パーティーから追放された賢者は王都で念願だったバーを開く
その日、世界でも指折りのSランクパーティーから、賢者が追放された。
賢者の名前はスニーク。剣技や体術をトップレベルに極めつつも、魔法に関しては自他共に認める世界ナンバーワンの実力者だった。
そんなスニークがパーティーを追放され冒険者としての活動を辞めたニュースは、瞬く間に世界に広がった。
しかし、スニークはそんな事など露知らず、既にバーのマスターになるために王都の路地裏にひっそりと店を構えていたのだった。
バーの名前は【ハイドアウト】
隠れ家的バーとして、客足が少なくてもいいから気の良い常連が訪れる事を願って付けた名前だったのだが、【ハイドアウト】に訪れるのは、過去師弟関係であったエルフの美少女や王女様を護衛する僕っ娘騎士だったり、敏腕若手ギルドマスターだったり……悩みを抱えた有名人ばかり。
これはSランクパーティーを追放された世界最高峰の賢者が、王都でバーのマスターとして、多種多様な常連客が抱える問題を解決していく物語……。
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