90 / 91
逢瀬
しおりを挟む
あと数時間も経たないうちに日が落ちようというところで、俺とニーフェは外壁の上から名も無き領地を眺めていた。
心地良い風が頬を触り、石造りの柵に寄りかかったまま眠ってしまいそうな気分だ。
「今日は楽しかったです。今度はもっとたくさんの店が営業している時に行きましょう」
「そうだな」
俺は一メートルほど右横に距離を空けたニーフェの言葉に端的な返事をした。
まだまだ住人が少ないため、観光というような観光はできなかったが、ニーフェは楽しんでくれたようで何よりだ。
「……ヘレンのことよろしくお願いしますね?」
暫しの沈黙の後、ニーフェは風で髪を靡かせながらそう言った。
「任せろ。俺がどうにかしてやる」
特に算段はないが、俺は首を縦に振ることにした。
ヘレンが故郷に帰りたいと望まなくても、エースレイブには連れて行くつもりだからだ。
ここに留まってジッとヘレンの謎について考えているよりは、エースレイブに行った方が幾分かマシだろう。
「はい。約束ですよ?」
ニーフェが小さな笑みを溢しながらそう言うと、この場には再びしんとした静寂が訪れた。
「——ゲイルさん! こんなところにいたのじゃな。少しばかり用事があるから、ワシに時間をくれないかのう?」
その時。ドタバタというような激しい物音が徐々に近づいてきて、やがて背後から一つの気配を感じた。
俺は体ごとゆっくりと背後に目をやり、声の主の姿をこの目で捉えた。
「……誰だ」
そこにいたのは薄らと青みがかった髭を持つ一人のドワーフだった。
見覚えがある。というより、かなり記憶に新しい。なのに、その名前が出てこない。ドワーフは見た目が似通い過ぎて、理解していても頭が混乱するのだ。
「むむっ? おお、ゲイルさんはドワーフの見分けがつかないんじゃったのぅ。ワシじゃよ。ドワーフ族の最年少、ワイナルドゥエムじゃよ」
「ああ! そうだそうだ! 宴の時は席を外してしまってすまなかったな。それで、今日はどうしたんだ? また宴をやろうって話なら遠慮させてもらうぞ。それどころではないからな」
ドンと分厚い胸板を張って答えたのは、ワイナルドゥエムだった。
覚えていたのに中々出てこなかった。
「いやいや、それよりももっと大切な話じゃよ。説明するよりも本人の目で確認してほしいから、正門の前にきてもらえるかのぅ?」
ワイナルドゥエムは下へと続く階段に足を一歩かけると、そこから首をひょっこりと出しながら、俺とニーフェに向かって手招きをした。
どうやら正門の辺りに何か造ったようだ。キチンとした検問所か、それともより強固な外壁や罠か。
何にせよ、俺の目で確かめた方が早いと本人が言っているので、ここは大人しくついていくとしよう。
◇
「それで、こんなところで一体何をするんだ? 今日の夜は色々とやることがあるから、できれば手短に頼みたいんだが……」
外壁から下へと続く階段を下って、ワイナルドゥエムについていくこと数十分。
到着した先は正門のすぐ側に設けられた木造りの小さな建造物だった。
中にはよくわからないデザインが描かれた紙や、解読不明な字で記された謎の紙が床一面に散乱している。
何の用があるのかがわからなかったので、ニーフェのことは先にバベルに返したおいたが、中に入っても何の用があるのかが全くわからない。
「手短に終わるかどうかは、貴方次第じゃ。まずは、これをご覧くだされ」
ワイナルドゥエムは小さなワンルームの中央にドンと設置されたテーブルの上に、しわくちゃになっている複数枚の紙を置いた。
俺はテーブルの周りに散らかったその他の紙を手で避けながら、ワイナルドゥエムが置いた複数枚の紙に目をやった。
「……名も無き領地の改名案……?」
最も目を引いたのは大きく記されたその文字だった。
「そうじゃ。我々ドワーフ族は”名も無き領地”という曖昧な呼び方に引っかかっておってのぅ。事実上の王であるゲイルさんさえ良ければ、もっと崇高な名前に変えてほしいのじゃ」
ワイナルドゥエムは剛腕を組みながら一人でうんうんと頷いていた。
その言葉と表情を見る限り、嘘はないらしい。つまり、ドワーフ族の総意ということになる。
「全然いいぞ。名も無き領地という名前が気になるなら、別にドワーフ族が好きな名前をつけてくれて構わないしな」
「それはダメじゃよ! 我々はあくまでも居候の身。当然、国の名付けはトップに君臨する人物が行うに限るのじゃッ! ユルメルさんでもニーフェさんでもない。そう、ゲイルさん、貴方じゃよ!」
ワイナルドゥエムは懸命に背伸びをして前のめりになり、その濃い顔を俺に近づけると、血相を変えて声を荒げてきた。
俺は特に気にしていなかったので、ドワーフ族が適当につけてくれればよかったのだが、そういうわけにはいかないらしい。
「わ、わかった」
「うむ。それで良いのじゃ。ほれ、このペンでゲイルさんがパッと思いついた国名をそこに書いてほしい」
気圧されながらも納得した俺は、ワイナルドゥエムから受け取った羽根ペンを手にして、テーブルの上に置かれた真白い一枚の紙を凝視した。
崇高な名前か……。せっかくの俺の領地だ。少し恥ずかしい気もするが、どうせなら大胆な名前をつけてみるか。
「……じゃあ……これで」
「ふむふむ、これで本当に良いかのぅ?」
ワイナルドゥエムは俺が書き終えた後の紙をヒラリと手に取ると、ニヤリと上がる口角を隠すことなく最終確認をしてきた。
その表情を見る限り、特に問題はなさそうだ。
「ああ」
「了解じゃ。それでは、明日からは名も無き領地ではなく——」
「——ここは”メシアス”だ」
俺はワイナルドゥエムの言葉を途中で遮って言い放った。
心地良い風が頬を触り、石造りの柵に寄りかかったまま眠ってしまいそうな気分だ。
「今日は楽しかったです。今度はもっとたくさんの店が営業している時に行きましょう」
「そうだな」
俺は一メートルほど右横に距離を空けたニーフェの言葉に端的な返事をした。
まだまだ住人が少ないため、観光というような観光はできなかったが、ニーフェは楽しんでくれたようで何よりだ。
「……ヘレンのことよろしくお願いしますね?」
暫しの沈黙の後、ニーフェは風で髪を靡かせながらそう言った。
「任せろ。俺がどうにかしてやる」
特に算段はないが、俺は首を縦に振ることにした。
ヘレンが故郷に帰りたいと望まなくても、エースレイブには連れて行くつもりだからだ。
ここに留まってジッとヘレンの謎について考えているよりは、エースレイブに行った方が幾分かマシだろう。
「はい。約束ですよ?」
ニーフェが小さな笑みを溢しながらそう言うと、この場には再びしんとした静寂が訪れた。
「——ゲイルさん! こんなところにいたのじゃな。少しばかり用事があるから、ワシに時間をくれないかのう?」
その時。ドタバタというような激しい物音が徐々に近づいてきて、やがて背後から一つの気配を感じた。
俺は体ごとゆっくりと背後に目をやり、声の主の姿をこの目で捉えた。
「……誰だ」
そこにいたのは薄らと青みがかった髭を持つ一人のドワーフだった。
見覚えがある。というより、かなり記憶に新しい。なのに、その名前が出てこない。ドワーフは見た目が似通い過ぎて、理解していても頭が混乱するのだ。
「むむっ? おお、ゲイルさんはドワーフの見分けがつかないんじゃったのぅ。ワシじゃよ。ドワーフ族の最年少、ワイナルドゥエムじゃよ」
「ああ! そうだそうだ! 宴の時は席を外してしまってすまなかったな。それで、今日はどうしたんだ? また宴をやろうって話なら遠慮させてもらうぞ。それどころではないからな」
ドンと分厚い胸板を張って答えたのは、ワイナルドゥエムだった。
覚えていたのに中々出てこなかった。
「いやいや、それよりももっと大切な話じゃよ。説明するよりも本人の目で確認してほしいから、正門の前にきてもらえるかのぅ?」
ワイナルドゥエムは下へと続く階段に足を一歩かけると、そこから首をひょっこりと出しながら、俺とニーフェに向かって手招きをした。
どうやら正門の辺りに何か造ったようだ。キチンとした検問所か、それともより強固な外壁や罠か。
何にせよ、俺の目で確かめた方が早いと本人が言っているので、ここは大人しくついていくとしよう。
◇
「それで、こんなところで一体何をするんだ? 今日の夜は色々とやることがあるから、できれば手短に頼みたいんだが……」
外壁から下へと続く階段を下って、ワイナルドゥエムについていくこと数十分。
到着した先は正門のすぐ側に設けられた木造りの小さな建造物だった。
中にはよくわからないデザインが描かれた紙や、解読不明な字で記された謎の紙が床一面に散乱している。
何の用があるのかがわからなかったので、ニーフェのことは先にバベルに返したおいたが、中に入っても何の用があるのかが全くわからない。
「手短に終わるかどうかは、貴方次第じゃ。まずは、これをご覧くだされ」
ワイナルドゥエムは小さなワンルームの中央にドンと設置されたテーブルの上に、しわくちゃになっている複数枚の紙を置いた。
俺はテーブルの周りに散らかったその他の紙を手で避けながら、ワイナルドゥエムが置いた複数枚の紙に目をやった。
「……名も無き領地の改名案……?」
最も目を引いたのは大きく記されたその文字だった。
「そうじゃ。我々ドワーフ族は”名も無き領地”という曖昧な呼び方に引っかかっておってのぅ。事実上の王であるゲイルさんさえ良ければ、もっと崇高な名前に変えてほしいのじゃ」
ワイナルドゥエムは剛腕を組みながら一人でうんうんと頷いていた。
その言葉と表情を見る限り、嘘はないらしい。つまり、ドワーフ族の総意ということになる。
「全然いいぞ。名も無き領地という名前が気になるなら、別にドワーフ族が好きな名前をつけてくれて構わないしな」
「それはダメじゃよ! 我々はあくまでも居候の身。当然、国の名付けはトップに君臨する人物が行うに限るのじゃッ! ユルメルさんでもニーフェさんでもない。そう、ゲイルさん、貴方じゃよ!」
ワイナルドゥエムは懸命に背伸びをして前のめりになり、その濃い顔を俺に近づけると、血相を変えて声を荒げてきた。
俺は特に気にしていなかったので、ドワーフ族が適当につけてくれればよかったのだが、そういうわけにはいかないらしい。
「わ、わかった」
「うむ。それで良いのじゃ。ほれ、このペンでゲイルさんがパッと思いついた国名をそこに書いてほしい」
気圧されながらも納得した俺は、ワイナルドゥエムから受け取った羽根ペンを手にして、テーブルの上に置かれた真白い一枚の紙を凝視した。
崇高な名前か……。せっかくの俺の領地だ。少し恥ずかしい気もするが、どうせなら大胆な名前をつけてみるか。
「……じゃあ……これで」
「ふむふむ、これで本当に良いかのぅ?」
ワイナルドゥエムは俺が書き終えた後の紙をヒラリと手に取ると、ニヤリと上がる口角を隠すことなく最終確認をしてきた。
その表情を見る限り、特に問題はなさそうだ。
「ああ」
「了解じゃ。それでは、明日からは名も無き領地ではなく——」
「——ここは”メシアス”だ」
俺はワイナルドゥエムの言葉を途中で遮って言い放った。
3
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
悪霊令嬢~死した聖女憎悪に染まりて呪いを成す~
女譜香あいす
ファンタジー
数え切れない人々をその身に宿す奇跡の力で救ってきた少女、サヤ・パメラ・カグラバ。
聖女と称えられた彼女であったが陰謀の末に愛した者から婚約破棄を言い渡され、友人達からも裏切られ、最後には命を奪われてしまう。
だがそのとき感じた怒りと悲しみ、そして絶望によって彼女の心は黒く歪み、果てにサヤは悪霊として蘇った。
そして、そんな彼女と世を憎みながらもただ生きる事しかできていなかった一人の少女が巡り合う事で、世界に呪いが拡がり始める事となる。
これは誰よりも清らかだった乙女が、憎悪の化身となりすべての人間に復讐を果たす物語。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!
川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。
だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。
だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。
馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。
俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる