルフィンです。貴方は?」
淡い緑髪のエルフの女性——レオーネ・フィルフィンは、どこか気恥ずかしそうにしつつも、名前を教えてくれた。
彼女のそれはおそらく本名だろうが、今の俺に名乗る名前などないので教えることはできない。
「俺の名前……名乗るほどのものでもない」
「なんなんですか、貴方は。不躾で意地悪ですね」
「ふんっ……俺に負けたくせに生意気だぞ?」
「なっ!? こ、今度は本気出しますから……また会った時は覚えておいてくださいっ」
レオーネは不満げな様子で眉間に皺を寄せていた。
そんな姿ですら様になるんだから、やはりエルフは凄い。
「はいはい。それじゃあもう時間も遅いし解散しようか」
俺はレオーネを一瞥して踵を返した。
感覚的にもう夜になる頃だ。
「いつまでここにいるおつもりですか?」
レオーネは早歩きで俺のことを追いかけてくる。
「決まってない」
「本当に留まるつもりだったのですね……?」
「もちろん、勝負に勝ったから堂々と留まるつもりだぞ」
一メートルほど離れて隣を歩きながら下からこちらを睨みつけてきているが、何がそんなに不満なのだろうか。
確かにエルフのテリトリーに侵入したのは悪いと思うが、俺は何もする気がないから問題は起きないと思う。
「単なる旅人を自称する貴方は、魔法が得意なのですか?」
「ぼちぼちだな」
「何かご予定は?」
「ない」
「暇なんですね?」
「まあ、そうだな」
これは何のための質疑応答だろうか。
よくわからないが難しい質問ではないため適当に答えていく。
「……それなら、私が暇で暇で仕方ない貴方に少しだけ付き合ってあげます。特別です」
レオーネは少しの沈黙の後に、俺から視線を逸らしてぶっきらぼうな言い方をした。
「え?」
俺は即座に聞き返す。
確かに暇だ。食料が尽きるまで、一日中何もせずにくつろぐつもりだった。
これはいきなり何の誘いだろうか。
ちょっとだけ照れ恥ずかしそうにしてるし……いや待て、変な勘違いを起こすな、
これは罠だ。ハニートラップというやつだ。
「悪いな、レオーネとは付き合えない。他を当たってくれ」
俺は何か言いたげな様子だったレオーネに伝えた。
種族の違いについては問題ないが、出会ってすぐにそういう関係になるのは憚られる。
暇だからと言って、俺だって何でもするわけじゃない。
「何を気持ちの悪い勘違いをしているんですか! わ、私はただ強くなりたいだけです! 上級悪魔に負けないくらいの力が欲しい! もし、またエルフの里に脅威が差し迫った時、皆さんを守れるような力が欲しいんです!」
レオーネは両手の人差し指をつんつん合わせながら言った。乙女みたいな言い方だが、言葉を内容を聞く限りは本気のようだった。
どうやら強くなりたいらしい。
「……端的に言うと、魔法を教えてほしいってことだな? 全く、最初から素直にそう言えばよかったのに」
なんだそういうことか。
てっきり告白かと思ったが、単純に不器用で遠回りな言い方をしていただけだったのか。
失敬失敬。
「負けた相手に素直に懇願するなんて恥ずかしい真似、私にはできません」
思わず微笑んだ俺のことをレオーネは鋭く瞳を細めて睨みつけてきた。
「別にそんなことないと思うけどな。強くなりたい理由があるならがむしゃらに努力してもいいんじゃないか? 誰も馬鹿にしないし、それは恥ずかしいことじゃないぞ?」
俺は生まれつき魔力が高く、魔法に関する才能もあった。おかげで死に物狂いの努力なんて経験したことはない。
だからこそ、見知らぬ冒険者が必死にモンスターに挑む姿はカッコよく見える。
苦戦を強いられつつも勝利する彼らこそ、民を守る冒険者のあるべき姿だろう。
「……っ、良いことを言いますね。怪しい不法侵入者のくせに!」
レオーネは目を剥いて驚いていたが、最後にはボソッと付け加えるように馬鹿にしてきた。
間違ってないから聞かなかったことにする。
「よし、じゃた暇な時に魔法を教えてやる。その代わり、この森に留まっても許してくれるってことでいいな?」
「はい」
交渉成立だが俺も知りたいことがあった。図々しいが、こちらからも条件をつけることにした。
「俺からももう一ついいか」
「何かありましたか?」
「空いた時間がある時だけでもいいから、エルフの里の話とかエルフについての話を聞かせてほしい。あまり人間の文献にエルフに関する情報が載ってないもんだから気になってな」
「……なんでもない世間話くらいでしたら問題ないですが、貴方みたいな人間が聞いても面白くないと思いますよ? 人間のように多様的な暮らしをしているわけではありませんから……それでもいいですか?」
レオーネはほんの少し悩ましげな様子だったが、特に懸念材料はないと判断したのかすぐに頷いてくれた。
「それで構わない……っと、外はもう真っ暗だな」
そんな話をしている間に、気がついたら外の景色が目の前に広がっていた。
夜は夜で星がよく見えるし綺麗だな。
「また今度来ますのでその時はよろしくお願いします。不埒なことをしたら絶対に殺すので覚悟しておいてください。ではまた」
「ああ、またな」
「ええ」
レオーネは無表情で挨拶を返すと、夜風でケープを揺らしながら立ち去った。
よくわからないが、一瞬の戦いを制した結果、エルフと少しだけ知り合うことができた。
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